「テニススクール・ノア」の生徒たち

技能とメンタルが同時に向上。「テニススクール・ノア」の1人ひとりを褒める指導

この記事では、全国に35校以上のテニススクールを展開する「テニススクール・ノア」を紹介します。

同スクールでは、これまで4万人を超える生徒にテニスやバドミントンのレッスンを提供してきた実績があります。また、屋内のテニスコートや魅力あるコーチ陣など、テニスを楽しみながら継続できるスクールの環境も高く評価されています。

今回は、「テニススクール・ノア」のコンセプトやクラスごとの特徴、レッスンで身につく能力などについて、「テニススクール・ノア世田谷桜新町校」の支配人兼ブロック長の市辺さんにお話を伺いました。

レッスンを通して生徒の人生を想う「テニススクール・ノア」のコンセプト

レッスンに打ち込む「テニススクール・ノア」のジュニアクラスの生徒たち

編集部

まず、「テニススクール・ノア」の概要についてお教えいただけますか?

市辺さん

「テニススクール・ノア」を運営する弊社は、「全メンバーの物心両面の幸せを追求し、関わる人すべての人生を彩り豊かにします」という理念を掲げています。そのため、スクールに来てくださるお子様や大人の方が、心身共に健康になりながら、実りある人生を過ごせることを目指しています。

編集部

「テニススクール・ノア」では、テニスとバドミントンのレッスンを受けられるのでしょうか?

市辺さん

私が在籍している世田谷桜新町校では、テニスとバドミントン2つの種目をおこなっています。店舗によっては、ソフトテニスのクラスがあったり、選手育成に特化していたりと、さまざまな特徴がありますね。

編集部

「テニススクール・ノア」に入会されるお子さまは、どのくらいの年代が多いのでしょうか?

市辺さん

子ども向けの「ジュニアクラス」には、4歳から中学生までが通っています。その中でも、小学校低学年から高学年の年代のお子様が多いです。

入会されるきっかけは、テニスやバドミントンが楽しそうと感じてくださったり、親御さんがもともとテニスに興味があったりというケースが多いですね。

「テニススクール・ノア」のクラスの特徴とテニスで身につく能力

コーチのお話を夢中で聞く「テニススクール・ノア」の生徒たち

▲子どもたちを楽しませるのが得意なコーチが揃う

ここでは、「テニススクール・ノア」のクラスごとの特徴とテニスのレッスンで養うことのできる空間認識能力について伺いました。

ボールに慣れることから始める4歳から未就学児の「J1」クラス

編集部

「ジュニアクラス」について、詳しくお教えいただけますか?

市辺さん

大きく分けて未就学児のクラスと、小学生(年齢別)のクラスがあります。加えて、実力が伸びてきた子や経験者を対象とした実力別のクラスも用意しています。

編集部

未就学児のクラスでは、どのようなことを行うのでしょうか?

市辺さん

4歳から未就学児の「J1」クラスでは、まずボールに慣れることから始め、走ったり跳んだり投げたりしながら運動能力を磨きます。テニスにも少しずつ触れていく少人数のクラスです。

編集部

運動能力を養うために、具体的にどのようなことをするのでしょうか?

市辺さん

「コーディネーショントレーニング」という運動能力向上に特化したトレーニング方法を取り入れています。

運動神経に直結した「コーディネーション能力」は、定位能力、変換能力、連結能力、反応能力、識別能力、リズム能力、バランス能力の7つです。子どもたちはレッスンで、この7つを網羅するメニューに取り組んでいます。

例えば、バランスマットの上に立つバランス能力や、リズムに合わせて体を動かすリズム能力、それから右に行ったり左に行ったりと体を素早く切り替える変換能力、反応能力などを鍛えています。そして、テニスはラケットを用いるスポーツなので、道具を使う能力(識別能力)も磨きます。

「J1」クラスでは、初めからラケットを用いるのは難しいので、手のひらにはめられる「手のひらケット」という道具を使っています。また、テニスボールの代わりに風船を使い、空間の認識能力を身につけていきます。

小学1~3年生の「J2」クラスと小学4年生から中学生の「J3」クラス

楽し気にレッスンを受ける「テニススクール・ノア」の生徒

▲ウォーミングアップではボールをつく練習をしたり、道具を使う感覚やリズム、定位能力の向上を目指す

編集部

その他のクラスについてもお教えいただけますか?

市辺さん

未就学クラス「J1」の1つ上のクラスが「J2」で小学1~3年生が所属するクラスです。そして「J3」が小学4年生から中学生のクラスです。「J2」では小さいコートを、「J3」では大きいコートを使用し、体格に合ったコートとラケットとボールを使用してレッスンを行います。

基本的にレッスンでは、ウォーミングアップや走り込みから始め、テニスのゲームに挑戦したり、いろんなショットを身につけたりなど、より多岐にわたる内容になります。そして、レッスンでは必ず、コーチと一対一の時間も設けています。

技術力を上げることももちろん大切ですが、本校では、子どもたちがチャレンジ精神を持てるようになったり、成功体験を味わったりすることに重きを置いているんです。

編集部

実力別のクラスについてもお教えいただけますか?

市辺さん

小学4年生から中学生を対象に、技術が上がってきた子たちは「J4」のクラスに所属します。「J4」では、子どもたち同士で打ち合いができるようになっており、試合に勝つための戦術も習得していきます。

12歳までが勝負!テニスで磨く空間認識能力

ラダーを使ったトレーニングに取り組む「テニススクール・ノア」の生徒たち

▲レッスンではテニス以外のトレーニングにも取り組み、身体能力を高めていく

編集部

少し話が逸れますが、テニスではどのような能力が磨かれるのかお教えいただけますか?

市辺さん

まず、空間認識能力が上がります。特にこの能力が大きく磨かれるのは、テニスと野球と言われていますね。特にゴールデンエイジと言われる12歳までの間に子ども達の神経系は、ほぼ大人と同じくらい発達します。この時期に運動経験をすることは子ども達にとってとても大事なことですね。

そのため、飛んできたボールがどこに落ちるかなど、空間を把握する力を養うことができるテニスは、その後どのようなスポーツに取り組むにしても強みになると感じています。

もちろん他のスポーツと同様に、テニスで心肺機能や運動神経も大きく発達することが可能です。

編集部

空間認識能力を磨くために、レッスンではどのような工夫をされているのでしょうか?

市辺さん

簡単なところでは、ボールを自分でキャッチする練習をしています。ワンバウンドやツーバウンドでキャッチしたり、ボールではなくふわふわと落ちるティッシュで試してみたりなど、テニスの練習とは無関係に見えますが、実際に空間認識能力の向上に役立つんですよ。

名前を呼び、褒めて育てる「テニススクール・ノア」のコーチ陣

みんなでハイタッチしている「テニススクール・ノア」の生徒たち

▲和やかな雰囲気のレッスン

編集部

コーチと一対一の時間を設けたりと、レッスンではコーチの方々がお子さんたちに歩み寄る印象を持ちました。レッスン中の雰囲気についてもお教えいただけますか?

市辺さん

コーチたちはよく褒めるようにしているので、和気あいあいとした雰囲気の中、みんなテニスを楽しみながら上達していますよ。

編集部

コーチの方々はお子さんたちを褒める時、どのような工夫をされているのでしょうか?

市辺さん

本校のコーチたちは、子どもたちを指導したり褒めたりする時に、子どもたちの名前をたくさん呼ぶんです。

「○○くん、今のショットすごくよかったよ」「○○さん、先月よりラケットを振れるようになったね」というふうに、1人ひとりの頑張っていることや成長した部分をきちんと子どもたちに伝えてあげるようにしています。子どもたちの技術を伸ばしつつ、モチベーションアップに繋げていくことを意識しています。

編集部

「テニススクール・ノア」のコーチの方々は、どういった経緯でこちらで指導をされているのでしょうか?

市辺さん

コーチによってもさまざまですね。例えば、世田谷桜新町校では、もともと自身がプレーヤーとしてテニスをやっていたコーチが多くいます。他の教室の場合、ジュニアクラスに通っていた生徒が技術を伸ばし、コーチになって活躍してくれているケースもありますよ。

主体的に考えるきっかけを作る「声掛け」

和気あいあいとした雰囲気の「テニススクール・ノア」の生徒たち

編集部

「テニススクール・ノア」ならではの特色についてお教えいただけますか?

市辺さん

子どもたちの成長をとても大切にしている本校では、コーチが1から10まですべて教えてしまうのではなく、自分なりの答えを子どもたちが自ら導き出せるような問いかけをするように心がけています。

例えば、ある子が打ったボールがオーバーしてしまった時、「オーバーしてるから面をまっすぐ向けようね」と、改善方法だけを示すことはしていません。そうではなく、「ボールは今どこに飛んでいるかな?」「ボールをもう少し下げるにはどうしたらいいと思う?」というような問いかけをしています。

すると「面をもう少し下に向ける」と答える子もいれば、「優しく打つ」という子もいますし、さらには「もうちょっと下がって打つ」という子だっているんですね。

このように、子どもたち自身が主体的に考えるきっかけとなるような声掛けをすることで、子どもたちが将来、テニス以外の何か壁にぶつかった時に諦めるのではなく、どうすればできるようになるかという発想に切り替えることができます。

もちろん本校に入会した当初は、子どもによってはできないことがあると投げ出したり、気落ちしたり、あるいは習い事になれていない小さい子どもに関しては泣き出してしまったりという子もいます。それでも1ヶ月、2ヶ月、そして3ヶ月とレッスンを継続していくと、できないことに対峙し、成長していく場面を見ることが徐々に増えていくんです。

子どもたちのこうした姿を見られることは、やはりコーチとしても嬉しいですね。

充実した設備とラケット・シューズのレンタル

「テニススクール・ノア」の冷暖房完備の屋内コート

▲冷暖房完備のカーペットコート

編集部

「テニススクール・ノア」の設備の特徴についてもお教えいただけますか?

市辺さん

本校では、冷暖房やカーペットコートを完備している点が大きな特徴です。昨今の全国的な猛暑では、子どもたちは外に出るのも制限されていて、運動する機会自体が少なくなってしまっているんですね。加えてスマートフォンの普及も、深く関係しているかと思われますが、こうしたことが原因で、年々日本の子供たちの運動能力低下も問題視されています。

こういった背景からも、冷暖房を完備した室内で運動ができる本校は、安全かつ定期的に質の高い運動能力が高められる環境が整っているスクールだと自負しています。また、カーペットが敷かれたコートでは、少し転んだくらいでは擦りむくこともありませんよ。

それからジュニアクラスでは、ラケットやシューズを無料で、なおかつ無期限にレンタルすることができます。とりわけ成長の早い子どもたちは、シューズのサイズもすぐに合わなくなってしまうので、ほとんどの子どもたちがレンタルしています。

それに、親御さんたちからしても、テニスの道具を一式揃えたのに、子どもからやめたいと言われてしまったらもったいないですよね。こういうこともふまえ、最初はレンタルで道具を使ってもらって、子どもがテニスを問題なく楽しめて、続けられそうだとわかってから、道具を用意することもできるんです。

このようなレンタルサービスは、「テニスに挑戦する」ハードルを下げ、気軽に始められる助けとなっていますよ。

「テニススクール・ノア」からのメッセージ

インタビューに答えてくださった「テニススクール・ノア世田谷桜新町校」支配人兼ブロック長の市辺さん

▲インタビューに答えてくださった「テニススクール・ノア世田谷桜新町校」支配人兼ブロック長の市辺さん

編集部

最後に「テニススクール・ノア」に関心を持った読者の皆さまへ、メッセージをいただけますか。

市辺さん

私たちは、運動が得意なお子様やテニスに興味のあるお子様はもちろんですが、運動が苦手、新しいことになかなかチャレンジできないお子様も、テニスに触れてほしいなと思っています。

やさしく明るいコーチたちがたくさん楽しませてくれるので、運動をより好きになったり、できなかったことができるようになったりと、生徒たちの多くが成長を見せてくれています。

各教室で体験レッスンも常に受け付けているので、まずは一度、体験レッスンでテニスの面白さを知ってほしいなと思います。

編集部

生徒のみなさんに歩み寄るコーチの方々の姿勢や、テニスを続けやすい整った環境など、テニスが好きになる工夫や努力が感じられました。貴重なお話をありがとうございました!

「テニススクール・ノア」の教材費用・受講料

「テニススクール・ノア」の入会・受講にかかる費用は、以下の通りです。※金額はすべて税込表示

【入会時】

入会金 6,600円
年会費 3,300円

 

【受講料】

ジュニアクラス:11,000円(月額/週1回 月4回)
※1回55分

各地の教室では、体験レッスンも受け付けております。
※ジュニア:1,100円

「テニススクール・ノア」の生徒の保護者からの口コミ

「テニススクール・ノア」の外観

ここでは、実際に「テニススクール・ノア」に通う方の感想・口コミをまとめました。

スクール内で行われる試合を観るのが毎回とても楽しみです。また試合を観に行けない場合でも、YouTube配信を行っているので助かりました。

子供がスポーツを通して、友達を作ったり、色々な人との繋がりを持つ良い機会になり、とても満足しています。

コーチの方々は、楽しむ時と真面目に取り組む時のメリハリをつけながら学ばせてくれます。

「テニススクール・ノア」の基本情報

運営会社 ノアインドアステージ株式会社
本社住所 兵庫県姫路市東山524
問い合わせ先 https://noahis.com/inquiry
公式サイト https://noahis.com/