西大和学園中学校・高等学校の「次代のリーダー」を生み出す覚悟とは|中高一貫校

ぽてん読者の皆さまに注目の学校を紹介するこの企画。今回は奈良県河合町にある「西大和(にしやまと)学園中学校・高等学校」を取材しました。

西大和学園中学校・高等学校は、昭和61年に創立された、中高一貫教育を行う私立の共学校です。創立後、急速に進学実績を積み上げ、今や東大・京大合格者を数多く輩出するトップレベルの進学校へと躍進しました。マスコミにも多く取り上げられるなど、全国的にも大きな注目を集める学校です。

生徒の「チャレンジしたい」という自主性を尊重しバックアップするという教育方針のもと、探究型学習やグローバル教育など、オリジナリティ溢れる学びの機会を提供しているのも特徴です。

今回は、学園長の岡田清弘先生を取材して、教育理念や特徴のある教育プログラムなどについて詳しく教えていただきました。

西大和学園中学校・高等学校学園長の岡田清弘先生

▲取材にご対応いただいた学園長の岡田清弘先生

次代を担うリーダーの育成を目指す西大和学園中学校・高等学校

西大和学園中学校・高等学校の校舎

編集部

まずは、西大和学園中学校・高等学校の設立の経緯について教えていただけますか?

岡田先生

本校は1986年の開校で、元衆議院議員の田野瀬良太郎先生が奈良県の県会議員をしていたときに設立されました。

当時は地元の子が大阪などの都会に進学・就職で出ていくことが多かったので、優秀な生徒に県内で活躍してもらうために、魅力的な学校を作ろうという経緯があったんです。奥さんが保育士だったこともあり、田野瀬先生はもともと教育に対して「崇高さ」と「面白み」を感じていました。

キリスト教系や仏教系の学校のように母体があるわけでもなかったので、田野瀬先生はゼロからこの学校を創り上げました。そこには、「次代を担うリーダーを育てたい」という田野瀬先生の政治家としての想いや夢が詰まっています。

西大和学園中学校・高等学校の校訓が記された石碑

▲校訓である「探究」「誠実」「気迫」が記された石碑

編集部

学校の創始者である田野瀬さんの教えをベースにした教育理念は、どのようなものなのでしょうか。

岡田先生

本校の校訓である「探究」「誠実」「気迫」が、教育理念に該当します。特に3つ目の「気迫」という言葉には、西大和学園らしさがよく表れていますね。

田野瀬先生は、教師に対しても生徒たちに対しても、最後の最後まで手を抜かないことを強く求めています。人は「あとは仕上げるだけ」という段階になると気が緩んでしまいがちですが、そういうときこそ、これまで以上に強い気持ちを持って事に臨むのが重要です。

近年「GRIT(やり抜く力)」という言葉をよく目にしますが、西大和学園のスピリットのようなものがあるとしたら、この「気迫」に込められているような気がします。

「顧客意識を持った教員」。生徒・保護者ファースト精神でトップレベルの進学校に

西大和学園中学校・高等学校の授業の様子

編集部

西大和学園中学校・高等学校は、東大・京大合格者数トップレベルの進学校として知られています。そこにはどのような要因があったのでしょうか?

岡田先生

創立当初は、「学業もスポーツも幅広く極めたい」と欲張ったことを考えていたのですが、そんなにうまくはいきませんよね。そこで、まずは「進学校」というところに目標を設定して、とにかくそれを極めることにしたんです。

最初、勉強を後回しにする生徒たちが多かった時代は、いわゆるスパルタ的な、知識を詰め込むという方法で合格率を高めていきました。関関同立、京都大学、東京大学、そして海外大学と徐々に進学実績が積み重なっていくうちに、生徒と学校が抱く夢や目標が変化してきました。

変化に対し、私たち教員は、「顧客意識を持つ」「必要なバックアップは惜しまない」ということをとても大事にしながら、ブレることなく教職員が一枚岩になってやってきました。その結果が、わが校の存在価値につながったのかなと思います。

編集部

「顧客意識を持つ」というのはどのようなことでしょうか。

岡田先生

私立学校は、生徒が来なくなったら潰れます。

学校というところは「我が校の方針に合わなければ来なくていいです。」みたいになりがちです。西大和学園は、生徒ファーストと保護者ファーストの精神で、特に保護者の皆さんの話をしっかり聞きます。

つまり、保護者の皆さんの話に理があり、改善すべきだと思ったらスピード感を持って対処しますし、そうでないことはしっかりと説明をして納得してもらう。

これを徹底することで、保護者の皆さんからの信頼を得ることができます。そして、生徒・保護者・学校が三位一体となって協力すれば生徒は成長しますし、ひいては学校全体の発展につながると考えています。

東大を目指しカリキュラム見直しも。生徒に対するバックアップを惜しまない

西大和学園中学校・高等学校の授業の様子

編集部

「必要なバックアップは惜しまない」とのことですが、これまでどのようなバックアップをされてきたのでしょうか。

岡田先生

例えば、「東大を目指す」という生徒が増えてきたときは、授業の内容を大幅に見直しました。生徒に体験させることや見せるものも当然工夫しました。

「塾や予備校などには頼らない」というスタンスも見直して、いろいろな教育機関とコラボをするという姿勢に変化していきます。生徒のためになることは何でもします。

まず着手した英語では、英語4技能をより深く習得することを目指してベルリッツと提携し、技術・体育・音楽などの実技教科は英語で実施するというようなことも始めました。

編集部

必要に応じて学校の方針も柔軟に変えながら、生徒に必要なサポートをされてきたのですね。

岡田先生

中3で実施している10日間ほどのアメリカグローバル研修では、ホームステイも行うのですが、生徒たちはますます輝き始めます。「もっと長く滞在したい」という声も出てくるようになったんですね。

そこで今度は、3か月・1年間のオプションの留学プログラムを新たに作ったり、ハーバード大学の学生をお呼びして交流する機会を作ったりなど、国際教育に関するプログラムを充実させました。

このように、「トップダウンで何かを決めるのではなく、生徒の興味関心に併せて必要なものを用意する」というのが、我々がこれまでやってきたことなんです。

生徒をバックアップするため、教員も本気で考え行動する

西大和学園中学校・高等学校の授業風景

編集部

お話をお伺いして、教員の皆さんも、学校をより良い場所にするために日々チャレンジされているということがよくわかりました。西大和学園中学校・高等学校にはどのような先生が多いのでしょうか?

岡田先生

教員というのは、学校という狭い世界の中だけで仕事をしているうちに、井の中の蛙のような状態になりがちです。ですが、そんな人が、子供たちに夢を語ったり本当の進路指導を行ったりすることができるのだろうかと思います。

私たち教員も、頭を柔らかくして広い視野でしっかりと考えるということが必要だと思います。

日々、教員間で情報を共有して論議するという習慣も大切です。例えば、「次代のリーダーを育てるという教育目標を達成するために何をすべきか」というようなことを、朝礼で発表し合ったりするんですよ。生徒や保護者にとって魅力的な学校にするためにはどうすればよいか、常に考えています。

実は、その朝礼のやり方については、居酒屋でやっている朝礼を見学して良い部分を取り入れることもありました。また、企業のトップにお話を伺うこともあります。教員が積極的に外に出向いて「今の社会が何を求めているのか」を正確にとらえることで、学校が新鮮であり続けることができますし、そこで得たものを生徒にも還元できるんです。

西大和学園中学校・高等学校の校内の掲示物

▲クラスの成功が学年の成功につながるというメッセージ。クラス、そして学年全体で一体感を作り出すのが西大和学園らしさだ

編集部

先生方が前を向いて動いているからこそ、生徒に対しても説得力が生まれるのだと感じました。その他に特徴的な取り組みはありますか?

岡田先生

開校当時から採用している「学年部主導型」も、教員・生徒全体の向上心を高めていくことに大きく寄与していると思います。

これは、灘中学校・高等学校など複数の進学校が取り入れているもので、中1から高3までの各学年をまとめる立場の教員である「学年部長」を、基本的に同じ人間が務めるという制度です。学年部長は担任の人事権も含めた大きな裁量が与えられており、大きな責任とやりがいを感じながら日々励んでいます。

学力でも行事等でも他の学年と競い合うことになるので、教員も生徒も本気になって取り組む雰囲気が自然とできてきますし、大学受験のような個人戦でも「チーム」で向かい合う気持ちで挑めます。すると、不思議なことに実力以上のパワーが発揮できることもよくあるんですよ。

このように、教員も生徒も「健全な競争」ができるのが西大和学園の良さですね。

西大和学園中学校・高等学校の学習プログラムをご紹介

西大和学園中学校・高等学校の校内の風景

▲ナチュラルな木の質感と緑にあふれる新校舎のRhythm館(2022年完成)は、生徒の新しい憩いの場

西大和学園中学校・高等学校では、創立当初から「探究」を校訓に掲げ、生徒の課題解決能力を育むための学習に力を入れてきました。

最先端のサイエンスに触れるプログラムや、グローバルに活躍するためのスキルを身につけるプログラムなど、中学・高校のうちから未来を見据えるさまざまな体験をすることができます。

ここからは、そのオリジナリティあふれる学習プログラムを詳しく紹介していきたいと思います!

6年間一貫型の「SSHプログラム」で、最先端の科学やテクノロジーに触れる

編集部

西大和学園中学校・高等学校は、文部科学省のSSH(※)指定校でもありますよね。西大和学園中学校・高等学校のSSHプログラムにはどのような特徴があるのでしょうか?
(※)スーパーサイエンスハイスクールの略。文部科学省が、科学技術人材の育成を目的として、科学技術や理科・数学教育を重点的に行う高校を指定する制度のこと。

岡田先生

わが校のSSHは、中高一貫校にしかできない6年間一貫型のプログラムになっているというのが特徴です。

中1では、ウミガメの産卵を見に行ったり化石採集を体験したりなど、本当にいろいろな所に足を運んで、大自然の豊かさを感じられるような体験学習を行います。中2になると社会に対する興味を持つようになってきますので、職業体験を行って科学と社会の関連性の理解を深めていきます。そして中3では、これまでの学びを活かして卒業論文を完成させます。

こうした3年間を経て、高校ではより発展的な研究への興味関心を養っていけるような本格的なSSHの活動に取り組んでいきます。京都大学やNAIST(奈良先端科学技術大学院大学)で本格的な講義や実験を含む実習に参加するなど、最先端の研究に触れる機会をふんだんに設けています。

西大和学園中学校・高等学校の図書室の風景

▲図書室も充実。生徒の探究心をサポートする環境を整えている

編集部

文部科学省によるSSHの指定制度は平成14年にスタートしていますが、西大和学園中学校・高等学校は制度開始当時から指定されているのですよね。どのような背景でこのような取り組みを始められたのでしょうか?

岡田先生

ちょうどその頃、京都大学に進学する生徒が増えてきた頃だったのですが、「西大和学園は、京大進学率が高い学校だ」ということだけではなく、ほかに何かスクールアイデンティティと言えるものを構築したいという背景があったんです。

学びとは何か、進路とは何か、研究者とは何かということをあらためて考える機会にもなるということで、教員が一丸となってSSH認定に向けて取り組みを進めることとなりました。

実は高校がSSH認定を受ける前から、中学校では休日に希望者を集めてホタルを見に行ったり、奈良公園の鹿の食行動について学びに行ったりと、授業の枠を外れたところで探究活動を行っていました。せっかくなのでこれを活かそうということで、他校にはない、6年間一貫教育のSSHプログラムができたというわけです。

編集部

SSH認定制度ができる前から、こうした探究型学習を積極的に行っていたという背景もあるのですね。

岡田先生

そうですね。「進学校」ということを前面に打ち出しているので、塾みたいなことばかりやっているというイメージを持たれている方も多いのですが、本当にさまざまなことに取り組んでいるんです。

模擬国連では世界大会にも進出!グローバル人材の育成にも注力

西大和学園中学校・高等学校の校内の様子

編集部

ほかにも特徴のあるカリキュラムがあれば教えてください。

岡田先生

世界で活躍できるグローバルビジネスリーダーの育成を目的とした、AIP(アクションイノベーションプログラム)というものがあります。

さまざまな業界のトップランナーをお呼びして講義を行ったり、ビジネスコンテストに参加したりなどの活動をとおして「アントレプレナーシップ(起業家精神)」を養います。

「東大を卒業して一流企業につとめれば安泰」ということが通用しなくなった時代には、「今ある仕事に自分を合わせにいくのではなく、自分で仕事をつくって取っていく」ということが必要ですよね。AIPは、このようなマインドとスキルを養っていけるようなプログラムになっています。

編集部

まさにこれからの時代に必要なマインドとスキルですね。グローバル人材という観点では、模擬国連(※)にも参加し、優秀な成績をおさめられていると伺っています。
(※)生徒が各国の大使になりきり、実際の国連の会議を模擬して国際社会が直面している問題について論議する活動

岡田先生

そうですね。自然発生的に、模擬国連にも参加してみようという生徒が出てきたのですが、関西大会、全国大会と突破して、最終的にはニューヨークの世界大会まで行きましたね。日本の名だたる名門校の参加者たちと切磋琢磨しながら頑張っている様子が見られますよ。

明るい校風の中で、男女が切磋琢磨して成長する西大和学園

西大和学園中学校・高等学校の食堂

▲にぎやかな食堂。放課後はおやつを食べて雑談したり、自習を進める姿が見られる

編集部

西大和学園中学校・高等学校の、学校の雰囲気について教えてください。

岡田先生

共学なので、社会の縮図というような感じで、男の子と女の子が当たり前に生活し、競争しているような印象ですね。いい意味で競争原理が働いているように感じますよ。

編集部

中学生くらいだと、女子の方が大人びているという印象があるのですが、いかがでしょうか?

岡田先生

やっぱり女子のほうが精神的にタフな印象はありますね(笑)。男子はどちらかというと無邪気な子が多い印象です。そういった違いも踏まえて、わが校では中学の段階では授業の時間は男子クラスと女子クラスに分けているんです。

もちろん、部活や学校行事などは男女一緒に行いますよ。男子と女子が揃うことで、文化祭などの行事がとても盛り上がりますし、学校全体が明るくなるようにも感じますね。

編集部

なるほど。6年間で男女の関係性も大きく変わってきますよね。そういったことも踏まえて、授業のスタイルも工夫されているのですね。

先生を呼んで自分たちで勉強を進める「自主性」がある

西大和学園中学校・高等学校の生徒が学習に取り組むようす

編集部

西大和学園中学校・高等学校にはどのような生徒が多いのでしょうか?

岡田先生

自主性がある生徒が多いと感じていますね。西大和学園というと、「詰込み型の管理教育」というイメージを持たれている方もいらっしゃると思いますが、勉強をしたいからする生徒たちなんです。

そのことがわかるエピソードもあります。本校では廊下に机や椅子が置いてあって自由に使ってよいのですが、放課後になると自然発生的に生徒が集まり、職員室に先生を呼びに行き、質問をしながら自習や補習をやっている。いわば即席の「塾」が開講されるわけです。

興味深い授業を展開して、生徒たちに刺激を与える選択肢を用意しておけば、内発的な動機を引き出すことはあれど、勉強を頑張ろうと決めるのは自分自身で、そういう文化が根付いているのだと思います。

自然に囲まれ、多様性に触れるという寮生活の魅力

西大和学園中学校・高等学校のテニスコートに集まる生徒たち

▲テニスコートの左奥に見えているのが男子寮の「青雲寮」

編集部

西大和学園中学校・高等学校には寮がありますよね。寮の特徴やメリットなどもぜひ教えていただけますか?

岡田先生

まず、「緑いっぱいの自然豊かな場所で生活できる」という強みがありますね。心理学的にも、人間は自然の前では謙虚になると言いますから、謙虚さが利他の精神につながり、生徒たちはみんなイキイキとした表情で生活してくれているのだろうと感じています。

特に都会に住んでいる生徒が入寮すると、自然に囲まれた環境の中で、希望に満ちてわくわくしながら毎日過ごしているというのがよくわかりますよ。

もう1つは、「多様性が生まれる」ということですね。寮があることで、わが校には全国さまざまな場所から生徒が集まってきます。違うエリアから集まったさまざまな価値観を持つ子と触れ合うことは、生徒たちにとってとてもいい経験になるのではないでしょうか。

編集部

寮生と通学生で、何か違いは見られますか?

岡田先生

成績などの面で、大きな違いはありませんね。しかし、今後は、寮生こそが学校を引っ張っていってほしいと考えています。保護者目線で考えても、学費に加えて寮費を支払っているわけですからね(笑)。

寮生がより力を発揮できるよう、寮にも寮の担任の先生がいます。寮での生活は自由とはいえ、ベクトルが違う方向に進んでいたら指導する体制が必要ですからね。学校と寮のダブルの体制でフォローしていくことで、生徒たちはより成長できると考えています。

西大和学園中学校・高等学校の進学実績

西大和学園中学校・高等学校の授業の様子

編集部

西大和学園中学校・高等学校の進学実績についても、お教えいただけますでしょうか。

岡田先生

2024年度の大学合格実績を見ると、東京大学合格者数は71名(現役合格者53名)、京都大学合格者数は29名(現役合格者17名)という状況です。また、国公立大学の医学部医学科の合格者が多いのも特徴で、2024年度は32名の合格者を輩出しています。

このような結果が出ているのは、卒業生たちが積み重ねた経験をアドバイスとして生徒に還元できているのと、カリキュラムの見直しや英語教育の充実などを通して、「選んだ生徒を全力で支援する」という姿勢があるからだと思いますね。

編集部

グローバルビジネスリーダーの育成についてのお話がありましたが、海外に視野を広げる生徒もいらっしゃるのではないでしょうか。

岡田先生

おっしゃるように、ハーバードなど海外の名門大学に興味を持つ生徒が出てきています。日本でなく海外でしか得られない学びや自分らしさがあるのであれば、今度はそれを応援しようということで、数年前に教員たちで自主的に海外大学進学プロジェクトを立ち上げたんです。

海外大となると受験のノウハウが国内の大学とは全く異なりますから、まず私たち教員が勉強するということが不可欠です。今は、数人の教員で、ベネッセのRoute H(※)の先生にいろんなことを教えてもらいながら、ノウハウを貯めていっているという段階ですね。
(※)海外大学進学を目指す生徒を対象とした進学塾

編集部

どのくらいの生徒が海外大受験を視野に入れているのでしょうか?

岡田先生

中2・中3を対象として海外への進学に向けた結団式を行ったのですが、40人の生徒が集まりました。結団式にはご家族の方にも来ていただきましたよ。今年、2回目のキックオフミーティングが行われ、中学3年生から高校2年生までの志高い生徒が32名、海外のトップ大学を視野に頑張っています。(取材時:2024年6月)

そこでは、「ただ海外の大学に行くための対策をするわけではない」ということをお伝えしました。日本の教育もしっかりとやって、東大に合格できる学力を持ってチャレンジするというのが、私たちが今目指していることなので、そこはブレることなくやっていきたいと思っています。

■西大和学園中学校・高等学校進学実績(公式サイト)

https://www.nishiyamato.ed.jp/course/

西大和学園中学校・高等学校からご家族・お子さまへのメッセージ

西大和学園中学校・高等学校の学園長岡田先生

編集部

最後に、西大和学園中学校・高等学校に興味を持たれた方に向けてメッセージをお願いします。

岡田先生

教育の世界では、押し付けは良くないという風潮に対して、生徒たちには何でも好きに自由にやらせますという考え方があります。何をやっても良いというのも立派な押し付けじゃないですか。

大切な事は、選択肢をたくさん示すことです。選ぶのは生徒たちですよ。選んだことに対するバックアップは惜しみません。そんな学校です。西大和学園は。

編集部

ありがとうございます。インタビューを通して、西大和学園中学校・高等学校には進学校としての実績があるだけでなく、将来の幅が広がるたくさんの学びの機会があるということがよくわかりました。

本日は、たくさんのお話をお聞かせいただき、ありがとうございました!

西大和学園中学校・高等学校の保護者の口コミ 

西大和学園中学校・高等学校の校舎

先生が、生徒の自立を促し成長を見守ってくれる。本人のやる気がある限り、熱心に対応してくれるしフォロー体制もしっかりしている。

先生が熱心。単なる進学指導でなく、将来に対して柔軟な思考を持つように教育してくれる。

部活動を楽しそうにやっている。数学オリンピックやクイズ大会で活躍するなど、部によっては結果を出している。

行事が活発でとても楽しそう。生徒が主体性を持って進めている印象。

先生が、生徒の自主性を尊重しながら指導してくれるという口コミが多く見られました。生徒に主体性があるからこそ、文化祭や体育祭などの行事も盛り上がっているようです。

西大和学園中学校・高等学校の校内各所の風景

▲授業に集中して取り組んだ後は、友達との会話や部活など学校生活を全力で楽しんでいる

西大和学園中学校・高等学校へのお問い合わせ

運営 学校法人 西大和学園 西大和学園中学校・高等学校
住所 奈良県河合町薬井295
電話番号 0745-73-6565
問い合わせ先 https://www.nishiyamato.ed.jp/
form/request/
公式ページ https://www.nishiyamato.ed.jp/

※詳しくは公式ページでご確認ください