東京スクールオブミュージック&ダンス専門学校の学生のダンス風景

プロから学ぶ機会が充実!「東京スクールオブミュージック&ダンス専門学校(TSM)」で”好き”を仕事にする

ぽてん読者の皆様に、注目の専門学校をご紹介するこの企画。今回は、ミュージシャン・作曲家・俳優・声優・ダンサー・コンサートスタッフなど、音楽・エンターテインメント業界で活躍する人材を養成する専門学校、「滋慶学園COMグループ 学校法人滋慶学園 東京スクールオブミュージック&ダンス専門学校(通称TSM)」をご紹介します。

同校は、学園グループ共通の教育理念「職業人教育を通じて社会に貢献する」「業界とともに、業界に必要な人づくり」という2つの理念のもと、1,500社を超える業界企業と連携を行い、業界で即戦力となれるような実践中心のカリキュラムを提供しています。

本記事では、入学事務局の野間さんと久保田さんにインタビューを実施し、カリキュラムの特色や充実した設備、就職支援など、学校選びの参考となる情報を詳しくお伝えします。

時代の変化に合わせた人づくり。2~4年制の38専攻を提供

東京スクールオブミュージック&ダンス専門学校のモーションキャプチャスタジオ

▲校内のモーションキャプチャスタジオ

編集部

さっそく、御校のカリキュラムの特色について伺いたいと思います。専門学校と言うと2年制のカリキュラムが一般的だと思いますが、御校には2年制~4年制と幅広いコースが用意されていますよね。これにはどのような背景や目的があるのでしょうか。

野間さん

エンターテイメント業界は、10年前、20年前から大きく変わってきています。音楽、ライブの楽しみ方はスマートフォンを中心に変化し、音楽の作り方はギターを弾く時代からパソコンで打ち込む時代に変わり、AIが曲を作ることも可能になりました。

ライブにおける照明や音響の技術も日々進化しています。ステージ上の演出は単にステージから火を出す、照明を当てるだけではなく、3DやCGなどの映像テクノロジースキルを駆使してよりクリエイティブな演出を行うようになりました。

ダンサーにしても、ダンスのスキルが高ければいいという時代ではなく、それをどうやって世の中に発信していくか、マネジメント力(セルフプロデュース力)が求められる時代です。

このように、日々進化し続けるエンターテイメント業界に対応した高度なスキルが求められるようになってきた時代の中で、好きなことを仕事にするために必要なスキルを選択できるように、2年制・3年制・4年制のコースを設けています。

もちろん、必ずしも長い時間をかけて幅広いスキルを学ばなければならないというわけではありません。本校では全部で38コースを用意しています。ダンスや、歌のみを徹底的に学び、いち早く業界での活躍を目指す2年制のコースを選択することも可能です。

繰り返しですが、長ければ良いのではなく、「できるようになりたい事は何か」「何を仕事にしたいのか」を軸に専攻を選択していただいています。

久保田さん

一方で、3年間・4年間という期間を学ぶ事で、出会える企業や人の数が何倍にもなるというのも3年制・4年制のコースの特徴だと思います。

本校では、すべての授業を【業界から学ぶ】をコンセプトとし、現在エンターテイメント業界でお仕事をされているプロが講師を務めます。我々入学事務局スタッフ、入学から卒業までの学校生活を支える教務部(担任)は授業を行いません。

在学期間が長いほどプロから学ぶ時間、出会える仲間が増えるということは一つ、メリットだと思います。

プロから学ぶことで音楽のスタイルや表現力の幅も広がりますし、さまざまな人と関わることで卒業後の活躍を後押ししてくれるリレーションシップを築くこともできますよ。

セルフプロデュース力も身につく「ネットアーティスト&クリエーター専攻」

東京スクールオブミュージック&ダンス専門学校の「ネットアーティスト&クリエーター専攻」の授業のイメージ

編集部

ここからは、東京スクールオブミュージック&ダンス専門学校が提供する38専攻の中から、注目のコースをピックアップして詳しくご紹介いただきたいと思います。

まず新しく誕生したばかりのコースとして、「ネットアーティスト&クリエーター専攻」という4年制のコースがあると伺っていますが、こちらはどのようなことが学べるコースなのでしょうか?

野間さん

「ネットアーティスト&クリエーター専攻」は、ボカロP(※VOCALOID(ボーカロイド)および「ボカロ」はヤマハ株式会社の登録商標です。)や、ネットシンガーのような、インターネット上で活躍するアーティストを目指す方向けのコースです。(※)ボーカロイドソフトを用いて楽曲を制作し、リリースする人

近年、ネットアーティスト・VTuberの分野はK-POPを超える市場価値が見込まれ、高校生は当たり前のようにネットアーティストのコンテンツに触れています。実際にオープンキャンパスにおいても興味を持つ学生が増えてきている実感もあります。

東京スクールオブミュージック&ダンス専門学校の野間さん

▲ネットアーティスト&クリエーター専攻について熱く話してくれた野間さん

編集部

近いことを学べる専門学校は他にもあるかと思いますが、ネットで活躍するアーティスト・クリエーターに特化して専攻を設けているケースは珍しいですよね。4年間かけてどのようなことを学んでいくのでしょうか?

野間さん

このコースでは、ヴォイストレーニングや作詞基礎など、歌唱力や楽曲作成のスキルを伸ばす授業はもちろんのこと、Adobeのツールを使用した、PCスキルやマーケティングなどのビジネス分野の知識やスキルの習得にも力を入れています。

事務所に所属するのが当たり前ではなくなった時代においては、コンテンツを世の中に発信するためのセルフプロデュース力が求められますし、自分でマネタイズしていくための知識やスキルも重要ですからね。

編集部

例えばマーケティングの知識やスキルはどのようにして身につけていくのでしょうか?

野間さん

座学が中心ではありますが、企業研究などの実践的な学びにも力を入れていて、実際に一般企業やエンタメ施設、レクリエーションの施設を訪れて、マーケティング担当の方からお話を聞く機会も設けています。

世の中のトレンドを知ること、世の中で売れている物がなぜ売れているかを知ることは、アーティストとして自分を売り出すうえでもとても大事なことだと考えています。

VTuberやネットシンガーとして実践が積める充実した設備も魅力

編集部

ネットアーティストとしてのスキルを磨くための設備についてご紹介いただけますか?

野間さん

まず、DTM専用のPCが60台以上設置されているMacルームや、配信・3DCGツールのためのWindowsルーム等、用途に応じて使い分けられるパソコン室はとても充実していますね。

東京スクールオブミュージック&ダンス専門学校のPCルーム

▲PCルーム

野間さん

また、「デジウェーブ」と呼ばれる、音楽制作のミキシング・マスタリングを学ぶ教室もかなり本格的ですよ。Dolby Atmosという360°、立体的な音を実現する空間オーディオを導入しました。エンターテインメント業界ではイマーシブオーディオの感覚を持つ若いクリエイターが注目されています。没入体験を想定した楽曲制作を教育に採り入れて、学生たちがいち早く最新のトレンドに触れられる環境を作っています。

東京スクールオブミュージック&ダンス専門学校の「デジウェーブ」

▲デジウェーブ

野間さん

音楽スタジオも充実していて、大人数で練習するアンサンブルスタジオが5つ、個人用のプライベートレッスンスタジオも7部屋設置しています。

また、校内最上階にはライブスタジオも2つ完備しています。1つは最大収容人数300名を誇るバンドやダンスステージ向きのライブスタジオ、もう1つのスタジオは株式会社クレッセント/ヒビノ株式会社監修のもと2024年春に完成した、モーションキャプチャスタジオです。

「業界シェアNo.1 Vicon Veroシリーズ」を本校ライブスペース内に導入。全身をスキャン(トラッキング)してキャラクターとして認識、VTuberとしての映像収録が可能になっています。

編集部

すごいですね。本当に業界で活躍しているVTuberやネットシンガーが実際にやっていることを再現できるような環境が完備されているのですね。

歌って踊れるアーティストを目指す「ダンス&ヴォーカル専攻」

東京スクールオブミュージック&ダンス専門学校の「ダンス&ヴォーカル専攻」の授業のイメージ

編集部

続いて、3年制の「ダンス&ヴォーカル専攻」にスポットを当ててお話を伺いたいと思います。ダンスや歌に関するコースが複数ある中で、こちらはどのようなコースなのでしょうか?

久保田さん

「ダンス&ヴォーカル専攻」は、その名のとおりダンスとヴォーカルを両方学びたいという方のためのコースです。歌って踊れるアーティスト・アイドルを目指す方に選ばれているコースです。

TSMのダンス専攻の大きな特徴は、オールジャンルのダンスを学ぶカリキュラム設定です。今活躍されているアーティストさんたちはさまざまなジャンルのダンスを曲ごとに変えて踊ることも多いですからね。

東京スクールオブミュージック&ダンス専門学校の久保田さん

▲ダンス&ヴォーカル専攻の魅力を話してくれた久保田さん

編集部

なるほど。具体的に、このコースの特徴的な授業についてご紹介いただけますか?

久保田さん

歌って踊るためにはリズム感や強い体幹が必要です。それを鍛えるための基礎トレーニングからしっかりと取り組んでいきます。例えば、1年生のうちからバレエの授業が必修です。バレエは全てのダンスの基礎なので、バレエの授業を通してダンサーとして基本的な身体づくりを学びます。

最初のうちは歌とダンスの両方を同時にやるのは難しいと感じる学生さんも多いようですが、「トレーニングを積むことで自信を持ってパフォーマンスできるようになった」という声が聞こえてきますよ。

東京スクールオブミュージック&ダンス専門学校のダンススタジオ

▲ダンススタジオは全部で4つ。足に負担が少ないリノリウムフローリングを採用しており、どんなジャンルのレッスンにも対応している

「企業プロジェクト」でプロの現場を知り、卒業後に生きる実績を作る

編集部

ほかにも、「ダンス&ヴォーカル専攻」で力を入れていることがあれば教えてください。

久保田さん

すべての専攻に共通することではありますが、企業プロジェクト、いわゆる現場実習に力を入れています。

「ダンス&ヴォーカル専攻」の企業プロジェクトでは、ゆず・SOPHIA・ジグザグなど、本当にたくさんの企業やアーティストの方にご依頼いただいて、バックダンサーやバックコーラスとしてプロの現場に参加しています。

東京スクールオブミュージック&ダンス専門学校の企業プロジェクトの様子

▲企業プロジェクトでは、プロと共に大きなステージに立ったり、裏方として支えたりと貴重な経験が積める

例えばゆずさんとのプロジェクトでは、ラグビーW杯のテーマソングにもなっていた「ビューティフル」のバックコーラスとしてレコーディング参加、バックダンサーとしてもライブや様々なテレビ番組にも出演させていただきました。

編集部

すごいですね。学生のうちから、本格的なプロの現場を体感できるというわけですね。

久保田さん

はい。学校のカリキュラムを通じて、卒業後業界で活躍するための後ろ盾になる実績・経歴が作れるというのは、大きなメリットなのではないかと思います。

また本校在籍中、同じメンバー、同じ先生、同じ環境でずっと学ぶのではなくて、定期的に外の現場で自分を試す機会を持つことで視野も大きく広がります。

ダンサーやヴォーカリストを目指してこのコースを選択された学生でも、企業プロジェクトなどを通して実際の現場を体験することで照明や音響など裏方のお仕事に興味を持ち、そちらの進路を選択する学生もいます。夢が広がるきっかけにもなっていると思いますね。

デビューサポートが充実!学内で新人発掘オーディションも開催

編集部

ほかにも、東京スクールオブミュージック&ダンス専門学校の自慢の取り組みがあれば教えてください。

野間さん

徹底したデビューサポートの取り組みも、本校の自慢です。たくさんの企業とタイアップして数多くの学内限定オーディションを行なっています。業界でプロを目指していくにあたって、自分という存在を業界企業の皆様に知ってもらうことも大切です。

例えば年に1、2回実施している「新人発掘プレゼンテーション」というイベントでは、学内に企業さんをお招きして、大規模な合同オーディションを実施します。

このイベントの魅力はずばり、ご参加いただいたすべての皆様からフィードバックをもらえることです。

東京スクールオブミュージック&ダンス専門学校で開催している「新人発掘プレゼンテーション」の様子

▲新人発掘プレゼンテーション

編集部

なるほど。通常のオーディションは落選したらそれで終わりだと思いますが、フィードバックを受けることで学びを得ることもできるのですね。

野間さん

おっしゃるとおりです。自分のどこが良くて、どこが悪いのか、現状をしっかりと把握することで、良い部分も悪い部分も次に活かすことができます。学園グループの教育理念、教育活動の一つでもある、「業界とともに、業界に必要な人づくり」として力を入れて実施しています。

合同オーディション以外にも、年間に90社ほどの単独オーディション、約200社の企業に直接企業情報をヒアリングすることができる「合同企業就職説明会」も実施していますので、プロの方に見ていただく機会、フィードバックをいただく機会は本当にたくさんありますよ。

編集部

プロを目指す学生たちにとって魅力的な環境ですね。企業側にとっても、将来業界で活躍する人材が発掘できる、とてもよい機会になりそうですね。

野間さん

そうですね。お互いにwin-winな関係が築けているのではないかと思いますね。

東京スクールオブミュージック&ダンス専門学校で開催している合同企業説明会の様子

▲就職支援も充実。毎年開催する「合同企業説明会」では、音楽&エンターテイメント業界の企業の方々が学校に集まり、企業説明会を実施している

「一人ひとりを大切に」をモットーに生徒や保護者様に信頼される学校を目指す

東京スクールオブミュージック&ダンス専門学校の校内の様子

編集部

東京スクールオブミュージック&ダンス専門学校の校風や生徒の特徴についても教えていただけますか?

久保田さん

将来アーティストとして活躍していきたい方々が通っている学校なので、皆さん自己表現に長けていると感じますね。服装や持っている物にもこだわっていて、自分が好きなことや好きなものを突き詰めている生徒が多いです。

また、学校全体にアットホームな雰囲気があって、学生と教職員の距離も近いと感じています。何もなくても定期的に面談をしていますし、半年に1回のペースで保護者の皆さんにも面談する機会をいただいています。

野間さん

専門学校としては珍しいケースなのですが、本校には我々のような入学事務局・広報部・営業部などのスタッフ以外にも、キャリア教育や出席管理、授業の構成などの役割を担う担任の先生がいます。生徒一人ひとりに目を配りやすい環境にもあると思います。

編集部

学生一人ひとりに対するフォローが充実しているのですね。

久保田さん

そうですね。学園グループの考え方として「一人ひとりを大切に」という想いがあるので、我々スタッフもそれをとても大切にしているんです。

東京スクールオブミュージック&ダンス専門学校からのメッセージ

東京スクールオブミュージック&ダンス専門学校の久保田さんと野間さん

▲インタビューに答えてくださった入学事務局の久保田さん(左)と野間さん(右)

編集部

最後に、東京スクールオブミュージック&ダンス専門学校に興味を持たれた方に向けてメッセージをお願いします。

野間さん

皆さんの夢を叶えるために、東京スクールオブミュージック&ダンス専門学校で一緒に学んで成長しませんか?

TSMは日本一、プロフェッショナルな学びが得られる環境がある学校だと自負しています。学生一人一人の才能を最大限生かせるように、私達も全力でサポートいたします。

まずは体験入学から、ぜひご来校、お待ちしております!

久保田さん

好きなことがあるということは、とても大切なことです。進路で悩まれている方も多いかもしれませんが、自分が好きなことをもう一度思い出していただいて、諦めずにやり続けることを忘れないでいただきたいですね。

一度本校に来ていただいたら、その好きなことを思い出せると思いますので、ぜひ一度ご来校いただければと思います。

私達と一緒に、好きなことを仕事にしましょう!

編集部

ありがとうございます。インタビューを通して、『職業人教育を通じて社会に貢献する』「業界とともに、業界に必要な人づくり」という御校の教育方針がとてもよく理解できましたし、卒業後に即戦力となれるような充実した学びの機会があるということがよくわかりました。

たくさんの貴重なお話をお聞かせいただき、ありがとうございました!

東京スクールオブミュージック&ダンス専門学校の卒業生の口コミ

ここでは、東京スクールオブミュージック&ダンス専門学校の卒業生の口コミをご紹介します。

自分で学んだことをすぐに実践できる環境が整っていて、日々成長を感じることができる。

同じ目標を持つ仲間と切磋琢磨できる。

業界で名前の通っている学校。業界の人たちにTSM出身だといえば伝わるのは大きなメリット。

業界で活躍している先生が多数なので、実用的なアドバイスをもらえる。

先生に気軽に相談できる。就職に関する相談にも親切に答えてくれる。

講師や環境に対する良い口コミが目立ちました。業界とのつながりができることに大きなメリットを感じている学生も多いようです。

東京スクールオブミュージック&ダンス専門学校へのお問い合わせ

東京スクールオブミュージック&ダンス専門学校の校舎

運営 学校法人滋慶学園 東京スクールオブミュージック&ダンス専門学校
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電話番号 0120-532-304
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公式ページ https://www.tsm.ac.jp/

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