画期的な取り組みで、生徒たちの可能性を伸ばす学校を取り上げる本企画。この記事では、東京都品川区にある私立学校の「青稜中学校・高等学校」を紹介します。
青稜中学校・高等学校は、6年間の段階別にカリキュラムが組まれた中高一貫校(共学)です。トレンド感のある制服や、花王・グリコをはじめとする有名企業と連携したジェンダー・SDGsの取り組みなど、学校を挙げた挑戦を続けています。自主学習をサポートする「Sラボ」も好評で、難関私立大学に進学する生徒も多いです。
今回は、校長の青田先生にインタビュー取材し、教育理念や生徒目線に立った取り組み、生徒さんたちの反応などを詳しく伺いました。
この記事の目次
型にはまらないチャレンジを続ける「青稜中学校・高等学校」
▲インタビューに対応してくださった校長・青田泰明先生。2020年4月の就任以来、型にはまらない取り組みで注目を集める
第11代校長・青田先生は、2020年4月の就任以来、青稜中学校・高等学校に新しい風を取り込んでいます。早速、教育理念や生徒さんの雰囲気、ファッション誌も注目した制服リニューアルの裏側などを伺ってみましょう。
教育理念は、挑戦・前進・変化。生徒に示すため、学校が率先して体現
まずは、御校の教育理念をお聞かせいただけますか?
創立してから約86年間、本校が掲げ続けている教育理念は、「変わっていくこと」「挑戦していくこと」「前に進んでいくこと」です。この教育理念を土台に、私が校長になってからはChange(変化)・Challenge(挑戦)・Contribution(貢献)という「3つのC」を重視しています。
3つのCの中で私が生徒たちに訴えているのは、挑戦の大切さです。取り組む前から「うまくいかなかったらどうしよう」と、失敗を恐れる生徒は少なくありません。ただ、周囲を見渡してみても、最初から成功した人はほとんどいないでしょう。成功者といわれる方々が、実は何年も下積みをしていたケースはよくある話です。失敗・成功にとらわれず、やってみることに意味があるんです。生徒たちには常に、「小さな挑戦が積み重なって、自分を輝かせていくんだよ」という話をしています。
挑戦することが大切だと頭で分かっていても、一歩を踏み出せない生徒さんもいるかと思います。生徒さんのチャレンジ精神を引き出すために、学校として心がけていることはありますか?
校長の私自身が、学校を挙げた挑戦を続けるようにしています。「そんなことして大丈夫なの?」というような取り組みに、学校がどんどん挑戦していくんです。型にはまった大人から「挑戦はすばらしい」と言われても、説得力がありませんよね。まずは学校が先陣を切って型を破る挑戦を続け、生徒たちの「バカなことを言っても否定されない」「先生たちにやってみたいことをぶつけてみよう」というチャレンジ精神を引き出しています。
最近だと、2023年度の卒業生に向けて、バンダイさんと提携したガチャポンサプライズをしました。学校の広場にガチャポンを置き、決められた回数を回して遊ぶ取り組みです。卒業生たちは大喜びで、ときには友達と景品を交換してコンプリートを目指していました。私は「学校は楽しくないと意味がない」と思っています。今回の卒業生は新型コロナウイルス感染症の影響を受けた生徒たちなので、最後に何かとっておきのプレゼントをしたかったんです。
生徒の提案を否定しない!自由にアイデアを出せる校風
▲職員室前のフリースペース。先生と生徒たちが気軽に話せる
学校が「挑戦」を続けるなかで、生徒さんにはどのような変化が見られましたか?
生徒のほうから「あれをやってみたい」「こんなことはできませんか?」と提案されるケースが増えました。本校の生徒はいい意味で臆さないタイプが多く、校長の私にも気軽に話しかけてくれますね。やみくもに反発したり、従順になったりせず、一度受け止めてから自分なりの質問をぶつけてくれるイメージです。雑談の中で彼らなりのビジョンを教えてくれることもありますが、すぐにOKはせず、「企画書にして持ってきて」と伝えます。
企画書を作成することで、より「やりたいこと」がはっきりとする上に、必要な時間や材料、人材などが具体化するんです。生徒たちなりに試行錯誤して企画書を作成し、熱い思いを伝えてくれます。このように生徒たち発信でやりたいことをぶつけてきてくれるのは、とてもいい変化だと思っていますね。
生徒さんの声を取り入れた事例を教えていただけますか?
携帯の持ち込み禁止や、髪形の規制など、ストイックなルールが変わりました。90年近く続く伝統校なので、生徒たちからすると時代錯誤に感じたようです。生徒たちから「変えてほしい」との声がたくさん挙がったので、ルール自体を見直しました。
最近だと、卒業式のプロム(ダンスパーティー)を実現させたところです。海外ドラマが好きな高校3年生の生徒が、アメリカの卒業式でプロムが行われているのを知り、「自分たちもやってみたい」と提案してくれました。企画書にはプロムに必要な道具や費用などが記載されているほか、自分たちでお金を集める方法も書かれていたんです。
初めての試みですが、これだけしっかりと考えてきた生徒たちの思いを叶えてあげたいと思いました。生徒たちと一緒に企画を練り、ちょうど先日の卒業式でプロムを実施したんです。女の子はドレスアップをし、男の子はスーツや制服姿で、音楽をかけて体育館で楽しそうに過ごしていました。照明もプロにお願いし、ダンスパーティーの雰囲気を堪能できたようです。
可能な範囲ではありますが、本校では生徒たちのアイデアやクリエイティブな心を実現させていきたいと思っています。たとえ企画が通らなくても、「アイデアを形にするために動いた事実」は蓄積されていきますよね。一見すると「無理じゃない?」と思うアイデアも否定せず、生徒たちの話を受け止めるようにしています。
企画書を作成する経験は、社会人になってからも生かせますね。話を聞いてもらえる雰囲気は、生徒さんたちの心理的な安心感にもつながっているのではないでしょうか。
制服・ジャージなどにも、トレンド感をプラス
校長になられたタイミングで、制服をリニューアルしたそうですね。20年ほど変えていなかった制服をリニューアルしたのには、どのような理由があるのでしょうか?
生徒たちから「制服を変えてほしい」と言われ続けていたのはもちろん、ずっと「私が校長になるタイミングで制服を変えたい」と思っていたんです。制服は学校のシンボルなので、制服をガラリと変えるだけで「青稜中学校・高等学校が大きく変化する」というメッセージを示せます。
制服のデザインは、個人的に仲良くさせていただいているデザイナー・藤原ヒロシさんにお願いしました。制服をデザインしたことのない藤原さんは、本校が掲げる「挑戦」に合致するデザイナーさんだったんです。
▲デザインを手がけた藤原ヒロシさん
フーディースタイル(※)もおしゃれですね。生徒さんたちの反応はいかがですか?
※ブレザーの上からフードを出すスタイル
男女問わず、おしゃれな着こなしを楽しんでくれています。フーディーはもちろん、重ね着も認めているので、生徒たちは違反する必要がなくなったようです。自由度が高くても制服に変わりないので、ある程度のルールを決めています。自由がすばらしいといっても、社会には枠組みがありますよね。枠内で創意工夫することが、人生の楽しさにつながるでしょう。生徒たちには制服の着こなし方を通して、決められた枠内で自分らしさを出す喜び・楽しさを体験してほしいと思っています。
一方で制服に関しても生徒たちの意見を取り入れ、必要であればブラッシュアップしています。最近だと、女子生徒から「夏場のハイソックスが暑い」という声が挙がりました。詳しく話を聞いたところ、「ハイソックスだと暑いから、違反だと分かっていても下ろして履くしかない」と言うんです。確かに一理あると思い、短いソックスを採用したところです。
エピソードからも、「なぜ違反するのか」に目を向けて改善を続ける御校の誠実さがうかがえます。冬のダウンジャケットや、ポーターと提携したリュックも、シンプルで飽きがこないデザインになっていますね。
とことん生徒目線!青稜中学校・高等学校の取り組み
▲開放的な雰囲気の「アトリウム」
青稜中学校・高等学校は、画期的な取り組みで生徒たちの意欲を引き出しています。どのような取り組みなのか、詳しく伺ってみましょう。
自動販売機を活用した「ジェンダー教育・SDGs教育」
校内にはメンズビオレなどを購入できる自動販売機があるそうですね。なぜ、校内でメンズビオレを販売しているのでしょうか?
生徒たちが学校生活を送る中で、ジェンダー(✳︎1)にとらわれない考え方を身につけてほしいからです。
(✳︎1)社会的性別。社会的につくりあげた男性像・女性像
ランドセルの色を見ても分かるように、今は昔のように「男の子は黒、女の子は赤」と性別で型にはめる時代ではありませんよね。ただ、大人が「性別の枠にとらわれないようにしましょう」と言ったところで、生徒たちの心には響かないと思います。
数年前、ある男子生徒が「日焼け止めを塗ったら、友達にビックリされた」と話していました。今は薬局やスーパーでもメンズ用の日焼け止めが売っており、男性がスキンケアをするのは全然おかしなことではありませんが、生徒たちの中に昔の価値観が残っていることに非常に驚きました。
この時、ジェンダーにとらわれない考え方を身につけてもらうための対策として思いついたのが「自動販売機でメンズビオレを販売すること」でした。学校内の自動販売機でメンズビオレを買えること自体が、「スキンケアに男女は関係ない」という強いメッセージになりますよね。花王さんも協力していただき、冷感シートやアイマスクといった商品も含めて100円〜400円ほどで販売しています。
▲ジュースを買う感覚でスキンケア用品が手に入る
SDGs(✳︎2)の取り組みにも自動販売機を活用しているそうですね。活用事例をいくつかご紹介いただけますか?
(✳︎2)エネルギー・フードロスなどを含む「持続可能な開発目標」を表す
校長に就任した2020年8月に、グリコさんに協力していただき「セブンティーンアイス」の自動販売機を設置しました。本校の自動販売機には再生可能エネルギーを採用しており、環境にやさしい設計になっているんです。現在はサントリーさん・セブンイレブンさんとも連携し、飲み物や軽食類など、自動販売機の種類も増えています。
▲2020年には全国2位の売上を達成!スティックを活用した「マイ箸」のプレゼントは、生徒のアイデア
▲オリジナルのロゴで特別感をプラス!リサイクル可能なペットボトルや、ソーラーパネルなどの工夫が光る
コミュニケーション能力・表現力などを育む「青稜ゼミ」
2020年に導入された青稜ゼミについて詳しく教えていただけますか?
中学2年生・3年生が対象で、プログラミングや思考力、手芸など10以上ある(2022年度時点)ゼミの中からひとつを選んで活動します。1年間ごとにゼミを変えられる上に、学年・性別を混ぜてメンバーを構成するのが特徴です。同じゼミのメンバーとのグループワークやプレゼンなどを通して、生徒たちの協調性・コミュニケーション能力・表現力などを養います。
ゼミのひとつ「2030〜未来への挑戦〜」では、私もSDGsをテーマに生徒たちを指導します。ただ、SDGsは難しいテーマなので、どうしても「現実感のない学び」になってしまいがちなんです。そこで昨年のゼミでは、品川区にある「オイシックス」という企業と連携し、生徒にとっても身近な「フードロス問題」を取り上げました。具体的には、オイシックスさんに、廃棄予定の野菜の芯・葉っぱなどを用意してもらい、生徒たちが「レシピコンテスト」のようなものを実施したんです。優勝したレシピでオイシックスさんが料理を作り、イベントで販売してくれるとあって、生徒たちも大盛り上がりでした。
コンテストを通して、生徒たちは通常だと廃棄される食材でも、アイデア次第で新たな料理に生まれ変わることを体験で学んだようです。ほかには、るるぶさんと連携し、フリーペーパーの作成に挑戦している生徒たちもいます。
私としては、生徒たちのアイデアが外部企業のサービスにつながっているのがうれしいです。これからも企業と連携して、生徒たちのアイデアなどを校外に発信するような取り組みを続けたいと考えています。
ゼミを通して、企業の方々と生徒さんがやり取りをする機会もありますよね。生徒さんたちの反応はいかがですか?
ゼミがスタートしたころは緊張した様子でしたが、毎週のようにさまざまな企業の方々と接しているうちに慣れてきたようです。夏休みが終わって秋に入る時期には、企業の方々に自分たちの思いや提案を伝えています。ゼミを通してグループディスカッション・プレゼンもどんどん上達していくので、生徒たちの適応力には感心させられます。
チューター常駐の「Sラボ」で、学習習慣を鍛える
▲ブースに区切られた「Sラボ」
校舎内にあるSラボは、どのような場所ですか?
生徒たちが、放課後の時間を活用して学習を進められる自習室です。Sラボには5人〜10人のチューター(専任講師)が常駐しており、分からない内容を教えてもらえます。また、チューターは、学習計画の立案や毎月1回の定期面談、進度の確認などで生徒たちの自主学習をサポートします。
朝から授業を受け、部活を終えて帰宅するころ、生徒たちはクタクタになっているんです。疲れて帰宅した後、「予習・復習をしないといけない」と思っていてもつい寝てしまうのは無理もありません。一方、本校のSラボは教室から2分ほどの場所にあるので、予習・復習などを終えてから帰宅できます。
さらに、同級生や先輩、後輩などが勉強している環境に身を置くことで、「自分も頑張らないと」という意欲につながるんです。私は「大学受験は集団戦」と考えているため、生徒同士が切磋琢磨できる環境を重視しています。試験前には生徒同士で教え合う教室をつくり、説明を通して学びを深めます。個人からチューターへの質問、生徒同士の学びまで、お子さまに合ったスタイルで学習することが可能です。
有料で、チューターからのマンツーマン指導を受けられると伺いました。学校で勉強を完結できると、帰宅してから塾・予備校に通う必要もなさそうです。
充実した国際教育プログラム!留学・海外大学への進学も手厚くサポート
国際教育では、どのような取り組みをしていますか?
英語の授業とは別に、中学2年生から高校2年生(希望者)を対象にした海外プログラム(英語研修)を実施しています。中学2年生から高校1年生はフィリピンのセブ島で研修(約3週間)できるほか、中学3年生は約2か月、ニュージーランドへの短期留学が可能です。高校1年生・2年生になると留学期間が約5か月になり、行き先もカナダ・オーストラリア・ニュージーランドから選択できます。留学中は現地の高校に通学するので、ネイティブの学生たちとも触れ合えます。
さらに本校では2022年度から、アメリカの大学を目指す中学3年生・高校1年生を対象にした「デュアル・ディプロマ・プログラム(通称:DDP)」をスタートしました。DDPはいわゆるダブルスクールで、本校に通いながら放課後に姉妹校(アメリカの名門進学校)の授業を受けます。卒業時に本校と姉妹校の卒業証書を取得でき、アメリカの大学への推薦入学や、帰国子女枠での国内大学受験が可能です。
高校2年生の修学旅行ではポーランドの「アウシュビッツ」を訪れるそうですが、こちらも国際教育の一環なのでしょうか?
国際教育と平和学習を兼ねています。高校2年生の修学旅行は4泊5日(ポーランドは機中泊ありの4泊6日)となっており、ポーランドのアウシュビッツか沖縄県から行き先を選べます。アウシュビッツは多くのユダヤ人の方々が犠牲となった場所で、沖縄県は「ひめゆりの塔」が象徴するように、未来あるたくさんの学生たちも命を落とした地域です。
戦争の歴史を学ぶと同時に、その地域の楽しさにも触れられます。例えばアウシュビッツを訪れた後には、オーストリアのウィーンに移動してアート教育を学びます。沖縄県を選んだ場合も、平和記念公園などを見学した後には、離島でのマリンレジャーや伝統工芸体験を満喫できますよ。
中学3年生の修学旅行では、3泊4日で広島県と京都府をめぐり、日本の戦争を含めた歴史や文化を学ぶと伺いました。日本から世界へと、段階を踏んで国際性を身につけられますね。
選択肢が豊富!青稜中学校・高等学校の部活動
▲アリーナ
御校には、何種類ぐらいの部活動があるのでしょうか?
運動部・文化部を合わせて、30以上の部活動があります。「自分は何をしたいのか」を頭をひねって考えてもらいたいので、あえて選択肢を多くしているんです。
アリーナでは、男女のバスケットボール部(中学校)や卓球部など、室内向けの運動部が活動しています。アリーナが埋まっているときには、本校の向かい(徒歩10秒ほど)にある品川区の中小企業センターで、体育館をお借りすることも可能です。
野球部やサッカー部(いずれも中学校)、陸上競技部など、野外で活動する運動部は、校内や中小企業センターのグラウンドを利用します。そのほか、歩いて数分の場所にある「しながわ中央公園」のグラウンドも使えるので、運動場所にはそれほど困りません。
▲校内の「グリーングラウンド」
▲「しながわ中央公園」のグラウンド
本校は文化部も多く、SDGs部や鉄道自動車部といった個性豊かな部もあります。SDGs部は生徒の要望で創部された部で、私が顧問を務めています。最近は生徒たちからの提案で、映像作成に特化した「アニメーション部」ができました。本校は可能な限り生徒たちの意見を受け止め、1人ひとりが活躍できる場をつくりたいと思っています。
▲鉄道自動車部が作成したジオラマ。ペーパージオラマでグランプリを受賞した経験もある
御校には自然科学部もあるそうですね。自然科学部の活動内容を簡単に教えていただけますか?
本校の理科実験室を活動場所として、生徒たちが興味・関心のある分野を調べたり、調査結果を資料にまとめたりしています。また、ペットショップの店長さんにも協力いただき、生き物の飼い方や、消耗品のチェックなど飼育に必要な知識をレクチャーしてもらっています。
▲生き物の近くで学べる「理科実験室」
魚類から鳥類まで、たくさんの生き物が飼育されていますね。
生徒たちの好奇心を引き出すために、「理科実験室を動物園のような場所にできないかな」と考えました。また、教科書の写真やテレビの映像ではなく、実際に生き物を見て、触れてほしいと思ったんです。人間と同じように、生き物にも生老病死がありますよね。リアルな生き物に触れ、ただ「かわいい」だけではなく、育てる大変さも体験してもらいたいです。
▲鳥類・マウスなども飼育
▲水槽もたくさん並ぶ。体の大きい魚・ハイギョは、進化するとイモリになるそう
活動を通して、医療の道を志す生徒さんもいらっしゃると伺いました。生き物に触れる経験が、命を大切にする心につながっていくのではないでしょうか。
▲右にスクロールすると、青稜中学校・高等学校の校内風景をご覧いただけます
青稜中学校・高等学校からお子さま・ご家族へのメッセージ
最後に、ぽてんを読んでくださっているお子さま・保護者へ向けたメッセージをお願いします。
本校は「楽しくなければ学校ではない」をモットーに、生徒たちがワクワクするような仕掛けをそろえています。苦しんで勉強するのではなく、楽しむうちに自然と学力が育ち、進路を達成できる環境です。「挑戦」を合言葉に、今の時代、本校にしかできない取り組みをどんどん取り入れています。部活や授業の枠にとらわれず、経験値を高めたいお子さま・ご家族は、きっと満足していただけるはずです。
本校は説明会以外にも、お好きなタイミングでの学校見学を受け付けています。ぜひ一度学校にお越しいただき、ありのままの学習環境や生徒たちの様子を確かめてみてください。
お話からも、生徒たちの話に耳を傾け、学校の改革につなげる御校の考え方が伝わってきました。中学校・高等学校の時代に「アイデアを提案する楽しさ」を知ると、将来の選択肢も広がりそうですね。
本日は、学校選びに役立つお話を聞かせていただき、ありがとうございました!
難関私立大学にも多数合格!青稜中学校・高等学校の進学実績
青稜高等学校を卒業後、ほとんど全ての生徒が大学へ進学しています。進学先は私立大学から国公立大学、医学部などさまざまです。2024年度の卒業生は、早稲田大学・慶應大学・上智大学・理科大学・ICUに合計で100人ほど、医学部医学科を含む国公立大学にも60人ほどが合格したそうです。
生徒の3分の1が難関大学への進学を果たしている事実からも、青稜中学校・高等学校の先生方の指導力や、Sラボをはじめとする充実したサポート環境がうかがえます。
青稜中学校・高等学校に通う生徒の保護者からの感想・口コミ
最後に、青稜中学校・高等学校の生徒の保護者から寄せられた感想をいくつか紹介します。
保護者の感想からも、校長先生を筆頭にエネルギッシュに生徒たちと向き合う先生方の姿が伝わってきます。そのほか、「進学実績がしっかりと積み重なっているので、これから知名度も上がってくると思う」という意見もありました。
お問い合わせ
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