足の神様として有名な「服部天神宮」の七五三詣の特徴&撮影スポットを解説|大阪

この記事では、大阪府豊中市にある「服部天神宮(はっとりてんじんぐう)」での七五三詣に関する情報をご紹介します。

服部天神宮は、『足の神様』が祀られていることで有名な神社です。また、『子どもの守り神』としても地元で親しまれており、七五三をはじめとする子ども関連の行事の際に訪れる方も多いですよ。

境内はバリアフリー対応となっているため、足の不自由な方も不自由なく参拝できます。

今回は服部天神宮にて禰宜(ねぎ)を務める加藤さんにインタビュー取材を行いました。七五三詣の特徴や境内の見どころについて伺いましたので、ぜひ参考にしてみてくださいね。

足の神様として名高いパワースポット「服部天神宮」

服部天神宮の本殿

阪急宝塚線服部天神駅から徒歩約1分、駅近の便利なロケーションに位置する「服部天神宮」。境内には広々とした無料駐車場もあり、電車・車のどちらでもアクセスしやすい神社です。

その歴史は古く、中国から機織りの技術を伝えたといわれる渡来人の集団「秦氏」が信仰していた少彦名命(すくなびこなのみこと/医薬・病気平癒・健康の神様)を祀ったことが始まりとされています。その後、菅原道真公が九州の太宰府へ赴く際にこの辺りで足の病に悩まされ、少彦名命の祠に祈願した後に平癒したことから、のちに菅原道真も祭神として名を連ねることになりました。

以降、現在に至るまで『足の神様』として親しまれており、足の病にお悩みの方、サッカーや野球、マラソンなどのスポーツ選手の方などが全国各地から足を運ぶ大変人気のパワースポットです。

服部天神宮における七五三詣の特徴&撮影スポット

服部天神宮は、3歳・5歳・7歳の子どもの健やかな成長を祈願する「七五三詣」の参拝先としても人気です。ここでは、ご祈祷の流れや授与品の内容、人気の撮影スポットについて詳しくお話を伺いました。

ご祈祷:授与所にて受付→ご祈祷→授与品の受取

服部天神宮の七五三ご祈祷

編集部

服部天神宮における七五三詣の流れを教えてください。

加藤さん

ご祈願開始時間の10分前までにみなさまお揃いでお越しいただき、まずはお守り等をお渡ししている「授与所」にて受付をお願いいたします。その際は、6,000円の初穂料をお納めください。

七五三のご祈願は1回あたり15分程度、最大5組ご一緒に行っております。もし事前に予約をされていた受付時間を過ぎてしまった場合は、次の祈願に移行いただきますのでご承知おきください。

ご参加人数には特に決まりはございませんが、「1組あたり7名様まで」を目安としていただけますと幸いです。

授与品:お守り・文具セット・絵本など

編集部

服部天神宮では、七五三のご祈祷後にどのような授与品をいただけますか?

加藤さん

お守り・文具セット・絵本などを授与品としてお渡ししております。千歳飴は数に限りがございますので、あらかじめご了承ください。

撮影スポット:カラフルな下駄回廊の前が大人気!

服部天神宮の下駄回廊

編集部

服部天神宮の境内で、七五三詣の写真撮影スポットとして人気の場所があればご紹介ください。

加藤さん

下駄回廊の前で記念撮影をされる方が多いですよ。カラフルな下駄とお着物のお子さまの姿を写真に収めれば、心に残る思い出になると思います。

なお、下駄回廊は時期によっては設置されていないこともございますので、あらかじめご了承ください。

編集部

ちなみに、服部天神宮の境内にて他業者同行での七五三撮影を行うことは可能でしょうか?

加藤さん

はい、境内のどこで撮影いただいても問題ございません。ただし、他の参拝の方と一緒にご祈祷を受けられる際は撮影ができませんのでご了承ください

服部天神宮の境内でポーズを決める男の子

▲境内のいろいろな箇所で撮影を楽しむ方が多いようです♪

服部天神宮の境内における見どころ

続いては、服部天神宮における観光としての見どころについて教えていただきました。

「足踏み石」や「ぞうり堂」など見どころがたくさん

編集部

服部天神宮の境内には、どのような見どころがありますか?

加藤さん

服部天神宮は『足の神様』として有名ですので、ぜひ本殿裏にある祈願台座の「足踏み石」にご注目ください。靴を脱ぎ、「二礼二拍手一礼」の作法で拝礼したあとに台座に座って祈願するとご利益があるといわれています。

服部天神宮の足踏み石

▲「足病平癒」や「健脚」のご利益があるといわれる足踏み石

また、数多くの草履が奉納されている「ぞうり堂」や商売繁盛や開運招福にご利益があるとされる「豊中えびす神社」もあるなど、境内には多彩な見どころがあります。七五三詣で訪れた記念に、ぜひ境内をのんびりと散策してみてくださいね。

足にちなんだお守りも参拝記念にぴったり

編集部

服部天神宮では、足にちなんだお守りを多く揃えているそうですね。どのような種類があるのか教えてください。

加藤さん

サッカーボールが付いた「サッカーお守り」やスポーツのイラストが描かれた「スポーツ上達お守り」、わらじ付きの「健脚健康草履守」といった多彩な種類がございます。また、靴紐にお守りを通してシューズに取り付けるタイプの「足守」も大変人気がありますよ。

ぜひお子さまの丈夫な足を祈願して、記念にいかがでしょうか。

▼服部天神宮の授与品ラインナップはこちらにてチェックできます
公式:服部天神宮オンライン授与所

服部天神宮の口コミ・評判

服部天神宮の七五三詣を行う兄妹

ここでは、服部天神宮を訪れた方の口コミ・評判をご紹介します。

わが子はサッカー選手を目指しているので、足の神様のご利益があればと思いこちらで七五三詣を行いました。服部天神駅からすぐの場所にあり、赤ちゃん連れでもアクセスしやすかったです。

朱色のキレイな建物が写真映えします。ご祈祷も丁寧に行っていただけて、素敵な記念になりました。

見どころが多く、参拝後の散策も楽しめました。足踏み石が個性豊かで、子どもも喜んで祈願していました。

参拝者の多くが満足されている印象で、特に駅から近いこと、足にまつわる見どころがたくさんあることなどを高く評価する声がたくさん挙がっています。「ご祈祷が丁寧」「親切に対応してくれた」といった意見も多く、七五三という大切な行事での参拝にぴったりな神社だと思いました。

服部天神宮の御祈祷予約・料金(初穂料)・混雑時期

初穂料 6,000円
予約 11月の土日祝日以外は公式サイトより予約可(予約なしでの来社もOK)
▼ご祈願予約ページ
https://kotoage.jp/gokigan/applications/hattoritenjingu

11月の土日祝日は、当日に直接神社にて七五三祈願を申し込みましょう。それ以外の時期であれば1年中ホームページ上で予約を行うことが可能で、予約なしで当日出向いても問題ありません。

なお、空いているタイミングでの来社をご希望の場合は、混雑しやすい11月の土日祝日の11:00~12:00頃を避けるとよいでしょう

服部天神宮の基本情報(アクセス・受付時間)

住所 〒561-0851
大阪府豊中市服部元町1-2-17
連絡先 06-6862-5022
アクセス 阪急宝塚線「服部天神駅」から徒歩約1分
ご祈祷受付時間 9:30~16:00
駐車場 境内にあり
※梅田方面から駐車場へのアクセス:モスバーガーの角を左折し、100m直進すると駐車場に通じる門あり
※お祭り期間中および1月1日~15日までは駐車場が使用できないため、近隣のパーキングを利用
公式URL https://hattoritenjingu.or.jp/

※最新の情報はホームページ等でご確認をお願いいたします。