子どもの「好き」が最優先。キッズ・プログラミング教室「キッズプロ」が人気の理由とは|東京

この記事では、東京都荒川区にある子ども向けプログラミング教室「キッズ・プログラミング教室KIDSPRO」をご紹介します。

同教室は「知識を押し付けるのではなく、子ども達が主体的に楽しく学ぶ」スタイルが特徴です。多彩な教材が用意された環境で、生徒たちはそれぞれに学びたいことを学び、幅広い知識を持つ先生たちが必要に応じてサポートしています。

また、スクール生は、オンライン授業やオリジナルのeラーニングシステムも無料で利用可能。基礎を固めたり発展的な内容を習得したりと、通常授業プラスアルファの学びも得られます。

そんなキッズ・プログラミング教室KIDSPROについて、代表取締役の岡田さんに詳しくお話を伺いました。

子どもが知りたいことを好きなように学ぶ「キッズ・プログラミング教室KIDSPRO」

KIDSPRO教室内でプログラミングを学ぶ子ども

編集部

キッズ・プログラミング教室KIDSPROのコンセプトや指導方針を教えてください。

岡田さん

「楽しく主体的に学ぶ」ということでしょうか。こちらから知識を押し付けるのではなく、子ども達が知りたがることをサポートしながら教えています。

当教室には、マインクラフト(マイクラ)の世界をプログラミングできる「MakeCode」や、3Dデザインのできる「Tinkercad」「Blender」、レゴ系のさまざまな学習キットなど、多くの教材があります。

それらを使って好きなように取り組んでもらい、子どもから質問があったら答える。どんどん質問が来るので、こちらも、なるべく早く答えたいと頑張っています。

編集部

生徒さんが好きなように取り組むというスタイルについては、何か背景や目的があるのですか?

岡田さん

私自身の子どもが小さい頃に、TV番組のFLASHアニメを見て、自分でも作りたいって言ってきたことがあったんです。

ただ、その当時私はサラリーマンとして仕事が忙しく、教えることができませんでした。そして3~4年経って時間ができたので一緒に勉強しようかなと思ったのですが、その頃には子どもはもう興味をなくしていたんですね。

その経験もあり、子どもの「知りたい」という気持ちをキャッチすること、やってみたいその時に教えるということを大切にしています。

未就学児から通える。KIDSPROのコースを紹介

KIDSPRO教室内で、子ども達がプログラミングをしている

KIDSPROには、5歳~小学校低学年を対象とした「ジュニアコース」と、小学生〜大人向けの「スタンダードコース」があります。

先生1人に対して生徒4人~6人の少人数制。教室に用意された多彩な教材を自由に使用し、それぞれ学習を進める個別指導に近い授業形式となっています。

5歳から通える「ジュニアコース」。徐々に本格的な内容を習得

KIDSPRO教室内で、先生とプログラミングに取り組む子ども

▲ジュニアコースでは先生が隣に座り、楽しく指導してもらえる

編集部

お子様それぞれの興味にもよると思いますが、ジュニアコースの5歳くらいのお子様では、例えばどういったところから始めるのでしょうか。

岡田さん

レゴでロボットを作って、ビジュアルプログラミング言語でモーターやセンサーを動かしたり、タブレットで絵を描いてプログラミングをしたりしています。「ScratchJr」「Viscuit」「OctoStudio」といった、子どもでもプログラミングできる教材が何種類かあるので、それらを使用しています。

他にも、当教室オリジナルの幼児向け教材を使って教えたり、それも難しければ、講師が隣にいて一緒にゲームを作ったり、絵を描くこともあります。最初は先生の真似をして作っている子がほとんどですが、徐々に自分で考えられるようになってきますよ。

編集部

小学校に上がるくらいになると、かなりできることが増えていくのでしょうか。

岡田さん

はい。マインクラフトやmicro:bitでプログラミングができる 「MakeCode」などは、子ども向けのプログラミング言語ではありますが、JavaScriptやPythonの構文に変換できるようになっています。学年が上がるにつれ、だんだん本格的なことができるようになります。

「スタンダードコース」では、大人顔負けのスキルを習得する中学生も

マインクラフト「MakeCode」上級編の学習画面

▲ビジュアルプログラミング言語「MakeCode」と「コマンド」を使用し、マインクラフトの世界をプログラミング

編集部

スタンダードコースの内容も教えてください。

岡田さん

スタンダードコースでも、一人ひとりの希望に合わせて色々な学習をしてもらっています。教材としては、KIDSPROのホームページに公開した資料やオリジナルの教材、市販のテキストなども使用します。

編集部

オリジナル教材の特徴は、どのようなところでしょうか。

岡田さん

特徴は、種類が多いことが1つ。それから、動画(gif画像)に説明文を付けた形式にしているところでしょうか。子どもがぱっと見たときに「こうプログラミングしたらこうなる」というイメージを持てる。ただコードを写すのではなく、中身が理解しやすくなっていると思います。

編集部

感覚的に分かりやすいんですね。教材の中で、特に人気があるのはどのようなものですか?

岡田さん

やはりマイクラは人気ですね。中学生ぐらいになってくると、PythonとかHTMLといった、実際にWeb開発現場で用いられる技術に取り組む子もいます。

それから「Roblox」という自分でゲームをプログラミングして公開できるサービスがあります。Luaという、子供には難しいプログラミング言語が必要になりますが、熱中して自分のゲームを作っている子もいますよ。

通常授業にプラスアルファ。オンライン授業とeラーニングシステム

編集部

通常のコースの他にも受講できる授業がありますか?

岡田さん

はい。通常の授業に加え土日にオンライン授業を開催しており、そのほか当教室オリジナルのeラーニングシステムも用意しています。スクール生はどちらも無料で利用できます。

Zoomを利用して、一斉授業のような感じで、私が説明しながら実際にプログラミングをしていきます。生徒たちは説明を聞きながら真似して作っていきます。

内容は、通常授業の、少し発展的な位置づけで、毎週新しいゲームなどを考えて教えています。

編集部

eラーニングの方はいかがですか?

岡田さん

eラーニングは、小学校プログラミング教育の手引きに対応し、プログラミング概念やゲームプログラミングが学べるものです。2020年にeラーニング大賞の特別賞を受賞しました。

当時は小学校のプログラミング教育が必修化された頃でしたが、学習指導要綱に書かれている内容は、実践的な教育内容よりは概念的なことが主でした。それを見て、忙しい小学校の先生でも使いやすい教材を作ったので、そのあたりを評価して頂いたのだと思います。

eラーニングは子どもが見ても理解して進められる内容にしているので、先生は子どもたちにそれを見せてサポートに徹することもできます。実際、当教室の生徒たちは、各自が家で見て取り組めています。

「何でもできる」が人気の理由。将来役立つスキルも、楽しみながら身につける

編集部

子ども向けのプログラミング教室は数多くありますが、その中でKIDSPROが選ばれる理由は、どのような点だとお感じですか?

岡田さん

やはり「やりたいことが何でもできる」というところが大きいんじゃないでしょうか。

それから、先生達のスキルの高さもあると思っています。正社員の先生はもちろん、パートやアルバイトで来てもらっている先生も、情報系の大学生だったりJavaの講師だったりとそれぞれに高いスキルを持っているので、幅広い知識を教えることができます。

編集部

自由に楽しく学べて、それでいて知識やスキルがしっかりと身につくのですね。

プログラミング技術・知識以外の部分でも、教室を通して得られる力があれば教えてください。

岡田さん

プログラミングで作品を作るには「調べる」「精査する」「制作する」など、さまざまな工程が発生します。コンテストに出るのであれば、お題についての知識を得るところから始めることもあります。

このように色々と情報収集をして、どれがいいかを精査し、計画を立てて作るという一連の流れがこなせる力は、将来どんな仕事をするにしても役立つと思います。

それから、学んだプログラミングを「活用する」力もつけてもらいたいので、プログラミングが実生活の中でどう便利なのかということを教えることもあります。

編集部

どのような方法で教えられるのですか?

岡田さん

子ども達の好きなマイクラを使って説明することが多いですね。「マイクラの中で、プログラミングを使うとこんなすごいことができるんだよ。現実世界でも一緒で、プログラミングによって将来すごいことができるかもしれないよ」ということを、それとなく伝えたりしています。

ただ、あくまでも「それとなく」です。

「将来役立つからプログラミングを勉強しましょう」という形ではなく、常に楽しみながら、子ども達の知りたがることに応えていきたいと思っています。

キッズ・プログラミング教室KIDSPRO利用者の感想

編集部

実際に教室に通っているお子様の様子や、保護者の方からの感想についてお聞かせください。

岡田さん

みんな楽しく通ってくれています。親御さんから「うちの子は人とコミュニケーションをとるのが苦手ですが、KIDSPROにはいつも行きたがって、楽しく通っています」などの声も頂きます。

編集部

特に、どんなところに楽しさを覚えているのでしょうか。

岡田さん

先生と子どもの関係性でしょうか。教えている方も、友達に楽しいことを伝えるようなつもりで、フラットな目線で話をしています。

また、子どもによっては「今日は気分が乗らない」ということもありますし、やりたいことが急に変わることもあります。そういった子どもならではの気分や特性も尊重し、強制はしないようにしているので、そのあたりで通いやすいと感じてもらえるのかもしれないですね。

キッズ・プログラミング教室KIDSPROからのメッセージ

キッズ・プログラミング教室KIDSPRO代表の岡田さんと、講師の前田さん

▲左)インタビューに応じてくださった、キッズ・プログラミング教室KIDSPRO代表取締役の岡田さん。 右)講師の前田さん

編集部

最後に、KIDSPROへの入会を検討してる方へ向け、数あるプログラミング教室の中でKIDSPROだからこそ体験できることや、こういうお子様におすすめといったメッセージがあれば頂戴できますか。

岡田さん

私たちは、子ども時代は人生の中で一番楽しい時期なので、楽しく学んで、それが結果として将来役に立てばという考え方でプログラミングを教えています。

「やってみたい」という気持ちの強いお子様、また将来のために勉強させようというのではなく、あくまでもお子様の気持ちに応えたいという保護者の方には向いているかと思いますので、ぜひ気軽に見に来て頂ければと思います。

編集部

岡田さん、本日はありがとうございました!

キッズ・プログラミング教室KIDSPROの授業料・無料体験

キッズ・プログラミング教室KIDSPRO日暮里校の外観

▲KIDSPRO日暮里校は全面ガラス張りの、オープンな教室

キッズ・プログラミング教室KIDSPROの授業料は以下の通りです。

入会金 13,200円(税込)
授業料 【月水金60分コース】
6,600円(税込)/月2回
11,000円(税込)/月4回

【土日90分コース】
8,800円(税込)/月2回
15,400円(税込)/月4回

詳細:KIDSPRO授業料金

入会前に無料体験や見学もできるので、ご興味のある方はお子様と一緒に、教室の雰囲気やカリキュラム内容を体験してみてはいかがでしょうか。

無料体験お申込み

また、埼玉県草加市にある「草加Sloth Cafe校」では、自分の好きな日に来て、休みたいときは休める子ども向けの「好きなときプログラミング教室」も開講されています。開講日は火曜日と木曜日で、受講料は1回45分2,500円(税込)ですので、興味のある方はチェックしてみてください。

詳細:草加Sloth Cafe校「好きなときプログラミング教室」

キッズ・プログラミング教室KIDSPROの基本情報

運営会社 キッズ・プログラミング株式会社
住所 ■日暮里校
東京都荒川区東日暮里5-3-9

■草加Sloth Cafe校
埼玉県草加市谷塚上町95-10 Sloth Cafe(スロースカフェ)内
電話番号 050-6877-6323
お問い合わせ先 https://kidsprogram.co.jp/contact/inquiry
公式サイト https://kidsprogram.co.jp/

※最新の情報はホームページ等でご確認をお願いいたします。