ぽてん読者のみなさまに、週末に家族で訪れたいお出かけスポットをご紹介するこの企画。今回は群馬県にある、「群馬みなかみ ほうだいぎキャンプ場」についてご紹介します。
群馬みなかみ ほうだいぎキャンプ場は、パンやキャンドルなどお子さまも一緒に楽しめるような手作り体験会や、みなかみ町の立地を活かしたアクティビティなど、親子ともども充実した時間を過ごせる施設です。
また、レンタルの備品数が充実しているので、「まだキャンプ道具が揃っていない…」という方でも安心してご利用できるのがポイント。
そんな「群馬みなかみ ほうだいぎキャンプ場」について、副所長を務める高橋正憲さんにインタビューを通じてキャンプ場の特徴や魅力、楽しみ方について詳しくお話をお伺いしました。
周辺地域にお住いのキャンパーはもちろん、キャンプが好き、子どもが楽しめるキャンプ場に行きたいという方はぜひ参考にしてください。
この記事の目次
みなかみ町の魅力がギュッと詰まった「群馬みなかみ ほうだいぎキャンプ場」
はじめに、「群馬みなかみ ほうだいぎキャンプ場」がどんな施設であるのか教えてください。
当キャンプ場は、東京から車で約2時間の群馬県利根郡みなかみ町にあります。日本百名山である武尊山(ほたかやま)の西側に位置していて、標高1,000mの場所にあるので、真夏でも涼しい風が吹き抜ける、避暑地のような爽やかなキャンプ場になっています。
場内には白樺の木立があり、奥利根の大自然を感じながらオートキャンプサイトやフリーテントサイト・バンガロー・コテージ・グランピングなど、思い思いにキャンプを楽しんでいただけます。
2024年の6月にはワンちゃんと一緒にキャンプが楽しめるドッグオートサイトもオープンしました。ほかにも、お子さまと一緒に楽しめるようなイベントも行っておりますので、「キャンプは子どもが退屈しないか不安」というご家族でも、安心して充実した時間を過ごしていただけますよ。
▲区画ごとに高さのある柵があるのでワンちゃんが脱走する心配も少なく、プライバシーも守られるので安心
全部で105区画!「群馬みなかみ ほうだいぎキャンプ場」のキャンプサイト
「群馬みなかみ ほうだいぎキャンプ場」のキャンプサイトは、フリーテントサイトとオートキャンプサイトがあります。
フリーテントサイトでは、車の乗り入れはできないもののご自身の好きな場所にテントを張ることができるそう。オートキャンプサイトは、専用の水場と電源がついたサイトやワンちゃんものびのびと過ごせるドッグサイトなど、利用シーンに応じて選べる5種類のサイトで、区画数は驚きの105区画あるそうです。
そんな「群馬みなかみ ほうだいぎキャンプ場」が構えるキャンプサイトについて詳しくご紹介します。
4区画のみの大人気「Sサイト」は早めの予約が必須
「群馬みなかみ ほうだいぎキャンプ場」で人気のキャンプサイトを教えてください。
当キャンプ場で一番人気のキャンプサイトは、オートキャンプサイトの中でも4区画しかない「S区画」です。
▲オートサイト「S区画」。デッキがついているので利用方法の幅も広がる
区画ごとに専用の水場と電源が付いているので、何度も炊事場を行ったり来たりする必要がありません。キャンプは意外と水を使う機会が多いので、その場で水を好きなときに使えるのは便利なんですよ。
また、デッキも区画ごとに付いています。デッキの上にテントを張るのも良し、テーブルやイスをセッティングするのも良し。雨が降ったときに泥で汚れる心配がないので安心です。もちろん、ワンちゃんも一緒に入れるので家族で気兼ねなく楽しめます。
ログハウス調のコテージ!バンガローは広さが異なる3タイプあり
コテージやバンガローの特徴を教えてください。
当キャンプ場には、コテージが1棟・バンガローが19棟あります。コテージはログハウス調で、室内にトイレとシャワー室も完備しております。定員は6名なんですが、ロフトを入れると3部屋あるので、使い方によっては10名程度までご宿泊いただけますよ。
▲木のぬくもりが感じられるログハウス調のコテージは1棟貸なので小さいお子さま連れでも安心
バンガローは広さが異なる3種類のタイプが合計19棟あります。内訳は6帖タイプが5棟・9帖タイプが13棟・10帖タイプが1棟になっており、お子さまの年齢や人数によって広さをお選びください。
設備は電灯とコンセントのみでシンプルなお部屋となっていますが、コテージと比べるとリーズナブルにご利用いただけます。テントを張る必要がないほか、1棟ごとに野外テーブルが付いているため、気軽にキャンプ気分を味わいたい方におすすめです。
▲車の横付けはできないものの、区画のすぐ隣に駐車場があるため荷物の運搬には困らなそう
また、合計68名が宿泊できる「ロッジ武尊」は和室7室・洋室(ベッド付)5室とお部屋の数が充実しているので、親戚の集まりやご友人家族との集まりなど団体でもご利用いただけます。
「群馬みなかみ ほうだいぎキャンプ場」のグランピングは快適さが格別
グランピングは人気があり注目度も高いですが、他のキャンプ場と比べて特におすすめできるポイントなどはありますか?
Sibleyのベル型コットンテントが目を惹く当キャンプ場のグランピングは、エアコンが完備されていて季節問わず過ごしやすいほか、ゆったりとしたソファーやベッド、お洒落なデザインが嬉しい専用のパウダールーム(別棟)があるなどとにかく快適さが別格なんです。
ウッドデッキにもアウトドアソファやハンギングチェアなどくつろげるスペースがあり、夜お風呂上りにお酒を飲みながらゆったりと腰かけ満天の星空を眺める、なんてこともできちゃいます。
ほかにも、グリルや焚火台に冷蔵庫、食器類も備わっていますので、少ない荷物でご利用いただけるのも人気の理由になっています。宿泊費とは別で料金をお支払いいただくことで夕・朝のお食事付プランもありますので、希望される際は予約時にお問い合わせください。
群馬みなかみ ほうだいぎキャンプ場の充実の設備内容
ここからは、「群馬みなかみ ほうだいぎキャンプ場」でご利用いただける、BBQスペースやレンタル品、トイレやシャワー室など充実の設備内容についてご紹介します。
みなかみ産の野菜も楽しめるバーベキューセットが購入可能
BBQができるスペースはありますか?また、食材はキャンプ場でも買えますか?
当キャンプ場のバーベキューができるエリアは、長椅子と長テーブルがあり大人数で利用できる「バーベキューガーデン」と、テント付きの個別テーブルが用意された「森のBBQガーデン」の2種類があります。
食材の持ち込みももちろん可能ですが、どちらのエリアでもバーベキューセットをご用意しておりますので、手ぶらでご利用いただくことも可能です。当キャンプ場があるみなかみ産のお野菜も楽しめることから、食材付きプランを利用される方も増えています。
▲バーベキューガーデン。テーブルごとにBBQグリルが備え付けられている
▲みなかみ産のお野菜が堪能できるバーベキューセット例
充実のレンタル・購入品でキャンプがより楽しめる
テントなどキャンプに必要な物のレンタルは可能ですか?
もちろんです。テントやタープ、テーブルなど大きいものから、調理道具などの小物類までレンタルまたは販売品をご用意しております。
▲管理棟内にレンタル・販売品がずらり。お子さまが楽しめる遊びグッズも購入可能
万が一の「忘れた!」という際も安心ですし、まだキャンプグッズを買い揃えられていないという方でも、手軽にキャンプが楽しめるようになっています。
トイレは全て水洗式!コインシャワーは24時間利用できる
キャンプ場のトイレやシャワー室について教えてください。また、アメニティはありますか?
当キャンプ場のトイレは全て水洗式です。洗浄機能付きトイレもありますので安心してご利用いただけます。24時間利用可能のコインシャワー(3分200円)もあるので、汗をかいたり炭などで汚れたりした際もすっきりリフレッシュできますよ。コインシャワー室にはシャンプーなどアメニティはついておりませんのでご自身で準備をお願いします。
グランピングには利用者専用のシャワー室(パウダールーム併設)があります。シャンプーやボディソープ、ドライヤーなどもセッティングされていますのでご自身でのご用意は必要ありません。
ロッジ武尊内にあるお風呂(利用は別料金)にもボディーソープとシャンプーが備え付けてありますよ。
子どもが遊べる!「群馬みなかみ ほうだいぎキャンプ場」での楽しみ方
お子さまが遊べるようなところはありますか?
当キャンプ場には「ちびっこ広場」というエリアがあり、1回100円で利用できるバッテリーカーを楽しんだり、芝生スペースで走り回ったりシャボン玉を飛ばしたりと思い思いにお楽しみいただけます。スラックラインも設置しているので、大人の方のはしゃぐ声もよく聞こえてくるんですよ。
また、敷地内を散策して完成させる「七福神スタンプラリー」も人気です。
7つのスタンプを全部集めて管理棟にお越しいただけた方にはちょっとしたプレゼントをお渡ししています。こちらもぜひご家族みんなで挑戦してみてくださいね。
当キャンプ場は自然豊かであるため虫にも多く出会います。虫刺されなどが気になる方は虫除けスプレーの準備があると安心ですよ。
キャンプ前後に立ち寄れるおすすめ周辺スポット
ここからはキャンプ前後に立ち寄れるお買い物スポットや温泉施設についてご紹介します。キャンプ前に食料品などを調達したい方、あたたかい温泉に癒されたい方は必見ですよ。
キャンプ前にお買い物をするならスーパー「サンモール」
キャンプ前に食料品などお買い物できるお店はありますか?
キャンプ場までの道中で食料品などが揃うスーパーは、水上ICを降りて数キロの場所にある「サンモール水上店」が最後です。こちらではお肉や生鮮食品、ビールなどドリンク類も購入できるので立ち寄られる方も多いようです。
サンモールの近くにはセブンイレブンやファミリーマートといったコンビニもありますので、ちょっとした日用品の買い忘れの際にも便利です。
公式:サンモール店舗案内
温泉地でもあるみなかみ町はキャンプ帰りの疲れを癒す
キャンプの帰りに立ち寄れるような温泉施設などはありますか?
実はみなかみ町は温泉地としても有名なんです。キャンプ帰りに温泉を満喫していかれる方も多くいらっしゃいますよ。
よく聞くのは広い露天風呂が人気の宝川温泉です。3つの混浴大露天風呂は最大200畳ととても広く、なんと一度に200名まで入れるそうですよ。
また水上温泉街には、ふれあい交流館・湯テルメ谷川などといったリーズナブルに利用できる日帰り入浴施設もあるので、ふらっと帰りに立ち寄ってみるのもおすすめです。
「群馬みなかみ ほうだいぎキャンプ場」からファミリーへのメッセージ
最後に、群馬みなかみ ほうだいぎキャンプ場から読者のみなさまへメッセージをお願いします。
当キャンプ場は山の中にあるキャンプ場で、大自然の恵みがたっぷりと感じられるキャンプ場です。サイト数も多く各サイトごとさまざまな魅力があるので、ニーズに合わせてお選びいただけます。
充実したレンタル品やご家族で楽しめるアクティビティもご用意しておりますので、お子さま連れのご家族もぜひ気軽にお越しください!
▲ちびっこ広場は手入れされた芝生が広がっている
キャンプサイトの豊富さや快適さ、レンタル品やお子さまが楽しめる工夫などが手厚いことが感じられました。今回は素敵なお話をいただきありがとうございました。
群馬みなかみ ほうだいぎキャンプ場の口コミ・評判
実際にキャンプ場を利用された方の口コミを集めました。
レトロ感が漂う施設ながらも、手入れが行き届いているところを評価する声が多くみられました。また、みなかみ町として、自然とのふれあいに関する充実度の高さに満足される声も多く聞こえました。
料金詳細
「群馬みなかみ ほうだいぎキャンプ場」を利用する際にかかる料金についてまとめました。
【グランピング】
グランピングA | グランピングB |
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基本料金(2名まで)/28,000円~(1泊) | 基本料金(2名まで)/28,000円~(1泊) |
2名以降1名追加ごと/14,000円~(1泊) ※合計4名まで |
2名以降1名追加ごと/14,000円~(1泊) ※合計4名まで |
※食事別途料金5,500円/人(夕朝の二食分) | ※食事別途料金5,500円/人(夕朝の二食分) |
【オートキャンプサイト】※1区画1泊の料金
S区画 | 9,000円~ (電源・水道・デッキ付き) |
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A区画 | 7,000円~ (電源付き) |
B区画 | 6,000円~ (電源なし) |
G区画 | 6,000円~ (電源なし) |
ドッグ区画(電源付き) | 11,000円~ |
ドッグ区画(電源なし) | 10,000円~ |
【フリーテントサイト】
フリーテントサイト(宿泊) | おとな:410円/1人1泊 こども:200円/1人1泊 テント・タープ持ち込み:1,500円/各1張1泊 |
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日帰りDAYキャンプ | おとな:600円/1人1泊 こども:400円/1人1泊 テント・タープ持ち込み:1,500円/各1張1泊 ※ご利用可能時間:9:00~17:00まで |
【バンガロー】※1棟1泊
6帖(全5棟) | 8,600円 |
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9帖(全13棟) | 10,700円 |
10帖(全1棟) | 9,000円~ |
その他施設の使用料金や詳しい利用料金については公式ページをご確認ください。
※表示料金はすべて税込みです。
※環境保全協力金おとな300円/人・泊、こども200円/人・泊、を別途いただきます。
「群馬みなかみ ほうだいぎキャンプ場」の基本情報(アクセス)
住所 | 〒379-1721 群馬県利根郡みなかみ町藤原915-1 |
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電話番号 | 0278-75-2206 |
アクセス | 関越自動車道 水上ICから車で約30分 |
定休日 | 【2024年営業日】 4月26日(金)~10月20日(日) ※5月7日(火)~6月27日(木)、及び10月1日(火)~17日(木)の平日は、団体様等の利用のみ受入れ |
チェックイン チェックアウト |
【チェックイン】 12時~17時(17時を過ぎる場合は電話連絡必須) 【チェックアウト】 ~10時 ※グランピングのみ:チェックイン/15時~17時・チェックアウト/~11時 |
子供の利用可能年齢 | 指定なし |
日帰り利用 (デイキャンプ) |
可 |
ペットの宿泊 | ペットの宿泊可 ※グランピングテント内・レンタルテント内・ロッジやバンガロー等の宿泊施設建物内不可 ※リード・ケージ必須ワンちゃん同伴専用の「ドッグオートサイト」あり |
駐車場 | 無料駐車場有約100台 |
車の乗り入れ | フリーテントサイトは不可 |
公式URL | https://hodaigi-camp.jp/ |
※最新の情報はホームページ等でご確認をお願いいたします。
※記事中の金額はすべて税込表示です。