本記事で紹介するのは、兵庫県淡路市にある子ども連れファミリーにおすすめの施設「道の駅あわじ」です。
子どもが「苦手だった野菜、食べられるようになったよ」「一緒に料理してみたい」というのは、食への興味が高まっているサイン。そんな時におすすめのお出かけ先が、道の駅あわじです。
道の駅あわじは、地元の新鮮な野菜や果物が揃うだけでなく、なんと農家さんとオリジナルブランドの玉ねぎを作ってしまうほど食へのこだわりがいっぱい!玉ねぎの美味しい食べ方をスタッフの方に教わることもできるので、子どもは「お家に帰って料理するのが楽しみ!」とワクワクするでしょう。
また、地元の漁港で水揚げされた新鮮な生しらすを使った丼を、2つの飲食店でいただけるのもポイントです。それぞれ盛り付けが異なるので、食べ比べると「生しらすの研究」をしているような気分になりますよ。
今回は、道の駅あわじの営業推進部・営業企画課に所属する吉井さん・加賀さんに施設の魅力について詳しくうかがいました。
この記事の目次
道の駅あわじの絶景×淡路グルメでリフレッシュ!
道の駅あわじは、淡路島の最北端、明石海峡大橋のたもとにある施設です。京都や大阪からも車で1〜2時間で行けるので、「今週末は、美味しいものでも食べに行ってリフレッシュしよう」というときに、まさにうってつけ!
さまざまな道の駅ランキングで名前が挙がり、ファミリーから大人気のスポットなので、きっと良い時間が過ごせると思います。
▲道の駅あわじは、「じゃらん道の駅満足度ランキング2018」で全国1位に輝いた。
では早速、道の駅あわじの吉井さんと加賀さんに、お話をうかがいましょう。
大迫力!世界最大級の吊り橋・明石海峡大橋を見上げてドキドキ
道の駅あわじはファミリー層から強く支持されているようですが、どのような点がみなさんの心を掴んでいるとお考えですか?
おそらく、道の駅あわじの「絶景」と「グルメ」だろうと思います。
道の駅あわじは「淡路島の美味しいものを、お手軽に、絶景を楽しみながら、味わっていただきたい」という思いで運営している施設です。
淡路島随一のビュースポットで、世界最大級の吊り橋「明石海峡大橋」を真下から眺められるのは道の駅あわじだけ!
また、淡路島グルメが充実していて、淡路島の旬の食材を使った海鮮丼や淡路牛グルメを1,000円程で手軽に味わえるのも魅力です。屋外にはフードコートのような飲食スペースがありますので、当駅内の料理を持って行き、明石海峡大橋と海を眺めながら食べることもできますよ。
まさに淡路島の食の縮図!道の駅あわじで人気のお土産
道の駅あわじのお土産店は、どのような特徴がありますか?
道の駅あわじは、食品加工場を運営する珍しいタイプの道の駅で、魅力的なお土産品の開発に力を入れているんです。
▲自社工場で丁寧に作られた加工品の中には、「道の駅あわじでしか買えないもの」もたくさん!
店頭に並んでいるお土産品の60%以上が、自社製造!いかなごの釘煮・海苔やわかめの佃煮などの海産物の加工品や、玉ねぎスープ・玉ねぎポン酢といった玉ねぎの加工品など、多種多様なお土産品が並びます。
売れ筋の商品は次の3品です。
▼道の駅あわじで人気のお土産品ベスト3
- 1位:玉ねぎスープ(コンソメ・ポタージュ)
- 2位:玉ねぎステーキソース
- 3位:生しらす沖漬け
▲淡路島産玉ねぎがたっぷり入っており、加熱した玉ねぎの甘みがお肉の美味しさを引き出す「玉ねぎステーキソース」
お菓子は、淡路島銘菓の箱菓子から、クッキー・チョコレートといったおやつにぴったりなものまで揃います。
季節の野菜も新鮮なものばかりですし、びわ・いちじく・ピオーネといった季節の果物も美味しいので、食後に出すときっとお子さまが喜ぶでしょう。
淡路島の米や淡路島産の玉ねぎを使ったてんぷらもありますし、ちくわなどの練り製品や淡路ビールは、お酒の好きな親御さんにぴったりだと思います。
旨みが濃くて思わず笑顔!玉ねぎスープが子どもから大人気
道の駅あわじのお土産品は実にバリエーション豊かだと感じますが、特に子ども連れの方に人気があるのはどちらですか?
お子さま連れの方からもっとも支持されているのも、やはり玉ねぎスープです。玉ねぎスープは自社製造で、年間32万食分も売れ、一目置かれる存在になってます。
使っている玉ねぎは淡路島産100%で、玉ねぎの旨みが詰まっていて野菜の苦手なお子さまでも飲みやすいですよ。
どちらも玉ねぎの香りが豊かで、コクがしっかりしています。コンソメ味は口当たりがさっぱりとしていて、ポタージュ味はまろやかなのがポイントです。いずれも1袋10食入りで498円というリーズナブルな価格設定も、自社製造だからこそなせるわざといえるでしょう。
学びあり!玉ねぎの美味しい食べ方をスタッフに教えてもらおう
魅力的な商品ばかりなのでひとつに絞るのは難しいと思いますが、吉井さんと加賀さんが考える、道の駅あわじのいち押しの品はどちらでしょうか?
やはり、玉ねぎでしょう。瀬戸内海に位置する淡路島は、年間を通して比較的温暖な気候で日照時間が長く、玉ねぎ栽培に最適な環境なんです。
道の駅あわじでは、信頼できる契約農家さんから玉ねぎを仕入れているのですが、その量はなんと年間約9万トン!私たちもお話しするたびに「すごい量だ」と改めて思いますが、良質な玉ねぎばかりですのでどうぞご期待ください。
▲道の駅あわじの責任者が定期的に畑を訪問しているのも、美味しい玉ねぎが集まっている理由のひとつ。
玉ねぎの中で特に人気があるのは、契約農家さんと協力して作ったオリジナルブランドの玉ねぎです。リピーターが多く、とても嬉しく思っています。
▲オリジナルブランドの玉ねぎ・オイスターラブの美味しさの秘密は、牡蠣殻を使った有機肥料!
なお、玉ねぎをご自宅で美味しく食べる方法を知りたい方は、お土産物売り場のスタッフまでお声がけください。淡路島産の玉ねぎならではの食べ方や保存方法を熟知した者ばかりなので、お子さまも一緒に聞くと料理への興味が高まるでしょう。
海鮮にお肉!子どもを魅了する道の駅あわじのグルメ
続いて、道の駅あわじでいただけるグルメについておうかがいします。初めて訪れる方に食べてほしいものは、ズバリどちらですか?
淡路島名物の生しらすを使った丼は、ぜひ一度お召し上がりいただきたい自慢の品です。道の駅あわじで提供している生しらすはすべて、地元・岩屋漁港で水揚げされたものなので新鮮で絶品!ヤミツキになるでしょう。
道の駅あわじには、生しらす丼を食べられる飲食店が2軒あります。
1階の海鮮丼屋「おさかな共和国えびす丸」は、生しらす丼の発祥の地という説がある話題のお店!おさかな共和国えびす丸の生しらす丼は、メディアでよく紹介され年間5万食も出ています。
2階のレストラン「海峡楼」の生しらす丼は、しらすだけでなくさまざまなお刺身が贅沢に盛り付けられていて、彩りが良くとても豪華です。
▲「海峡楼」の生しらす丼は、海鮮がこんもりと盛られていながらたったの1,380円!
海峡楼はテラス席があり、雄大な明石海峡大橋を眺めながらゆっくり食事できるのも魅力といえるでしょうね。
▲ダイナミックな橋を間近に眺めながら海鮮を食べるのは、なんとも贅沢!
なお、どちらの生しらす丼にも、道の駅あわじが誇る特製ダレが使われています。特製ダレは、生しらすの本来の味を引き立てるように調合されているんですよ。
甘めのタレで食が進む!淡路牛バーガーは子どもも1個完食できる
道の駅あわじには海鮮丼や牛丼など、地元の食材を使ったグルメがたくさんありますが、子どもから評判が良いのはどちらでしょうか?
お子さまから人気があるのは、バーガー店「淡be-」の淡路牛バーガー・特製醤油味です!醤油をベースにした秘伝のタレで甘く味付けした淡路牛が、ジューシーで存在感があります。
なお、淡路牛バーガーはテイクアウトのみですので、屋外にある屋根付きの飲食スペースでお召し上がりください。
屋外の飲食スペースは、まさに絶景フードコートのよう!大迫力の明石海峡大橋と海を見渡しながら、食事をできますよ。
淡路牛バーガーはもちろん、道の駅あわじ内の惣菜なども持ち込み可ですので、家族で食べたいものが異なる場合にも便利でしょう。おさかな共和国えびす丸と海峡楼の生しらす丼を食べ比べたいときにも、ぴったりです。
屋外の飲食スペースはペット連れでも利用できますので、家族の一員にワンちゃんがいる方も良いひと時を過ごせます。
子ども連れ家族が道の駅あわじをもっと楽しむコツ
道の駅あわじは、お土産もグルメも家族で盛り上がれるものが多いように感じますが、子どもが喜びそうなポイントは他にもありますか?
道の駅あわじの前にある広場には、ポケモンマンホール、通称ポケふたが設置されています。道の駅あわじのポケふたには、伝説のポケモン「ルギア」が描かれているんですよ。
記念撮影をするのも良いですし、ポケストップがたくさんあるのでゲームアプリをしながら散歩するのもウキウキするでしょう。
気分は職人!鱧の調理体験をする秋のイベントに参加しよう
道の駅あわじでは、子どもが楽しめそうなイベントが行われることもありますか?
毎年秋ごろに、年に一度開催する「鱧フライの振る舞いイベント」は、お子さま連れの方から特に人気があります。なんと揚げたての鱧フライを、無料で食べられるんですよ!
本イベントでは、鱧の骨切り体験も実施しています。鱧の骨を切って湯引きし、食べるところまでお客さまにしていただくんです。
「鱧の調理は難しそう」と感じる方が多いのですが、道の駅あわじの魚屋の職人が監修していますので、どなたでも安心して体験していただけます。小さなお子様は、親御さんと一緒に挑戦してみてくださいね!
鱧の調理は、日常ではなかなか経験できないでしょう。思わずお友だちに自慢したくなりそうですよね。
道の駅あわじの周辺にある子ども向けお出かけスポット
道の駅あわじをメインとしたお出かけの場合、あわせて訪れたい子ども向けのスポットは周辺にありますか?
絶景の温泉施設「美湯松帆の郷(びゅーまつほのさと)」がおすすめです。
露天風呂から明石海峡大橋を望めるのが、美湯松帆の郷の最大の魅力!明石海峡大橋は昼間・夕暮れ・夜で表情が変わるのですが、私たちが思うにもっとも美しいのは夜です。神戸方面の夜景とともに眺める明石海峡大橋はとてもきれいで、印象に残りますよ。
▲ライトアップが真珠を連ねたように見えることから、明石海峡大橋は「パールブリッジ」と呼ばれる。
温泉は、神経痛や筋肉痛に良いとされる単純弱ラドン温泉ですので、1日の疲れをリセットして帰路につけるでしょう。美湯松帆の郷は、道の駅あわじから車で約3分です。
公式サイト:美湯松帆の郷
道の駅あわじから子ども連れファミリーへのメッセージ
道の駅あわじへのお出かけを検討している子ども連れファミリーに、メッセージをお願いします。
道の駅といえば「野菜の直売と駐車場、トイレのみ」といった小ぢんまりとした休憩所のようなイメージがあるかもしれませんが、近年は観光の目的地となるようどんどん進化しています。
地域の特色を活かしたご当地グルメやお土産物を売りにする道の駅が全国で増えていますが、道の駅あわじも負けません。これからも淡路島の魅力をギュッと詰め込んだグルメやお土産品をたくさん用意し、広くて美しい公園をきれいに整え、お客さまに喜んでいただけるイベントを行っていきます。
淡路島へお越しの際には、ぜひお立ち寄りください!
お土産店にはさまざまな加工品があり、子どもはひとつずつ味を想像するたびに興味をひかれるでしょうね。生しらすを食べるのが初めての子もいるでしょうし、淡路牛を使った贅沢バーガーに感激する子もたくさんいるだろうと思います。
子どもの心をウキウキ・ワクワクさせるものであふれているので、帰り道では子どもの「また来たいね」の声を聞けそうです。本日はどうもありがとうございました。
大人も子どもも大満足!道の駅あわじの口コミ・感想
ここからは、道の駅あわじを利用した方の口コミを紹介します。
ポケふた目当てで訪問。子どもはポケふただけでなく、迫力のある明石海峡大橋と記念撮影できたことも喜んでいた
生しらす丼を注文し、海の見えるテラス席でランチをした。具材がぎっしりのっていて、大人も大満足!また行きたい
ここから眺める明石海峡大橋は、実に大迫力。広場がゆったりしているので、小さな子どもも自由に動きまわれて良い
冷凍の生しらすを買い自宅で食べたところ、冷凍とは思えないほど美味しくて感動!手軽に食べられるし、次回は冷凍庫のストック用に多めに購入しようと思う
子どもがオニオンフライと明石焼きにハマり、おかわりしていた
グルメに絶景、ポケふたと、子どもが喜ぶポイントがたくさんありますが、子どもはもちろん大人も満足している様子が感じられたのが印象的です。
間近で眺める明石海峡大橋は、大人の目で見ても大迫力で圧倒されるよう。また加工品への好評も多いので、自宅用のお土産をたくさん買うと、帰宅後もお出かけの幸せな余韻が長く続きそうです。
道の駅あわじの基本情報(アクセス・駐車場)
住所 | 〒656-2401 兵庫県淡路市岩屋1873-1 |
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アクセス | 【車】 ・淡路I.C.から約5分 【高速バス】 ・淡路I.C.で下車後、タクシーで約5分 ※淡路I.C.から道の駅あわじまでの距離は約2~3km。 【淡路ジェノバライン(高速艇)】 ・岩屋ポートターミナルから100円周遊バス「バンバンバス」で約5分 ・岩屋ポートターミナルから徒歩で約20分 |
電話番号 | 0799-72-0201 ※受付時間は10:00~17:00 |
営業時間 | 平日:9:30~17:30 土日祝日:9:00~17:30 ※元日のみ正午から営業 |
定休日 | 年中無休 |
飲食施設 | 1階:海鮮丼屋「おさかな共和国えびす丸」・駅ナカ食堂・バーガー店「淡be-」 2階:レストラン「海峡楼」 |
駐車場 | 普通車92台・大型車11台・身障者用2台 |
車中泊 | 不可 |
公式URL | http://michi-awaji.co.jp/ |
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