「グリーン・ヒルズ小学校/中学校」が実施する、探究型国際プログラムとは|小中併設校

独自の教育を実践する注目の学校を紹介する本企画。今回は、長野県長野市にある小中併設校の「グリーン・ヒルズ小学校/中学校」を紹介します。

2005年に開校した同校は、「自然の中で子どもたちが生きいきとやりたいことを思いきりやる教育」を目標にスタートしました。20年を経て社会状況の変化が目まぐるしい中、2024年には国際バカロレア(IB)のプライマリー・イヤーズ・プログラム(PYP)認定校となり、ワンステージ上の探究型国際プログラムを展開する学校として次の一歩を踏み出しました。

今回は、そんなグリーン・ヒルズ小学校/中学校の教育理念や独自の取り組みについて、市川校長先生と島田教頭先生にお話を伺いました。

「五感・自律・共生」を目指す、グリーン・ヒルズ小学校/中学校の教育目標

グリーン・ヒルズ小学校・中学校の学校看板

編集部

まず、グリーン・ヒルズ小学校/中学校の教育理念についてお聞かせいただけますでしょうか。

島田先生

妙高戸隠連山国立公園の中に開校し、20周年を迎えた本校は、「五感・自律・共生」の3つをキーワードとした学園の教育理念をもとに教育活動を展開しています。

恵まれた自然環境の中で「五感」を育み、AI時代に必要な「感性豊かな人」になること。変化を柔軟に捉え、自ら判断し、責任ある行動ができる「自律した人」になること。そして、人々の違いを理解し、多様な文化や考え方を尊重し、さまざまな人々と共に生きる「共生の道を根気強く探す人」になること。この3つが本校の教育理念です。

グリーン・ヒルズでは、これらの教育理念を達成するために最適な、課題解決型の3つの学習プログラムを展開しております。

グリーン・ヒルズが展開する3つの学習プログラムのイメージ図

国際バカロレアをはじめとする課題解決型の学習プログラムを展開

グリーン・ヒルズ小学校の1・2年生の探究学習

編集部

「五感・自律・共生」をベースにした取り組みの背景などについてお教えいただけるでしょうか。

市川先生

本校は社会の変化に対応し、概念型探究とグローバル教育に力を入れる新しい学校として進化しました。

本校では、さまざまな情報や知識だけに頼るのではなく、自分で考える力を育てることを重視しています。そのために、世界が認める探究プログラム”国際バカロレア(IB)”の学習プログラムを全学年で取り入れています。

20年前は、自然の中で泥んこになったり、木を切ったり、自然素材を使って何かを作るといった野外活動や自然体験を通じて、子どもたちが探究心を育むことを目指していました。

しかし、時代が進むにつれて社会や教育の価値観も変化しました。世界では紛争や戦争が勃発し、生成AIが人間の考える力を奪っていく懸念も生まれています。一方で、外国人の方も日本に多く訪れるようになり、海外で活躍する日本の若者も増えてきました。

このような社会の変化に対応する人材を育成するために、2021年に新たな取り組みとして、国際的な教育プログラムである国際バカロレアPYPプログラムを取り入れることにしたのです。

編集部

具体的な学習プログラムについて教えてください。

島田先生

本校が展開する課題解決型3つの学習プログラムのうち、構造的な指導フレームワークが、世界の教育者に支えられている「国際バカロレア(IB)のプログラム」です。このIBのプログラムが、教科横断型のカリキュラムとして本校の日々の学習活動の要となっています。

IBのプログラムに必要な教材やスキルは、国立公園の中にある本校ならではの「五感を育む学びのデザイン」と「実践型野外活動プログラム」に支えられた学びとなって展開しています。

五感をフル活用した学びと、生きる力が身に付く野外活動プログラム

グリーン・ヒルズ小学校/中学校の野外探究

編集部

五感を育む学びというと、具体的にはどのような学習をしているのでしょうか?

島田先生

例えば本校の校舎周辺にシラカバが林立していますが、そのシラカバを使った学習があります。

本校の校舎周辺に林立しているシラカバを学習するとしたら、ほんのり甘いシラカバの樹液(味覚)、信州の風習であるシラカバの皮をお盆で迎え火に焚いたときの香り(嗅覚)、聴診器で聞く樹液に流れる音(聴覚)など、シラカバ一本から五感の眼鏡をかけて学習できるようにします。

編集部

野外活動プログラムはどのようなプログラムですか?

島田先生

野外活動プログラムは、将来にわたって活きるスキルを培うプログラムです。本校では、隔年で「山」と「川・湖」をフィールドにした野外活動を実施しており、五感を研ぎ澄まして気づいたことから「なんでこうなんだろう?」と好奇心をもとに活動を進めています。

小学校1年生から中学校3年生までの縦割りのグループで、自然の中で様々な課題にグループで取り組みます。

足首ほどの浅い川でもライフジャケットを装着する意味、ライフジャケットの装着方法、川底を意識した歩行方法、さらには川で流された場合の流され方など、水辺の活動における危険に対する知識と必要最小限の対処方法を習得できるようにしています。

子どもたちが知っておくべきスキルを身につけることで、水辺や山での危険を回避できることも教育の中で私たちが大切にしている視点です。

グリーン・ヒルズの河川学習

▲足首程の浅い川でもライフジャケットを着け、流された時の頭の方向を体得

編集部

五感を育む学習や野外活動プログラムにおいて、先生方が大切にされていることはどんなことですか?

島田先生

教員からあえて問わないこと、知っていることをただ伝えないことを大切にしています。これは、子どもたちの考える力、知りたいと思う探究心を養うことに繋がるためです。

教員は知識が豊富なので、つい、子どもの疑問にストレートに答えてしまいがちです。でも、子どもたち自身が疑問をもつことがとても重要なので、この点は大事にしています。

編集部

五感を育む学習や野外活動プログラムを通じて、子どもたちはどのように成長していきますか?

市川先生

本校の子どもたちは、大人が提示したこと、目の前の事象に、まず疑問をもつことが習慣になっています。

昨年、中学校に税務署の方が来て租税教室を行ったのですが、「質問攻めにあってしまって、用意してきたことの半分しかお話できませんでした」と、困ったようなうれしいような表情でお帰りになりました。

外部講師として講義をしてくださる方々から、同様の感想をいただくことが少なくありません。一方通行型の講義ではなく、双方向型で子どもたちが問いを立てながら聞く姿勢ができている表れだと思います。

私たちが目指す「自ら問いをたて、その解決に根気よく向かう姿勢」は、子どもたちの中に着実に育ちつつあります。

グリーン・ヒルズ小学校/中学校の探究型国際プログラム

グリーン・ヒルズ小学校の英語で探究学習

▲校庭で自然のスケッチを子どもたちに英語で指導する米国人の講師

ここからは、グリーン・ヒルズ小学校/中学校が展開する国際バカロレアの探究プログラムとグローバル教育についての具体的な取り組みについて伺いました。

国連に手紙を送ったことも。身近な課題から世界の課題に結びつける

編集部

グリーン・ヒルズ小学校/中学校のグローバル教育の特徴を教えてください。

市川先生

本校のグローバル教育は、探究学習と一体になっていることが特徴です。というのも、国際バカロレアPYPは、世界各国の子どもたちが同じように取り組むグローバルなプログラムだからです。PYPで学ぶ6つのテーマを知っていただくと、その学びの視野の広さと深さをご理解いただけると思います。

<PYPの教科の枠を超えた6つのテーマ>

・私たちは誰なのか… Who we are
・私たちはどのような時代と場所にいるのか… Where we are in place and time
・私たちはどのように自分を表現するか… How we express ourselves
・世界はどのような仕組みになっているのか… How the world works
・私たちは自分たちをどう組織しているのか… How we organize ourselves
・この地球を共有するということ… Sharing the planet

例えば、昨年の本校の小学校低学年クラスは、「喧嘩が絶えない」が課題でした。そこで、担任と子どもたちが一緒に、PYPのテーマの一つである「Sharing the planet」にそって課題解決を目指しました。具体的には、「平和と紛争解決」の視点から、①自分達のケンカがどうして起こるのか?②どうしたらケンカしないようになるのか?③どうしたら仲直りできるのか?と様々な問いに臨み、解決策を模索しました。

上級生クラスに、喧嘩が起きる原因のアンケート調査をする中で、自分たちの喧嘩の原因が上級生の喧嘩の原因と異なることに気づき、「喧嘩の原因」に焦点を当てて、課題を解決する方法を発見しました。さらに、自分達で解決できたことを、世界の紛争と平和の学習に結びつけていったのです。

編集部

世界の紛争と平和の学習に結びつけたというのは、どういうことでしょうか?

市川先生

自分たちの喧嘩を減らすことができるようになったように、大人の喧嘩(戦争)を止めるためにできることはないかと考えたのです。結果、子どもたちは、自分たちの笑顔の写真集を作成し、「あなたの国の子どもたちも笑顔になるようにしてください」と書いた手紙を紛争地域の大使館や国連本部に送りました。

そしてなんと、イラク大使館、ニューヨークの国連本部から子どもたちに感謝の返事が届いたのです。子どもたちの学びと行動が、世界につながった瞬間でした。子どもたちは、この過程を2月の全校学習発表会のステージ上で堂々と発表しました。

グリーン・ヒルズ小学校/中学校にイラク大使館・ニューヨークの国連本部から届いた感謝の返事

▲イラク大使館・ニューヨークの国連本部から届いた感謝の返事

校内の随所にまかれている「考える」の種が、子どもの探究心を伸ばす

編集部

他にも、御校ならではの取り組みがあれば教えてください。

市川先生

本校では、校内に子どもたちの学びの成果やその歩みを可視化する掲示を工夫しています。また、展示物も可能な限り子どもたちの好奇心を刺激する「問い」のある展示を心がけています。

例えば、IBの6つの単元テーマの一つ「Where we are in place and time/私たちはどのような場所と時代にいるのか」を掲げた棚には、世界14カ国から持ち帰った物品14点を展示していますが、それがどこの国のものなのかは表示していません。その国に関連したヒントを添えているだけです。学びにおいては、答えを見せるのではなく、子どもたちが考える日常的な環境を作ることが重要と考えているからです。

グリーン・ヒルズ小学校/中学校の校内にあるディスプレイ

▲「Where we are in place and time」をテーマにしたディスプレイ

編集部

例えばどのようなものが展示されているのでしょうか?

市川先生

ジャマイカの人気シンガーの顔を手彫りした木彫や、スペインの著名な建築家が造った公園にあるオブジェレプリカなどですが、その中に、トルコのカッパドキアで購入したワインボトルがあります。奇岩群を知らない子どもたちには難解なオブジェです。「どこのもの?」と聞く子どもに、教員が「どこの国から来たと思う?」と訊き返すうちに、こんな場面に遭遇しました。

オブジェの後ろに貼られたヒントの絵を見ていた小5の男子が、「これはトロイの木馬だから、トルコだ!」と嬉しそうに言ったのです。それを聞いていた同じクラスの女子が流暢な発音で「Turkey」と言いました。「トルコってターキーって言うんだ」と学びの輪が広がりました。子どもたちが考え、語り合い、教え合う仕掛けが学校中に散りばめられています。

また、同時に私たち教員も日々学び続けています。全国の教育機関と新聞協会が協力して行っている「NIE(Newspaper in Education)」の研究校に手を挙げており、教員は一週間分の新聞を読み、子どもたちや教員に共有したいことを廊下にディスプレイしています。

ディスプレイはできるだけ子どもたちが興味をもてるように、絵や写真の掲載された記事を選んでいるようです。教員も一緒に探究をする姿勢がとても重要です。

編集部

他にも、御校ならではの取り組みはありますか?

市川先生

本校の探究は、単に面白いことや好きなことをするのではなく、対象となる概念に基づいて体系的に深く思考する「概念型探究」です。IB(国際バカロレア)が用いる「特徴」「機能」「原因」「変化」「関連」「視点」「責任」の7つの概念はもちろんのこと、日常的に使っている言葉も、学習の中でゆっくり紐解いていくことで、その意味や、使い方を体得し、自ら考え発する言葉として応用できるようになることを目指しています。

例えば、IBが掲げる7つの概念を理解する過程では、小学校5・6年の担任は、ギターを題材にしました。それぞれの概念でギターを分析し意味付けていったのです。

ギターの「特徴」は、「木でできている」「穴がある」「弦が6本」。「原因」では、「穴によって音が響く」「弦の太さで音がかわる」、というように。そして、面白いのは、ギターの「機能」として、「人を喜ばせる」「いろいろな曲を生み出す」「人を怒らせる」「喧嘩を止める」と出た時です。どうしてそう考えたのか、それは「機能」なのか「原因」なのか、などの次の深い議論に続く学びの一面でした。

この議論や追究により、子どもたちが深く広く思考し、自分の言葉で事象を説明することができることを狙っています

特定の知識からスタートしたとしても、その周りに付随する知識を再構築し、一般化し、別の事象へ応用できるようになります。本校の教科横断型のIBプログラムは、特に理科や科学を意識するSTEAM教育に匹敵すると自負しています。先日、雨の仕組みを学ぶ小学1、2年生の理科の授業で湯気の発生を実験を観察しました。すると、その後のランチの時間に、子どもたちが水滴のついたお弁当の蓋をもって、「雨の元がここにできてる!」と駆け寄ってきたと、担任が満面の笑みで教えてくれました。

実験で、子どもたちの「なぜだろう」の興味を喚起し、自分の身近な現象でその意味や事例を確認していく、これこそが、探究力の育ちだと確信する事例でした。

グリーン・ヒルズ小学校の理科の授業

▲小学1・2年生での理科実験の様子。STEAM教育に力を入れているのが同校の特徴

「好きなこと」だけに偏らせない、子どもの視野を広げる環境

編集部

御校でのすべての学びが、身近なものに関心を抱く「探究心の醸成」につながっているのですね。

市川先生

そうですね。そして、学習を自分のものとして捉える子どもになってほしいと考えています。教員に言われたから仕方なくやる、のではなく、面白いから、必要だから、自分の意思で学習を進める子どもです。

小学5・6年生の探究のクラスでこんなシーンに出会いました。「明日は次のテーマに移るね」と担任が言った時、一人の男子が「もう少し今の問題について追究したい」と言ったのです。子どもが、学びの主人公となり学習をリードしようとした場面でした。もちろん、担任は計画したプランで進まないジレンマと闘わなければなりません。けれど、学習のownershipをとる成長が伺える子どもの成長が嬉しくないわけはありません。

最近、教育界では「探究」という言葉が流行っています。ただ、本校は「好きなことを好きなだけとことんやる」ことが探究とは考えていません。好きなことに集中するのは当たり前です。子どもたちの「好き」は狭い選択肢の中の「好き」であり、興味はどんどん移っていきます。教員は、成長に応じて子どもたちにつけたいスキル、深く思考させたいテーマ、行動に繋がる視野の広さなど、様々なパーツを組み合わせてプランを練りますが、子どもたちの好奇心や興味関心にヒットする導入場面と教材化に最も苦労します。

編集部

子どもたちの興味関心に繋がるようなきっかけを大切にされているということですね。

市川先生

はい、子どもたちの成長を促す学びの種(教材)は何がいいか、導入の際の知識はどこまで入れたら自走し始めるか、現実の社会につながる学びはどう仕組むか、このテーマでどんなスキルを育てたいのか、何をゴールにするのか、そこで学んでもらうことは何か、などの教育のコンテンツについては、小学校会全体でとことん話し合いをします。

週に最低1時間以上、プランニングと振り返りを繰り返す時間をとる中で、「思ったように子どもが動いてくれた」「まったく予想と違った」の葛藤を教員同士で繰り返しています。

グローバル教育は、自分の足元の地域、日本、そしてその先の「私たちが生きる世界」につながる教育です。そしてその教育をどう展開し、子どもたちの成長をどう評価するかは、教員の指導プランとテーマにかける教員自身の思いがとても大切です。

私たちの校舎をとりまく環境は、まさに人間が畏敬をもつ大自然です。そこにあるすべての生物・鉱物・環境を本物の教材として、また同時に社会や世界のあらゆる人たちとつながりながら、現実社会に生きる知力、思考力、探究心そして思いやりに満ちた子どもたちの成長を促していきたいと思います。

日本語で「概念」を理解し、その後に英語“で”学ぶ授業スタイル

編集部

グローバル教育というと英語教育は外せませんが、御校では、どのようにして英語力を身につけていきますか?

市川先生

英語で一般教科を教える「CLIL(Content and Language Integrated Learning)」という教育手法を採用しています。アートを専門的に学ぶ講師がスケッチを英語で指導することで、生徒たちが英語を実践的に学ぶ機会を提供したり、算数を英語で解くなどの授業です。

編集部

英語で学ぶ環境でも、生徒たちは理解できるのでしょうか?

市川先生

本校は、まずは母語である日本語で「概念を理解する」ための思考力を培い、そこに第二の言語の英語を入れていくという教育手法をとっています。概念理解のためには深い思考力が必要となるため、小学生の発達段階においては、最も得意で身近な言語で思考回路をつくることを優先しています。

また、多くの保護者の方が数か国の多様な文化バックグランドを持っているのも本校の特徴です。長期休みを日本で過ごす海外からの短期留学生も増えており、子どもたちが日常的に多様な文化に触れる機会もたくさんあります。

グリーン・ヒルズ小学校/中学校からのメッセージ

グリーン・ヒルズの市川校長と島田教頭

▲グリーン・ヒルズ小学校/中学校の市川校長先生(左)と島田教頭先生(右)

編集部

最後に、グリーン・ヒルズ小学校/中学校に興味をもったお子さまや保護者の方にメッセージをお願いします。

市川先生

本校は、国立公園の自然の中にある小規模な学校で、小学校1年生から中学校3年まで同じ校舎の中で学校生活を送っています。

週に1時間、縦割りの課題解決活動があり、上級生が下級生をしっかりとリードしてテーマに向かって活動しています。今年は、「循環社会」をテーマに薪づくりと農園に取り組むoutdoorチームと、「季節と文化」をテーマに四季や風習を取り入れて学校周辺の草花を校内に飾ったり、七夕の笹飾りを全校に仕掛けるindoorチームが活動しています。

こうした主体的な活動の繰り返しの中で、子どもたちは急速に成長していきます。グリーン・ヒルズに入学してわずか3カ月のお子さんの保護者が、「幼稚園時代はあまり喋らなかった子が、家に帰ってからも周りの事象について語っている」とSNSに著しい成長の様子を投稿されていました。また、今までは自己主張だけのお子さんが「〇〇がいい。だってこうだからなんだ」と、理由を説明するようになったと嬉しそうに話してくださいました。

私たちが大切にしている子どもたちの学びの姿勢は、「Voice/自分の考えを語る」「Choice/自分で選ぶ」「Ownership/自分事とする」の3つの力です。与えられた学習ではなく、自ら学ぼうとする本物の探究心。これが、生涯続く学びの力になると信じています。

探究心を育みながら生きいきと学び、考える力を育んでいる子どもたちの様子を、ぜひ一度、見に来てください。

本校の立地は、新幹線が停まるJR長野駅から車で30分弱、標高約1,200mの高原リゾート地です。夏は涼しく冬はウインタースポーツが盛んなリゾートの学びの魅力を実感していただけることと思います。授業参観と校内のご案内を行う見学会も実施しています。ぜひ、本校で、予想不能な未来を生きる「考えるお子さま」を育てませんか。

編集部

本日は貴重なお話を聞かせていただき、ありがとうございました。

グリーン・ヒルズ小学校/中学校の保護者の口コミ

ここからは、グリーン・ヒルズ小学校/中学校の保護者の口コミを紹介します。

学校見学の際に手作り火山の理科実験を体験し、校庭のツリーハウスに入ってみた我が子たち。ふたりの「こんな学校に通ってみたい!」という言葉で入学を決めました。入学後はふたりとも毎日とても楽しそうに通っています。学齢期の大切な時期を信頼できる仲間や大人に囲まれ、やりたいことに思いきりチャレンジできるこのグリーン・ヒルズで過ごすことができて本当によかったと思っています。(小学3年生と中学2年生の保護者Sさん/2022年度入学)

グリーン・ヒルズとの出会いは「オルタナティブスクール」というキーワードで私が検索をかけたことでした。2時間半という長距離通学も、心から求める時間のためであるからこそ辛くなく、好きな音楽をきいたり本を読む時間となっています。素晴らしい自然環境と、多くの体験や学びがあるグリーン・ヒルズで学んだことは、きっと彼女の人生を輝かせるものになると信じています。(小学5年生と中学卒業生の保護者Iさん/2022年度入学)

学校ではSDGsや政党に関する知識、投資などについても学ぶ中で、日本とは異なる文化での交流を持ちたいという欲求が出てきたようです。同級生が留学することを聞き、自分も挑戦してみたいと留学を決意したようです。言葉が通じず、生活習慣の異なる中で、時に悩み、孤独を感じることもあるようですが、異国の友人との交流を楽しんでいるようです。(小学校卒業生の保護者Nさん/2021年度卒業)

※保護者の声は学校公式サイトから引用しています。

グリーン・ヒルズ小学校/中学校へのお問い合わせ

運営 学校法人いいづな学園 グリーン・ヒルズ小学校・中学校
住所 長野県長野市富田1-531
電話番号 026-239-0571
問い合わせ先 https://greenhills.iizuna-gakuen.ed.jp/contact
公式ページ https://greenhills.iizuna-gakuen.ed.jp/

※詳しくは公式ページでご確認ください