独自の取り組みが人気を博している学校に取材を行う本企画。この記事では、創設者が聖徳太子の「和」の教えを建学の精神としていたことから名づけられた「聖徳(しょうとく)学園中学・高等学校」にお話を伺いました。
1927年に設立された同校は、学校法人聖徳学園が運営する学校のひとつ。他にも英才教室(幼児教室)・幼稚園・小学校を運営しているため、15年のあいだ一貫した方針で教育を受けることもできます。
今回は、教育理念や同校の特徴的なカリキュラムであるSTEAM教育・SDGsの取り組みなどについて、広報部長・英語科教諭の倉田豊子先生にインタビューさせていただきました。
この記事の目次
聖徳学園中学・高等学校の「個性・創造性・国際性」を伸ばす教育理念
▲取材にご対応いただいた倉田先生
最初に、聖徳学園中学・高等学校の教育理念についてお教えいただけますか?
私たち中学・高等学校含め、聖徳学園全体において聖徳太子の「和の精神」を大事にしています。これは言い換えると「人とつながる、知識をつなげる、世界とつながる」力であり、教科を横断的に学び、他者と積極的にコミュニケーションを取り、グローバルに交流していくという本校の基本姿勢に現れています。
その姿勢を3つにまとめた教育方針が、「個性・創造性・国際性」です。自らの強みを伸ばすこと、新しいものを創る力を身につけること、戦略をもって国際社会で活躍できる人になること。そのような人物像をイメージして、生徒たちと接しています。
ICT教育に力を入れる。2024年からはデータサイエンスコースもスタート
御校は1927年創立という伝統校ですが、グローバルに活躍するため個性を伸ばすという方針は、時代を先取りしていると感じました。
そうですね。私たちはコロナ禍より前の2015年から、生徒一人ひとりがiPadを使うなど、ICT環境に力を入れ、クリエイティブな取り組みや探究的な活動をどんどん進めてきました。「STEAM」(※)という言葉も、私たちが早くから取り組んできた活動を一言で表すことができる言葉だと気づき、本校の教育の特色の一表現として使用しています。
(※)近年重視されている教育の領域であるScience(科学)、Technology(技術)、Engineering(工学)、Arts(芸術)、Mathematics(数学)の頭文字を組み合わせたもの
探究活動を行っていく中で重要になってくるのが、データの取り扱い方です。学校長(伊藤正徳先生)がアメリカに視察へ行った際に、データの分析や活用に関して日本よりかなり進んでいる状況を見て、これからの教育の中でデータについて学ぶことの必要性を実感したそうです。
そのような流れもあって、2024年度からは高校で「データサイエンスコース」がスタートします(取材は2024年3月に実施)。
このコースでは、データサイエンス・グローバル・リベラルアーツを基礎とした文理融合型のまったく新しいカリキュラムを展開します。高1から高3まで段階を踏んで学んでいくことで、国が進める「AI戦略」に対応して活躍できる素養を身につけてもらいたいと考えています。
入試自体もデータリテラシーや課題に対する思考を問う独自の内容にするなど、大きく変えているんです。皆様にもぜひご期待いただければと思います!
■聖徳学園中学・高等学校「データサイエンスコース」の詳細はこちら!
https://jsh.shotoku.ed.jp/data-science/
「Apple Distinguished School」に認定。生徒自らがNFTを活用することも
▲「Apple Distinguished School」の認定校にAppleから贈られた幕が飾られていた
先ほどICTに関するお話がありましたが、もう少し詳しく伺いたいです。
聖徳学園中学・高等学校のICT教育に関しては、近年のトピックとして「Apple Distinguished School(※)」に認定されたことをお伝えしたいです。
(※)Appleが認定した、iPadやMacbookなどを活用してクリエイティブな授業に取り組み、生徒それぞれに合わせた学びを実現している学校
本校では、デバイス面やICTを取り入れた授業が充実しているだけでなく、Apple Professional Learningスペシャリスト(※)も2人在籍しています。このスペシャリストは生徒のみならず教員にも研修を行うような講師で、他校からも依頼を受けるほどです。
(※)iPad等の製品を最大限に活用できるよう、教師やIT担当者にコーチングを行うApple認定の教育エキスパート
校内にスペシャリストがいれば、先生方全体のITリテラシーも上がり、生徒さんの質問にも適切に答えられるようになっているんでしょうね。
はい。本校では、オンライン上の様々なツールを使って活動をしています。特にTalknoteというツールでは、生徒や保護者にお知らせを送ることができます。また、生徒の英文の添削などもこのツールを使ってやりとりできるので、時間的な制約を強く受けることなく、対応できます。
▲Talknoteの画面。Stanford e-Japanというプログラムに挑戦する生徒と熱心にやり取りをされていた
ICT教育に力を入れてきたことで、生徒の皆さんに変化はあったでしょうか?
具体的な変化でいうと、各種ツールを使いこなしていろいろな自己表現が生まれていると感じますね。
たとえば、文化祭である太子祭では動画を活用したプログラムが増えています。教室にグリーンバック(動画編集のための緑の背景)を用意して撮影し、かなり高度な作品に仕上げることもありました。
中には、一般の大人が応募するような映像作品展に出品し、受賞するような子もいます。彼のクラスでは、映像と段ボール迷路を組み合わせて「気づいたら道がなくなっている!」と驚くようなインタラクティブな出し物が人気を集めていましたね。
あと、私たちはデータサイエンスコースの説明会参加者に、NFT(※)を利用したデジタル参加証明書を発行しています。そういった先端技術を取り入れることに熱心な教員が、模擬店のチケット販売でNFTを生徒に使わせるように提案すると、前向きに実践し、工夫しながら使っていこうとしてくれるんです。
(※)ブロックチェーンの仕組みを基に作成された、偽造できないデジタルデータ
聖徳学園中学・高等学校の探究プログラム
聖徳学園中学・高等学校では、総合的な学習の時間を利用して「STEAM」「SDGs」という2つの軸でオリジナルのプログラムを実践しています。
受験対策に力を入れる高校3年生を除き、各学年でテーマを設定して進めているということで、具体的にどんなプロジェクトがあるのかを伺いました!
「STEAM」の授業でスキルを磨く。動画作品を「映画祭」で発表!
▲13号館のスタジオ。動画撮影や編集が可能で、授業でも使用される
御校のSTEAMの授業では、どんなことを実施されているのでしょうか。
STEAMでは、情報リテラシーや自分が関心を持ち調べたことをアウトプットするための技術面を学びます。中学1年生は、SDGsをテーマにした動画制作なので、教科を横断する形でコマ撮り動画を作ります。
まず総合的な学習の時間を使ってグループで「どんな作品にするか」を話し合った後、国語の授業でストーリーを考える。そして、STEAMの授業で学んだストップモーションアプリを使って、美術の時間で作った粘土の作品を徐々に動かす動画を作り、BGMは音楽の授業で作成していきます。
そうして出来上がった作品は、校内のホールで上映します。発表は「聖徳映画祭」というイベントにしていて、プロの映画監督にも来ていただいているんです。上映前には作品についてプレゼンを行い、最優秀作品にはオスカー像も贈られるなど、かなり本格的です。
ストーリーを決めるところから、粘土のデザインや音楽の方向性、さらには動画編集など各ツールの選択や実作業まで、自分と仲間の力でどんどん進めていけるのが生徒の自主性を引き出すことに繋がっていると思います。
自治体との連携も。調べるだけでなく行動に移す「SDGs」の取り組み
▲昭島市の人口減少について研究した生徒。英語のスライドも作成したとのこと
聖徳学園中学・高等学校のSDGsの取り組みについてもお教えいただけますか?
STEAMで身につけた考え方やスキルをもとに、身近な問題やグローバルな課題について調べ、解決のために何ができるかを発表するという取り組みを行っています。中学3年生で行う身近な地域の課題解決の取り組みは「地域貢献プロジェクト」、高校では2年生で視点をグローバルに広げ「国際協力プロジェクト」という名称で行っています。
具体的な取り組みについては、生徒のお二人と、中3のプロジェクトの責任者である清水(啓己)先生にお尋ねします。どのようなテーマで研究をされましたか?
私がグループで取り組んだ地域貢献プロジェクトのテーマは、東京都昭島市の人口問題でした。昭島市は学校がある武蔵境から中央線1本で行けるので親しみのある街です。ただ、近隣が八王子市や立川市であることから、人口増加が難しいという課題がありました。
そのために始めたのが、昭島市の魅力をSNSを使って発信していこうというプロジェクトです。実際に現地に行くと、深層地下水が美味しく有名であることやその水が無料で汲める給水スポットがあることなど、さまざまな魅力が見えてきました。
その情報をInstagramで発信すると、フォロワーが1,000人を超える反響があったほか、ある投稿には100いいねをもらうこともできました。また、昭島市に申請して公式キャラクターを使う承認を得たので、SNSのアイコンを自分たちで作成しました。あわせてポスターも作って、駅などいろいろなところに貼ってもらいました。
最後には、まとめとしてユネスコが開催する国際シンポジウムでオンライン発表を行いました。英語での発表はまだ難しいので、英語のスライドを作ったんですけど、それが結構大変でした。
この経験を通して、昭島市の皆さん、そして海外のシンポジウム参加者と交流できたのでよかったです。あとは、「どうやったらもっと伝わるのか」をずっと考えてきたので、工夫することの大切さも知ることができました。
私たちは、外来種を自分たちで捕まえて食べるというテーマでした。国内で外来種が増え過ぎたことによる被害が問題になっているので、「捕まえて美味しく食べること」を地域の行事にして、環境のこと全体を考えたうえで適度に減らすことができればと考えています。
いま狙っているのはブラックバスで、多摩川に釣りに行ったりしました。そのときはブラックバスじゃなくてオイカワが釣れたので、素揚げにして食べました!
二人の例からもわかるように、このプロジェクトでは身近な地域の問題点を調べて解決案を出すだけでなく、できる限り実際に行動に移していくことを重視しています。他のグループだと、武蔵野市の公園の遊具が減っているので残った遊具を保護したり、子どもに正しい使い方を教えることもありました。
取り組みの中では自治体や企業に連絡を取ったり、発表の場では大学教授など専門家から意見をいただいたりするので、生徒たちにとっては貴重な経験となっています。
途上国や新興国の課題に対して「何ができるか」を考えて行動する
▲自分の発表をタブレットに映す生徒たち。この2人はアフリカのソマリアとブルンジをテーマにしていた
聖徳学園中学・高等学校のSDGs関連の取り組みである「国際協力プロジェクト」について、責任者である教頭の竹内(一樹)先生に伺いたいです。
国際協力プロジェクトは、単純に外国のことを調べて終わりという内容ではありません。今年度は、グローバルサウス(※)から興味のある国を選び、課題をリサーチし、自分だったらどう解決するかを考えて実行するという流れで取り組んできました。本校の生徒は、ルワンダ、コンゴ民主共和国、インド、ベトナムなどの国を調べています。
(※)南半球にある、アジアやアフリカ、中南米などの新興国・途上国
海外研修旅行で渡航する国が対象であれば現地で何をすればいいかを形にしていきますし、それが難しければ国内でできることを考え抜きます。その結果は高2のときに実施するSDGs成果報告会で発表しますが、自分の行動がどのような実績を上げたか、客観的なインタビューやアンケートを基にリサーチしてまとめる必要があります。
本校はご存知のとおりICT環境が整っているので、発表はiPadとモニターで行います。みんな自分が使いやすいソフトを選んで作っていて、追い込みの時期は大変そうですが、「成果を伝えてこの国のことを知ってほしい」という想いを持って頑張っています。
全員参加の研修旅行で視野が広がる。海外大学への進学サポートも実施
▲ベトナム研修旅行の事前学習として、歴史やJICA(国際協力機構)の役割をリサーチしている
海外研修旅行では、どんな国に行くのでしょうか。
全員参加のものでは、中学3年生はカナダとニュージーランドのどちらかでホームステイ、高校2年生はマルタ共和国と台湾のどちらかで現地文化を学ぶプログラムを実施しています(※)。
(※)情勢等を考慮して渡航先は変更する可能性あり
他にも、希望者はベトナムに加えてアメリカのユタ州、ルワンダなどへの研修旅行が可能です。多くの経験を積むことで、英語を身につけて交流することと、さまざまな国の文化を知って自分の言葉で語れるようになることを目標としています。
そんなプロセスを通して「海外に進学したい」という想いを持った生徒に対しては、サポートも充実させています。UPAA(海外協定大学推薦制度)と提携しているので有利な条件で進学できるほか、PCDグローバルキャンパス(※)の参加により本校とアメリカの学校の卒業資格をダブルで得られます。
(※)アメリカのプロビデンス・カントリー・デイスクール(PCD)が運営するオンラインスクール
PCDに関しては、2023年度に卒業する子が聖徳学園での1期生なのですが、メルボルン大学に合格した生徒もいます。聖徳学園中学・高等学校ではIELTS(英語圏で広く利用される英語技能検定)の対策も行っていて、オックスフォード出身の先生が教えてくれるので、今後も海外への進学は増えていくかと思います。
聖徳学園中学・高等学校の自慢の施設
ここからは、聖徳学園中学・高等学校の校内を見せていただきながら、いろんなエピソードを伺っていきます!
新設の13号館では、最新鋭の会議スペースやスタジオなどが充実
▲壁がガラス張りで開放的なラーニングコモンズ。イベントによってレイアウトを変更可能
見るからに新しい校舎に入り、すごく広々としたスペースに来ましたが、ここは何のスペースなのでしょうか?
ここはラーニングコモンズといって、アクティブラーニングを推進していくための多目的空間です。情報の授業やイベントのプレゼンテーションで使用していて、本日も午後からは説明会で使用します。
ラーニングコモンズが入っている13号館は、学園で最も新しくできた建物で、STEAM教育に特化したような施設が多いのが特徴です。ミュージックラボ(音楽室)やアートラボ(美術・技術室)、グローバルラボ(国際教育の教室)などが代表的です。
▲13号館のスタジオ。本格的な撮影・編集機材が揃っている
このスタジオは別名「エディティングルーム(編集室)」と呼んでいます。グリーンバックが目立ちますが、それ以外にも映像のプロも使っているような機材やソフトを揃えているんです。
本校は動画での情報発信が活発だというお話をしましたが、設備が充実しているのも一役買っていると思います。
放課後や長期休みでは進学セミナーを開催し、学力面をサポート
▲進学セミナーのようす。希望して参加しただけあって、みんな集中している
授業中にお邪魔してすいません。取材で伺ったのは期末テストの返却日なのですが、普通に勉強されているんですね。
はい。聖徳学園中学・高等学校では、通常の授業に加えて「進学セミナー」を開催していて、ちょうどその真っ最中でしたね。
進学セミナーは中学3年生からスタートする放課後・長期休暇中の講座で、自分が希望する科目を受けることができます。苦手な分野をつぶしたい、得意な教科をさらに伸ばしたいという想いで、みんな意欲的かつ計画的に取り組んでいます。
塾で勉強する場合、講義開始までに時間が空いてしまうため、一度集中力が途切れてしまいますよね。このセミナーは校内での実施なので、そのまま勉強を続けられるのが好評です。全員が必ず参加するわけではありませんが、自分の進路や学びのスタイルに合わせて勉強できます。
▲昔の教育顧問の名前を取った「安藤正純記念図書館」。自習をしたり、漫画を読んだりと思い思いに過ごしている
運動系も文化系も充実しているクラブ活動
▲クラブ活動も活発。取材時にはバスケットボール部・ダンス部・バレー部の皆さんに出会った
聖徳学園中学・高等学校のクラブ活動はどんな状況ですか?
活発に活動していますね。ダンス部など、中学生・高校生が合同で実施しているところも多いです。実績でいうと、テニス部やバレー部は都大会や関東大会で好成績を残していますが、仲間と共に頑張っているのはどのクラブも変わりありません。
それは運動系だけでなく文化系も同じです。珍しいところでは、本校には動画研究部があって、中高生以外も参加する映像祭で入賞することもあるくらいの作品をつくっています(※)。
(※)第三回FFC学生ドキュメント映像祭で入賞、KWN日本コンテスト2023のベストシナリオ賞を受賞
また、鉄道研究部とコラボして都電荒川線を貸し切って撮影するなど、生徒同士、クラブ同士の交流もあります。これも、聖徳らしさが現れているワンシーンだと思います。
もっと聖徳を知りたい人はぜひ見学に。生徒アンバサダーが案内してくれる
▲13号館の外観。この場所も含め、STARsが校内を案内してくれる
保護者やお子様が校内を見学することもできるのでしょうか。
もちろんです。学校説明会で校内見学するときは聖徳アンバサダーズ、通称「STARs」が同行して案内します。このSTARsは私が命名したもので、アンバサダーズを日本語に訳すると「大使」で「(聖徳)太子」に通じることと、一番星のように光って参加者を先導するというイメージで名付けました。
STARsは中学・高校あわせて男女約50名で構成されていて、学校説明会では見学だけでなく、プレゼンテーション、受付業務や資料作成などいろいろな場面で活躍してくれています。ぜひ、メンバーの声を聞いてください。
わかりました。STARsにはいつ入って、どんなことをしているのですか?
STARsのメンバー
私はいま中学3年生で、中2のときに入りました。見学に来た人の案内だったり、説明会の会場の設営をしています。
やっていて思うのは、単純に楽しいということです。たまにすごく元気な受験生が来て、「どんな学校なんですか?」などいっぱい質問してくれて。それで知っていることを伝えて、実際に入学してくれるとすごく嬉しいですね。
あと、STARsの経験を通して、コミュニケーション能力がついた気もします。
STARsは校内ボランティアのような役割だと思いますが、表情を見ても「やらされている」という意識がまったくないのがわかりました。こんな生徒さんに案内してもらえると、よりコミュニケーションをとって学校のことをいろいろと聞けそうです。
仲間と楽しみながら、いろんな体験ができるのが聖徳スタイル
最後に、読者の皆様にメッセージをお願いいたします。
聖徳学園中学・高等学校の特徴を一言でお伝えすると、「いろんな体験ができる」学校です。
よく言われることですが、社会の変化も技術の進化も一層激しくなるこれからの時代は「正解のない問い」に答えていかなければなりません。やったことがないからできないというのでは通用しないので、新しい体験に飛び込んでみることが重要になってきます。
自分だけのiPadを武器にしながら、自分の地元でも海外でも関心のあるテーマを深く調べていき、行動につなげていく。知識を体験につなげ、体験から新たな学びを得るというプロセスが、生徒を急速に成長させていくのです。
本校の教員たちは、生徒の興味や疑問に対して「一緒に考えていこう」というスタンスで接しており、熱心にサポートしています。日々の勉強以外にも、好奇心をもってチャレンジしていきたいというお子さんは、ぜひ本校に来ていただきたいです。
あと1点お伝えしたいのは、楽しい学校生活が送れるということですね。卒業生アンケートでも「先生との距離が近い」という意見が多いですし、校則で縛るのではなく責任を持って自分で判断してほしいという校風なので、みんな引き締めるところは引き締めながら、自分らしいスタイルでにぎやかに過ごしていますよ。
本日は聖徳学園中学・高等学校の生徒の皆さん、そして倉田先生をはじめとする先生方にお話を伺いましたが、みんなイキイキとした表情だったのが印象的でした。それが学校らしさを一番伝えていると思います。ありがとうございました!
聖徳学園中学・高等学校の進学実績
聖徳学園中学・高等学校の大学合格実績を見ると、京都大学・一橋大学をはじめとする国公立に24名、早慶上理・GMARCHの難関私大に進む生徒が94名です(数字は2023年度)。2018年度と比較していずれも2倍程度と、近年急速に伸びています。
その背景には、進学セミナーに力を入れていることに加え、国内・海外での探究活動を通して自分のキャリアを考える意識が芽生えること、そして「卒業生から学ぶ会」などのイベントを通して先輩からアドバイスをもらえることがあります。
■近年の大学合格者数(聖徳学園中学・高等学校公式サイト)
https://jsh.shotoku.ed.jp/sidou/univ_results/
聖徳学園中学・高等学校の在校生・卒業生の声
聖徳学園中学・高等学校に在籍している生徒、そしてOBの皆さんの声を集めてみました!
総合的に見て、ICT教育が充実していることやグローバルな体験ができることが学校の特徴だという声が多かったです。また、教員のサポートに応えたいという気持ちも、さまざまな生徒から伝わってきました!
お問い合わせ
問い合わせ先 | 聖徳学園中学・高等学校 |
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