ぽてん読者の皆さまに、特色ある教育プログラムで注目を集める学校を紹介するこの企画。今回紹介するのは、山口県宇部市にある私立共学校「慶進(けいしん)中学校・高等学校」です。
慶進中学校・高等学校は、山口学芸大学や山口芸術短期大学を姉妹校に持つ中高一貫校です。これからの超スマート社会で活躍できる人材を育成するため、必要な資質や能力をまとめた「慶進コンピテンシー12」を定め、生涯に渡って生かせるスキルの育成に注力しています。
特にICTスキルの習得と向上に力を入れており、特徴的な総合学習・総合探究や学校行事を実践しているのが同校の大きな魅力です。
今回は、慶進中学校・高等学校の建学の精神や校訓、これからの時代を生き抜くための独自の教育プログラムや学校行事について、校長の待水先生、ICT推進室長の田中先生、企画広報課長の前田先生にお話を伺いました。
この記事の目次
慶進中学校・高等学校の建学の精神「至誠」と教育目標
▲慶進高等学校には7つの体育部と13の文化部があり、生徒の「高い人間力」を育成する場になっている(2024年7月取材時点)
はじめに、慶進中学校・高等学校の建学の精神について教えてください。
慶進中学校・高等学校では、初代理事長が大切にされていた「至誠(しせい)」という言葉を建学の精神としています。至誠は、日本近代化に貢献する人材を育てた松下村塾の主宰者である吉田松陰先生が残した言葉です。
「至誠」とは、「真心を尽くす」という意味です。人はそれぞれに素晴らしい才能を持っています。その才能を努力によってしっかりと伸ばし、社会で活躍しようとする人であってほしいと願い、本校の教育の基礎として掲げています。
山口県出身の偉人として有名な吉田松陰先生の言葉を、御校の建学の精神とされているのですね。続いて校訓についても教えてください。
「至誠」の建学の精神をもとに、本校では「独立自尊」「至誠一貫」「敬愛感謝」の3つを校訓としています。1つ目の「独立自尊」とは、かけがえのない自分を大切にして生きる力を身につけるという意味です。2つ目の「至誠一貫」は、志を持ち、自分の目標に向けて努力するという意味です。そして3つ目の「敬愛感謝」は、人としてのあり方や生き方を考え、豊かな心を養うことを意味しています。
これら3つの校訓をもとに掲げた教育理念(スクールミッション)が、「強い志、高い学力、高い人間力、これを身につけて社会に貢献できる人材を育成する」ということです。
建学の精神、校訓、そしてスクールミッションをベースに、日々の教育活動を実践しています。
それぞれの志を胸に、自他を思いやって社会に貢献できる人材を育成したいという御校の一貫した想いを感じます。これからの社会で活躍する人材を育成するために、特に注力されているポイントはありますか。
ご存知のように、2030年を目途に「Society 5.0(※)」と呼ばれる超スマート社会がやってくると言われています。これまでに私たちが経験してない、とても便利な社会がやってきます。そんな新しい社会で活躍していくために必要な力を「慶進コンピテンシー12」として明確化し、身につけてもらうことを重視しています。
(※)Society 5.0:日本政府が提唱する未来社会のコンセプト。「サイバー空間(仮想空間)とフィジカル空間(現実空間)を高度に融合させたシステムにより、経済発展と社会的課題の解決を両立する、人間中心の社会」とされている。
■慶進コンピテンシー12
- 自己肯定感
- 創造力
- 自己分析力
- 知的好奇心
- プレゼンテーション力
- セルフマネジメント力
- 計画力
- ICTスキル
- 協働性
- 情報リテラシー
- チャレンジ精神
- バイタリティ
これからの社会で必要とされるスキルを明確化したうえで、それぞれの力を身につけられる教育を実践されているのですね。
はい。同時に本校がもう1つ大切にしている考え方に、「Well-being(ウェルビーイング)(※)」があります。生徒たちが学校生活を楽しみしっかりと幸せを感じること、周りのみんなも幸せや楽しさを感じられる社会を考えていくことが大切です。
(※)Well-being(ウェルビーイング):世界保健機関(WHO)が掲げる、個人や社会にとって本質的に価値のある「よい状態」を指す。
慶進中学校・高等学校の建学の精神を体現するために、具体的な校訓やスクールミッション、必要な力、心の持ちようなどを明確化して、体系的に教育を実践されていることがわかりました。
「Society 5.0」を見据えた慶進中学校・高等学校のICT教育
▲生徒一人ひとりにiPadが支給され、生徒は日常的にICTツールを活用している
慶進中学校・高等学校が掲げる「慶進コンピテンシー12」には、「ICTスキル」や「情報リテラシー」などの言葉が並んでいます。御校が注力されているICT教育の特徴について、教えてください。
慶進中学校・高等学校では、「世界で活躍するICT教育」「主体的に学ぶためのICT教育」「相互理解のためのICT教育」という3つのICT教育基本方針を定め、生徒たちのスキルやマインドの醸成を行っています。
「Society 5.0」の社会において、ICTツールは文房具のようなものです。当たり前にICTツールを使いこなせるスキルやマインド、リテラシーが大切です。そのため当校では、コロナ禍以前から生徒一人ひとりにiPadを提供し、日常的に活用しています。
文房具のように、当たり前にICTを使いこなせる人材の育成に注力されているのですね。3つのICT教育の基本方針について、詳しく教えてください。
1つ目の「世界で活躍するICT教育」は、学びを学校教育や大学入試だけで終わらせない、社会で活躍するために必要なスキルとして養い、自己表現することを意図しています。モラルを身につけたうえで、しっかりと発信していく力を育成します。
2つ目の「主体的に学ぶためのICT教育」は、「Society 5.0」の到来で人々の価値観が変化し、生き方も変わっていく中で、自分とは何かを自分たちで考える力を養う教育です。一人ひとりがICTを活用し、自分のわくわくを大切にしながら学ぶ姿勢を身につけてほしいと考えています。
最後の「相互理解のためのICT教育」は、コミュニケーション力に関する方針です。例えば保護者とのコミュニケーションに関して、面談や行事などの限られた機会だけでなく、ICTを介した相互コミュニケーションを可能にしています。コミュニケーションツールとしてのICTを、私たち教員も含めて積極的に活用しています。
学校のあらゆるシーンにおいて、生徒・保護者・教員のみなさんがICTを活用できるように工夫されているのですね。普段の授業では、どのようにICTを活用されているのでしょうか。
例えば本校のスクールミッションで「高い学力」を掲げていますが、学習アプリを導入することで生徒の学力向上を図っています。アプリによる反復学習で基礎知識・基礎学力を定着させ、前提となる知識の理解や応用は、教師による授業から学ぶ、というよう特性に合わせてICTを活用しています。
また、授業での具体的な活用方法は各教員に任せています。例えば英語の教員は生徒の発音を録音して提出させたり、教材を全てPDF化することでペーパーレス授業を実現したりする教員もいます。
ICTの活用方法を学校側が規定するのではなく、教員のみなさまのアイディアに合わせて自由に実践できるようにされているのですね。生徒のみなさんも、自主的にICTを活用されているのでしょうか。
はい、生徒もそれぞれに工夫してICTツールを活用しています。生徒の取り組みとして特徴的なのが、本校の「ICT Lab.」です。「ICT Lab.」は、ICT好きの生徒が集まり、ICTの力で自主的に学校行事を盛り上げる団体です。最近では学校のフリスビー大会をiPadを使って同時中継したいとの要望があり、実現してくれました。
慶進中学校・高等学校では、関係者全員が自ら試行錯誤しながら、ICTを当たり前に使いこなせるスキルとマインドを養っていることがわかりました。
総合学習・総合探究の時間を活用し、6年間で確かなICTスキルを身につける
▲自分のiPadを用いてプレゼンテーションをする高校生
中高一貫校である慶進中学校・高等学校ですが、中学校入学の段階からICTスキルの高い生徒ばかりではないと思います。全体的なスキル向上のため、取り組まれていることはありますか。
中高一貫校の特徴を生かし、総合学習や総合探究の時間を活用して6年間でICTスキルを身につけられるカリキュラムを用意しています。まず中学1年生では、各アプリの特徴や使い方を学び、生徒によってばらつきのあるICTスキルを全体的に底上げしています。
まずは基礎的なICTスキルを身につける授業を行っているのですね。総合学習の時間では、そのほかにどのようなICT学習をされていますか。
姉妹校である山口芸術短期大学と連携し、ICTを活用してデザイン思考を学ぶ機会を設けています。中学1年生からの段階から配色や文字などの配置、ユーザーの視線誘導など、ユーザー視点でのものの考え方を学びます。
また、ICTを活用した表現方法も学習します。AI技術が世の中に浸透していく中で、自分が表現したいことは何かを考え、実際に表現する方法を身につけることが大切です。そこで、画像編集ソフトのIllustratorやPhotoshop、動画編集ソフトのPremiere RushなどのAdobe製品を導入し、自ら表現する力を養っています。
デザイン思考や表現ツールを使いこなすスキルは、社会人になった後も大いに活用できそうです。
そうですね。最近では、大学入試に向けて独自のスライドを作るスキルの形成に取り組んでいます。大学に入学し、卒業した後も、本校で学んだICTスキルや思考を生涯に渡って生かしていただけると考えています。
生涯役立つスキルを習得する「グローバル・リーダーズ・プログラム」
▲自分たちの興味・関心をICTツールを活用しながら追求していく
慶進中学校・高等学校のICT教育に関連して、「グローバル・リーダーズ・プログラム」という取り組みをされていると伺いました。プログラムの内容を教えてください。
グローバル・リーダーズ・プログラムは、ICTツールを活用して自身の興味・関心を見つける探究活動です。中学1年生では、福岡県北九州市にある門司港レトロへのフィールドワークを実施しています。
門司港レトロのフィールドワークは現地集合です。生徒たちは班に分かれ、自分たちの力で門司港レトロまで移動します。生徒たちの自立心や行動する力を身につけてもらうため、教員からは指示をせず「はじめてのおつかい」を見守る親のような気持ちでサポートしています。
自分たちの力だけで山口県から福岡県の門司港まで移動するのですね。移動手段などを調べる際に、ICTツールを活用するのですか。
はい。その他にも、iPadを使って事前に門司港についての調査学習を行います。事前学習で見つけた課題や関心について、現地で直接インタビューを実施し、スライドにまとめ、秋の「グローバル・リーダーズ・プログラム」で発表する流れです。
ICTを活用して調査し、現地を訪れ、学んだことを表現する活動を中学1年生で実施されているのは素晴らしいですね。中学2年生以降では、どのような活動をされていますか。
中学2年生では、世界的な講演イベントである「TED(※)」の動画を視聴し、登壇者を真似て自分なりの表現方法を身につけます。
(※)TED:Technology Entertainment Designの略。多様な著名人による講演の様子が動画配信されている。
そして中学3年生では、学びの集大成として大学入試も見据えた学問分野での修了論文を書き上げます。修了論文は本校の10期生の頃から続けており、21期生となった現在まで約10年の歴史があります(2024年7月取材時)。
中学3年生で修了論文を書くとなると、苦労する生徒も多いのではないでしょうか。
そうですね。学問分野の中で自分が好きなもの、わくわくするものを取り上げてはいますが、中学生なのでまだまだ難しい面もあります。しかし、自分で問題意識を持って調べ、考えて表現する経験は、その後の大学入試や大学生活において大きく生かせるものだったと、卒業生が話してくれたことがありますね。
生徒がまとめた修了論文で、特に印象的だった内容はありますか。
どの生徒も自分の興味に合わせてしっかり取り組んでいるのですが、私が特に印象に残ったのは、古代の出雲大社について調べた修了論文です。
かつての出雲大社は、今よりもはるかに大きな巨大神殿だったと言われています。実際にはどのような建造物で、そのような構造の建物を作ることが本当に可能なのか、探究した生徒がいました。その生徒は出雲大社を訪問し、模型を作って、自分なりの仮説を導いていましたね。
その他にも、自分でオリジナルのジャズ音楽を作曲して演奏した生徒もいました。
生徒それぞれの関心を突き詰めて、自分なりの表現で発表しているのですね。
はい。その後高校1年生では、グループでのテーマ発表を行います。「宇宙でホテルは作れるか」というテーマから、遠心力や重力を計算し、3層構造のホテルを作ろうと発表してくれました。発表では生徒たちが自分のiPadを活用し、好きな音楽や映像を流すなど、工夫していましたね。
中学生から段階的にICTツールを活用し、探究学習や発表を実施されているのですね。ICT教育を通じて、生徒たちにはどのような成長が見られますか。
普段から当たり前のようにICTツールを活用できるようになっていると感じますね。例えば学校行事に取り組む際、iPadを使って生徒同士で情報のやり取りをしています。「資料を作ったから共有しておくね」といった会話が当たり前に行われているんです。発表の際にも、生徒から「スライドの画角を調整します」といった発言が聞かれます。
学校からは基本的に使用制限を設けたり、使い方を指示したりしないので、自分たちで考えてICTツールを活用できています。生徒たちは私たちの予想を超えた使い方をたくさん実践しているので、こちらが驚かされることもありますね。
6年間続けてICT教育に取り組まれているからこそ、まさに文房具のように生徒が自由にICTを活用できているのだと感じました。一方で、高校から入学する生徒たちにICTスキルの面で遅れは見られないのでしょうか。
今年度より、高校から入学してくる「アドバンスコース」「グローバルコース」の生徒に対して、早期にICTスキルのキャッチアップができるような対策を行っています。(2024年7月取材時点)。3年間の教育期間の中でも、生徒たちがICTツールを使いこなすスキルを身につけ、中高一貫コースの生徒といっしょに各行事に参加できるよう、土台作りを工夫しています。
高校から入学してくる生徒も安心ですね。慶進中学校・高等学校のグローバル・リーダーズ・プログラムは、生徒自身の探究心をICTの力で高め、表現していく力を養う機会となっていることがわかりました。
「慶進コンピテンシー12」に紐づく学校行事で生徒たちの確かな成長を促す
▲合唱コンクールの様子。生徒たちは行事を通じて身につくスキルを意識してイベントに臨んでいる
慶進中学校・高等学校の「慶進コンピテンシー12」では、ICTスキル以外にも多くの力が設定されています。それぞれの力は、学校教育のどのようなシーンで養われるのでしょうか。
「慶進コンピテンシー12」は学校生活のあらゆる場面で生かされていますが、今回は本校の学校行事についてご紹介します。慶進中学校・高等学校の学校行事は全て「慶進コンピテンシー12」に紐づいています。
例えば修学旅行では「知的好奇心」と「セルフマネジメント力」を、体育祭では「協働性」と「バイタリティ」「自己肯定感」を養うことを目的とし、実践しています。
各学校行事で具体的に身につく力を設定して実践するのは、とても珍しいアプローチですね。
はい。生徒にも行事ごとのコンピテンシーを提示しているため、各自が行事でどんな力を身につけるのかを意識して参加できていますね。
また、本校では行事の前後や学期ごとに生徒自身による振り返りを実施しています。継続して自身の成長を振り返ることで、「この行事に参加して、以前はCランクだった自己肯定感がBに上がった」などと実感できるんです。目的を明確にして行事を振り返ることで、生徒自身のメタ認知(※)が育まれていると感じます。
(※)メタ認知:自分の認知を客観的に把握すること。メタ認知を高めることで思い込みや偏見を持たず、物事を冷静に判断できるなどのメリットがあるといわれている。
「慶進コンピテンシー12」と紐づく学校行事に取り組んだり、振り返ったりすることで、生徒たちからはどのような声が上がっていますか。
同じ行事でも生徒の役割は一人ひとり異なるため、さまざまな声が聞かれます。基本的にどの行事も生徒主体で行うのですが、仕切り役だった生徒はマネジメント力が身についたと感じていたり、逆に周りで支える生徒たちからは、協働する力やフォローアップする力が身についたという声が聞かれたりします。
ただ全体をとおして、生徒の企画運営力がとても高まっていると感じます。自由に発想できる環境であるため最初はアイディアがどんどん広がるのですが、その中から実際に計画に移すとなると、生徒自身が物理的・時間的な制限に気づきます。そんな状況下でうまく調整をしながら、落としどころを見つけて楽しい行事を創ってくれています。自分たちが楽しむだけではなく、生徒全員が楽しめるような企画運営をしてくれていると感じますね。
自分も周りも楽しめる行事を企画する姿勢は、御校が重視されている「Well-being」に通じますね。慶進中学校・高等学校で特に注目の行事は何でしょうか。
やはり、学校名を冠した「慶進祭」が一番のイベントだと感じますね。「慶進祭」は中学生と高校生が一緒に学び合いながら創る文化祭です。地方では中高一貫校が珍しいため、特徴的な取り組みになっています。「慶進祭」では、「慶進コンピテンシー12」のうち「創造性」と「協働性」を意識しています。
▲中学・高校や各コースの垣根を越えて「慶進祭」を楽しむ生徒たち
本校には中高一貫コース、アドバンスコース、グローバルコースの3コースがありますが、慶進祭はコースの垣根を超え、学校が一体となって執り行われます。普段の学校生活では見えないお互いの姿が見え、主体的に自分たちの好きなことに取り組む中で、「慶進っていいな」と一人ひとりが感じる行事になっていると思います。
「Society 5.0」を生き抜く資質・能力を意識した学校行事が、生徒一人ひとりの人間力を高め、仲間とより良い学校生活を築いていく機会になっていると感じました。
慶進中学校・高等学校からのメッセージ
▲お話を伺ったICT推進室長の田中先生(左)、校長の待水先生(中)、企画広報課長の前田先生(右)
最後に、慶進中学校・高等学校に関心のある学生や保護者に向けて、メッセージをお願いします。
慶進中学校・高等学校では建学の精神である「至誠」を基本としながら、新しい社会の中で活躍するために必要な教育を、6年間または3年間かけて実施しています。
また、「ビジョン2030」という教育計画を策定することで、2030年までに実現したい学校の姿や育成する生徒の姿を明確にし、日々の学校運営に落とし込んでいます。明確なビジョンをもとに、生徒それぞれが夢を実現できるよう、一生懸命努力してまいります。
また、生徒同士はとても仲が良く、しっかり助け合い、励まし合い、刺激を受け合いながら学校生活を過ごしています。生徒たちのこのような姿こそ本校の財産です。ぜひ一度、足をお運びください。
慶進中学校・高等学校のある宇部市のラジオ番組「This is 慶進 Radio Station」に、毎週本校の生徒が出演させていただいています。次回で878回目、17年間続く歴史ある取り組みです(2024年7月取材時点)。
また、YouTubeチャンネルでも動画を公開していますので、ぜひご覧ください。本校のリアルな様子を知っていただけると思います。
公式YouTube:慶進中学校・高等学校
今回の取材を通じて、生徒たちが「Society 5.0」の社会で活躍できるよう、「慶進コンピテンシー12」をベースとしたICT教育や学校行事を実施し、生涯生かせるスキルやマインドを育んでいることがわかりました。ありがとうございました!
慶進高等学校の進学実績
慶進高等学校は、令和6年度実績で国公立大学に延べ69名の合格者を輩出しています。地元の山口大学や山口県立大学、山口東京理科大学のほか、筑波大学や東京工業大学などにも複数名が合格しました。
また、早稲田大学や慶應義塾大学、上智大学などの有名私立校にも合格者を輩出しています。
同校は合計143の大学、128の短大・専門学校から指定校推薦を受けており、進学校としての実績の高さが伺えます。
公式:進路実績
慶進中学校・高等学校の卒業生・保護者・在校生の口コミ
最後に、慶進中学校・高等学校の卒業生や保護者、在校生の口コミをご紹介します。
進学実績や教員の熱心で親身な指導、充実した学校イベントなどに対する満足の声が複数見られました。
慶進中学校・高等学校へのお問い合わせ
運営 | 慶進中学校・高等学校 |
---|---|
住所 | 山口県宇部市西琴芝2-12-18 |
電話番号 | 0836-34-1111 |
問い合わせ先 | https://www.keishin-ug.ed.jp/form.html |
公式ページ | https://www.keishin-ug.ed.jp/index.html |
※詳しくは公式ページでご確認ください