「その学校ならでは」という特徴を持つ学校を紹介するこの企画。今回は、岐阜県瑞浪市にある麗澤瑞浪(れいたくみずなみ)中学・高等学校にインタビューさせていただきました。
1960年に開校した共学の中高一貫校である同校は、生徒の約半数が入寮している寮の存在が広く知られており、大自然とともにあるキャンパスで仲間と過ごす6年間を経験すべく全国から生徒が集まります。
今回は、その寮生活や「知徳一体」を掲げる道徳教育、幅広い体験ができる教育プログラムなどについて、藤田知則校長、理科の教員で進路指導担当の谷渕貴啓先生、そしてGT(Global Teacher)のピーター・リチャードソン先生にお話を伺いました!
この記事の目次
麗澤瑞浪中学・高等学校がもっとも大事にする道徳教育
▲インタビューでは谷渕先生(左)、藤田校長(中央)、リチャードソン先生(右)に情熱的にお話しいただいた
最初に、麗澤瑞浪中学・高等学校の教育理念について教えてください。
我々が最も大事にしているのは、道徳教育です。生徒が中高6年間で身につけた知識や技能を社会で発揮するにあたって、それを最大化するために必要なのは、何よりも「人間性」だと考えています。
道徳教育を別の言葉にすると、「知徳一体」「知恩・感恩・報恩」です。どちらも本校の教育理念で、感謝と思いやりの心を持つことと、人の恩を感じて報いることを指しており、生徒には事あるごとにそれを伝えています。
また、道徳を学ぶのは生徒だけではありません。私たちは「師弟同学」という表現をしているのですが、生徒とともに教職員も生涯学び続けることが重要だと考えています。
ただし、机を並べて一緒に学ぶわけではありません。たとえば、保護者の方と電話でお話しするときなどは、道徳(思いやり)実践の場のひとつです。お子さんのことを心配する気持ちに寄り添って、不安を解消していただくために真剣に考えて接していく。そして、自らの対応に誤りがあるなら素直に認め、今後どうすべきかを話し合う。
このように、日々の職務に本気で取り組むことが、生徒と同じ歩みで道徳を学ぶことにつながるのだと捉えています。
「心のカレンダー」で自分が推す格言を見つける
道徳教育においては、生徒の皆さんにどのような伝え方をしているのでしょうか?
授業のみならずいろいろなシーンで話していますが、特徴的なのは「心のカレンダー」の存在でしょうか。これは麗澤瑞浪中学・高等学校の関連団体(※)が発行していて、10代向けの格言を日めくりカレンダー形式で掲載しているものです。ホームルームなどの時間に、必ず読むようにしています。
(※)公益財団法人モラロジー道徳教育財団
中学・高校は多感な時期ですので、将来への不安や人間関係など悩んでしまうこともあるでしょう。そんなとき、多くの格言に接して物事のとらえ方や心のあり方を学ぶことで、「こう考えてみてもいいかな」と気づいてスッと心が軽くなる。生徒からはそんな体験談をよく聞いています。
卒業生からも「壁にぶつかったときにカレンダーの言葉を思い出す」と言われることが多いですね。6年間ずっと側にある言葉なので、頭に入っているんですよね。それは教職員も同じです。ちなみに、私の一番のお気に入りは「誠意を尽くして干渉を行わず(※1)」です。
(※1)人を育てるときは、細かく指示するよりも相手を深く信頼して任せることが大事だという教え
私は「大小の事変みな箴戒となす(※2)」ですね。生徒も教師も、みんなマイ格言を持っています(笑)。私が担任をしているクラスでも、そのときの出来事にあわせて格言を基に話をすることが多いです。いきなり何かが変わることはなくても、続けていくとやはり成長につながっていると実感しますね。
(※2)いつもと異なる出来事に遭遇したなら、その大小にかかわらず反省と次への備えの機会にするべきという教え
いつも感じているのですが、生徒たちに道徳心を押し付けようとしても、本人が納得しない限り絶対に身につくものではないんです。
私たちは大切な言葉と考え方を共有するのであって、「絶対にこうしなさい」と言っているわけではありません。みんな自分で納得し、体得して、成長につなげてくれていると考えています。
寮生活で仲間との絆が深まる。先生も同じ屋根の下でサポート
麗澤瑞浪中学・高等学校の公式サイトには「寮がある中高一貫校」というフレーズがありますが、寮生活についてもお教えいただけますか。
敷地内にある「麗明寮」は、本校の大きな特徴です。現在(2024年2月時点)、全体のほぼ半数の生徒が寮生活を選択し、共同生活をしながら学校に通っています。
親元から離れて寮で暮らすというと、保護者の方はやはり心配されますね。説明会などでは、私は「集団生活ですからトラブルはどうしても起きます」と説明していますし、実際に友達とのいさかいであったり、いろんなことが起きます。
でも、寮生活を通して人間関係を築いていくことができますし、同じ部屋で過ごす上級生から教わり、下級生の面倒をみるという経験も将来の自分にとって必ず財産となるはずです。教員もすぐ側の住宅や、寮の中に住んでいて、チューター(寮担任)としてサポートするので、心理的安全性が高い状態で過ごせると思います。
あとは、寮を担当する先生も必要ということもあり、単純に教職員の数が多いです。1人の生徒に対して多くの大人たちが関わるので、自然とコミュニケーションが生まれ、近い距離でサポートできているんです。
私は寮の担当を13年間やっていたのですが、そのときは1階に私と家族がいて、2階と3階で生徒たちが生活していました。だから、私が奥さんに叱られているのも見られているし(笑)、気軽にいろいろと話せるような本当に近い関係性ができあがったと自負しています。
生徒と教員、そして生徒同士が、楽しいときもつらいときも一緒の時間を過ごして、リアルで飾りのない人間味を実感していける。それが寮生活の醍醐味ではないかと思います。
親元を離れて成長する生徒たち。異学年との交流がその背景に
寮生活を経験すると、生徒の皆さんはどのように成長されるのでしょうか。
共同生活を経験することで、社会性の部分で大きく変わってきます。私たちは毎日一緒にいるので気づきづらい面がありますが、保護者の方が久しぶりに直接お子さんに会うと、その変化に驚くことが多いようです。
保護者学級では、親御さんに「うちの子がこんなに変わると思いませんでした。私もこんな学校生活を送りたかったです」と言われることもあって、すごく嬉しいですね。
あとは、周囲の環境がもたらすものも大きいと思います。特に都市部で暮らしていた生徒は、自然豊かな麗澤瑞浪中学・高等学校のキャンパスで過ごすと、やはり伸びやかな気持ちになると言っていましたね。
▲キャンパスの広さは約88万坪、東京ドーム約60個分。取材で伺った際も空の広さに感動した
藤田先生が考える、寮生活の一番のメリットはなんでしょうか?
寮生活でもっとも重要な要素は、中学1年生から高校3年生までの年齢の違う生徒が生活をともにする点だと思います。
先日、外部の講師が参加して生徒向けに短期のプログラムを実施したんです。そのときに言われたのは「異学年がごちゃ混ぜなのに、こんなにスムーズに話し合いが進むのはすごいです」ということで、正直「そうですか?」と思ったのですが、それは寮生活で学年間の交流が当たり前になっているからなんです。
交換留学生を含むいろいろな仲間と共に過ごす時間は本当に貴重なものになると思いますし、生徒自らが寮内・寮外での遊びや学びのイベントを企画することも多いですよ。
学校では同じ年齢の集団で過ごすことが必然的に多くなりますが、社会に出るとさまざまな年齢の人の中で仕事をしていくわけですから、その点でも一歩先に経験を積んでいけるのは大きいのではないかと思いました。
ネイティブの英語教師と毎日会話することで、自然と英語力が上がる
麗澤瑞浪中学・高等学校はグローバルに活躍できる人を育てることにも力を入れていると伺っています。御校の英語および国際教育の特徴について教えてください。
特徴のひとつとしては、私を含めたGT(Global Teacher)の存在があります。ALT(Assistant Language Teacher)と呼んでいないのは、アシスタントではなく日本人の先生と同様にプロフェッショナルとして教えているからです。私はアイルランド出身ですが、他にはフィリピン、カナダ、アメリカなど多様なバックグラウンドの先生が揃っています。
そんな私たちGTは「週に1回の授業だけ」など限られた機会ではなく、ホームルームやその他の機会でも毎日生徒たちと接し英語で会話しています。会話をする機会が多いので、英語でのコミュニケーション能力は自然と上がっていきます。
▲リチャードソン先生いわく「フレンドリーな生徒が多いので英語の上達も速い」とのこと
本物の英語に触れる機会がふんだんにあるということですね。授業では工夫されていることはありますか?
私たちが取り入れているのは5ROUNDシステムです。これは、従来のように英文の発音・意味・文法をまとめてインプットするのではなく、まずはリスニングから入り、音声と文章を一致させ、単語や文法を習い、自分で組み立ててスピーキングするというような一回り(ラウンド)を繰り返すという学習法なんです。
まずは、何回も何回も聴いていくこと。そしてさらに複数回読んでいくこと。いっぱいインプットをすることで、「あ、わかった!」と理解してアウトプットができるようになります。そうして学んだ英語を使ってGTや留学生とコミュニケーションを取ることで、その経験が自信となり、さらに学習意欲も高まります。
英語の授業を見ていて思うのが、本当に壁がないことなんですよね。英語を学び始めて間もない生徒が、ピーター(リチャードソン先生)が英語で話すのに対して、堂々と日本語で返す。その中で理解できる内容があれば、英語でも話してみる。
恐れずにそんな会話を繰り返し、ラウンドを通して単語や文法も覚えていくなかで、気づけばどんどん英語の比率が増えてきて、話せるようになっているんです。
交換留学を通して刺激を受け、語学学習のモチベーションが上がる!
▲多くの国旗が並ぶコモンホール。留学生の行き来が活発なのも同校の特徴のひとつ
その他に、麗澤瑞浪中学・高等学校の英語教育で特徴的な制度などはありますか?
高校生の交換留学はすごく良い制度だと思います。麗澤瑞浪の生徒がオーストラリアなど姉妹校に通い、ホームステイをして現地の生徒と同じように英語で学ぶ。反対に、海外の姉妹校の生徒も、麗澤瑞浪で寮生活を送りながら日本語を学ぶ。これは、すごく意味のある取り組みです。
交換留学は渡航費や生活費などの費用はかかりますが、それ以外の特別な授業料などはかかりません。また、数ヶ月間留学しても3年間で卒業できるよう体制を整えています。
海外から訪れる交換留学生たちは日本語を学びに来ているのですが、本校の生徒たちが毎日の生活の中で教えています。外国語の習得の大変さを目の当たりにしながらも留学生のモチベーションに影響を受けるので、より一層英語を学んでコミュニケーションを取ろうという気持ちになるみたいです。
あと、寮ではご飯もお風呂も一緒なので、自然と文化交流も始まります。価値観の違いやお互いを認め合うことを体験できるほか、ときには日本文化に関する質問に答えられず少し悔しい気持ちになることもある。それも含めて良い刺激を受けていると思います。
御校には茶道を学べる作法室や、美濃焼で知られる土地ならではの陶芸教室もあるので、留学生と一緒に日本文化を体験できる機会も多そうですね。
麗澤瑞浪中学・高等学校での学校生活を紹介!
▲麗澤瑞浪の春夏秋冬。四季の彩りを実感できる環境で中学・高校の6年間を過ごすことができる
ここからは、麗澤瑞浪中学・高等学校の広大な敷地にある各施設を見ながら、3人の先生にいろいろなエピソードを伺っていきます!
圧倒的な広さのキャンパス。雄大な自然は、人を謙虚・素直にする
▲通学の生徒たちはスクールバスで各地域から集まる。名古屋圏からも比較的通いやすい
生徒の半分は寮生活ということですが、家から通学する生徒はどのように通われているのですか?
学校の立地としてバスがないと通うのが難しいため、最寄りである瑞浪駅からのルートを含め、7路線でスクールバスを運行しています。学内に3つのバス停があるというのも、本校の広さを物語っていると思います(笑)。
▲グラウンドと体育館。3つあるグラウンドにはすべて照明が完備されている
グラウンドと体育館が3つずつ、さらにはゴルフコースまでキャンパスにあるというのもめずらしいですよね。
屏風山のふもとに広い土地を確保できているので、施設としては恵まれているほうかもしれません。このような環境が生徒たちに与える影響は大きいと考えています。大自然の中に身を置き、どうしようもない暑さや寒さ、ときには猛威を振るう天候を体感すると、おのずと人は謙虚かつ素直になるんです。
ある学習塾の方が来られたときに生徒にインタビューしたのですが、「ハキハキと積極的に答えてくれる」と褒めていました。私も出張で都市部に出かけて本校に帰ってくると、「生徒の目がキラキラしてるな」といつも再認識しています。
先ほど撮影で校内のあちこちにお邪魔しましたが、みんな「こんにちは!」と本当に大きな声であいさつしてくれました。お話を伺って納得しました!
生徒から人気の高いスポット。「コモンライブラリー」と「大食堂」の魅力
▲明るいイメージのコモンライブラリー。本好きの生徒も多く、静かながら活気のある空間
▲くじ引きでランダムな本を選べるような工夫も。司書教諭の先生のセンスが随所に見られる
コモンライブラリーでは、本の貸し出しは多いのですか?
多いですね。麗澤瑞浪中学・高等学校の蔵書は約3万冊ですが、年間で2万冊を超える貸し出しがあります。この数は岐阜県下でもトップクラスです。毎月約100冊の新刊図書が入ってくるので、読書家の生徒は次々と読破していっているみたいですね。
その背景には、司書の工夫があります。テーマを決めてPOPを作り飾り付けたり、くじ引きで引き出しを選んで出てきた本を借りるような仕組みを考えたりと、生徒を飽きさせないためにいろんなアイデアを出してくれているんです。
▲全校生徒が同時に食事をとることができる大食堂
すごく広い大食堂ですが、生徒の皆さんにはどんなところが喜ばれていますか?
専属の管理栄養士や調理師が併設のキッチンで毎日食事をつくっていて、季節やイベントにあわせて特別メニューも出してくれるのが好評ですね。たとえば、1月の共通テスト前には「天(点)を鶏(取り)にいく」という願いを込めて鶏肉の天ぷらがメインのおかずになっていました。
寮生は三食とも、通学生はお昼にこの大食堂を利用するので、馴染み深い場所となっていますね。ちなみに、コンビニが近くにないので、お菓子などの間食は「コンビニ型自販機」で購入しています。
▲生徒の人気スポットである自販機。品揃えも豊富!
自作のロケット打ち上げも!「Discovery Saturday」など探究活動にも力を入れる
▲土曜日課外活動「Discovery Saturday」のお知らせ
学内に「Discovery Saturday」という掲示がありました。これは何でしょうか?
麗澤瑞浪中学・高等学校で土曜日に実施している探究学習のひとつで、教員が企画したプログラムの中から興味のあるものを選んで、プロジェクトを進めていくという取り組みです。
私が企画したのは、貼り紙にもありますが「モデルロケット」の活動です。これは小さいロケットを生徒たちが自ら製作して打ち上げまで行うという内容で、筑波宇宙センターで開催される全国大会にも出場しました。
その他にも、企業や自治体と連携して取り組むものや、ガチャガチャの中身を自分たちで考えて商品化を目指す「ガチャプロ」など、探究活動には非常に力を入れています。
これらの取り組みは、大学入試にも好影響を与えているんです。生徒はいろいろな企画に携わることで自分の進む道をはっきりと意識しますし、総合型選抜などで面接を受ける際、上辺だけの言葉ではなく、苦労したことやそれをどう乗り越えたかを体験としてしっかり語ることができている。
その結果、志望する大学から合格をいただいたというケースも複数ありますので、今後も恵まれた環境を活かしながら多様な体験ができる機会を設けていきたいですね。
麗澤瑞浪中学・高等学校は、明るく・素直な生徒が多い
▲先生・生徒が一緒になって全員で掃除をするのも、同校のカルチャーを表している
麗澤瑞浪中学・高等学校で教壇に立っていて、どのような生徒が多いと感じていますか?
私がいつも感じているのは、とにかく明るい生徒が多いということですね。これまで20年間、日本の学校で英語を教えてきましたが、この学校には明るく前向きでcuriosity(好奇心)を持った子がすごくたくさんいます。
やっぱり、最初はみんな恥ずかしがるんですよ。不慣れな言語で外国人の教員に話すわけですから。でも、ここだと玄関を入ったらいきなり「Hello. What's your name?」と生徒から声をかけられた(笑)。そんなところが本校の魅力だと思います。
ピーター(リチャードソン先生)が言うような生徒の明るさや素直さは、私も本校の特徴として挙げられると思います。
私が担任をしているクラスに中学2年生の男子がいるのですが、寮生活ということもあって、親のありがたみを素直に感じて日直のスピーチで話していました。他者のことを考えて素直に表現できるのはすばらしいですね。
麗澤瑞浪中学・高等学校からご家族・お子様へのメッセージ
最後に、麗澤瑞浪中学・高等学校から読者へのメッセージをいただければありがたいです。
保護者の方が気になるのは、やはり寮を選択したケースだと思います。心配する気持ちはわかるのですが、これまでの経験からいって、勇気を持って送り出した後「うちの子はこんなに可能性を秘めていたんだ」とその成長に驚く親御さんが非常に多いですね。
また子どもからしても、家から出てみると「自分はこんなに大事にされていたんだ」と気づきます。そうやって新たな親子関係を築くことができるのも、寮生活の特徴です。
近年の育て方として、子どもが失敗しないようにいろいろとお膳立てする傾向があると思うのですが、寮に入って物理的な距離を設けることで「信頼して手を離す」ということが実践できる。そして、子どもは親のいない環境で仲間と切磋琢磨しながら、思い切りチャレンジして可能性を開花させられるんです。
そうやって生活のベースから変えて、お子さんの自主性と挑戦心を引き出していきたいという方は、麗澤瑞浪中学・高等学校への進学を検討いただければ嬉しいです。
リピーターも多数!夏休みに全国から小・中学生が集まるサマースクールを開催
麗澤瑞浪中学・高等学校では、毎年夏休み期間中に、全国の小学校5・6年生および中学3年生を対象としたサマースクールを実施しています。全国から集まった子ども達がキャンパス内でともに学び、学校敷地内の宿泊施設や寮に宿泊するという、2泊3日(小学生向け)または1泊2日(中学生向け)のプログラムです。
小学生向けのプログラムでは、バラエティ豊かな12種類のアクティビティの中から好きなアクティビティを1つ選択して体験します。ドローン体験、スナッグゴルフ、モデルロケットなど、広大なキャンパスだからこそできるアクティビティが盛りだくさんです。
また、保護者にとっても嬉しい「宿題完成タイム」という時間も。学校の先生や生徒スタッフの皆さんが、学校の宿題や自由研究をサポートしてくれるのだそうですよ。
▲人気のドローン体験。広大な土地でならドローンも自由に飛ばせそう。
▲室内の授業も充実。英会話教室や陶芸やバック作り体験などが人気なのだそう。
中学生向けには、英語や数学、探求的学習など、アカデミックな学習プログラムが用意されています。皆で学びを深めたあと、夜には外でのレクリエーションも。焚火を囲んでちょっとしたアウトドア体験が楽しめます。
▲夜の広大な自然の中で楽しむアウトドア体験は、夏の貴重な思い出になるはず。
学びの体験はもちろんのこと、大自然の中で全国から集まった参加者と一緒にご飯を食べて、お風呂に入り、布団を並べて寝るという体験は、夏の貴重な思い出になりそう。しかも、参加費5,000円~10,000円という格安プログラムです。
例年、参加者の7~8割が岐阜県外から参加しているので、遠方にお住まいの方も検討してみてはいかがでしょうか?帰路は、名古屋駅までの送迎もついているため、名古屋から1人で帰宅するという夏の冒険体験をするのもいいかもしれませんね。
麗澤瑞浪中学・高等学校の進学実績
麗澤瑞浪中学・高等学校は、約9割の生徒が大学・短期大学に進学しており、近年は東大・京大を含む国公立大学や関西の関関同立、関東のMARCHなど難関大学に合格する生徒も複数出ています。
高い目標を目指す生徒には、放課後と長期休暇に開講している「進学講座」でしっかりとサポートを行い、予備校等に通わなくても受験に挑める体制をつくっています。
■近年の大学合格者数(麗澤瑞浪中学・高等学校公式サイト)
https://www.mz.reitaku.jp/career/
(※2024年5月末にサイトリニューアル予定のためURLが変わる可能性があります。)
麗澤瑞浪中学・高等学校に通う生徒の保護者の声
麗澤瑞浪中学・高等学校に通うお子様を持つ保護者の方は、どんな感想を抱いているのでしょうか。その一部をご紹介いたします!
中学男子寮は先生が同じ寮で生活しているので、安心して預けられます。大自然が目の前という環境も、うらやましいくらいです。
英語のGTも含めて、先生がフレンドリー。質問もしやすいみたいです。
東海地方だけでなく北海道から九州まで、さらには交換留学の留学生などいろいろな出身の生徒がいるので、子どもの視野が広がると感じています。
校内がすごく広いので、移動が大変だと言っていました(笑)。でも、校内施設はすごく充実しています!
親御さんの声を集めたところ、自然豊かな環境と充実した施設がすばらしいという声が多かったです。また、先生方のサポート体制がしっかりしているので寮生活でも安心できるという意見も複数ありました。
お問い合わせ
問い合わせ先 | 学校法人廣池学園 麗澤瑞浪中学・高等学校 |
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住所 | 岐阜県瑞浪市稲津町萩原1661 |
電話番号 | 0572-66-3111 |
公式サイト | https://www.mz.reitaku.jp/ |