静岡県西遠女子学園中学校・高等学校の「夢を行動に移す」国際教育とは|中高一貫校

この記事では、特色ある教育に取り組む“注目の学校”として静岡県浜松市にある中高一貫の私立女子校「静岡県西遠女子学園中学校・高等学校」をご紹介します。

1906年創設、2024年に創立118年を迎えた伝統校である同校は、『未来を拓く(ひらく)6年間』をコンセプトに心身の成長に合わせた独自の学習プログラムを展開している学校です。特にグローバル教育に力を入れており、中2のイングリッシュサマーキャンプや中3のオーストラリア研修旅行、オンラインでの海外との交流や海外からの留学生の受入れなど、国際交流の機会が充実しています。

さらに、自ら考えながら問題を解決する『21世紀型スキルの獲得』を目指した探究型学習を行事の中で実践している点も特徴のひとつで、研究展示を発表する「学園祭HR(ホームルーム)展」や創作ダンスを競う「パフォーマンス大会」といった行事を通して主体性や想像力、協働力を育むことができます。

今回は静岡県西遠女子学園中学校・高等学校の大庭校長先生と理事長の岡本先生に、同校の教育方針や学習カリキュラムの特徴などを詳しく教えていただきました!

『未来を拓く女性の育成』を目指す静岡県西遠女子学園中学校・高等学校

静岡県西遠女子学園中学校・高等学校の体育大会の様子

編集部

まず、静岡県西遠女子学園中学校・高等学校の建学の精神や教育目標についてお聞かせいただけますでしょうか?

大庭校長

本校における建学の精神は『婦人の中に未来の人は眠れり』です。

1906年の設立当初は男尊女卑の世の中であり、女性の教育は軽視されていた時代でした。そんななか、創立者の岡本巌氏は「子どもにとって最初の教育者は母である」という信念のもと、母親になる女性にこそ知性と教養が必要だと考えて本校の設立へと至りました。

この建学の精神をベースとして、現在は『未来を拓く女性の育成』を教育目標に掲げながら女子教育を展開しております。昔は「女の子は幸せを待つもの」とされていましたが、現代は女性も自分の幸せを積極的に追求する世の中であり、本校でも生徒たちに「自分で自分の未来を拓いていける女性になりなさい」と話しています。そして、自分の未来だけでなく周囲の人や社会の未来も拓くことのできる人材を育成することが、私たち教員の願いです。

未来を拓く力として「確かな学力」「世界で生きる力」「豊かな人間性」が必要であり、この3つの力をしっかりと養えるように独自のプログラムを整備しております。本校は教員と生徒の距離が近いので、常日頃からたくさんコミュニケーションをとりながらこれらの力の必要性を伝え、未来を拓く女性になるためのポイントをさまざまな角度から教えています。

編集部

図書館入口のホワイトボードに短歌や先人の言葉・名言が書かれていますが、それも人間教育の一環として行っていらっしゃるのですね。

大庭校長

そうなんです。たとえば10代で起業した天才プログラマー、オードリー・タン氏の「人間の価値は、財産ではなく、他人と分かち合ったものの量です」といった言葉など、日替わりで短歌や名言を選んで書いています。 

生徒から「今日の言葉、いいですね」と言ってもらえることもありますし、「ちょっと難しい」といった声を聞くこともありますが(笑)、胸に響く言葉や心動かされる短歌などから少しでも学びを得てそれぞれの人生に活かしてもらえたら嬉しいです。

静岡県西遠女子学園中学校・高等学校が力を注ぐグローバル教育

静岡県西遠女子学園中学校・高等学校における留学生受け入れの様子

静岡県西遠女子学園中学校・高等学校には長年にわたって更新されてきた独自の学習プログラムが800以上あり、中高生の女子の特性に合わせた指導によって学力や個性を伸ばす教育が展開されています。

特に力を注いでいるのが「グローバル教育」で、多彩な国際交流を通じて英語スキルや国際コミュニケーションスキルを強化できる環境です。

ここでは、同校におけるグローバル教育の具体的な特徴についてお話を伺いました。

「イングリッシュサマーキャンプ」や「オーストラリア研修旅行」などで国際交流を楽しめる

編集部

御校ではグローバル教育の一環として、国際コミュニケーション教育に力を入れているそうですね。どのようなことに取り組んでいらっしゃるのか詳しく教えてください。

大庭校長

本校では中1からネイティブ教員による英会話指導を行っており、基礎からしっかりと学んで「使える英語」の習得を目指しています。そうして培った実践的な英語力を試すイベントが、中学2年次に行われる「イングリッシュサマーキャンプ」です。

具体的には、本校に海外在住の大学生や大学院生を招き、少人数で英語漬けの3日間を過ごします。欧米だけでなくアフリカやアジアなどさまざまな国から来た留学生との触れ合いを通じて外国の文化を知り、逆に日本や浜松の魅力を伝えるなかで、人前で抵抗なく英語を使えるオープンマインドな姿勢を育むイベントです。

静岡県西遠女子学園中学校・高等学校のイングリッシュサマーキャンプの様子

▲学校内でありながら国際交流を楽しめる「イングリッシュサマーキャンプ」

大庭校長

また、中学3年次には全員で「オーストラリア研修旅行」に出かけ、シドニーで1週間過ごします。期間中は、現地の女子校を訪問するほか、ホームステイまたはファームステイを行います。まだ中学生なので不安を感じる生徒もいると思いますので、2~3人のグループで同じ場所に滞在できるよう配慮している形です。さらに、オーストラリアで日本語を学んでいる生徒がバディを組んでくれることもあり、安心して英語を使える環境が整っています。

静岡県西遠女子学園中学校・高等学校のオーストラリア研修旅行の様子

▲ホームステイやファームステイのファミリーは、まるで家族のように温かく迎えてくれます

大庭校長

なお、本校では年間を通じて海外からの留学生を受け入れており、オーストラリアの提携校から来ることも多いんです。中3でオーストラリア研修旅行へ行ったときに生徒とLINE等で繋がった子が、翌年本校へ来てくれることもありますよ。そして、卒業後も連絡を取り合うケースが多く、世界に友達ができることがとても素敵だと感じます。

編集部

そういった国際交流に参加した生徒さんには、どのような変化がみられますか?

大庭校長

特にオーストラリア研修旅行後には、生徒の大きな成長を感じます。たった1週間の滞在ですが、英語を話す楽しさを知ることはもちろん、知らない文化に触れてぐんと視野が広がるんですよね。帰国した生徒たちが「英語をより一層頑張りたい!」と意欲的になっている様子を見て、15歳ほどの年齢で海外を見ることの素晴らしさを実感しました。

また、研修後に「海外に留学したい」といった希望を持つ生徒がすごく増えるんです。なかには海外の高校に1年間留学する子もいますし、卒業後に海外の大学へ進学したり、ワーキングホリデーを利用して現地で働く卒業生もいます。最近では、文科省の「トビタテ!留学JAPAN」を利用して海外で課題研究を進めた生徒も3名おり、2024年度も2名合格しました。

このように、ぼんやりとした“夢”ではなく実際に行動に移して希望を叶えている生徒が多いことも本校の特色だと思います。

全国学力調査においても「外国に友達が欲しい」「英語を使う職業に就きたい」と答える割合が全国の中3に対して非常に高いほか、「地域や社会を良くしたい」と考える生徒の割合も全国的に見て高く、国際コミュニケーション教育によって世界的な視野で物事を考える力や、地域的観点で行動する力が身についている証であると感じております。

編集部

これまで留学された生徒さんのなかで、印象に残っているケースがあればご紹介ください。

大庭校長

「警察官になりたい」という夢があり、世界の治安や少年犯罪について学ぶためにシンガポールとインドネシアへ留学した生徒がいました。その子はそこでの学びを通じて「警察官は犯罪が起こってからしか対応できないけれど、教員になれば犯罪を未然に防ぐことができるかもしれない」と考え、帰国後に教職への進路も考えるようになったんです。

ちなみに本校では2月に1年間の国際理解教育、課題探究の成果を発表する「国際カンファレンス」という行事を毎年行っているのですが、留学した生徒はそこで実際に海外で見てきたこと・学んだことを全校生徒へ還元してくれます。下級生たちもその貴重な体験を共有して自分の目標を設定できる、非常に有意義なイベントです。

2024年度からはフィリピンとのオンライン語学交流もスタート

静岡県西遠女子学園中学校・高等学校でのオンライン交流の様子

編集部

ほかに、御校のグローバル教育で特徴的な取り組みはありますか?

大庭校長

2024年度から、英語授業の一環として高校1年生を対象にフィリピンとのオンライン語学交流を始めました。フィリピンの高校生は英語をものすごく勉強していて非常に綺麗な発音をしており、なかには日本語を学んでいる生徒も多くいます。そういう人たちと日本語と英語でオンライン交流ができたらと考え、まさに先日第1回目の交流を行ったところです。

具体的にはフィリピンの生徒のプレゼンテーションをこちらが聞き、逆にこちらのプレゼンテーションを披露したのですが、フィリピンの生徒が歓声を上げて聞いてくれたことがとても嬉しかったですね。

今後もフィリピンのように英語が母国語ではない国の人々との交流も盛んに行い、グローバルコミュニケーション力を高めていけたらと考えています。

静岡県西遠女子学園中学校・高等学校の探究学習

静岡県西遠女子学園中学校・高等学校の学園祭HR展の様子(御朱印)

静岡県西遠女子学園中学校・高等学校では、探究学習にも大きな特色があります。ここでは、探究学習の具体的なカリキュラム内容についてお話を伺いました。

「学園祭HR展」に向けて学年ごとの課題に沿ったテーマで探究活動を行う

静岡県西遠女子学園中学校・高等学校の学園祭HR展の準備風景

編集部

御校では探究学習にも力を入れているそうですね。

大庭校長

本校の探究学習の中心は「学園祭HR展」です。『伝統と創造』をテーマとした研究発表の場で、このイベントを通じて21世紀型スキルを育成することを目指しています。

対象学年は中3・高1・高2の3学年で、中3は「地域の魅力を発見する」、高1は「地域と世界を比較する」、高2は「地域や世界に提案する」の課題に沿ったテーマを決めて探究活動を行います。中3の課題は先ほどお話ししたオーストラリア研修旅行とも関係していて、オーストラリアに行く前に地元の魅力を探究し、戻ってきたら今度はオーストラリアの魅力との比較を行うなど、課題探究としての学園祭と国際プログラムが相互に関わり合っている仕組みです。

ちなみに、テーマを決める際は生徒全員が企画書を書き、それを役員会で10個に絞ったうえでプレゼンテーション大会を行い、そこで絞った3つのテーマで討議を行って決定します。その後、グループ分けをしてどのグループが何を取材するのか担当を決めていく流れです。

高校の文化祭というとおばけ屋敷やクイズ大会などのお楽しみイベントが中心のところもが多いかもしれませんが、本校ではそういったものはあえてNGとしています。その制約のなかでいかにお客様に興味を持っていただけるかを生徒たちは懸命に考え、テーマを決定しています。

編集部

テーマにはどのようなものがあるのでしょうか?

大庭校長

2024年度においては、中3は「はちみつ」について探究すると決めたクラスもあります。浜名湖の周りに養蜂場があるので、地域の魅力のひとつとして興味を持った生徒の提案が通ったようですね。

また、去年は「イルカ」をテーマに探究したクラスもありました。捕鯨を許可している国・禁止している国があるなかで「水族館で飼うことは問題ないのか」を考える社会的なテーマだったのですが、メインの制作物として巨大なイルカを制作したんです。

どのように出来上がっていくか、私たち教員は楽しく見守っておりました。最後に目を入れる重要な役割は、制作担当の責任者が行い、級友が皆で真剣に見守っていました。

静岡県西遠女子学園中学校・高等学校の学園祭HR展の様子(イルカ)

▲本物そっくりのイルカも生徒たちの手づくり!今は地元の浜名湖体験学習施設「ウォット」に飾られています

大庭校長

さらに、過去には浜松市出身で“テレビの父”とされる高柳健次郎さんが、世界で初めてブラウン管を使用した電子式テレビジョンの開発に成功したことから、それを導入として「情報」について研究を展開したクラスもありました。世界で初めてブラウン管に映しだされた「イ」の字を大きく再現していましたね。

「ルーブリック評価」で課題の目標達成度と向き合う

静岡県西遠女子学園中学校・高等学校の学園祭HR展の様子(エネルギー)

編集部

「学園祭HR展」を通じて、課題の目標達成度を評価する取り組みも行っていらっしゃると伺いました。

大庭校長

はい。終わった後に「ルーブリック」という課題の目標達成度を評価する表をもとに自分たちで自己採点を行い、客観的な審査も経て個々の到達度と向き合います。そして、「来年はどのように探究し、発表するべきか」を考える取り組みです。

岡本先生

学園祭HR展当日は子どもからお年寄りまで幅広い世代の方が身に来てくださるので、「いかにわかりやすく説明をするか」といった項目もルーブリックに含まれています。たとえば「アイコンタクトをしっかりと取りながら、理解できるまで説明できたら5点」とか、「原稿を棒読みしていたら1点」などです。このようにどこまでできればよいかが事前に生徒にも明確にわかるように設定されています。

静岡県西遠女子学園中学校・高等学校の岡本先生

▲インタビュー取材に応じてくださった岡本先生

地域の企業や団体との関わりによってさらに深い学びを得られる

編集部

学園祭HR展では、地域の企業や団体との関わりによる成長も期待できるのでしょうか?

大庭校長

そうですね。「地元と繋がってほしい」という期待も込めて学年ごとの課題を定めており、企業と繋がったり、NPOや行政と連絡を取り合ったりするなかでの成長もたくさんみられます。学園祭が終わったら全部壊して終了、ではなく探究活動のコンテストに出るなど対外試合にも挑むことを推奨しておりますので、生徒たちは意欲的に取り組んでいる印象です。

編集部

これまでに地域の企業や団体と関わって探究活動を行った事例のなかで、特に印象的だったものがあれば教えてください。

大庭校長

2020年にオンラインで学園祭を行った際に、犬猫の殺処分を何とかしたい想いで「犬と猫と私達」というテーマで探究を行ったクラスがありました。生徒たちは行政やNPOに話を聞いたのですがいろいろと課題が多くて話がまとまらなかったため、生徒たちが中心となって学園祭後に学生団体を立ち上げたんです。

リーダーの生徒はこれをきっかけに「犬の問題行動について深く研究したい」と考え、そういった勉強ができる大学への進学を志しました。そして、卒業直前に国際カンファレンスでそのことを発表したのですが、発表を聞いた生徒たちは「学園祭で人生が決まるかも」「私たちも学園祭がんばろう!」などと大きな刺激を受けていましたよ。

ICTの積極的な活用により、探究×国際教育の相互学習も行える

編集部

学園祭HR展などのイベントは、ChromebookなどICTを活用しながら進めていらっしゃるそうですね。

大庭校長

そうですね。Chromebookを2021年に導入して以来、イベントにおけるやり取り等にも大いに役立っています。学園祭等の実行委員会で活動する際も、「Google Classroom」を使って連絡を取り合っていますね。

岡本先生

教員には2018年に「Google Workspace」を導入し、コロナ禍においてもオンラインにしっかりと対応できました。探究学習の一環として生徒が協働作業で作成した企画書や資料もすべてクラウド上に残っているため、私たち教員がいつでも振り返って検証でき、新しい評価として生徒の学びにつなげることができると感じています。

学園祭での発表内容やプレゼンテーションを英語で動画編集し、オンライン上で海外の方にお見せして審査していただく取り組みも国際教育の一環として行っています。ICTの活用により、活動の幅が大きく広がっていると感じています。

静岡県西遠女子学園中学校・高等学校のスクールライフ

編集部

御校は女子校ということで、制服について気になっている方もたくさんいらっしゃるのではと思います。特徴がありましたら教えていただけますか?

大庭校長

本校の制服はネイビーカラーのセーラー服で、黄色いラインは本校の伝統です。「ゴールデンイエロー」というオリジナルカラーを開発してもらいました。

岡本先生

本校が創設された1906年初頭、この辺りは織物業や染色業が盛んでした。当時設立されたばかりの工業試験場にお願いして、特徴的なゴールデンイエローの染料開発を行ったと聞いています。

このゴールデンイエローのラインが入った制服は地元の方から親しまれており、本校の制服を着て歩いていると地域の方が声を掛けてくださったり、募金をしていると卒業生の方が協力してくださったりします。

大庭校長

ちなみに本校のセーラー服はリボンではなく「くるみボタン」のスタイルなのですが、実はかつてリボンだった仕様を戦争中に変えたんです。戦争中の絹の供出を受けて「くるみボタン」の制服になったのですが、戦後も平和を願う気持ちを込めて、くるみボタンのデザインをずっと継承しています。

編集部

制服にも深い歴史があるのですね。地元の方からの生徒さんの評判はいかがでしょうか?

大庭校長

「凛としている」と言っていただけるのが嬉しいですね。本校では勉学だけでなくしつけも教えているため、その作法を学外でもしっかりと実践できているのだと思います。

校内で友達と接しているときはとてもにぎやかで、そういった子どもらしい一面もあるからこそメリハリがあって魅力的だと感じています。

静岡県西遠女子学園中学校・高等学校からのメッセージ

静岡県西遠女子学園中学校・高等学校の大庭校長

▲インタビュー取材に応じてくださった大庭校長

編集部

最後に、「ぽてん」のメディアをご覧の読者の皆様に向けてメッセージをお願いします。

大庭校長

「ジェンダーギャップ」などと言われることも多いこの時代だからこそ、女子教育の重要性が高まっていると思います。未来を拓く女性を目指して、ぜひ女子校に通う選択肢を持っていただけたら嬉しいです。

また、中高一貫の6年間という長いスパンで考えたとき、反抗期を経て大人への階段を上っていくことから「高校受験で子供の成長を分断しない」意味でも中高一貫の女子教育は大切だと考えます。本校には『鋼の玉を真綿でくるんだ女性』という理想像があり、自分の芯はしっかり持ちつつも周りの人たちと一緒に協働して未来を作っていける人材を育成している学校であることも大きな特徴です。

ぜひ学園祭やオープンスクール等にお越しいただき、そんな本校の良さを知っていただけたらと思います。

編集部

活発な国際交流を中心としたグローバル教育や、「21世紀型スキルの獲得」を目指した実践的な探究学習を通じて、未来を拓く女性に向けて年々大きく成長していける学校だと感じました。

大庭校長、岡本先生、たくさんのお話をありがとうございました!

静岡県西遠女子学園中学校・高等学校の進学実績

静岡県西遠女子学園中学校・高等学校の現役進学率は9割以上で、例年国公立大学や難関私立大学に多くの合格者を輩出しています。進学先の学部としては、主に医学系・理工系・国際系が多い印象です。

ちなみに高校3年次には教科や学年の枠を超えた教員チームが生徒一人ひとりの進学希望と向き合ってくれる「進学検討会」が開催されており、そういったきめ細かい指導体制も高い進学率へと繋がっています。

公式:静岡県西遠女子学園中学校・高等学校「進学実績」

静岡県西遠女子学園中学校・高等学校の卒業生による口コミ

女性としてのたしなみが自然と身につきます。

勉強だけでなく作法も教えてもらえて、今後の人生でずっと役に立つと思います。

国際交流が盛んで、毎年外国人の学生さんと触れ合えて素敵な思い出です。

部活の練習がとても楽しく、勉強との両立もしやすかったです。

先生が勉強の面倒をよく見てくれるため、塾に行かなくても大丈夫でした。

静岡県西遠女子学園中学校・高等学校の卒業生からは、教育指導や先生のサポート、部活などに関して満足している意見がたくさん集まっています。また、保護者の方からは「しつけに厳しいのでありがたい」「警察署が近いので安心感がある」といった声が多く挙がっていました。

静岡県西遠女子学園中学校・高等学校へのお問い合わせ

運営 学校法人 静岡県西遠女子学園
住所 静岡県浜松市中区佐藤三丁目20番1号
電話番号 053-461-0374
問い合わせ窓口 お問い合わせフォーム
https://forms.gle/wSfQzDgnoXYR5XNu6
公式ページ https://www.seien.ed.jp/

※詳しくは公式ページでご確認ください