小学校受験にも役立つ。「絵画教室キャンディブックス」の個性を伸ばし表現力を磨くレッスン

この記事では、お子様の習い事を探している方に向け、東京都渋谷区の絵画造形教室「絵画教室キャンディブックス」を紹介します。

絵画教室キャンディブックスでは「子ども達一人ひとりの個性を伸ばす」を理念に、芸大・美大の出身の講師陣が、お子様への指導を行っています。

開講しているレッスンは、絵や工作を学ぶ「絵画造形クラス」「幼児クラス」と「小学校受験絵画工作クラス」の3種類があります。

今回は、そんな絵画教室キャンディブックスの特徴やコース内容について、代表の阪尾真由美さんにお話を伺いました。

キャンディブックスは、アートを通して子どもの「好き」を見つける場所

絵画教室キャンディブックスで水彩画を描いている女の子

編集部

絵画教室キャンディブックスの、運営理念や思いについて教えてください。

阪尾さん

子ども達一人ひとりの個性を伸ばしたいというのが当教室の理念です。アートの制作を通し、それぞれの好きなことを見つけて突き詰めてほしいと考えています。

編集部

通われている生徒さんの年齢層はどれくらいですか?

阪尾さん

3歳から中学生までがいらっしゃいますが、中でも年中から小学校低学年ぐらいのお子様が多いです。通い始める理由としては、単純に絵や工作が好きというお子様もいらっしゃいますし、幼児に関しては「子どもの得意なことを見つけてあげたい」という親御さんの思いで来られる場合も多いです。

また、小学校受験絵画工作クラスがあるので、受験のためという方ももちろんいらっしゃいます。

編集部

絵画教室や工作教室は、都内にも数多くあると思いますが、絵画教室キャンディブックスならではの特徴は、どのようなところでしょうか。

阪尾さん

教室によってカラーはさまざまで、やることがキッチリ決まっている教室もあれば、逆に何をしてもいいという教室もあると思いますが、当教室ではその中間を目指しています。

私たちは、テーマや材料は用意して、その中で子ども達全員がそれぞれ自分が作りたいものを作っている状態が理想だと考えています。こういったバランスの良さが、特徴といえるかと思います。

道具類はすべて教室で用意。手ぶらで通うことができる

絵画教室キャンディブックスに用意されている色とりどりの絵具や筆、パレット

編集部

絵画や工作となると、道具類を揃えるのもなかなか大変そうに思えます。教室に通うにあたり、用意するものはありますか?

阪尾さん

画材や筆など、道具は全部教室で用意しています。スケッチブックだけ購入して教室に預けて頂ければ、手ぶらで通って頂けますよ。

編集部

身軽に通えるのは嬉しいですね。服装は、どんなものを着ていけばいいですか?

阪尾さん

絵画造形コースの方はアクリル絵の具を使用する日もあり、衣類に付くと落ちにくいので、汚れてもいい服装で来てもらえればと思います。

個性を尊重した指導。「絵画教室キャンディブックス」のレッスン内容

絵画教室キャンディブックスの生徒が動物園でスケッチをしている様子

▲年に数回、屋外でのスケッチも実施。普段と違った環境に、子ども達の目も輝く

絵画教室キャンディブックスには「絵画造形クラス」「幼児クラス」と「小学校受験絵画工作クラス」があります。幼児クラスは、絵画造形クラスのカリキュラムを幼児向けに変更・追加した内容です。

ここからは、指導方針や、それぞれのクラスのカリキュラム内容について伺っていきます。

美術大学出身の講師による、一人ひとりの思いを尊重した指導

編集部

レッスンは、1クラスあたり何人くらいで行うのでしょうか。

阪尾さん

絵画造形クラスは10人までです。幼児さんのみのクラスは基本的に、5~6人までの少人数制としています。

編集部

生徒さん一人ひとりに、先生の目がしっかりと届きそうですね。阪尾さんはじめ、先生方はやはり皆さん美術に造詣が深い方ですか?

阪尾さん

はい。講師は全員が、東京の芸大・美大の出身者です。

美術大学にて専門的な技術を学んでいるので、理論を理解した上で、かみ砕いてお子様に教えることができます。

編集部

指導方針としてはどのような感じですか?

阪尾さん

お子様のやりたいこと・作りたいものを尊重した指導を心がけています。小さい子だと、それを言葉で伝えられないことも多いので、講師は「この子はこういうことがしたいんだろうな」と、思いをくみ取って、引き出すようなレッスンを目指しています。

自分の描きたい絵、作りたいものに取り組む「絵画造形クラス」「幼児クラス」

絵画教室キャンディブックスの生徒が制作した、画用紙でできた靴

▲工作のレッスンでは、おもちゃや季節の飾り物、粘土作品など、さまざまなものを制作

編集部

まずは、絵画造形クラスと、幼児クラスのカリキュラムについて教えて頂けますか?

阪尾さん

絵画造形クラスでは、内容は毎月異なるのですが、月の前半に絵画系、後半に工作系の課題を行っています。幼児クラスは、絵画造形クラスのカリキュラムに、幼児さん向けの変更を加えた内容です。

絵画でいえば「観察して描く」というオーソドックスな制作もありますが、描くものから自分で決めることの方が多いです。

工作も、長く通っている子にも飽きずに取り組んでもらえるよう、毎月違うことをしています。「こんな材料とこんなテクニックがあるから、これらを使って作りたいものを考えてみましょう」という感じですね。

絵画教室キャンディブックスの生徒が、折り紙などを使用して制作した絵画

編集部

生徒さんが思い思いに取り組める、自由度の高いレッスンなのですね。発想力が磨かれそうです。教え方としてはどのようにされていますか?

阪尾さん

基本的には言葉でアドバイスしますが、例えば「この部分はこういう形にしてみたらどうかな?」「これぐらいの大きさで描いてみたらどうかな?」など、隣で別の紙に描いて教えることもあります。

編集部

実際に見ることで、気づきや納得感が得られるんですね。コンクールなどもあるのでしょうか?

阪尾さん

はい。年に1回は、コンクールの絵と工作に取り組むようにしています。「賞を取りたい!」と張り切って、他の課題より優先してコンクールに打ち込んでいる子もいますよ。

「小学校受験絵画工作クラス」では、有名小学校の元校長によるアドバイスも受けられる

絵画教室キャンディブックスの生徒が制作した、カメレオンの絵

編集部

小学校受験絵画工作クラスについても教えてください。絵画造形クラスとはだいぶ内容が異なりますか?

阪尾さん

年中さんから開講して1年半ぐらいかけて、人物画やハサミを使った工作など、試験に対応するための技術を教えていきます。

一旦絵画造形コースに入ったお子様が、小学校受験コースへ移動されることもあります。教室や先生が同じなので、お子様もなじみやすいと好評です。

編集部

自由に取り組む絵画造形クラス・幼児クラスに比べ、ある程度決まったテーマに取り組むわけですね。

阪尾さん

はい。受験対策という明確な目標がありますから、そのための内容はしっかりと押さえています。

とはいえ最終的には、子ども自身が自由に制作できるようにしなければなりません。基本をしっかり学んだ上で、応用力をつけるところを目指します。

編集部

小学校受験であれば、やはり受験の採点基準や独特のテーマがあるかと思うのですが、そのあたりの対策はいかがでしょうか。

阪尾さん

当教室には、有名小学校で長年勤められ校長先生もされていた方が、月に何回か来てくださっています。その方に、受験ならではの基準などもアドバイス頂いています。

編集部

内部の方のお話は、とても貴重ですよね。受験での絵画や工作は、どういったところが重視されるのですか?

阪尾さん

学校にもよりますが、たとえばある難関の人気校では、うまく描く・作るというよりは、与えられたテーマに合わせて思考し発想するということが重視されているようです。

また、作品について面接官から「この絵は何の絵ですか?」などの質問があり、それに対しての受け答えもポイントになります。

編集部

単純に描いたものの出来というよりは、どんな考えを持って、どういうふうに表現したというところ、そしてそれを言語化して説明できるかというところが見られるんですね。

阪尾さん

はい。こういうところはやはり、絵画教室だからこそ身につけていける部分かと思います。

参考:小学校受験絵画工作クラス合格実績

「絵画教室キャンディブックス」で「発想力」「表現力」「観察力」が身につく

絵画教室キャンディブックスの生徒が、紙皿などで制作した魚

編集部

教室に通うことで、身につく力というのはどういうところでしょうか。

阪尾さん

やはり一番は、表現力と発想する力ですね。それから、ものを観察する力や考える習慣もつきます。

編集部

生徒さんの作品作りを見て、印象に残ったエピソードなどがあれば教えてください。

阪尾さん

日々、印象的なことばかりですよ。子どもの自由な発想は本当に素晴らしいです。

一例ですが、ある時、お魚の好きな4歳の子に私が撮影した珊瑚礁の動画を見せたのです。それを見て描き始めたその子の絵は、資料そのままでなく珊瑚礁を可愛い秘密基地にしたお魚の絵になっていました。

色とりどりのモコモコした珊瑚礁が、心ときめく秘密基地のように感じられたのでしょうね。その思いが素直に紙の上に表現されたところには、とても驚きましたし感動しました。

編集部

見たままではなく、そこに自分の想像やインスピレーションを組み込んで作品に仕上げたのですね。生徒さんがのびのびと制作を楽しまれていることが伝わってきます。

受験合格報告も多数。「絵画教室キャンディブックス」生徒保護者の声

絵画教室キャンディブックスで、水彩画を描いている子ども

編集部

生徒さんや保護者の方からは、どんなお声や感想がありますか?

阪尾さん

小学校受験クラスだと、毎年たくさん合格されるので、お喜びの声を頂きます。「幼児教室で絵を描くことに行き詰まってしまっていたのですが、キャンディブックスに通ったおかげで描けるようになりました」とおっしゃって頂いたこともありました。

幼児クラスに通っている子の親御様からは「おかげさまで絵も工作も大好きという状態で、小学校入学を迎えられます」というお声も多いです。

編集部

小さい頃から通っているお子様ですと、学校の図工の時間などは、それはもう楽しみでしょうね。

阪尾さん

そうですね。やはり自信があるので「やってみたい、見てもらいたい」とワクワクしている子が多いですね。美術に限ったことではありませんが、やはり何か自信を持てるものがあることが、楽しい小学校生活にもつながるのかなとも思います。

「絵画教室キャンディブックス」からのメッセージ

絵画教室キャンディブックスの代表である阪尾さん

▲取材にご対応いただいた阪尾さん

編集部

では最後に、絵画教室キャンディブックスに興味を持たれた方、お子様に絵や工作を好きになってほしい方、もしくは小学校受験を考えているご家族に向けてメッセージを頂けますでしょうか。

阪尾さん

当教室では、お子様が楽しくアートに取り組める環境を第一にしています。

きっと、お子様の「好き」や「得意」を見つけられる場所になりますので、ぜひお気軽に体験にいらしてください。もちろん受験対策としてもお役に立てると思います。

編集部

阪尾さん、本日はありがとうございました!

「絵画教室キャンディブックス」のレッスン料金

絵画教室キャンディブックスの外観

▲教室は、渋谷区笹塚にある建物の2階。京王線・都営新宿線「笹塚」駅から徒歩3分と、アクセスも便利

絵画教室キャンディブックスの入会金やレッスン料は以下の通りです。月内のレッスン回数は選ぶことができ、多く通うほど割安になっています。

教室でのレッスンの他、先生がご自宅へ出張して教えてくれる、家庭教師形式のプライベートレッスンもあります。遠方にお住まいの方、スケジュール的に教室へ通うのが難しい方は、検討してみてはいかがでしょうか。

体験レッスンも可能なので、お気軽にお問い合わせをしてみてください。

入会金 10,000円
対面レッスン 【絵画造形クラス(100分)・幼児クラス(90分)】
3,600円(月1回)~9,800円(月4回)

【小学校受験絵画工作クラス(90分)】
○年中・新年長コース
12,000円(月2回)~24,000円(月4回)

○年長コース
13,000円(月2回)~26,000円(月4回)
プライベートレッスン 【絵画造形コースプライベートレッスン】
80分6,050円~ (+交通費、材料費)

【小学校受験絵画制作プライベートレッスン】
80分11,000円~ (+交通費、材料費)

「絵画教室キャンディブックス」の基本情報

運営会社 合同会社キャンディブックス
住所 東京都渋谷区笹塚1-24-11 2階
お問い合わせ先 https://www.candybooks.net/inquiry
公式サイト https://www.candybooks.net/
※最新の情報はホームページ等でご確認をお願いいたします。