人と社会に貢献する女性の育成を目指す「東京女学館中学校・高等学校」の教育|中高一貫校

ぽてん読者の皆さまに、特徴的な教育に取り組む注目校を紹介するこの企画。今回は完全型の中高一貫校「東京女学館中学校・高等学校」にインタビューを行いました。

東京都渋谷区広尾という文教地区に位置する私立の女子校「東京女学館中学校・高等学校」は、明治時代に開校された130年超の歴史を持つ伝統校です。同校では“インクルーシブリーダーシップ教育”(※)を掲げ、次代を担う女性の育成を推進。創立当初から国際教育に力を入れており、2004年からは国際教育を重点的に行う「国際学級」を設置しています。
※インクルーシブリーダーシップ…多様性を受容しながらチームの力を最大化できるリーダーシップスタイルのこと。

今回は同校の渡部校長、広報室の松本先生に、インクルーシブリーダーシップを育む教育プログラムや、国際学級を中心とした英語教育の特徴などについてお話を伺いました。

130年以上の歴史ある「東京女学館中学校・高等学校」の教育目標

東京女学館中学校・高等学校の渡部校長

▲インタビューにご対応いただいた渡部校長

編集部

まずは東京女学館中学校・高等学校の教育目標について教えてください。

渡部校長

本校は1888年(明治21年)に創立された130年超の歴史を持つ女子校で、伊藤博文氏や渋沢栄一氏らによって設立された「女子教育奨励会」を前身としています。女子の高等教育の重要性が認識されていなかった創立当初からイギリス人教師による英語教育を行うなど、女性の社会進出や国際化を意識した先進的な教育を行っており、その精神は現在まで受け継がれています。

そんな本校の教育目標は「高い品性を備え、人と社会に貢献する女性の育成」です。創立当初の思いを受け継ぎ、女性のさらなる活躍を見越して掲げています。また、その実現のために本校で重点を置いているのが、“インクルーシブリーダーシップ”です。

インクルーシブリーダーシップとは一般的に、多様性を受容しながらチームの力を最大化できるリーダーシップスタイルを意味します。本校はこれに加えて、一人のリーダーが牽引するのではなく、仲間と協働しながら集団の力を高めていける人材を育成することを目指しています。

東京女学館中学校・高等学校の教室内風景

▲各教室に掲げられる「品性を高め真剣に学べ」の標語

インクルーシブリーダーシップ実現のため、「学外との繋がりから得る学び」を重視

編集部

御校の教育目標は、教育プログラムにどのように落としこまれているのでしょうか。

渡部校長

本校の目指すインクルーシブリーダーシップを実現する上では、相手を尊重しお互いを認め合う姿勢がとても重要です。そのため、多様な価値観の理解につながるコミュニケーションの機会を創出することを意識しています。

そのために重点を置いているのが、学校の外とのつながりです。学校の外で多様な世代と関わることで、学校の中では得られない学びを深められるのではないかと考えています。

例えば、先日ジャパンタイムズさんの指導を受けながら学校の英字新聞を作るというプロジェクトを行ったのですが、その中で本校の近所にある日赤通り商店街にインタビューを行いました。これまでも商店街との関わりはありましたが、インタビューを通じてより深くつながることができたのではないかと思います。特に日本語で聞いた話を英語でまとめていく過程で、商店街の方から聞いた話を深く汲み取ることができたのではないでしょうか。

東京女学館中学校・高等学校の生徒が作成した英字新聞

渡部校長

また学校の外と繋がりを持つためのプログラム「学習講座・体験講座」の中で、卒業生やビジネスパーソンのお話を聞く機会があります。

印象的だったのが、本校の卒業生で弁護士からファッションデザイナーに転身した方のお話です。その方はアメリカのニューヨークで弁護士資格を取って働いていたのですが、「日本人女性が本来持っている力を十分に発揮するためには、ファッションによる表現が大切だ」という気づきを得て、デザイン学校に通いブランドを立ち上げた経歴をお持ちです。

自身の経験に基づく海外大学での学びや仕事についての考えを中心にお話いただき、生徒からは「何かに挑戦したいときには何かのせいにしてあきらめず、自ら楽しもうとする強い意志が大事だと学んだ」「進路や留学について迷っていたが、好きなことを仕事にすることで充実した人生を送れるのではないか、と背中を押していただけた」といった感想が寄せられました。

特に海外への興味が高い生徒にとっては、自身の将来を考える上で非常に良い刺激となったようです。

互いに良い影響を与え合う、主体性・積極性を持つ生徒が多い

東京女学館中学校・高等学校の創立当時の服装と現在の制服が飾られている写真

▲創立当時の服装と現在の制服が並んで飾られています

編集部

生徒たちの普段の様子で、インクルーシブリーダーシップを感じる場面があれば教えてください。

渡部校長

本校が目指すインクルーシブリーダーシップとは、「仲間と協働しながら集団の力を高めていける人材」ですが、その素質を備え持つような、明るく、良く気が付く生徒が多いですね。

学校説明会で生徒達が校内案内をしたとき、お客様がお帰りになる際に自主的に花道を作ってお見送りをする姿が印象的でした。強力なリーダーが引っ張るのではなく、各々がその場に何が必要かを考え、互いに良い影響を与え合っていると感じます。

私が就任した当初は割と静かで控えめな生徒が多かったのですが、時代の流れに合わせて主体性を持って積極的に活動する生徒がどんどん増えています。その変化の大きなきっかけとなったのが、生徒の発案で生まれた学校行事を生徒で企画運営するという取り組みです。生徒主体でアイディアを出して学校行事をつくり上げるというこのスタイルは現在まで続いており、本校のインクルーシブリーダーシップを象徴する取り組みとなっています。

東京女学館中学校・高等学校の特徴的な教育プログラム

東京女学館中学校・高等学校の渡部校長

教育理念にインクルーシブリーダーシップを掲げる東京女学館中学校・高等学校では、国際社会での活躍に欠かせない英語力の育成や、感性の豊かさ、そして体験を伴った日本文化の理解も大切にしています。

ここからは、そんな同校の教育プログラムについて紹介します。

母語のような高い英語力を磨く「国際学級」

高校2年生の国際学級で行っている校内模擬国連の様子

編集部

東京女学館中学校・高等学校では、インクルーシブリーダーシップを育む教育の一環としてグローバル教育に力を入れられていますが、具体的な内容について教えていただけるでしょうか。

渡部校長

本校ではその取組の1つとして「国際学級」というクラスを2004年に設置しました。国際学級は、ネイティブ教員の複数名がゼロから作った独自のカリキュラムを実施するクラスです。北米の現地校の英語授業を模した内容(Language Arts)を通し、幅広い思考を構築する論理的思考力を身に付けます。

授業の特徴としては、「英語を学ぶ」のではなく「英語で考え」、世界に通用する、母語のような高い英語力と発信力を磨いていきます。使用する教材も、英語圏で出版されているものですし、ディスカッションやプレゼンも当然英語で行います。また授業中、教員は英語しか話さないため、生徒が取るメモも英語で書かれています。このような光景を見ると、英語がツールとして身についていっていることを感じますね。

こうした英語カリキュラムの変化を受け、本校の生徒の力は非常に伸びています。その影響もあり、日本の難関大学や海外大学への進学実績も増えています。

編集部

国際学級は帰国生が多いのでしょうか?

渡部校長

国際学級には、帰国生だけでなく、日本で生まれ育った子も含め、世界各国にルーツを持つ生徒がいます。つまり、クラスの中で異文化交流ができるような環境です。そんな国際学級では「皆違うのが当たり前」という共通認識が形成されているため、違いを楽しむカルチャ―があります。

国際学級のノウハウを一般学級にも。生徒が臆せず英語を話し、成績もUP

編集部

1学年のうち1クラスが国際学級、5クラスが一般学級とのことですが、一般学級ではどのような英語の授業を行っているのでしょうか。

渡部校長

国際学級の実績を踏まえ、一般学級でも「読む」「聞く」「話す」「書く」をバランス良く身につけられる、これまでとは違う実践的な英語力を培うカリキュラムにシフトしています。

大きな違いは、失敗を恐れずとにかく英語をどんどん使うという点です。教員側も、生徒が臆せず英語を話せるよう授業内容を工夫しています。例えば、オールイングリッシュで、ゲームなどを用いながら楽しく英語を学べるような授業も低学年では展開しているんですよ。ペアワークも多く、生徒同士で英語で会話することでお互いの言い回しを学べる機会にもなっています。

授業中に積極的に英語を使用することで、アウトプットが格段に増えています。アウトプットが増えると教員側も間違いがあった際に訂正しやすくなるので、結果的に英語力の向上につながっています。実際に高校1年生の模試で英語の成績が非常に上がっているなど実績も出ていて、今後が楽しみです。

国際社会でどう生きるか。それを練習できる環境がある

編集部

国際学級の存在は、学校全体の雰囲気にどのような影響を与えていると思われますか?

渡部校長

先ほど「国際学級は異文化交流ができるため、価値観の違いを楽しむことが当たり前になっている」とお話ししましたが、そのカルチャーが学校全体に浸透していると感じます。このような環境で過ごすことで、多様性を受け入れ、国際社会でお互いをリスペクトできる人間に育つと思っています。国際社会でどうやって生きていくか、その練習をしているようなイメージです。

また、一般学級の新たな英語カリキュラムへの移行がスムーズに行えたのも、国際学級でつくり上げたノウハウがあったからこそです。また英語力が高く積極性を備えた国際学級の生徒の姿が一般学級の生徒にも好影響を与えてくれていると感じます。

ただし決して英語が堪能な生徒だけが尊重されているわけではありません。学校の中にいろいろな特徴を持つ生徒がいて、得手不得手を補いながら高め合える環境があります。それは本校がインクルーシブリーダーシップ教育を進めてきたからこそ形成された、本校ならではの魅力だと思っています。

“本物”に触れ感性を磨く。芸術を学ぶ機会も充実

東京女学館中学校・高等学校の渡部校長が描いた作品

▲美術の先生でもある渡部校長が描いた作品

編集部

その他にも、特徴的な教育プログラムがあれば教えてください。

渡部校長

芸術に触れ、表現を学ぶ機会が多いのも本校の特徴です。本校では、「音楽」「美術」「書道」を融合した「芸術」という新科目を設けました。授業の一例として、「自分は何者か」をテーマに写真のスライドショーを作成し、そこに音楽表現も組み合わせながら映像作品をつくる、といった取り組みがあります。書道と美術、音楽と美術などを掛け合わせ、多角的な視点から芸術を学べるような科目になっています。

編集部

芸術を学べるようなイベントもありますか?

渡部校長

希望者対象の学習講座で美術館や博物館の鑑賞ツアー、全校生徒が参加する多様な音楽に触れられる「音楽会」などを実施しています。先ほどお話した歌舞伎や能の鑑賞をはじめ、「本物」に触れる機会を多く設けたいという目的です。

音楽会は毎年異なるジャンルで開催しているのですが、オーケストラの年には、指揮者の広上淳一さん・ピアニストの亀井聖矢さん・日本フィルハーモニー交響楽団のみなさんにご出演いただきました。

このように「本物」を体験することで、生徒たちの感性も非常に磨かれていると感じます。音楽会でも、本校の生徒の鑑賞の仕方を褒めていただくことも多いんですよ。ピアノコンチェルトを聴いたときには指揮者が指揮棒を下ろすタイミングを待ってから拍手をしたり、ジャズのときはノリノリになったり、音楽のジャンルや会場の雰囲気に合わせた楽しみ方ができていて、こちらが感心することも多いです。

異文化理解の素地となる日本文化・礼法教育も重視

東京女学館中学校・高等学校で中学1年生が茶道体験している様子

編集部

東京女学館中学校・高等学校では「自国文化の理解」も教育の重点課題とされていますが、どのような狙いがあるのでしょうか。

渡部校長

国際社会で活躍していくためには異文化への理解が重要ですが、それにはまず自国の文化を知る必要があると考えています。自国の文化の奥深さを知るからこそ、他者の持つ文化的背景を想像できるのです。また自国のカルチャーや精神を、世界に向けて誇りを持って発信できる人材を育むというのも、この教育の狙いの一つです。

編集部

自国の文化を知るための取り組みとして、具体的にどのような内容を実施されていますか?

渡部校長

中学1年生で茶道、中学2年生で華道の体験を、高校1年生で歌舞伎、高校2年生で能の鑑賞を行っています。

中学校の茶道・華道は本校卒業生の先生に来ていただき、作法や技術だけでなく、その裏にある心を伝えるような指導をしていただいています。例えば茶道であれば、茶葉がここに供されるまでの過程やお客様に気持ち良くお茶を召し上がっていただくための工夫まで話をしてくださいます。女学館が大切にしている「おもてなしの心」を踏まえた上で指導をしてくれるのは、卒業生だからこその強みです。

またそれ以外にも、家庭科の授業では日本の郷土料理を学んだり、体育の授業では「御神楽」という歌舞を踊ったりと、日本文化を多角的に学べるような工夫もしています。

東京女学館中学校・高等学校のスクールライフを紹介

東京女学館中学校・高等学校の校内の様子

東京女学館中学校・高等学校のキャンパスは、東京メトロ日比谷線広尾駅から徒歩約10分の落ち着いた住宅街の中にあります。ここからは広報室の松本先生にキャンパスを案内していただきながら、同校のキャンパスライフを紹介していきます。

光あふれる美術室や音楽室、設備の揃った理科室など特別教室が充実

東京女学館中学校・高等学校の音楽室

▲音響設備の整った開放的な音楽室

編集部

美術室や音楽室は、とても明るく開放的な空間ですね。

松本先生

美術室や音楽室を地下に設けている学校も多いのですが、本校では自然光が入る場所に設けています。美術室は最上階の7階で、さらに天窓も付けることで、自然光の中で色合いを見られるようにしています。音楽室ものびのびとした表現ができるよう、光が入る明るい空間となっています。

東京女学館中学校・高等学校の美術室

▲天窓からも光が入る東京女学館中学校・高等学校の美術室

編集部

美術室の中もそうですが、他の場所にもさまざまな美術作品が飾られていますよね。これは生徒さんの作品なのでしょうか。

松本先生

はい。美術係が管理をし、定期的に作品を入れ替えています。最初は生徒名を出さずに飾っていたのですが、皆が興味深く見てくれて「誰の絵でどういうタイトルなのか知りたい」という声があったので、それも一緒に掲示するようになりました。友人や先輩の違った一面を見られるということで、生徒も楽しんでくれています。

編集部

理科室の数がとても多いなと思ったのですが、全部でいくつあるのでしょうか。

松本先生

学校全体で理科室は5室あります。実験中に見ているだけの生徒が出ないよう実験器具も人数分揃えていますよ。

東京女学館中学校・高等学校の理科室

▲充実の設備が揃う理科室

趣向が凝らされた授業で、楽しく学べる

東京女学館中学校・高等学校の教室

編集部

教室にもやってきました。黒板のところにプロジェクターも設置されていますね。

松本先生

プロジェクターを使用して行った授業で面白かったのが、数学の関数の導入授業です。距離センサーを使って、実際に生徒が歩いた軌道をリアルタイムでプロジェクターに映してグラフ化していったんですよ。

■「関数」導入授業の実際の様子はこちら:https://www.youtube.com/watch?v=f9-WjL4D4gI

編集部

すごく面白い授業ですね!こういった少し変わった授業は他の教科でもあるのでしょうか?

松本先生

国語で「走れメロス」を題材にしたときには、話が進む中で移り変わるメロスの心情をもとに「走れメロスすごろく」を作ったこともありました(笑)。机上で勉強するだけでなく、学ぶ楽しさを実感できるように各教科の教員がいろいろと工夫しています!

ビオトープに救急隊。生徒主体の活動が盛ん

東京女学館中学校・高等学校のビオトープ

▲敷地内にあるビオトープ

編集部

校内にビオトープがあるのも特徴的ですよね。

松本先生

ビオトープは、ビオトープ委員会という特別委員会の生徒が清掃や管理をしてくれています。夏には蛍鑑賞会を運営してくれました。実った夏みかんを収穫し、マーマレードを作って食べるなどの活動も行っていますよ。

編集部

また、「救急隊」という活動もあると伺っています。

松本先生

はい、「救急隊」は、高校生の有志からなる組織で、災害時に備えて定期的に訓練を行っています。

東京女学館中学校・高等学校の救急隊の活動の様子

▲高校生の有志で活動する救急隊

救急隊は希望者がかなり多いので抽選を行うこともあるほどなんですよ。

東京女学館中学校・高等学校からのメッセージ

東京女学館中学校・高等学校の渡部校長

編集部

最後に、記事を見て東京女学館中学校・高等学校に興味を持った読者の方に向けてメッセージをお願いします。

松本先生

自分の個性を発揮しながらのびのびと過ごせるのは、女子校ならではの良いところだと思います。本校には自分の趣味や好きなことを開示して、周りもそれを受け止めてくれる環境があります。例えば高校音楽の発表授業ではアニメソングを全力で歌ったり、自作曲をギターで弾き語りしたり、自分の個性を存分に開示し、皆尊敬のまなざしで一生懸命聴いていました。

お互いを尊重し合って過ごす本校での6年間を通じ、自分の個性を認めながら周囲と協調する力を身につけていくことができるのではないでしょうか。

渡部校長

女性が社会に進出して地位を獲得できる時代だからこそ、さまざまなことをしなやかに乗り越えられる力を東京女学館で身につけていただきたいと思います。

そして多様な経験や出会いを経験しながら6年間楽しく学校に通ってほしい、というのが本校の願いです。勉強だけでなくクラブ活動も盛んですし、留学制度などを利用して海外の文化に触れることもできます。さまざまな挑戦の機会を用意しているので、いろいろなことにチャレンジしたいパワーを秘めた方に来ていただけたらと思います。

編集部

渡部校長、松本先生、本日は貴重なお話をお聞かせいただきありがとうございました!

東京女学館中学校・高等学校の進学実績

東京女学館中学校・高等学校では文系、理系問わず多様な進路実績があり、理系では医学部医学科への合格者も多く輩出しています。早稲田大学、慶應義塾大学、上智大学、ICU、東京理科大学には毎年2桁の合格者を出しており、2023年度には100人を超えました。

指定校推薦依頼大学には早稲田大学、慶應義塾大学、上智大学、東京理科大学といった名門大学が名を連ねています。北里大学、日本赤十字看護大学など医療系大学の指定校推進があるのも特徴です。

■東京女学館中学校・高等学校の進学実績(公式サイト)
https://tjk.jp/mh/career/results/

東京女学館中学校・高等学校の生徒から寄せられた口コミ

東京女学館中学校・高等学校の校舎外観

ここでは、東京女学館中学校・高等学校の在校生・卒業生から寄せられた口コミをいくつかご紹介します。

落ち着いた住宅街の中にあるため、安心して通うことができる。体育館が3つあるなど、施設が充実している点も魅力。

選択制の講座が充実しており、進路指導をはじめとした学習サポートも手厚い。

海外進学を目指している生徒も多く、刺激を受けながら学校生活を送れる。

校則は厳しめ。歴史ある学校だからこそ、伝統を重視していると感じる。ただお堅い雰囲気はなく、先生も生徒も面白い人が多く笑いにあふれている。自分のことを思いっきり話せるのも、女子校ならではだと思う。

東京都渋谷区広尾という抜群の立地や、施設の充実面について多くの好意的な口コミがありました。また国際学級をはじめ多様な生徒が集まっているからこそ刺激を受けられる環境があることも口コミから伝わってきました。伝統を重んじる空気もありつつ、のびのびと過ごせる環境があるのも魅力のようです。

東京女学館中学校・高等学校の基本情報

お問い合わせ 【学校説明会】
https://tjk.jp/mh/examinee/briefing/
【資料請求】
https://mirai-compass.net/usr/tkyjgj/request/reqIndex.jsf
住所 東京都渋谷区広尾3丁目7-16
電話番号 03-3400-0867
公式URL https://tjk.jp/mh/

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