マンツーマン指導の水泳教室「東京スイミーSS」の、楽しみながら上達できるレッスンとは

この記事では、子どもが楽しく通えるスポーツ教室として、Swimmy株式会社が運営する水泳個人レッスン「東京スイミーSS」「ONE TENTHスイミングスクール」を紹介します。

東京スイミーSSでは子ども一人ひとりに合わせたきめ細かな指導をマンツーマンで行っています。コーチによる一方通行の指導ではなく子ども主体のレッスンを行っているのが特徴で、主体的に考える力、主体的に行動する力を身につけていくことができます。

また東京スイミーSSから派生して誕生した「ONE TENTHスイミングスクール」は、発達障害児専門の個別水泳レッスンを行う水泳教室です。生徒、保護者と丁寧なコミュニケーションを取りながら、個性や特性に合わせたレッスンを行っています。

今回は両スクールを運営するSwimmy株式会社代表の菅原さん、ONE TENTHスイミングスクール代表の坂本さんへのインタビューを通じて、レッスンの魅力を詳しく紹介していきます。

“教育”に重点を置き、子ども主体のレッスンを行う『東京スイミーSS』

東京スイミーSSの個人レッスンの様子

編集部

まずは東京スイミーSSのコンセプトを教えてください。

菅原さん

東京スイミーSSでは「水泳を通して、子どもたちが主体的に考え行動できる力を身につけるレッスン」をコンセプトとしています。水泳を教えていますが、本質的には子どもの生きる力を培っていくための“教育”を行っているのが特徴です。

そのために、子ども一人ひとりにしっかりと向き合ってコミュニケーションを取ることを大切にしています。集団レッスンの場合、限られた時間の中で一人ひとりをきめ細かく見ることが難しいことが多く、指導者が正しいやり方を教える一方通行の指導になりがちです。しかし東京スイミーSSでは「今の泳ぎはどうだったか」「どういう風に泳げるようになりたいのか」と子どもに投げかけ、子ども主体でレッスンを進めています。

受け身ではなく自分が主体でレッスンができるからこそ、水泳がどんどん好きに、楽しくなっていく環境があります。

3時間前までキャンセル無料!柔軟なレッスンカリキュラムも魅力

東京スイミーSSの個人レッスンの様子

編集部

東京スイミーSSに通われている生徒さんも、教育的な視点を大切にするコンセプトに共感されて東京スイミーSSを選ばれた方が多いのでしょうか。

菅原さん

そうですね。もちろんお子様を教室に通わせる保護者の方の一番のニーズは「子どもに早く上達してほしい」というところにあるのですが、かといって皆さん子どもの意思に反した指導で無理やり泳がせたいわけではありません。だからこそ、東京スイミーSSの「子どもの生きる力を育む教育」というコンセプトに共感して通っていただいているのだと思います。

また個別レッスンを検討される方の多くは、子どもにさまざまな習い事を経験させつつ、一方で家族時間も大切にしたいという希望を持っています。東京スイミーSSは夏休みに2週間まとめてレッスンができるなど、非常に柔軟なレッスンカリキュラムとなっているため、ご家庭のスケジュールに合わせやすい点も選ばれる大きな理由となっていると思います。

個人レッスンの場合、コーチの予定を確保する必要があることからキャンセル料がかかってしまうことが多いのですが、東京スイミーSSでは3時間前までのキャンセルにはキャンセル料はかかりません。お子様はどうしても急な体調不良を起こしてしまう場合も多いため、直前まで柔軟にスケジュール変更できる点も喜んでいただいています。

一人ひとりに向き合い、モチベーションも高める東京SSスイミーのレッスン内容

東京スイミーSSの個人レッスンの様子

編集部

具体的なレッスン内容について伺います。個人レッスンということで1人のコーチが指導されると思いますが、コーチはどのように決められるのでしょうか。

菅原さん

まずはお問い合わせいただいた際に、お子様の水泳レベルやレッスンに求めるもの、目標、コーチの性別希望などを確認します。

東京スイミーSSには約100名のコーチが在籍しているため、その中から希望にマッチするコーチをこちらで選定して体験レッスンを行い、そのコーチで継続したいということであれば、その後は当社のシステム内で直接スケジュール等の連絡を行っていただいています。もちろん希望に沿わない場合は、別のコーチを紹介可能です。

編集部

実際のレッスンでどのように指導されているのかを教えてください。

菅原さん

例えばお子様が「クロールの息継ぎができるようになりたい」という目標を持っているとします。クロールの息継ぎができない原因というのは、泳ぐ姿勢、呼吸法などいろいろな要素が複合的に絡み合っていることが多いんですね。そのためコーチはお子様の泳ぐ姿を見て、何が原因で息継ぎができないのかを見極めていきます。そしてその要因を克服するための練習方法をコーチが考えていく、というのが大まかな指導内容です。

東京スイミーSSの個人レッスンの様子

菅原さん

集団レッスンのスイミングスクールの場合、子ども一人ひとりに固有にある「できない原因」を見極めるということが難しいんです。子どもが何をできるようになりたいのか、今できない要因は何なのかをしっかりと把握し、そこに向けた的確なアプローチを提案できるのが東京スイミーSSの指導の魅力です。

一方で、上手くできない要因がわかってどうすれば良いかが分かっても、本人のモチベーションが上がらない場合があります。そもそも水泳の個人レッスンを希望される方というのは、他のスイミングスクールで上手く上達しなかったり、水泳に対して苦手意識を持っていたりする場合が多いんですね。そのためいかにモチベーションを上げるかが非常に重要となります。

専門的にいうと、人間が行動を起こす背景には、内面から湧き上がる意欲ややる気などの「内面的な動機づけ」、外部から与えられるご褒美や名誉などの「外発的な動機づけ」が関係しています。

東京スイミーSSではまず「外発的な動機づけ」を意識した指導を行っています。例えば子どもの場合、「最後に遊ぶ時間がもらえる」「親に褒めてもらえる」といった外発的動機づけが考えられますよね。コミュニケーションを取りながらその子にとってやる気になるような外発的動機を考え、頑張るモチベーションにしてもらっています。

外発的動機づけでトライすると、多くの場合、生徒は上達します。これは、指導者がうまくできない要因とその対策方法を理解した上で、適切な練習を行っているからです。さらに、外発的要因をきっかけに練習を始めた子どもも、上達を実感すれば「水泳って楽しい」と感じるようになり、当初は低かった内面的な動機づけも高まっていきます。

このように、技術からメンタル面まで、マンツーマンで寄り添いながら導いていくのが東京スイミーSSの指導法です。

コーチは水泳指導経験がある方のみ。社内研修でさらに指導の質を高める

東京スイミーSS・ONE TENTHで行う研修の様子

▲指導のノウハウを共有する社内研修の様子

編集部

100名以上のコーチの方がそれぞれに個人レッスンを行っているとのことですが、コーチの方が質の高い指導を行うために工夫されていることはありますか?

菅原さん

東京スイミーSSでは水泳の指導経験がある方のみを採用しているため、前提として基本的な指導レベルが担保されています。加えて3か月に1度保護者の方へのアンケート調査を行い、本人に意見をフィードバックしたり、全員に関わる話であれば全体共有したりしながら指導のブラッシュアップを図っています。

さらに社内で研修を行い、水泳の指導方法はもちろん、子どもの主体性を育むための教育的なアプローチの方法などを共有しているのもポイントです。子どもの年齢や性格によっては「子どもに考えさせるコーチング指導」よりも「正解を教えて導くティーチング指導」の方が良い場合もあるため、その使い分けなども研修で学んでいます。

研修の場でも、水泳レッスンと同様、一方的に教えるのではなくディスカッションを取り入れながら進めているのが特徴です。

子ども主体で進むからこそ、楽しくレッスンできる

東京スイミーSSの個人レッスンの様子

編集部

レッスンはどのような雰囲気で行われていますか?

菅原さん

非常に楽しい雰囲気の中で進んでいるレッスンが多いと思います。実際に口コミを見ても、子どもが楽しめるレッスンになっているという声が多く寄せられていますよ。

子どもにとっては、言われたままのことをやるのではなく、自分主体でレッスンを行う体験がすごく新鮮で楽しいんだと思います。生徒が楽しくレッスンするためにも、コーチに対しても楽しさを忘れずに指導してもらうということを伝えています。

丁寧なコミュニケーションで障害特性に寄り添った指導を行う『ONE TENTH』

OneTenthスイミングスクール代表の坂本さん

編集部

続いて発達障害児専門の個別水泳レッスン『ONE TENTH』についても伺います。こちらはどのような経緯で立ち上がった教室なのでしょうか?

坂本さん

もともとは、東京スイミーSSに発達障害のあるお子様が何名か通っていたことがきっかけです。そこで保護者の方から、発達障害児の通えるスイミングスクールが少ないこと、発達障害があることで入会を断れてしまうケースが多いことを聞き、発達障害児の指導に特化した水泳個人レッスンができるONE TENTHスイミングスクールを立ち上げました。

現在は東京、横浜、千葉、埼玉などの首都圏、大阪、神戸、京都などの関西圏でレッスンを実施しています。

ONE TENTHの個人レッスンの様子

編集部

ONE TENTHスイミングスクールの指導で重視されているのはどのような点ですか?

坂本さん

先ほど菅原がお話したような、基本的な水泳の指導方法は健常児でも発達障害児も大きくは変わりません。一方で発達障害児の水泳指導をする上でより重要となるのが、コミュニケーションの部分です。

「発達障害」と一口に言っても、本当に100人いたら100通りの個性と特性があるんですね。だからこそ生徒と丁寧なコミュニケーションを取りながら、その子の個性と特性に合ったレッスンをすることに何よりも重点を置いています。

発達障害児の指導を行う上では、生徒だけでなく保護者の方とのコミュニケーションも非常に大切です。ONE TENTHスイミングスクールでは問い合わせがあった時点で、電話を希望しない方を除いて基本的にお子様の特性や性格をお電話で伺うようにしています。

例えば初めて会う人に対して緊張を感じる子なのであれば、最初に気持ちがほぐれるような質問をすることでレッスンにスムーズに入れるということもありますよね。その子の個性に応じて適切なコミュニケーションが取れるよう、必ず事前に細かい情報を確認しています。

編集部

マンツーマンの個別レッスンだからこそ、より丁寧なコミュニケーションが可能となるのですね。

坂本さん

そうですね。あとは発達障害児の場合体の機能が遅れていることで、泳ぐという複雑な動作を難しく感じる子も多くなっています。コミュニケーションの部分もそうですが、生徒一人ひとりの泳ぎをしっかりと見られる個別レッスンだからこそ早く上達につなげていけるのもメリットだと思います。

ONE TENTHの60分の体験レッスンで泳ぎが変わった生徒のエピソード

ONE TENTHの個人レッスンの様子

編集部

ONE TENTHスイミングスクールの個人レッスンを経て、実際に上達した生徒の印象的なエピソードなどがあれば教えてください。

坂本さん

以前、14歳の男の子がONE TENTHスイミングスクールの体験レッスンに来てくれたことがありました。その子は長年水泳をやっているのですが、なかなか上手く泳げるようにならなかったことで個人レッスンを希望されたんですね。

そこでONE TENTHの個人レッスンを60分体験したところ、泳ぎがみるみる変わっていきました。もともとクロールを成長させたいということだったのですが、泳ぎが変わっていくことで本人もどんどんやる気が出てきて、背泳ぎも平泳ぎも教えてほしいと言ってくれたんです。すごく嬉しそうにしていて、こちらとしても感激しました。

編集部

60分の中で、上手くなるだけでなく水泳の楽しさも体験できたんですね。

坂本さん

これまでは泳いでも全然進まなくて辛かった部分もあったようですが、水の中で進む楽しさを感じてくれたようです。目に見えて泳ぎ方が変わったことで辛かった水泳が楽しくなって、もともとのクロールだけでなくいろいろな泳ぎにも興味が出て、本人も保護者の方もとても喜んでくださいました。

発達障害児向けの水泳教室を全国に広めるなど、多角的な展開を予定

東京スイミーSSの個人レッスンの様子

編集部

東京スイミーSSでの経験からONE TENTHスイミングスクールを立ち上げるなど、水泳を軸に取り組みを広げられていますが、会社として今後の新たな展開などで考えていらっしゃることはありますか?

菅原さん

発達障害児向けの水泳指導ができる人というのはまだまだ全国的に少ないため、福祉サービス事業者の方や他のスイミングスクールの方から相談を受けることも増えてきました。ONE TENTHスイミングスクールのノウハウを指導者研修のような形で共有し、他のスイミングスクールや事業者、自治体など幅広い方々と協力しながら、発達障害児向けの水泳教室を全国に広げていく動きができたらと考えています。

もう1つ考えているのが、水上安全教育と呼ばれる「ウォーターセーフティ(Water Safty)」の取り組みです。特に東南アジアでは水難事故で亡くなる子どもが多いというデータがあるため、2023年にはカンボジアを訪れて水泳を教えるボランティアイベントを主催しました。

東南アジアへの展開も含め、ウォーターセーフティ(Water Safty)関連の水泳指導にも力を入れていきたいと思います。

Swimmy株式会社のカンボジアでのウォーターセーフティの取り組み

Swimmy株式会社のカンボジアでのウォーターセーフティの取り組み

Swimmy株式会社のカンボジアでのウォーターセーフティの取り組み

▲カンボジアで行ったウォーターセーフティの取り組みの様子

菅原さん

また現在AIを活用した水泳レース分析アプリの開発も予定しており、早ければ2025年にベータ版をリリースできる予定です。最新のテクノロジーも取り入れながら、水泳教育を新たに開拓していけたらと思っています。

東京スイミーSS・ONE TENTHスイミングスクールからのメッセージ

Swimmy株式会社代表の菅原さん

▲インタビューにご対応いただいたSwimmy株式会社代表の菅原さん

編集部

最後に、記事を持って興味を持ったお子様、保護者の方に向けてメッセージをお願いします。

菅原さん

水泳個人レッスンに興味がある方は、ぜひ1回体験レッスンを受けに来てください。もしコーチと合わないと感じたのであれば他のコーチも紹介できます。苦手なところだけ個人レッスンで克服して、その後はスイミングスクールに通っていただくということでも全く構いません。一度体験して、自分に合うかどうかを確かめていただけると嬉しいです。

坂本さん

東京スイミーSSもONE TENTHスイミングスクールも、一人ひとりの個性、特性に合わせた指導を心がける教室です。水泳個人レッスンを希望される理由はさまざまだと思いますが、どのような方も優しいコーチたちと一緒に上達できる環境があります。

発達障害児専門の水泳教室としては、ONE TENTHスイミングスクールは全国最大規模を誇っています。発達障害のあるお子様、診断はされていないけれど気になるところがあるお子様も、個性に合わせた指導を受けたい場合はぜひONE TENTHスイミングスクールにお越しいただけると嬉しいです。

東京スイミーSS・ONE TENTHスイミングスクールの料金

■東京スイミーSSの料金

入会金 11,000円
スポーツ保険料 中学生以下:1,450円
個人レッスン料(60分1回) 8,200円(水泳専門コーチ)
※指名コーチの場合は料金が異なる
体験レッスン 4,800円

 

■ONE TENTHスイミングスクールの料金

入会金 11,000円
スポーツ保険料 1,450円
個人レッスン(60分1回)  【東京・横浜・千葉・埼玉などの首都圏】
8,200円
【大阪・神戸・京都など関西圏】
6,800円
体験レッスン 4,800円

東京スイミーSS・ONE TENTHスイミングスクール利用者の声

東京スイミーSSの個人レッスンの様子

ここでは、東京スイミーSSやONE TENTHスイミングスクールに通う子どもの保護者の方からの口コミを一部抜粋して紹介します。

本人のペースで進めてもらえるので、水が嫌いな子どもが「また来たい」というほど楽しんでレッスンを受けることができた。

個人レッスンのため待ち時間もなく、都合に合わせてレッスンを受けられるのがありがたい。

子どもの特性や発達段階に合わせて丁寧に指導していただけるため、人見知りの息子も楽しそう。やる気も引き出してもらえるのが嬉しい。

早く上達させるのではなく、子どもを楽しませながら指導してくれるので、自然と上手に泳げるようになっている。

個性や特性に合わせたレッスン、待ち時間のなさなど、個人レッスンならではのメリットに魅力を感じる声が多く聞かれました。特徴的だったのが、「水泳や水が苦手だったけれど、楽しいレッスンの中で好きになっていった」という声がとても多かったことです。子ども主体の楽しいレッスンだからこそ、水泳が好きになって上達につながっていることが口コミからも伝わってきました。

東京スイミーSS・ONE TENTHスイミングスクールの基本情報

運営会社 Swimmy株式会社
対応エリア 首都圏、関西圏
※対応エリアや料金の詳細は公式サイトをご確認ください。
公式サイト ■東京スイミーSS:https://www.swimmy-ss.com/
■ONE TENTHスイミングスクール:https://www.swimmy-ss.com/onetenth
■Instagram:https://www.instagram.com/swimmy.swimming/