アライブインターナショナルスクールの子どもたち

アライブインターナショナルスクールの「英語力だけじゃない」成長を促す先進的な教育とは

この記事では、愛知県名古屋市東区にある、未就学の子どもを対象とした全日制英語保育園「アライブインターナショナルスクール」を紹介します。

アライブインターナショナルスクールは体験型学習を中心に据えたオリジナルカリキュラムを提供しており、英語を使って幅広い分野の学びを得ることができます。

「日常の英語を話せるのは当たり前」という考えのもと、英語力はもちろん、社会性やリーダーシップなど、将来グローバルに活躍していくために必要な力を身に付けられるのが特徴です。インターナショナルスクール以外に、名古屋市内に5校のイングリッシュスクール(アフタースクール)を運営しているため、同校卒業後も多くのお子様が通い続けています。

今回は株式会社アライブCEO兼アライブインターナショナルスクール校長の三井先生に、同校の大切にする教育理念や、保護者の方からの評価が高いオリジナルカリキュラムの内容について詳しくお話を伺いました。

英語力だけじゃない。“グローバルリーダー”を育成するアライブの理念

アライブインターナショナルスクールの授業風景

▲少人数制クラスで、のびのびと自主性が育つ

編集部

まずはアライブインターナショナルスクールの概要を教えてください。

三井校長

アライブインターナショナルスクールは名古屋市東区の全日制英語保育園(名古屋市認可外保育施設)です。2歳以上を対象とした「トドラークラス」、2歳半以上を対象とした「プリスクールクラス」、年少から年長までを対象とした「キンダークラス」を展開しています。

トドラークラス、プリスクールクラスの定員は10名、キンダークラスは14名の超少人数制を採用し、心理的安全性に配慮しながらお子様がのびのびと自主性を発揮できる環境が整っています。本校の外国人講師は、幼児教育の資格を持つ講師や、10年以上にわたる幼児教育の豊富な経験を持つ教育のプロフェッショナルで構成されています。また、スタッフの90%以上が、保育士資格や幼稚園教諭、看護師資格などの専門資格を保有しています。

校内に足を踏み入れると、明るく元気な外国人講師やアシスタントスタッフが子どもたちを温かく迎えてくれます。そのため、帰りたがらない子どもたちも多く、少人数クラス制を採用していることも相まって、非常にアットホームな雰囲気が広がっています。

またアライブは名古屋市内で5つのイングリッシュスクールも開校しています。本校卒業後は、県内のインターナショナルな小学校と日本の小学校に通われる方が分かれますが、日本の小学校に通いながらアライブのアフタースクールで英語を学ぶ子どもたちが多数です。卒業後もずっと関わり続けられる環境があるのも特徴といえます。

編集部

アライブインターナショナルスクールはどのような教育理念のもと運営されているのでしょうか?

三井校長

未来を切り拓く力を持つ世界のリーダーの育成をビジョンに掲げ、教育で、未来に豊かさを築くことを目指しています。本校の思い描くリーダーシップというのは、皆をぐいぐい引っ張っていく強いリーダーシップを意図しているわけではなく、子どもたち一人ひとりが自律心を持って、自分の強みを発揮することであると考えています。

中には皆を引っ張っていくリーダーがいても良いですし、そうではなくてチームメンバーとして誰かを支えてあげたいという、違う形のリーダーがいてもよいと思っています。自分自身の個性、強みを活かして世界の課題を解決し、新たな価値を創り出していく、そんなリーダーを育んでいくことがアライブインターナショナルスクールの目標です。

編集部

インターナショナルスクールというと「英語が話せるようになる場所」だと考えてしまいがちですが、それにとどまらずお子様の将来的な活躍も見越した教育を展開されているんですね。

三井校長

アライブインターナショナルスクールは単なる英会話スクールではなく、教育を行う学校なんだということは常に皆さまに対して伝え続けています。それはインターナショナルスクールだけでなく、アフタースクールの方でも同じです。

英語が話せるようになることは単なる通過点に過ぎません。高い英語力を身に付けた上で、考える力、行動する力を持って将来世界的な課題を解決できるようなリーダーになってほしい、その思いを頂点に掲げて本校ではあらゆる教育活動を実践しています。

多彩な経験・本物に触れる・ディスカッション。アライブが大切にする3つのアプローチ

アライブインターナショナルスクールの授業風景

編集部

アライブインターナショナルスクールの教育理念を実現するために、どのようなアプローチで教育を展開されているのかを教えてください。

三井校長

教育において大切にしていることはたくさんありますが、大きく3つご紹介いたします。

1つ目は「子どもたちの選択肢を広げる」ということです。幼い年齢でも既に明確な夢を持っているお子様もいますし、逆にまだ夢について全く考えてもいないお子様もいます。多彩なプログラムを通じて何か1つでも、「好き」や「得意」を発見し、お子様の未来に向けた選択肢を広げていけるように、多岐にわたる分野のさまざまな経験ができるようになっています

2つ目は「本物に触れる」ということです。1つ目のポイントとも関連しますが、お子様にさまざまな経験をしてもらう上で、本物の中から学び取ってもらうことを重要視しています。例えば理科の実験1つをとっても、本や教材などに載っている実験をただ行うだけの場合、「楽しかった」で終わってしまうかもしれません。

しかし、専門家やプロと共同してプログラムを作ることで、子どもたちの好奇心をさらに深め、発展的な学びが期待できるんです。そこから探究心につながり、私たちの想像をはるかに超えるような深い知識を持つ子に育つことも、当校では本当に多いんですよ!

3つ目は「ディスカッション」です。「園児の年齢でディスカッション?」とギャップに驚かれることも多いのですが、アライブの子どもたちはこの年齢から日常的にディスカッションを行っています。

ディスカッションにおいて大切にしているのが、自分の意見を伝えることだけでなく、人の意見を聞く姿勢、つまり社会性です。年齢的につい自分の話に夢中になりやすい傾向もありますし、インターナショナルスクールの特性としても自己表現にのみ特化したコミュニケーションスキルを身につける子も多いんですよね。

この点、本校は少人数制ということもあり、小学校以降の大人数の中でも子どもがきちんと周囲と協調できるのかと不安に思う保護者の方にも安心していただけるよう、人の意見を聞いてそれを受け入れるなどの社会性を身に付けるトレーニングには力を入れています。

もちろん、ディスカッションに必要な表現力を高めることやプレゼンテーションなども重要視しています。未就園児や年少生くらいの年齢では、Show & Tell などの小さな発表からスタートしますが、年中生、年長生になると、地球温暖化や世界地理などについても、自分の意見をしっかりと表現できるようになります。

これは、年齢を問わず日々外国人講師が「Why?」「Because」の問答を意識的に取り入れて、クリティカルシンキングや自分の言葉で表現できる力を養っているからだと思います。

アライブインターナショナルスクールの子どもの様子

▲本物に触れる体験やディスカッションを取り入れ、子どもの多角的な力を育む

編集部

インターナショナルスクールは一般的に自己表現の力を磨くイメージがありますが、聞く姿勢も大切にされているというのは特徴的ですね。

三井校長

もともとは多くのインターナショナルスクールと同様、本校でも表現力に重きを置いたディスカッションを推進していました。しかし卒園後にアフタースクールに続けて通っている子の声を聞くと、小学校でのコミュニケーションの取り方に戸惑いを感じるという悩みが多かったんです。

日本の小学校の先生とも連携して卒園生の様子を聞いていますが、やはりそこでも同様の課題が挙がっていました。そのために「相手の話を聞く」というコミュニケーションも大切にして、聞く練習などを工夫しながら取り入れてきたという経緯があります。

編集部

卒業後もずっと関わりを持てるアライブインターナショナルスクールだからこそ、卒業生の意見も取り入れてプログラムを改善されているということが良く分かりました。

様々なイベントと教科融合的な学びを提供するアライブのオリジナルカリキュラム

アライブインターナショナルスクールの授業風景

編集部

アライブインターナショナルスクールの具体的なカリキュラムの特徴についても教えていただけますか?

三井校長

本校では、英語教育のエキスパートが揃った教育研究開発部とその分野の資格を持つ専門講師が共同で開発したオリジナルカリキュラムを展開しています。

カリキュラムには、言語学、英語、算数、理科、社会、芸術、音楽、体育といった科目に加え、道徳やヨガ、劇づくり、料理、防災プログラム、絵本の読み聞かせなども含まれています。

各科目では、クリティカルなスキルを養うことに重点を置き、年中生、年長生になると知識を得た後に必ずディスカッションをします。一方的な講義スタイルではなく、双方向型の子どもたちが主役となる授業を実践しています。少人数制だからできることですね。

アライブインターナショナルスクールの劇づくりの様子

▲劇づくりなど多彩なカリキュラムを実施

三井校長

カリキュラムを作る上で特徴的なのが、リベラルアーツ(※)の考えに基づき教科を融合した学びを実践している点です。これはカリキュラムを作る側は大変ですが、大変効果があります。例えば算数の時間に温度計の読み方を学んだとすると、理科の氷の実験の際にはその知識も用いることができるなど、科目ごとに学びを分断するのではなく、当校の講師やアシスタントが連携し、学びを関連させることを意識しています。
※リベラルアーツ…特定の専門分野に偏らない、総合的な人間力を養う学問のこと。

編集部

さまざまな科目を関連させて教えていくことで、子どもたちの学びにどういった影響があるのでしょうか。

三井校長

学びのつながりにより、子どもたちの知的好奇心の喚起や視野の広がりが期待できます。新しい、奇想天外な驚くような発想も生まれてきます。また先ほどの理科の実験のように、ある科目の知識をまた別の科目で実践的に活かしていくことで、知識が実体験と紐づいたり、机上の勉強に終始せず生きた知識として定着し、また、忘れにくくなるという効果もあります。

また、年間プログラムではイベントが多いのも当校の特徴です。ハロウィンやクリスマスといった季節のイベントに加え、遠足(フィールドトリップ)、運動会やダンス、音楽、演劇などのパフォーマンス発表会や、子どもたちの個性を引き出すファッションショーもあります。

さらに、地域の医療機関と連携した健康診断、歯科医による歯の健康イベント、防災専門家から学ぶ防災訓練などプロフェッショナルから直接学ぶ体験型イベントも取り入れています。七夕やお月見、勤労感謝の日といった日本の伝統行事に触れたり、世界各国のお祭りを通じて異文化を学ぶ機会も豊富に設けているんです。子どもたちは大忙しです(笑)。

編集部

こういった独自カリキュラムはどのようにつくり上げているのですか?

三井校長

これが実は、裏で準備することが多くて本当に難しいんです(笑)。教育研究開発部と外国人講師が一緒になってつくっていくのですが、準備する側も、ものすごく勉強をしないといけないし、よいカリキュラムができたと思っても、現場で子どもたちの反応を実際に見てみると想定と違うことも多いんですね。本校ではあくまで子どもたち主体の教育を行っているため、子どもたちがどう学ぶのかも尊重しながら、日々 PDCA を回して(改善し)カリキュラムをブラッシュアップして進化させています。

だからこそ子どもたちが興味を持って学んでくれるようなカリキュラムになっていると自負しています。本校では入学前に無料体験をしていただくことを推奨しているのですが、そこでの保護者の方の感想を見てもカリキュラムや外国人講師の教え方に対してとても高評価をいただいています。

授業はすべて英語!さらに高い英語力を培うための礎を築く

アライブインターナショナルスクールの子どもの様子

編集部

アライブインターナショナルスクールの授業は基本的に英語で行われているのですか?

三井校長

本校の授業は教育経験豊富な外国人講師が100%英語で実践しています。安全性が第一のため避難訓練などの緊急時には日本語で伝える場合もありますが、基本的に普段の授業では日本語は一切使用しません。無料体験の際に実際の園生活の様子を見ていただき、100%英語の環境ということをご納得いただいた上で入学してもらっています。

編集部

冒頭に、卒園後は日本の学校に通われるお子様が多いというお話がありましたが、御校での経験は高校や大学などその後のお子様の進路などにも影響していますか?

三井校長

卒園後も多くの子が英語力をキープしており、それを活かして国際バカロレア(※)クラスのある高校に進学したり、海外留学をしたりするケースが大変多いです。
※国際バカロレア…国際バカロレア機構が提供する国際的な教育プログラムのこと。

もちろん実際に海外に行くと100%英語を理解できない場合もありますが、そういうときに本校で学んだ経験があれば、理解できないながらも意味を推測する習慣が身に付いています。そのために難しい言葉でもなるべく簡単な英語で定義などをしっかりと説明しながら、将来的に高度な英語能力を身につける素地を培っています。

英語力も人間としてもどんどん成長!卒園後も活躍する生徒多数

アライブインターナショナルスクールの子どもの様子

編集部

アライブインターナショナルスクールの経験を通じてお子様たちがどのように成長しているのかがわかるような、印象的なエピソードがあれば教えてください。

三井校長

月並みかもしれませんが、子どもたちの英語力の向上は日々めざましいものがありますね。未就園児や年少さんのときは一語の簡単な言葉でコミュニケーションを取っていた子が年中生や年長生になるとどんどん自分から、その日に合ったことや、おうちのこと、興味のあることなどを話しに来てくれる姿を見ると、とても成長を感じます。

また、パフォーマンスなどの練習時間が短くても、数分の英語のスピーチも堂々と言えてしまうんです。日々多くのことを体験するので、度胸もついているんですよね。

もちろん人間的な成長にも目を見張る瞬間も多いです。放課後に、年長生がまだ英語が読めない小さなクラスの子に絵本を読んであげている姿や、風邪で休んでいた子が戻ってきたときに、とても喜んでみんなでハグしている姿などを目にします。また、子どもたちの中にチームワークができていて、年長生になると何か問題が起きても、子どもたち同士でディスカッションをして解決する姿が見られるときにも、とても成長を感じます

編集部

集団の中での課題を自分たちで解決するという、大人でも難しいようなことを子たち同士で実践しているのはすごいですね!

三井校長

本当にそう思います。我々大人が子どもたちにフォローしてもらうことも多いんですよ。先生たちが困ったりバタバタしたりしていると、子どもたちから自然と「Can I help you?」という声があがるんです。我々としても、教える側、教えられる側の関係ではなく、子どもたちを1人の人間としてリスペクトし、一緒に学んでいこうというスタンスでいます。

アライブインターナショナルスクールの卒園式の様子

▲卒園式の子どもたち

編集部

卒園後もイングリッシュスクールの方に通ってつながっているお子様が多いとのことですが、卒園後の皆さんのご様子はいかがですか?

三井校長

私立の小学校に進学した子に関しては発表会などの機会に私が小学校に伺う機会がよくあるのですが、本校の卒園生の多くが生徒会長や学級委員など立派な姿になって活躍しています!本校の学びを活かして小学校に入ってからも活躍しているんだなと思うと、とても嬉しいですね。

中学校や高校のキャリア教育の職場体験で本校を選択してくれたり、新型コロナ禍のときに気遣って手紙をくれたりと、卒園後もさまざまな形で関わり続ける生徒が数多くいます。海外の著名な大学に留学した生徒が、夏休みに立ち寄ってくれることも多いですよ。

嬉しいのが、「アライブインターナショナルスクールが自分の原点だ」という言葉を多くの生徒にいただけること。ただの英語の園ではなく、子どもたちのその後の成長にとって大切な存在になれているんだと実感できて、本当にありがたい気持ちになりますね。

アライブインターナショナルスクールからのメッセージ

アライブインターナショナルスクールの子どもの様子

▲インタビューにご対応いただいた校長の三井先生と子どもたち

編集部

最後にインターナショナルスクールを検討しているご家庭のお子様、保護者の方に向けてアライブインターナショナルスクールからメッセージをお願いします。

三井校長

アライブインターナショナルスクールの最大の魅力は、子どもたちがどんどんチャレンジできる環境が整っていることです。本校では、子どもたちの可能性を決して制限せず、その夢やチャレンジを全力でサポートしています。英語のみの環境下で、お子様は自分の興味や関心にチャレンジすることができ、驚くほどの成長を実感していただけると思います。

最初は、お子様が英語のプログラムについていけるか不安に感じる方もいるかもしれません。しかし幼少期の脳は驚くほど柔軟で、スポンジのように新しい知識や経験を吸収していきます。英語の習得だけでなく、ここで積み重ねていく経験は、これからのグローバルな時代を生き抜く力となる、大切な財産になると私は考えています。

保護者の皆さまには、まずお子様が持つ無限の可能性を信じていただきたいと思います。そして、アライブインターナショナルスクールで出会えるさまざまなチャンスを通じて、お子様の才能が、本当に開花する瞬間を見守っていただきたいと思います。きっと、今まで見たことのない新たな一面を保護者の皆さまも発見していただけると確信しています。

編集部

単に英語力にとどまらない、将来的にグローバルに活躍していくための多角的な力を身に付けていける環境があることがよく分かりました。三井先生、本日はありがとうございました!

アライブインターナショナルスクールの保護者の口コミ

アライブインターナショナルスクールのクリスマスイベントの様子

ここでは、アライブインターナショナルスクールに寄せられた保護者の方からの口コミを一部抜粋して紹介します。

少人数制だからこそ、きめ細かいサポートが得られて安心して通わせることができる。

社会性を重視したカリキュラムのため、小学校入学後も問題なく集団行動できている。

理科の実験や遠足など、いろいろな体験ができるために子どもも楽しく通っている。

クラスの人数が少ないため、子どもがのびのびと発言でき、英語での会話力もしっかりと身に付いている。

子ども同士で遊ぶときも自然に英語を使っており、スタッフも皆英語なので、日本にいながら海外のような環境がある。

優しい子や温かいスタッフの中で楽しく過ごしている。第2の家のような存在になっているのではないか。

さまざまな口コミから、安心して楽しく通えるアライブインターナショナルスクールの温かい雰囲気が伝わってきました。インタビューの中に出てきた「原点」という言葉とつながる「第2の家のような存在」という口コミがあったのも印象的です。

また少人数制インターナショナルスクールで懸念される小学校進学後の集団生活についても、社会性や友達との協調を大切にする指導を行っているため問題なく順応できたとの声も聞かれました。

アライブインターナショナルスクールの季節のイベントの様子

▲クリスマスや七夕など、季節ごとのイベントはお子様からも保護者からも好評!

アライブインターナショナルスクールへのお問い合わせ

アライブインターナショナルスクールの施設外観

運営 株式会社アライブ
住所 愛知県名古屋市東区泉1丁目21-15大日ビル2F
電話番号 052-228-4833
問い合わせ先 https://alive-co.com/inquiry3/index.html
公式ページ https://alive-co.com/
※詳しくは公式ページでご確認ください