この記事では、「ことばがこどもの未来をつくる」という思いを掲げる英語教室「ラボ・パーティ」を紹介します。
ラボ・パーティでは教材に英語絵本を用いることで、発音やリズム、言葉のイメージを広げ、英語への理解を深めています。0歳児から参加できる親子クラスもあり、親子で楽しく英語を学習できる環境が整っています。また、英語劇を演じるグループ活動がメインの活動で、英語力を身に付けながら自主性や表現力を育むことができるのもラボ・パーティの大きな特徴です。
そんなラボ・パーティについて、レッスンの特色や生徒の様子をお伝えします。英語学習を通して、自分自身を表現したり、他者を理解したりするための「社会力」を磨いてほしいと感じているお父さん、お母さんはぜひ参考にしてみてください。
この記事の目次
生きた英語が学べる英語教室「ラボ・パーティ」
ラボ・パーティは、座学にとらわれない英語教室です。国内外の実力派俳優・画家などを起用した朗読と絵、一流の音楽家による音楽などを収録した音声教材を使用し、生きた英語、理解力、表現力といった総合的な社会力を育むことを目指しています。
今回は、そんなラボ・パーティを運営する「株式会社ラボ教育センター」の広報担当の竹内美貴子さんと、実際にラボ・パーティで指導している塚田恵里さんに、ラボ・パーティの特徴について詳しくお話を伺いました。
50年以上前から「ことばがこどもの未来をつくる」という理念を持つ英会話教室
▲インタビューに応える竹内さん
まずは、ラボ・パーティの理念を教えてください。
ラボ・パーティでは「ことばがこどもの未来をつくる」という理念を掲げています。
教室の始まりは1966年にさかのぼり、今年で58年を迎えます。組織的に行っている英語の教室としては一番長い歴史があるとも言われています。半世紀以上、英語教育を届けているわけですが、私たちの理念は創設当初からずっと変わっていません。
教室を始めた50年以上前から、単なる英語力の向上のみを目的とせず、英語教育を通じてコミュニケーション力や異文化理解力、生きる力といった、これからの社会を生きるうえで必要な能力を育むことを目指してきました。
創設当初は幼い子どもの英語学習自体が珍しい時代で、幼少期の英語学習を疑問視する声も少なくありませんでした。そんな時代にスタートして現在まで続いています。
長年貫いてきたラボ・パーティの強い信念に対し、現在の反応はいかがでしょうか。
「グローバルな視点を持った子どもに育ってほしい」という多くの保護者の方に、ラボ・パーティを選んでいただいています。また、英語以外の要素にも力を入れる教育理念に、期待を寄せているという声も少なくありません。
たとえば、ラボ・パーティのレッスンは、通常の英会話教室と比べ自主的に発言する機会が多くあり、コミュニケーション能力を自然と育んでいける環境が整っています。また、子どもたちが楽しみながら学べる英語絵本を音声教材にしていることもあり、レッスンの後、お家に帰ってからも英語に触れる時間が自然と作られていきます。
コミュニケーションが充実したレッスンに加え、お家でも英語を身近に感じられるラボ・パーティの教育方針に、保護者の方々も子どもたちも満足してくださっています。
0〜3歳までのクラスは、親子で楽しみながら参加できるレッスン
▲プレイルーム会員では英語の手遊びや童話を親子で楽しむ
ラボ・パーティの対象年齢とクラス分けについて教えてください。
0歳から満3歳児未満の「プレイルーム会員」と、3歳から小学校入学前までの「幼児会員」、そして小学生から大学生までの「正会員」の3つの会員区分があります。3歳未満のプレイルーム会員のクラスは、親子で参加できます。もちろん、お父さんの参加もできますよ!
プレイルーム会員の年代は、親子の信頼関係を築いていくことが最も重要な時期だと感じています。そのため、親子で一緒に手遊びやマザーグース(英語のわらべうた)で触れ合って、楽しんでもらえる時間になるよう心がけています。
ラボ・パーティの対象は0歳から大学生までと聞きましたが、どのように活動しているのですか。
毎週のクラスは、コミュニケーション力を育むためにも縦長の異年齢グループで活動します。幼児や小学生たちは、年上のお兄さんやお姉さんと一緒に時間を過ごせることがとても新鮮で嬉しいようです。また、中学生以上の会員にとっては、幼い子どもとの活動はリーダーシップを養う機会にもなっていると思います。
週1回のレッスンは「子どもからのアウトプットの場」
ラボ・パーティでは指導者を「テューター(※)」と呼ぶそうですね。テューターとして活躍されているのは、どのような方が多いのでしょうか。
(※)ラボ・パーティにおいて子どもたちに英語を教える指導者を指す
私たちの指導者はティーチャーではありません。子どもに教えるのではなく、本来子どもが持っている力を引き出すことが役割です。子どもが自ら発見し、学び取っていくことを目指した教育であるため、「テューター」という呼び名を使用しています。
テューターは一定水準以上の英語教育スキルを持った日本語を母語とする方で、ほとんどが女性です。これは、実はこだわりでもあるんです。
私たちは週1回のレッスンを英語の「アウトプットの場」と捉えています。ラボ・パーティでは、自宅用の音声教材があり、子どもたちは家で多くの英語を聞くことができます。家で「インプットして」、レッスンで「アウトプットする」といった環境をつくることで、子どもは無理をせずに英語に触れていくことができています。そのため、レッスンでは子どもたちからの発信を大切にしたいのです。
レッスンでは英語だけではなく、幼稚園や小学校であったことなど、さまざまな子どもたちの話をしっかり聞いて理解してあげること。子どもたち一人ひとりを受け入れて寄り添うことが大切です。それを満たせるのは、日本語を母語とするテューターだと思っています。
母語のように英語に触れることで、異文化理解にもつなげる
▲英語圏のわらべうた「マザーグース」を楽しむ子どもたちとテューター・塚田さん
ラボ・パーティならではのレッスンの特色について教えてください。
ラボ・パーティでは「マザーグース(ナーサリーライムとも呼ぶ)」という、英語圏の童歌(わらべうた)をとても大事にしています。童歌と聞くと、子ども向けのものを想像してしまいますが、実は英語圏の生活のなかに生きているものなんです。
たとえば、英語の映画タイトルやセリフなどに、マザーグースの一節になぞらえた表現が意図的に取り入れられていることも少なくありません。聞いたり、歌ったりしてマザーグースに慣れ親しんでいることで、ことばの向こう側にある異文化の理解にもつながっていきます。
学校教育の中でマザーグースのような英語音声に多くの時間を費やすのは難しいようです。だからこそラボ・パーティでは、英語文化の本質と向き合えるレッスンを、これからも行っていきたいと考えています。
150の音声教材で英語力とともに主体性・表現力をも育む
マザーグースの他に、レッスンにはどのような特徴がありますか?
私たちは、英語を母語にできるだけ近い形で習得してほしいと考えています。そのために必要なのはたくさんの英語を耳にすることで、大切にしているのが物語を題材にしたオリジナルの音声教材です。50年以上作り続けている音声教材は、エリック・カールの『THE VERY HUNGRY CATERPILLAR(はらぺこあおむし)』のような絵本から、世界の昔話や神話、宮沢賢治やシェイクスピアなどの古典作品まで、幅広いジャンルのものが約150作品揃っています。
また音声教材は、週に一回のレッスンで活用するだけでなく、家でも聞くことができます。英語でさまざまな物語を日常的に耳にしているラボ・パーティの子どもたちは、物語に心を傾け、想像を膨らませることも習慣となっているようです。その結果として、英語力だけでなく主体性や表現力も身に付いている様子がうかがえます。
主体性や表現力が身に付いていると感じたエピソードがあれば教えてください。
レッスン中に、指導者である私が指示することはしません。先日も、ある絵本作品をグループのみんなで演じていたときのことです。子どもたちは自分たちで役を決めるだけでなく、実際には作品に存在しない役も想像力で生み出していきました。子どもたちの頭の中で物語は無限に広がっていて、それらを身体全体で表現しようとしているんです。
私はこのような子どもたちの自由な発想に対し「それは違う」など否定することは、決して言わないようにしています。子どもたちのたくさんの好奇心や豊かな表現力を引き出しながら、英語の楽しさを伝えていくことを大切にしているからです。
「ラボ・キャンプ」や海外ホームステイでコミュニケーション力が開花
▲イベントを楽しんだ様子の子どもたち
ラボ・パーティで開催しているイベントについてもお教えいただけますか?
代表的なものは、全国から幅広い年齢の子どもたちが参加する「ラボ・キャンプ」です。ラボ・パーティは長野県にキャンプ場を持っているのでそこを利用することもありますし、その他にも全国各地で実施しています。
子どものなかには、学校の合宿や行事には参加しても、それ以外のイベントに対しては苦手意識を持つ子もいます。でもそのような子も、ラボのイベントに参加してみたら、年上のお兄さんやお姉さんに優しく接してもらえて、すごく楽しんで過ごしていたんですよね。実際、次の年には宿泊をともなうラボ・キャンプにも参加しました。
このようにイベントに参加することで、小さな勇気が芽生え、殻を破り次に繋げていく子どもたちが多いです。ラボ・パーティの全国規模のキャンプに参加し、新しく出会う仲間との繋がりを深めていく子もいっぱいいます。
キャンプには、海外から来られた方も参加されると伺いました。本当にいろいろな人と話すきっかけになっているんですね。
そうなんです。年齢や国籍などさまざまな人たちが参加しています。子どもたちが勇気を持って話しかけ、仲良くなるという光景もたくさん目にしてきましたし、そこでの経験から、ラボ・パーティの海外ホームステイ・プログラムに行くことを決断したケースもあります。
イベントを開催して感じるのは、世代を越えた子どもたちのふれあいが本当に心温かいもので、それがことばでのコミュニケーションを生むということです。私たちが届けている英語教育の「ことばがこどもの未来をつくる」という理念がきちんと息づいている瞬間を、彼らのコミュニケーションの様子を通して見ることができます。
ラボ・パーティからのメッセージ
最後に、ラボ・パーティに興味を持った方々へのメッセージをいただけますか。
ラボ・パーティには、英語の世界に繋がるたくさんの扉があります。楽しみながら取り組める教材とともに、まずは英語を好きになってもらえたらなによりです。
また、ラボ・パーティでは毎週のクラスだけでなく、さまざまなイベントに参加する機会もあります。そのような行事を通して生まれるたくさんの出会いが勇気やきっかけになり、より広い世界に踏み出していく子どもたちを、これまでもたくさん見てきました。レッスンやイベントをきっかけにして、英語の世界に繋がるたくさんの扉を開けていただけたらうれしいです。
ラボ・パーティで子どもたちが自主的に、そしてなにより楽しみながら英語とともに生活していることが、お二方のお話を通して伝わってきました。本日はお忙しいところ、ありがとうございました!
ラボ・パーティの料金と入会までの流れ
プレイルーム会員 | 幼児会員 | 正会員 | |
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対象年齢 | 0〜3歳 | 3歳以上の未就学児 | 小学生以上 |
入会金 | 5,830円 | 6,600円 | 6,600円 |
月額料 | 5,830円 | 7,700円 | 8,800円 |
消費税込み
※詳しくは公式ページにてご確認ください
ラボ・パーティに興味を持たれた方は、まずは資料請求するか無料体験教室の申込みを行いましょう。問い合わせや申し込みは、公式ホームページの資料請求フォームから気軽に行えます。
★資料請求フォーム:https://www.labo-party.jp/inquiry/
ラボ・パーティに通う子どもの保護者の口コミ・感想
習い事を始める際は、その習い事の口コミや感想も気になるところだと思います。そこで、ここではラボ・パーティに実際に通っている子どもの保護者の口コミや感想をご紹介します。
ふとした時に英語のフレーズを口にしたり歌を英語で歌っていたりと、日常生活で自然と英語を口にしています。
物語で英語を読み、生徒の子どもたちが劇をつくっていくというレッスンでは、英語の上達はもちろんのこと、人間的な成長が見られて素晴らしいなと思います。
入会前は消極的な子どもだったのですが、ラボ・パーティに通うようになってから自分の意見を言えるようになったり、イベントにも積極的に参加したりと成長が見られました。
4歳ですが「ソングバード」という英語の歌の時間がお気に入りのようで、帰ってからも覚えた歌を楽しそうに歌っています。
ラボのテューターは子どもだけでなく、保護者の話も親身になって聞いてくれます。第二の母のようなテューターの存在も魅力的です。
ラボ・パーティの口コミでは、英語学習だけでなく、子どもたちの自主性や表現力を育んでくれたという声が目立ちました。特に、ラボ・パーティに通うようになってから、自分の意見を積極的に言えるようになったという喜びの声が多かったです。
ラボ・パーティでは英語を楽しみながら学べる工夫がされているため、子どもたちは自然と英語が好きになるのだなと感じました。
ラボ・パーティの基本情報
運営会社 | 株式会社ラボ教育センター |
---|---|
本社住所 | 〒169-0072 東京都新宿区大久保1-3-21 |
スクール数 | 全国2000教室 |
公式サイト | https://www.labo-party.jp/ |
※最新の情報はホームページ等でご確認をお願いいたします。