子どもに世界で一着のドレスを。「atelier.Cocorobe」の特徴を紹介|岐阜

この記事では、お子さまの発表会や結婚式用のドレスをお求めの方に向けて、岐阜県大垣市のオーダーメイドドレス工房「atelier.Cocorobe(アトリエ・ココローブ)」を紹介します。

「atelier.Cocorobe」で販売しているドレスの売りは、なんといっても一点物なこと。理想のドレスのイメージを絵や写真で伝えれば、そのイメージに合わせてドレスを作ってくれます。子どもが描いたイラストをもとにした制作もしてもらえるので、子どもの夢を叶えるようなドレスを作れるのではないでしょうか。

今回は、「atelier.Cocorobe」代表の榎谷智子さんにインタビューし、工房のコンセプトや手がけるキッズドレスの特徴、ドレスの主な着用シーンなどについて伺いました。ぜひ、ご利用の参考にしてみてください。

ショップタイプ 代表者の自宅兼工房
オンラインサービスあり
対象サイズ 100cm〜150cm

理想の一着を作れるオーダーメイドドレス工房「atelier.Cocorobe」

「atelier.Cocorobe」代表の榎谷智子さん

▲「atelier.Cocorobe」代表の榎谷智子さん

「atelier.Cocorobe」はキッズドレスに加え、大人用のドレスも扱っているオーダーメイドドレス工房です。そのどちらも、岐阜県大垣市のふるさと納税の返礼品に選ばれているほどの好評ぶりです。

まずは、そんな「atelier.Cocorobe」のコンセプトやサービスの特徴について、代表の榎谷さんに伺いました。

絵や写真で伝えたイメージからオーダーメイドのドレスを制作

編集部

「atelier.Cocorobe」のコンセプトについて教えてください。

榎谷さん

「あなたらしいステキなドレスで”特別な日を”輝く笑顔で過ごしませんか?」というブランドコンセプトを掲げています。お客様の理想のドレスを具現化できるように、気持ちに寄り添って丁寧にヒアリングをし、納品まで責任を持って対応しています。もちろん、お客様一人一人に似合うデザインの提案もできます。

編集部

提供しているサービスに関して、「atelier.Cocorobe」ならではの特徴があればご紹介いただけますか?

榎谷さん

ドレスは、お客様が描いた絵からでも、写真からでもお作りできます。お子様が描いた絵をもとに制作もできますよ。

子どもが描いたキッズドレスのデザイン画

▲子どもが描いたキッズドレスのデザイン画

榎谷さん

お子様が描いた絵をドレスの原案とする場合は、その絵をもとに、私が詳細なデザインや使用する素材を盛り込んだデザイン案を提案します。

子どものデザイン画をもとに榎谷さんが提案したデザイン案

▲子どものデザイン画をもとに榎谷さんが提案したデザイン案

榎谷さん

デザイン案が固まりましたら、シーチング(仮縫い用の生地)で仮縫いを行い、お子様に着用してもらってサイズやデザインを微調整していきます。

お客様による仮縫いの確認を経て、実際の生地を使った本縫いに移ります。

「atelier.Cocorobe」のキッズドレスの完成品を着る子ども

▲「atelier.Cocorobe」のキッズドレスの完成品を着る子ども

編集部

お子様が思い描いたドレスを実際に着られるのは、本人も親御様もこの上なく嬉しいでしょうね。

榎谷さん

多くのお客様に喜んでいただいています!また、サイズアウト(※)したお気に入りのドレスを、同じデザインのまま今のお子様の体格に合わせてお作りし直すサービスも行っていますよ。
(※)子どもが成長し、サイズが合わなくなること

仮縫い時のサイズ・デザインの確認は納得がいくまで何度でも

編集部

キッズドレス作りにおいて、「atelier.Cocorobe」がこだわっているのはどんなことでしょうか。

榎谷さん

お子様にドレスがぴったりとフィットするように、仮縫い時のサイズの確認は、お客様の納得がいくまで何度でも行います。オーダーメイドのドレスを扱っている工房ですので、見栄えも当然ながら、お子様がちょうど良いサイズを心地よく着られることにもこだわっているんです。

「atelier.Cocorobe」のキッズドレスの仮縫いの確認作業

▲キッズドレスの仮縫いの確認作業

「atelier.Cocorobe」のキッズドレスの仮縫いの完成品

▲キッズドレスの仮縫いの完成品

編集部

ほかにも、「atelier.Cocorobe」ならではの取り組みがあれば教えてください。

榎谷さん

お客様のご自宅でも仮縫いの確認をしていただけます。ご自宅であれば、お子様もリラックスできると思います。その際、日時の指定も可能です。

仮縫いには仮縫い用の生地を使っているので、実際のドレスに使う生地は、お客様に仮縫いの状態を確認してもらった後に決めます。ただ、生地選びは仮縫いの確認より時間がかかりがちで、途中で飽きてしまうお子様もいらっしゃいます。

そのため、当工房では事前に生地の候補を3つほどに絞り込み、生地選びはできるだけ素早く終わらせるようにしています。仮縫いの後、一度休憩し、それから生地選びに入っていただいても良いと思います。

「atelier.Cocorobe」のドレスはエレガントなデザインが特徴

編集部

「atelier.Cocorobe」で提供しているドレスは、主にどんな場面で着られているのでしょうか。

榎谷さん

子ども向けでは、ピアノの発表会用にご注文をいただくことが多いです。そのほか、入学式や誕生日会用のご注文もよく承ります。

「atelier.Cocorobe」の入学式用のキッズドレス

▲入学式用のキッズドレス

編集部

どのようなドレスが人気なのでしょうか。

榎谷さん

ギャザーをよせたふわふわのスカートのドレスをご希望の方が多いです。色はパステル系が人気で、特に水色を注文される方が多いですね。

「atelier.Cocorobe」のピアノ発表会用のキッズドレス

▲ピアノ発表会用のキッズドレス。水色の配色をメインに、スカートは膨らみを持たせた人気のデザイン

榎谷さん

また、当ブランドは大人のドレスも扱っていますので、子ども用ドレスもエレガントな雰囲気に仕上がる傾向にあります。

編集部

エレガントなデザインであれば、お子様が成長してもサイズ直しをすることで繰り返し着ることができそうですね。

発表会におすすめなのは、スカート丈が長くシンプルなデザイン!

編集部

ピアノやバイオリンなどの発表会におすすめなのは、どのようなドレスでしょうか。

榎谷さん

ピアノの場合、座って演奏するのでスカート丈は長めが良いですね。袖は腕が動かしにくくないよう、よりシンプルなものをおすすめしています。袖が無くても、半袖でも可愛いと思いますよ。

「atelier.Cocorobe」のピアノ発表会用のキッズドレス

▲「atelier.Cocorobe」のピアノ発表会用のキッズドレス。演奏しやすさを考え、袖が短いデザインとなっている

榎谷さん

バイオリンは立って演奏しますが、腕を上げるので、こちらも長めのスカートを推奨します。袖もシンプルな方が演奏しやすいのではないでしょうか。

編集部

結婚式におすすめできるドレスのデザインも教えていただけますか。

榎谷さん

好みにもよりますが、結婚式にふさわしく、ラメ・スパンコールなどキラキラする素材や刺繍をつけてみてはいかがでしょうか。

裾の刺繍を客が考えた「atelier.Cocorobe」のピアノ発表会用のキッズドレス

▲「atelier.Cocorobe」のピアノ発表会用のキッズドレス。裾の刺繍は客が考案した

榎谷さん

結婚式は頻繁に立ったり、座ったり、写真に写ったりするので、演奏会のドレスと同様に、スカートは長めが良いと思います。特に、お子様は長時間じっとしていることが難しいと思うので(笑)

編集部

スカートが長めのドレスであれば、さまざまな場面で利用できるので使い勝手が良いということですね。

大垣市から車で片道2時間以内なら出張サービスも受けられる!

編集部

「atelier.Cocorobe」のサービスは、工房以外でも受けられるのでしょうか。

榎谷さん

工房のほか、出張やオンラインサービスも行なっています。工房は自宅の一室を使っているため、お客様には注文を承った後に、詳しい場所をお知らせしています。

岐阜県大垣市から車で片道2時間程度であれば、お客様のご自宅にも、ご希望のレンタルスペースにも伺います。エリアで言うと、愛知県の尾張、三重県の北勢、滋賀県の湖東・湖北までの辺りですね。また、子ども用ドレスのご注文は、オンラインにも対応しております。

オンラインサービスでは、Zoomでドレスを着た子どもの姿をチェック

編集部

オンラインサービスを利用する流れは、どのようになっているのでしょうか。

榎谷さん

まずはお申し込みをしていただきます。その際、前払金8,000円を頂戴しています。

次にドレスのデザインを決めます。LINEやメールなどで、お客様のお作りしたいドレスの写真や絵を送っていただきます。同時に使用する生地の候補も決めます。デザイン、生地の候補の決定後に、シーチング(仮縫い用の生地)で仮縫いをします。

その後、仮縫い状態のドレスを確認していただくため、ドレスと生地の候補をお客様のご自宅にお送りし、実際にお子様が着た様子をこちらからもZoomで確認します。そこで生地も決めてもらいます。

編集部

仮縫いの確認が終わり、生地も決めた後は、どのような段取りになるのでしょうか。

榎谷さん

仮縫いの段階で問題がなければ、お見積りをお渡しします。お支払いをしていただいた後、本縫いをしていきます。

ドレスが完成したら、こちらから発送させていただきます。仮縫いや完成品の送料は当工房が負担しますが、仮縫いをやり直す場合、仮縫いの2回目からの送料はお客様のご負担になります。ご了承いただければと思います。

ドレスを発送する際には、シワなどがつかないよう細心の注意を払って梱包します。お客様の想いが詰まった大切なドレスですので。ご自宅へ直接お渡しに行く場合も同様に、大事にお届けします。

編集部

ドレスはサイズ選びに悩むお客様もいるかと思いますが、サイズの調整などはどのように行なっているのでしょうか。

榎谷さん

子ども用ドレスは100cm〜150cmでお作りしていますが、不安であれば、お子様の1つ上のサイズを選んでいただくと良いです。そうすれば、仮縫いでちょうどいいサイズに調整していくことができますよ。

編集部

サイズの微調整が可能なのであれば、オンラインからでも安心して注文ができますね。オンラインでオーダーメイドができるなんて、忙しいママにとってはピッタリのサービスですね。

サイズアウトしたキッズドレスをコンパクトに作り直して記念品に

「メモリアルドレス・リメイクサービス」で作り直したキッズドレス

▲「メモリアルドレス・リメイクサービス」で、ぬいぐるみサイズに作り直したキッズドレス

編集部

そのほかにも、キッズドレスに関して「atelier.Cocorobe」で行っているサービスがあれば教えてください。

榎谷さん

2023年10月1日に「メモリアルドレス・リメイク」という、ドレスの新たな使い道を提案するサービスを始めました。サイズアウトしたキッズドレスの生地を再利用し、お気に入りのぬいぐるみ用に同じデザインでお作りし直すというものです。

子どもの成長は早いため、キッズドレスは一度着用するとクローゼットに埋もれてしまいがちですが、それではもったいないと思います。親子の思い出が詰まったドレスを記念品として飾ることで、思い出をより大切にし、鮮明に感じることができるはずです。

編集部

子供の洋服やおもちゃはただでさえ捨てにくいもの。それがオーダーメイドで、発表会などの特別な日に着たドレスであればなおさらです。でも、手元に飾っておける記念品にリメイクすることで、いつでも思い出を振り返ることができるのは嬉しいですね。

「atelier.Cocorobe」からのメッセージ

「atelier.Cocorobe」が手がけたキッズドレスの完成品を着る子ども

▲「atelier.Cocorobe」が手がけたキッズドレスの完成品を着る子ども

編集部

最後に、「atelier.Cocorobe」に興味を持った方へメッセージをお願いします。

榎谷さん

オーダーメイドのドレスをお作りすることは、お客様にとってとても貴重で楽しい体験となるはずです。可愛いドレスの写真や、ご自身で描いた絵などから、ドレスを一緒に作り上げていく過程は感動的ですよ。

イメージから作った世界に一つしかないドレスで、子どもを発表会などに出演させてあげてはいかがでしょうか。その思い出も、より一層深く残ることと思います。

編集部

ありがとうございます。「atelier.Cocorobe」のオーダーメイドドレスなら、子どもの晴れ舞台に花を添えられそうですね。親子共に、忘れられない思い出がつくれるのではないでしょうか。

「atelier.Cocorobe」の口コミ・評判

ここでは、「atelier.Cocorobe」を利用した方の口コミを紹介します。

自分のイメージ通りにキッズドレスが作られていく、とても貴重な体験ができました。子どもがドレスを着て出演したピアノの発表会も、より一層楽しめました。

ドレスのデザインや色、生地を自分で決められるので、ドレスが完成するまでわくわくが止まりませんでした。

オーダーメイドのドレスをオーダーしたのは初めてでしたが、自分の思い描いたドレスができあがっていく過程がとても楽しかったです。

完成品に満足する声があったのはもちろんのこと、ドレスの制作過程を楽しんでいるお客様が多くいらっしゃいました。

「atelier.Cocorobe」の申し込みからドレスお渡しまでの流れ

「atelier.Cocorobe」で、オーダーメイドキッズドレスの申し込みからお渡しまでの流れは、以下のようになっています。

  1. 申し込み
    • ドレスの着用予定日から5、6ヶ月前に申し込み
    • 申し込み書に記入し、前払金8,000円を支払う
  2. ヒアリング
    • ドレスのサイズを確認
    • ドレスのデザイン、色、生地、小物などについて話し合う。写真や絵で表したドレスのイメージも提出
  3. デザイン決定・仮縫い
    • 仮払金12,000円を支払う
    • 仮縫いの作成を開始
  4. 仮縫い確認・見積もり
    • 仮縫い用の生地(シーチング)で作製されたドレスを着用し、サイズ、デザインを確認
    • 問題なければ見積もりを受け取る
  5. 残金の支払い
    • 見積もり決定後、ドレス代の残金を支払う
    • 支払い後にドレス制作が開始
  6. 本縫い確認・お渡し
    • 本縫い後のドレスを着用し最終確認
    • 確認後、ドレスを受け取る

「atelier.Cocorobe」の基本情報・料金

住所 自宅兼工房のため、詳しい住所は注文後にお知らせ
電話番号 090-1199-5083
営業時間 平日9:00~18:00
営業時間以外の日時も予約可。詳しくは問い合わせにて
料金 おおよそ50,000円~80,000円
※生地の種類や量、デザインによって変動
駐車場 あり
公式URL https://acocorobe.wixsite.com/website

※最新の情報はホームページ等でご確認をお願いいたします。
※記事中の金額はすべて税込表示です。