フィットちゃんのランドセル

売上No.1ランドセル「フィットちゃん」と姉妹ブランド「アーティファクト」の魅力を紹介!

この記事では、子どものランドセル選びに悩むご家庭の皆様に向けて、株式会社ハシモトBaggageが製造するランドセルの特徴や魅力をご紹介します。

国内のランドセル製造販売本数でナンバーワン(※)を誇る「フィットちゃん」で知られる同社は、40年にわたる歴史の中で培った知見をもとに、肩への負担を軽減する「楽ッション」や「フィットちゃん背カン」など業界をリードする革新的な機能を取り入れてきました。
(※)2023年1月〜12月の株式会社東京商工リサーチによる調査

さらに、老舗でありながらも新しいデザインにも積極的に挑戦しています。2020年には子どもの感性や多様性を尊重したデザインを展開する新ブランド「アーティファクト(ARTIFACT)」を立ち上げ、性別にとらわれないカラーやシンプルで洗練されたデザインが保護者から高い支持を得ています。

今回は、株式会社ハシモトBaggageのマーケティング事業部で「フィットちゃん」を担当する菅谷内さんと、「アーティファクト」を担当する背さんに、各ブランドのランドセルへのこだわりやその魅力について詳しくお話を伺いました。

▼株式会社ハシモトBaggageの詳細

ショップタイプ 店舗・ショールーム
出張展示会
・オンライン:フィットちゃんアーティファクト
営業時間 店舗によって異なる

No. 1ブランド「フィットちゃん」が支持される理由とは

ピンクの差し色が入った黒いランドセル

編集部

まず、国内のランドセル製造販売本数でナンバーワンを獲得しているブランド「フィットちゃん」についてお聞きします。ブランドのコンセプトや特徴について教えていただけますか?

菅谷内さん

フィットちゃんのブランドフィロソフィーは「こどもがうれしい。それが、いちばんうれしい。」です。お子さんが「これがいい!」と思うものを選べば、親御さんを含めた家族全員が嬉しくなる、という考え方に基づいています。

機能開発にも力を入れており、それまで世の中になかったような機能を他社さんに先駆けて取り入れてきました。

編集部

代表的な機能について教えていただけますか?

菅谷内さん

最大の特徴は、フィットちゃんの心臓部とも言える「フィットちゃん背カン」です。背カンとは、肩ベルトとランドセル本体をつなぐパーツのことです。独自開発のフィットちゃん背カンによって肩ベルトを25°立ち上げることで、ランドセルとお子様の背中との接触面積が10%増え、肩への圧力が軽減します。

さらに、肩ベルトが左右別々にスライドする仕組みとなっているので、背負ったり降ろしたりする動作もストレスなくスムーズに行えます。

フィットちゃんの背カン

▲フィットちゃんの肩ベルトは、独自開発の背カンによって25°立ち上がった形状になっている。

菅谷内さん

また、肩ベルトにはぷにぷにした素材の非常に分厚い「楽ッション」を使用しています。大学との共同研究では、楽ッションを採用した肩ベルトは従来型の肩ベルトより30%ほど鎖骨から大胸筋への負担を軽減させるという結果が出ています。

楽ッションを採用したランドセルは発売から5年ほど経っていますが、荷物が増えてもお子さんが負担を感じづらいという声を多くいただいております。

フィットちゃんの側面

▲楽ッションは、肩ベルトのクッション材の厚みが従来品と比べて2倍以上。

菅谷内さん

さらに、お子様の安全を守る「安ピカッ」もフィットちゃんの特徴です。多くのランドセルに車のライトなどに反応して光るシルバーの反射材がついていますが、フィットちゃんの「安ピカッ」はシルバーの反射材ではなく、ランドセルのふちの生地自体が光る仕組みになっており、安全性とデザイン性を両立しています。

女の子にはくすみ系カラー、男の子には差し色の入った黒が人気

フィットちゃんのランドセル

▲2025年モデルから投入した2色の黄色も人気。

編集部

フィットちゃんには200種類80色という豊富なバリエーションがありますが、その中でも特に人気のある種類やカラーはどれでしょうか?

菅谷内さん

女の子向けでは、最近はペールラベンダーやペールブルーといったくすみ系のカラーが人気です。また、2025年モデルから新たに2色の黄色を追加しました。特に淡い黄色の「ルミナスイエロー」は女の子の間で非常に人気があります。黄色のランドセルは珍しいので、注目を集めていますね。

男の子には定番の黒色が人気ですが、フィットちゃんをお選びいただく方の間では、黒に赤や青などの差し色が入ったデザインが人気です。

赤の差し色が入った黒いランドセル

▲単なる黒ではなく、アクセントとなる差し色が入ったデザインが人気。

編集部

男の子のランドセルも、黒を基調にしつつ個性的なデザインへと進化しているのですね。

菅谷内さん

そうですね。近年は、男の子も自分らしさを表現できるランドセルを求める傾向が強くなっています。出張展示会に行くと、必ず一人は「ピンクのランドセルがほしい」と言う男の子がいます。

ただ、親御さんやおじいちゃんおばあちゃんがピンクのランドセルを躊躇するケースも多いんです。しかし、フィットちゃんのコンセプトは、「こどもがうれしい。それが、いちばんうれしい。」ですので、できる限りお子様が「これがほしい!」と思うランドセルを提供したいと考えました。

その結果、パールオレンジやピンク、パールラベンダーなどのアクセントが入ったランドセルが誕生しました。正面から見ると普段は黒いランドセルですが、カブセを開けると鮮やかなアクセントカラーの色が広がります。

編集部

お子様の希望を叶えながら、親御さんも納得できるようなランドセルを提供しているのですね。

940グラム!史上最軽量の「ゼロランド」誕生

ゼロランドのランドセル

編集部

2023年には、フィットちゃん史上最軽量ランドセル「ゼロランド」が登場しましたね。

菅谷内さん

ゼロランドは最も軽いもので940グラムです。これは、フィットちゃんシリーズの平均的な重さよりも約200~300グラム軽くなっています。

新型コロナ以降、タブレット端末を導入する学校が増えた影響で、ランドセルの重さに対する意識が高まっています。そこで、軽量化を徹底的に追求するために、金具やパーツ、デザインをすべて見直し、ブランド名通りゼロから新しいランドセルを作り上げました。

背さん

軽量化と機能性を両立させるために、開発段階で職人の小学生のお子さんに実際に使ってもらい、その使い心地を確認しながら改良を重ねていきました。

編集部

デザイン面で特に工夫した点はどこですか?

菅谷内さん

ランドセルの「カブセ」(蓋の部分)の微調整ですね。

軽量化するためには、カブセを無くすという選択肢もありました。カブセは機能上必ずしも無くてはならないものではないからです。しかし、ゼロランドはあえてカブセを残しました。なぜなら、ランドセルは子どもにとって成長を象徴する憧れの存在であり、ランドセルの形状そのものが子どもにとって特別なものだからです。

そのため、軽量化だけでなく、「これはランドセルだ」とお子様に認識してもらえるデザインにこだわりました。

「アーティファクト」は子どもの感性や多様性を尊重した新ブランド

アーティファクトのランドセル

編集部

ここからは、フィットちゃんの姉妹ブランドとして2020年にデビューした「アーティファクト」について伺っていきます。まず、コンセプトや特徴について教えてください。

背さん

アーティファクトは「後ろ姿に、感性を。」をコンセプトに、お子様の感性を尊重するデザインを追求するブランドです。菅谷内の話にあったように、男の子であってもピンクのランドセルを背負いたい子がいます。性別にとらわれることなく好きな色やデザインを子どもさんが自由に選べるランドセルを目指しています。

もちろん、 アーティファクトにも「フィットちゃん背カン」や「楽ッション」、「安ピカッ」を採用しているので、デザインと機能の両方に妥協しないランドセルと言えます。

編集部

デザイン面でのこだわりについて、詳しく教えてください。

背さん

フィットちゃんはお子様に支持いただくケースが多いのですが、アーティファクトは親御さんにファンになっていただくことを意識しています。そのため、刺繍やラインストーンによる模様は一切施していません。ハイブランドのバッグのように、成長するにつれてどんどん似合うランドセルを目指しています。

シンプルさを追求するため、ランドセルのカブセ部分を固定する金具「鋲(びょう)」も外からは見えないデザインにしています。

編集部

ゼロランドやアーティファクトなど、積極的に新しいデザインに挑戦しているのですね。

背さん

その通りです。長年フィットちゃんを製造してきた職人たちは、全く異なるデザインに戸惑うこともありましたが、デザイナーと職人が根気強く話し合いながら、新しいコンセプトのランドセルを作り上げました。

高級感や洗練されたデザインで保護者からも人気

アーティファクトのランドセルが3本並ぶようす

▲アーティファクトの人気商品。左からTorte(トルテ)、 Momentum(モメンタム)、Tone(トーン)。

編集部

アーティファクトで特に人気のモデルやカラーについて教えていただけますか?

背さん

男の子の一番人気は「Momentum(モメンタム)」です。スピード感・疾走感あふれるデザインが特徴で、2020年にアーティファクトが誕生してから不動の1位です。

親御さんは重厚感のあるゴールドの金具を気に入ってくれることが多いですね。

アーティファクトのMomentumのランドセルの背面

▲ Momentumはゴールドの金具が特徴。

編集部

女の子からはどのようなランドセルが人気ですか?

背さん

女の子の一番人気は「Torte(トルテ)」です。ペールカラーが特徴で、装飾を一切使わずデザインのみで「かわいらしさ」を表現しました。

また、カブセを半分にした「Tone(トーン)」のオフホワイトは男の子にも女の子にも高い人気があります。内装もかなりシンプルにしてあるので、性別問わず使っていただけるランドセルです。

アーティファクトのTorteのランドセル

▲ペールカラーで洗練されたデザインが特徴のTorte。

アーティファクトのToneのランドセル

▲Toneはカブセをカットしたことで錠前を特別仕様のマグネットバックルに。

編集部

どのランドセルも洗練されていますね。Toneは大人が使っても違和感がないデザインだと感じました。

フィットちゃん、アーティファクトの購入方法

アーティファクトのショールーム

編集部

本日ご紹介いただいたフィットちゃんやアーティファクトの購入方法を教えてください。

菅谷内さん

ランドセルの販売は、年中さんの2月からスタートします。私たちのショールームは全国に11店舗あり、3月からは全国60ヶ所以上を回る出張展示会も行っています。

ショールームや展示会では、200種類80色以上のランドセルを実際にお試しいただけます。ランドセルに重りを入れて背負い、普通の肩ベルトと楽ッションの負担の違いを比較いただくことができますし、スマートフォンのカメラでフラッシュ撮影することで「安ピカッ」が発光する様子もご確認いただけます。

背さん

フィットちゃんはシンプルなものから派手なもの、その中間まで、さまざまなデザインがあり、あらゆるお子様のニーズに応えられるランドセルです。お子様の好みを把握するためにも、まずは店舗や展示会にお越しいただければと思います。

編集部

近くにショールームや展示会場がない場合、オンラインでの購入もできますか?

菅谷内さん

はい。公式サイトからご購入いただく場合は、購入前に機能などを確認していただくためのレンタルサービスを行っています。

編集部

高額なお買い物なので、オンライン購入であっても実際に試してから購入できるのはありがたいですね。

ラン活中のご家庭へのメッセージ

ランドセルの横にミニランドセルが並ぶようす

▲要望を受け、ランドセルのリメイクサービスもスタート。ミニランドセルやペンケース、フォトフレームなどが製作可能。

編集部

最後に、ランドセルの購入を検討しているご家庭へメッセージをお願いします。

菅谷内さん

私たちのランドセルは「6年間安心して使える」ことを最低条件に掲げています。そのため、80キロまでの耐荷重や、傷に強い素材など、さまざまな工夫を施しています。

また、理由を問わず6年間の無料修理を行っています。修理が必要な場合には、まず代わりのランドセルをお送りし、それが届いてから修理するランドセルをお送りいただくので、ランドセルが使えない期間が発生する心配はありません。直営工場を持っているので、迅速に修理し、お返しする体制も整っています。

ぜひ安心して6年間お使いいただければと思います。

編集部

アーティファクトに興味を持った方に、背さんからもメッセージをお願いします。

背さん

アーティファクトは、機能性とデザイン性に妥協したくない親御さんに特におすすめのランドセルです。

誕生して間もないブランドなのでネット上の口コミは少ないですが、実際にご購入いただいたお客様によると、ママ友から「すごくおしゃれ、どこのランドセル?」と褒められることが多いそうです。

信頼と実績のあるフィットちゃんの技術が生かされており、保証内容も同じですので、安心してご利用いただければと思います。

編集部

機能もデザインも妥協せず、革新を続けるからこそ、ハシモトBaggageさんのランドセルは多くの人に支持されるのですね。

本日は、ありがとうございました!

株式会社ハシモトBaggageのランドセルの口コミ・評判

ハシモトBaggageのランドセルを使用している方からは、どのような声が上がっているのでしょうか。Googleでの口コミを見てみましょう。

女性)ショールームでは丁寧に接客していただき、子どもも安心して選ぶ事ができました。

男性)フィットちゃんは女の子が好きな可愛いデザインが豊富です。

女性)購入後のメンテナンスもしっかり対応していただけるので安心して購入できました。

口コミでは、ショールームでの対応に満足したという声が多くあがっていたほか、6年間の無料修理保証やデザインの豊富さも高く評価されていました。

株式会社ハシモトBaggageの基本情報

本社所在地 富山県富山市北新町1-2-25
直営店情報 全国11店舗
営業時間・定休日 店舗によって異なる
https://www.fit-chan.com/showroom/
問い合わせ https://www.fit-chan.com/contact/
カタログ請求 フィットちゃん:
https://shop.fit-chan.com/shop/everyform/form.aspx?questionnaire=catalog
アーティファクト:
https://artifact-af.jp/pages/catalogue
公式サイト フィットちゃん:https://www.fit-chan.com/
アーティファクト:https://artifact-af.jp/

※最新の情報は公式サイトをご確認ください