ピーストランポリンジム寒川のレッスン風景

アスリートも通うピーストランポリンジム寒川。子供の運動神経を底上げするレッスン内容とは

今回の記事では、子どもの運動能力の向上につながる習い事をお探しの方に向けて、神奈川高座郡寒川町のトランポリンジム「ピーストランポリンジム寒川」を紹介します。

「ピーストランポリンジム寒川」はレクリエーション用から競技用の本格的なものまで豊富なトランポリンを備えたジムです。

子ども向けの教室として、継続的に通う「アスリートキッズ教室」とスポット的にレッスンを受ける「フリーレッスン」を提供しており、トランポリンだけでなくパルクールやバク転など多様なレッスンを展開しています。トランポリンを通じてさまざまなスポーツに必要な体幹やバランス、空中感覚を身に付けていけるのが魅力です。

そんなピーストランポリンジム寒川のコンセプトやレッスン内容について、代表取締役の大久保さんに詳しくお話を伺いました。

トランポリンで運動神経全般を底上げする「ピーストランポリンジム寒川」

ピーストランポリンジム寒川のレッスン風景

編集部

まずは他のトランポリン教室とピーストランポリンジム寒川との大きな違いを教えてください。

大久保さん

トランポリン教室はトランポリン競技の技術向上を目的としているところが多いのですが、前提としてピーストランポリンジム寒川はトランポリン選手の育成をする教室ではありません。「トランポリンを使って運動神経全般を底上げする」ことを目的としています。

その証拠に、ピーストランポリンジム寒川はトランポリンや体操以外のアスリートがトレーニングとして利用することが多いんですよ。例えばスノーボードやハーフパイプの選手も良くトレーニングに来ていますし、柔道選手の朝比奈沙羅選手も5年近くピーストランポリンジム寒川でパーソナルトレーニングを行っています。

編集部

トップアスリートの方もトレーニングを行っているんですね!空中感覚が求められるハーフパイプはイメージが付きますが、柔道とトランポリンというのは意外に感じます。

大久保さん

実は私も、最初は「柔道とトランポリン?」という感じでピンときませんでした(笑)。朝比奈選手の場合、「投げられて体が宙に浮いたときの体の感覚をトランポリンを使って掴みたい」というのがピーストランポリンジム寒川でのトレーニングを始めたきっかけでした。そこから相談し合っていろいろなトレーニング方法を考えていく内に、意外とトランポリンを使ったトレーニングは柔道と親和性があることを見出し、今ではピーストランポリンジム寒川が朝比奈選手のスポンサーとなる程関係を深めています。

柔道の他に意外な競技でいえば、当ジムではサッカーチームのトレーニングサポートも行っているんですよ。ヘディングなどでの跳躍の感覚、着地の際の転び方などを、トランポリンを使って身に付けています。

このように、トランポリンを使ったトレーニングではどのような運動、競技にも活かせるような「体の動かし方」「感覚系の神経の発達」に寄与します。それをゴールデンエイジと呼ばれる小学生の時期に身に付けさせるのが、ピーストランポリンジム寒川の子ども向け教室の目的です。

運動が苦手な子からチアリーディングを習う子まで、さまざまな生徒が通う

ピーストランポリンジム寒川のレッスン風景

編集部

実際にピーストランポリンジム寒川に入会されているお子様は、どういった目的の方が多いですか?

大久保さん

最近ですと小学生を中心に、チアリーディングを習っている子が「アクロバットを習いたい」という理由で通うケースが多いですね。また体操の選手が自主練としてレッスンを受けに来ることもあります。

もちろん「トランポリンをやってみたい」という理由で入会する子もいます。トランポリンのレッスンを受けるのは幼稚園児を中心に、比較的年齢の低いお子様が多いですね。もともと遊びに来ていた子が、一度きちんと習いたいということでレッスンを受けるケースも少なくありません。

意外と多いのが、「運動を苦手としているけれど、トランポリンなら楽しくやってくれる」という理由で保護者の方が通わせるケースです。運動が苦手でもレッスンを受けている内に着実に上達していくため、楽しく通い続けてくれる子が多いです。

トランポリンで多様な運動を行う「ピーストランポリンジム寒川」の子ども向けレッスン

元々子どもから大人まで自由にトランポリンを楽しめる施設としてスタートした「ピーストランポリンジム寒川」。その後、子どもや保護者の方から「習い事としてトランポリンのレッスンを受けたい」という声が高まっていったことを受け、2024年4月に「アスリートキッズ教室」を立ち上げました。

現在は一般利用者の利用が多い長期休暇期間以外の時期に、週1、2回の習い事としてグループレッスンを行う「アスリートキッズ教室」と、スポット的なレッスンを行う「フリーレッスン」の主に2つの形で子ども向け教室を開催しています。

ここからは、「アスリートキッズ教室」と「フリーレッスン」のレッスン内容について紹介します。

トランポリンの基礎的な技がメインの「アスリートキッズ教室」

編集部

ピーストランポリンジム寒川での具体的なレッスン内容について伺います。まずは「アスリートキッズ教室」について教えていただけますか?

大久保さん

アスリートキッズ教室ではお尻で跳ねたりお腹で跳ねたりといったトランポリンの基礎的な技をメインにレッスンをしています。それに加えて、走ったり縄跳びをしたりボールを使ったりと、トランポリンを使ったさまざまなトレーニングを取り入れています。

編集部

トランポリンの上でボールを使う練習というのはどういった力につながるトレーニングなのでしょうか?

大久保さん

日常生活を送っているだけでは空中で何かをする機会はあまりないものですが、ボールを使う競技の場合には空中でボールを扱う感覚が求められる場面が多々ありますよね。

例えばサッカーのヘディングやオーバーヘッドキッズ、バスケットのアリウープ、バレーのレシーブなどがその一例です。トランポリン上でボールを投げたり受けたりする中で、空中でボールを上手く扱う感覚を掴むというのがトレーニングの狙いです。

ピーストランポリンジム寒川のレッスン風景

▲空中でボールを扱う感覚を掴むためのトランポリンのトレーニング

編集部

なるほど。トランポリンの上を走るというのはどのようなトレーニングなのですか?

大久保さん

ピーストランポリンジム寒川には14mのトランポリンがあるため、その上を走っていきます。地面の反発のないトランポリン上を走ることで体幹や下半身が鍛えられ、足の速さにつながります。

それ以外にも、体の重心をコントロールする“膝抜き”の習得にも効果があります。足を突っ張った状態でトランポリンの上を走ると跳ねてしまうため、跳ね返らないように走ることで股関節の柔軟性が上がり、膝抜きの感覚をつかめるんです。例えばサッカーではディフェンスと一対一になったときなどに左右に俊敏に動くフットワークが求められますよね。この膝抜きの感覚は、そういったステップワークにも役立つものになります。

ピーストランポリンジム寒川のレッスン風景

▲トランポリンの上を走ることで、床や地面を走るのとはまた違う効果が得られる

「フリーレッスン」ではバク転やタンブリング、パルクールなどから希望のレッスンを選択

ピーストランポリンジム寒川のレッスン風景

編集部

ピーストランポリンジム寒川のフリーレッスンの内容についても教えてください。

大久保さん

フリーレッスンでは「基礎トランポリン」「タンブリング」「バク転教室」「パルクール」「ウォールトランポリン」「かけっこトレーニング教室」といった多様なメニューを用意しています。その中から希望するレッスンを選択していただき、1回税込3,000円で単発のレッスンを受けるという内容になっています。

編集部

ウォールトランポリンやパルクールのレッスンは割と珍しいのではないかと思いますが、どのようなお子様が受けられることが多いですか?

大久保さん

ウォールトランポリンは、トランポリンを背中で跳びながら垂直の壁を登っていくという新しいジャンルです。まだ競技化はされていないのですが、テレビなどで話題となったこともあり興味を持ったお子様がレッスンを受けてくれています。

パルクールも同様に、興味はあるけれどまず何から始めたら良いのかわからない子が最初にピーストランポリンジム寒川でレッスンを受けるというケースが多いですね。

競技用のトランポリンやオリジナルのV字のトランポリンなど、充実の設備が魅力

ピーストランポリンジム寒川の施設内観

編集部

ピーストランポリンジム寒川の設備面の特徴もあればご紹介いただけますか?

大久保さん

当ジムではレクリエーション用のトランポリンを始め、先ほど言った14mの長いトランポリンや競技用のトランポリンなど、トランポリンの種類を豊富に取り揃えています。競技用のトランポリンはオリンピックにも使用されているもので、普通のトランポリンとは反発力が格段に違います。競技者であれば6mくらい跳ぶことも可能です。

中でも特徴的なのは、当ジム独自で制作した「バタフライトランポリン」というV字のトランポリンです。通常トランポリンというと上下に跳ぶ動きが普通ですが、これはV字になっているために横に跳べるのが特徴です。新感覚を楽しむ以外にも、スキーやスノーボードのターンの動作に近いジャンプができるため、そういった動きのトレーニングも活用できるものとなっています。

本格的なトランポリンや変わった形のトランポリンがあることは、レッスンの楽しさやトレーニングの多彩さにつながります。種類が豊富にあるだけでなく効果的な使用方法をしっかりと指導しているのも本施設ならではの魅力といえるでしょう。

ピーストランポリンジム寒川のレッスン風景

▲オリジナルのV字トランポリン「バタフライトランポリン」を始め、トランポリンの豊富さが魅力

体操経験者やパルクールの指導者など経験豊富なスタッフが、楽しくレッスンを行う

ピーストランポリンジム寒川のレッスン風景

編集部

ピーストランポリンジム寒川にはどのような指導者がいらっしゃるのでしょうか。

大久保さん

指導者は私ともう1人のスタッフの2人となっています。私は体操出身で、日本オリンピック委員会の強化コーチングスタッフをしており、20年以上の指導歴を持っています。もう1名の指導者はパルクールの国際指導員資格を所有しており、基礎から回転技まで幅広い技術の指導が可能です。それぞれの専門分野を活かしてお子様への指導を行っています。

編集部

経験豊富な指導者の方からレッスンを受けられるのはトレーニングの面でも安全面でも魅力的ですね。レッスン中のお子様の雰囲気はいかがですか?

大久保さん

競技技術向上に特化した体操クラブだと厳しい雰囲気のところも多いのですが、ピーストランポリンジム寒川の場合は運動全般に役立つ技術を身に付けていこうというコンセプトのため、できないことに対して厳しく指摘するようなことはありません。危険な道具の使い方などをしない限り注意することはなく、基本的に和気あいあいと楽しい雰囲気でレッスンを行っていますよ。

ピーストランポリンジム寒川からのメッセージ

編集部

最後に、ピーストランポリンジム寒川に興味を持ったお子様や保護者の方に向けてメッセージをお願いします。

大久保さん

トランポリンを使ったトレーニングによって体力をつけ、体幹、バランス力、空中感覚を育んでいくのがピーストランポリンジム寒川の子ども向け教室の魅力です。トランポリンは真っすぐ跳ぶだけでも実は難しいものなのですが、子どもたちは跳んでいく中で自然と背筋を伸ばして真っすぐに跳ぶ感覚を掴んでいきます。そのため普段から姿勢が良くなるというメリットもあります!

また普通の習い事はお子様がレッスンを受けている間保護者の方は待っているだけになることが多いものですが、ピーストランポリンジム寒川の場合は保護者の方も一緒に運動できるのが特徴です。最初はお子様の習い事の付き添いで来たお父さんがハマってしまうパターンも多いんですよ!ピーストランポリンジム寒川のレッスンをきっかけに、ご家族で体を動かす習慣をつけてもらうのも良いのではないでしょうか。フリーレッスンをご家族一緒に受けていただくことも可能ですので、ぜひ一度ご参加いただけると嬉しいです。

編集部

大久保さん、本日は貴重なお話をお聞かせいただきありがとうございました!

ピーストランポリンジム寒川のレッスン・教室料金

▼アスリートキッズ教室(1時間)

週1回コース 月会費(1か月):8,800円(税込)
9~12月一括納入:33,000円(税込)
週2回コース 月会費(1か月):13,200円(税込)
9~12月一括納入:50,000円(税込)
レッスン会員登録費
(週1回・2回コース共通)
中学生以下:2,000円(税込)
高校生以上:2,500円(税込)

▼フリーレッスン(レッスン時間40分+フリータイム30分)

通常レッスン・教室 1回:3,000円

ピーストランポリンジム寒川の子ども向け教室は、一般のお客様が多い長期休暇中を除いた時期での実施となります。アスリートキッズ教室は9月から12月の期間中での実施となっており、4か月分を一括納入する場合は割引特典があります。また、アスリートキッズ教室は500円で初回体験の利用が可能です。

ピーストランポリンジム寒川利用者の声

ここでは、ピーストランポリンジム寒川を利用されていてるお子様の保護者から寄せられた口コミの一部を紹介します。

1時間しっかりとレッスンがあるが、トランポリンの上で縄跳びやバスケットボールなどを使って子どもも楽しめている。

スタッフの方が経験豊富で、親切丁寧にサポートしてくれる。大抵の技を教えてもらえるため、上達を目指すならおすすめ。

跳ね返りの良いトランポリンを使用しており、器具も設備も最高の環境がある。器械体操の技は禁止されている施設も多い中で、経験者であれば許可してもらえたため、器械体操を習う子どもも十分に練習できた。

設備面やスタッフの対応に対する高評価の声が多く聞かれました。ここには掲載していませんが「親子で楽しく通っている」という口コミも多く、親子で運動習慣をつけるのにもぴったりの環境があるようです。

ピーストランポリンジム寒川の基本情報

住所 神奈川県高座郡寒川町倉見1117
電話番号 0467-38-6992
問い合わせ https://ps-trampolinegym.com/contact/
公式サイト https://ps-trampolinegym.com/

※最新の情報はホームページ等でご確認をお願いいたします。