プレゼン力と英語力を磨く!千葉明徳中学校・高等学校のグローバル教育|中高一貫校

この記事では、中学校受験を検討中のお子さま・親御さまに向け、千葉県千葉市にある私立の「千葉明徳中学校・高等学校」を紹介します。

同校は、学校法人「千葉明徳学園」が運営する共学の中高一貫校です。発信力を育む取り組みに力を入れる同校では、1分間スピーチやビブリオバトル、ディベートなどで生徒たちの思考力・プレゼン力を育成しています。探究的な活動にも力を入れており、校内の田んぼや畑を舞台にトライアンドエラーで問題解決力を育みます。

今回は、中学校の髙山副校長と鈴木教頭、入試広報室・主任の渡辺先生にインタビュー取材し、千葉明徳中学校・高等学校の教育理念や、思考力を育む取り組みなどについて詳しく伺いました。

千葉明徳中学校・高等学校の教育目標:「行動する哲人」の育成

「千葉明徳中学校・高等学校」の髙山副校長と鈴木教頭

▲取材に対応してくださった髙山直副校長先生と鈴木広岳教頭先生

編集部

まずは、御校の教育理念を教えてください。

髙山副校長

千葉明徳中学校・高等学校の「明徳」は、「明徳を天下に明らかにせんとする者は、先づ其の知を致せ(まずそのちをいたせ)」という校訓に由来します。中国の古典なので、現代の生徒たちに分かるように「行動する哲人」と表現しています。

哲人だと「勉強ができる人」のイメージですが、本校では「行動」も重視します。知識を活用し、社会のために考えて行動できる人間を育成したいと思っています。

編集部

御校では「思考する学び」を重要視されていると伺いました。「思考する学び」とはどのようなものでしょうか。

髙山副校長

本校が考える「思考する学び」は、教科書を使った学びを単なる知識として終わらせず、その学びが教科を横断し、さらには身近な事象にも結び付けて深く考える、そしてそれを相手に伝えていくことを指します。

この「思考する学び」をテーマにした教育はさまざまございますが、その一つがプレゼンテーションです。本校はプレゼンテーションをする機会がとても多く、学校生活のあらゆるシーンでプレゼンテーションを行なっています。

千葉明徳中学校・高等学校のグローバル教育

千葉明徳中学校・高等学校では、プレゼン力と英語力を軸にしたグローバル教育を展開しています。どのような実践をしているのか、詳しく伺ってみましょう。

1分間スピーチ、ビブリオバトル、ディベートで培う「プレゼン力」

編集部

御校はプレゼン力の育成に力を入れているそうですね。具体的な取り組みをいくつか紹介していただけますか?

髙山副校長

例えば中学校では、プレゼン力の土台を固めるため、全学年で「日直の1分間スピーチ」を取り入れています。1か月に1回ほどのペースで回ってくる日直を活用し、全員にスピーチの機会を設けているところです。

編集部

1分間スピーチのテーマはどのようなものがあるのでしょうか?

鈴木教頭

中学校1年生は「中学生になって変わったことは?」「お気に入りの給食は?」といった身近なテーマに対し、自分の考えを話します。全員が同じテーマで話すので、事前に「こんなことを話そう」と準備しておくことも可能です。

渡辺先生

中学3年生になると、「瞬発力」もついてきます。時にはルーレットで発表者が決め、すぐに1分間スピーチをするなんてことも。学活の時間などを使い下書きはしますが、ある程度のアドリブ力が求められます。学年が進むにつれて、短時間で思考して発表する力が鍛えられていきます。

髙山副校長

ちなみに、話す時間が50秒より短かったり、1分10秒を超えたりすると、やり直しになります。少し厳しいように感じるかもしれませんが、大学や企業の面接で「1分間で自己紹介してください」と言われるケースは一般的です。時間内に話すトレーニングを重ねておくと、進学・就職の面接にも役立ちます

たくさん経験するので、人前で話すのが苦手だった生徒たちも、「だんだん1分間で話せるようになってきた」と言ってくれます。

編集部

他にもプレゼンテーションの機会はありますか?

髙山副校長

国語の「ビブリオバトル」では、好きな本を3分間ほどでプレゼンします。まずは4人〜5人の班の中で好きな本を紹介し合い、最も読みたいと思った本を紹介した人を1人決めます。その生徒たちが代表者となり、クラス全体の前で順番にプレゼンをし「ベストプレゼンター」を選ぶんです。

鈴木教頭

中高一貫校で高校受験がない分、中学3年生の時期をさまざまな学習の時間にあてることができるため、教科書の枠を超えた学びが可能です。特に本が好きな生徒は熱量も高く、間の取り方や話の構成、声のトーンなどにも工夫が見られます。

編集部

厳選されたプレゼンターの発表を聞くことは、他の生徒さんがプレゼンのコツを学ぶ機会にもなりますね。国語以外の教科では、どのような取り組みをされていますか?

渡辺先生

社会では、毎回の授業でテーマに沿って生徒たちが意見を出し合う「ディベート」を取り入れています。公民の人権分野で取り入れることが多く、以前は「夫婦別姓」をテーマにディベートをしました。教育実習生の研究授業では、中学3年生たちが「死刑制度」について話し合ったこともあります。

生徒にとって身近なテーマだと、「千葉明徳中学校の制服の是非」が挙げられます。さまざまな法律を参照しながら、制服のメリット・デメリットを発表し合うんです。ディベートなので意見を出して終わりではなく、最後に「制服を着る権利」につなげていきます。

髙山副校長

中学校から本校に入学する生徒たちは、格段にプレゼン力が鍛えられますね。学校生活で意見を発表する機会が多いので、自然と自分の考えを伝える力が身に付くようです。

「話す・聞く」重視の授業で育成する「世界に通用する英語力」

編集部

御校は英語教育も重視されているそうですが、英語の授業も「話す」場面が多いのでしょうか?

髙山副校長

そうですね。英語の授業では、話す・聞くの分野に力を入れています。中学校はいずれの学年も、週に6時間の英語のうち、2時間は英会話を学ぶんです。2時間の英会話のうち、1時間はネイティブの先生と日本人の先生が2人体制で1クラスを指導します。もう1時間は「ベルリッツ英会話」「Z会オンラインスピーキング」といった民間企業と連携し、マンツーマン・少人数の授業を実施しているところです。

鈴木教頭

英会話以外の授業でも、授業のはじめに海外のアニメ映画の曲やスタンダードナンバー、最近のヒット曲など、生徒たちがなじみ易い洋楽を歌います。

渡辺先生

英語の授業では、歌や音読といったアウトプットの機会を大切にしているんです。赤ちゃんは、お父さんやお母さんたちの話し声を聞いて言葉を習得していきますよね。英語の音声を身体に馴染ませながらミスを恐れずに積極的に発話をくり返すことで、英語を話すことが自然なことになっていきます。生徒たちにたくさん英語を話してもらい、世界とつながる英語力を養うのが本校の特徴です。

編集部

英語でプレゼンをするような機会はありますか?

髙山副校長

もちろんです。本校では年に2回、メビウスホールで中学校1年生〜2年生を対象にした「レシテーションコンテスト(英語の暗唱大会)」を実施しています。クラス内で予選をし、コンテストに出場する「ファイナリスト」を選びます。ファイナリストたちが生徒たちや審査員の先生方の前で暗唱を披露し、最終的にベスト3を決定する流れです。時には1年生が上位に入ることもあります。ファイナリストたちの発表の様子は、ライブ配信でホールに入りきれない生徒たちの教室にも中継されます。

鈴木教頭

生徒の理解度に合わせて、コンテストで暗唱する文章の長さを選べます。英語の暗唱といっても、ただ英文を棒読みするだけでは観衆や審査員の心に響きません。発音・表情・ジェスチャーなど、聞き手を意識した話し方が求められるので、感情豊かに表現する力や、自分の思いを英語で伝える力が育ちます。

「千葉明徳中学校・高等学校」のメビウスホール

▲学年集会や発表の授業でも使われる「メビウスホール」は、生徒たちに人気の場所

編集部

感情を込めて暗唱するのは、少し難しいようにも感じます。どのようにサポートをしているのか、教えていただけますか?

渡辺先生

まずは、暗唱する文章が「自分のものになるまで」読み込むように指導しています。発音に関してはネイティブ教員が話した音声を聞き、真似しながら覚えていく流れです。録音した音声データもクラウドで共有しています。必要に応じて日本語訳を渡し、文章のストーリーを理解できるようにサポートします。ジェスチャーが多すぎる生徒には、「話し方を工夫して気持ちを伝えるように」とアドバイスしました。

髙山副校長

昨年は、教育支援協議会(一般社団法人)が主催する「田崎清忠杯」で、本校の生徒2人が最優秀賞(全体)と優勝(中学2年生の部)を受賞したんです。田崎清忠杯は全国の私立中学校を対象にしたレシテーションコンテスト(英語)で、昨年は本校を含めて16校が出場しました。大会を鑑賞した保護者が、「明徳の生徒たちはかなりレベルが高い」と感心していたほどです。

鈴木教頭

私たちからすると英語教育の一環なのですが、レシテーションコンテストに入賞することを目標に努力している生徒がたくさんいます。本校の公式サイトに受賞者のインタビュー動画が公開されているので、ぜひご覧ください。

公式:千葉明徳中学校「英語レシテーションコンテスト」

グループから個人へ:千葉明徳中学校・高等学校の探究学習

探究学習にも力を入れた千葉明徳中学校・高等学校では、6年間でグループと個人の探究を経験できるのが特徴です。農業体験や研究論文、理科の授業との関連に迫ってみましょう。

環境問題を考える農業体験型の探究学習「土と生命の学習」

「千葉明徳中学校・高等学校」の自然フィールド

▲敷地内にある自然フィールド(田んぼと畑)を使い、栽培から実食まで経験する。

編集部

探究学習にも力を入れていると伺いました。どのようなお取り組みをされているのでしょうか?

髙山副校長

中学1年生・2年生は「土と生命の学習」というプログラムで、学校の敷地内にある自然フィールド(田んぼと畑)を使った農業体験をします。中学1年生では田んぼを活用し、整備から田植え、手入れ、稲刈り、実食までを体験します。中学2年生になると、畑でトマト・ナスなどの夏野菜を栽培する流れです。

編集部

中学1年生の田んぼを活用した探究学習では、どのような学習をするのでしょうか?

鈴木教頭

田んぼに関する6つのテーマから好きなものを選び、基本的には中学1年生・2年生合同で探究活動を進めます。私が担当した「田んぼの環境面」のテーマでは、害虫の問題をメインに、害虫の有無でどれぐらい稲作の成長が変わるのかを調べました。「きれいな水と汚い水では、どのぐらい生育状況が違うのだろう」と、水の汚れに着目した生徒もいましたよ。

お手製の田んぼなので、畦(あぜ)から水がもれてしまったんです。すると生徒たちは、「日照りが続いて水が枯れた場合」を想定して対策を考えました。貯水タンクを作ることになったものの、「どうやって水を流し込むの?」と新たな課題に直面するんです。正直なところ失敗だらけで、結論が出ないまま終わることもあります。それでも生徒たちは「明徳の田んぼをどうすればいいのか」と悩む中で、害虫や水質、日照りといった農業が抱える問題が自分ごとになっていくのだと思います。
※田んぼと田んぼの間にある仕切り。土を盛り上げて作る

「千葉明徳中学校・高等学校」内にある畑

▲学校の敷地内にある畑を使い農業体験をする生徒たち。

編集部

まさに、国が重視する「トライアンドエラー(挑戦と失敗)」を経験できる環境ですね。どのような経緯で、貯水タンクのアイデアに至ったのでしょうか?

鈴木教頭

最初は、「どうすれば水もれの原因である穴を埋められるのか」を調べていました。調べるうちに「日照りに似ている」ことに気付き、農業の貯水タンクの取り組みを知ったようです。さらに生徒たちは、水がなくても作物を育てられる「ソビック」というシステムを見つけてきました。ソビックは米には対応していないので、野菜栽培に取り入れることを検討中です。

まだ実現していませんが、生徒たちは「稲刈りで生じたわらを使ってオリジナル商品を作りたい」「明徳のブランドにして外部に販売したい」とも考えているようです。

髙山副校長

「米粉なら小麦アレルギーの人でも食べられる」「宗教的にも問題がない」と、育てた米で米粉を作ってクッキーを焼いたこともあります。米を育てることから、食の安全や世界の食文化に目が向くケースも少なくありません。

編集部

ひとつのテーマで調べていくうちに、探究が深まっていくのですね。

探究学習では中学1年生と2年生が合同で探究活動を進めるとのことでしたが、学年を超えてつながる機会は多いのでしょうか?

髙山副校長

はい、本校は中学1年生・2年生が関わる機会が多く、つながりが深いのが特徴ですね。

先ほどの探究学習では発表のためにポスターを作成しますが、これも中学2年生が1年生に教えながらポスターを完成させます。また、この他にも毎週記載する「日誌」の書き方や、定期試験の勉強なども、中学1年生を2年生がサポートします。

鈴木教頭

2年生は1年生を教えることで、大きく成長しますね。同学年と一緒にいると甘えが出てしまいますが、後輩がいると「自分たちがしっかりしなくては」と思うようです。

「千葉明徳中学校・高等学校」の掲示物

▲中学1、2年生が協力して作成したポスター。

中学2年生以降:興味関心に基づく個人研究と論文作成

「千葉明徳中学校・高等学校」の掲示物

編集部

土と生命の学習を終えた中学2年生以降は、どのように探究活動を進めますか?

髙山副校長

中学2年生の後半からは「課題研究論文」の作成に向け、自分の興味・関心のあるテーマに基づいて探究します。土と生命の学習はグループで活動しますが、中学2年生の後半以降は1人で研究していくのが特徴です。自分で好きなテーマを設定し、検証の方法などを試行錯誤しながら、中学3年生で全員が課題研究論文を完成させます。

かつて私のゼミの中に、「給食を冷めないうちに食べてもらうには」というテーマで、配膳のルートを右回りか左回りのどちらにするのが良いのか研究した生徒がいました。実際の給食で検証しながら、効率良く温かい給食を食べる方法を見出していくんです。生徒たちは思考が柔軟なので、大人が思いつかないようなユニークなテーマを出してきますね。中学1年生・2年生でしっかりと探究活動をするため、少しアドバイスをするだけで「やってみます!」と自主的に研究を進められる生徒が多いです。

編集部

高校生になってからも、探究学習を続けられますか?

髙山副校長

もちろんです。高校では「探究」と名称が変わりますが、中学校の課題研究論文のテーマを継続することができます。理科系のテーマだと、ミミズをはじめとする土壌生物が植物に与える影響を研究した生徒もいました。その生徒は高校1年生になってからも中学時代の研究を続け、高校2年生のときに千葉大学の理科研究発表会で優秀賞に選ばれたんです。そのほか、スズメバチの研究をした別の生徒は、茨城大学の理科研究プレゼンテーションで優秀賞をもらっています。

一方で「空き家バンクの登録件数」のように、高校に入ってから新たなテーマを設定して研究に励む生徒も少なくありません。中学校と高等学校の大きな違いは、発信する場所です。高校になると、大学の理科研究会などにエントリーして外部に発信する機会が増えてきます

鈴木教頭

高校2年生で行く研修旅行は、中1からの校外理科研修の集大成の意味合いも含めて、自然が豊かなハワイ島へ行きます。グローバル教育にも関連しますが、主なねらいは海外に足を運び、ハワイ大学の学生たちに英語でプレゼンをすることです。2023年度は新型コロナウイルス感染症の影響で関西地方(京都府・奈良県)に行ったのですが、京都大学の留学生たちに英語でプレゼンをしました。本年度以降は、通常通りハワイを訪れる予定です。

「千葉明徳中学校・高等学校」の掲示物

▲留学生に示したプレゼン資料「サメの骨の研究」

屋上の天体ドームが大人気!本物に触れる体験型理科学習

「千葉明徳中学校・高等学校」内にある天体ドーム

編集部

探究学習は、理科にも関連する内容ですね。理科の授業でもやはり、体験を重視しているのでしょうか?

髙山副校長

そうですね。できる限り実験器具に触れてもらったり、本物を見せたりして生徒たちの思考につなげています。本校の屋上には「天体ドーム」があるのですが、内部にクオリティの高い天体望遠鏡が設置されているんです。千葉明徳学園の理事長が理科の教員だったこともあり、「本物に触れさせてあげたい」と天体望遠鏡を設置してくださりました。私もこの天体望遠鏡が好きで、よく星を観察します。

鈴木教頭

1か月に2回ほどのペースで、希望制(10組ほど)の天体観望会を実施しています。19:00ごろから20:00ごろまで開催され、保護者の参加も可能です。天体望遠鏡に引かれて入学する生徒もいるほど人気なので、月・星などに興味のあるお子さまはきっと満足できると思います。中学校の理科部、高等学校の天文部では、天体望遠鏡を使って星の観測をすることもあります。

渡辺先生

2025年の開校100周年記念行事として、本校では10年ほど前から講演会を実施しています。2015年度は元宇宙飛行士の山崎直子さん、2016年度にはさかなクンと、知見の高い方々をお迎えするのが特徴です。2023年度には東洋大学情報連携学部長の坂村先生から、「生成AI時代の教育と仕事」というテーマで講演していただきました。今後も講演会は続くので、一流の方々の知見に触れられますよ。

「千葉明徳中学校・高等学校」にある天体望遠鏡

▲「天体望遠鏡」は性能が高く、月面のクレーターもはっきりと見えるそう

「千葉明徳中学校・高等学校」にある天体望遠鏡で撮影した惑星

▲一眼レフを組み合わせると、肉眼では見えない海王星・天王星(右)も撮影できる

千葉明徳中学校・高等学校からの受験生へのメッセージ

「千葉明徳中学校・高等学校」の鈴木教頭、髙山副校長、渡辺先生

編集部

御校に興味をもっているお子さま・親御さまに向けて、メッセージをお願いします。

髙山副校長

本校は先生と生徒たちの距離が近く、教科書や受験勉強にとどまらない「楽しい学び」を実践しています。英語のレシテーションコンテストや探究的な活動などが、お子さまの「もっと知りたい」「もっと力を付けたい」という意欲につながります。

学校と保護者は、お子さまの成長を見守る同志です。保護者の方が参観する機会もあるので、ぜひお子さまと一緒に本校の教育活動を楽しんでいただければと思います。

鈴木教頭

本校のアピールポイントは、面倒見の良さだと自負しています。全部やってあげるのではなく、「生徒ができるようになるまで」先生たちが根気よく指導するのが特徴です。1分間スピーチや課題研究論文などを難しく感じるかもしれませんが、先生たちが細かく見てくれますよ。

渡辺先生

本校は、人を喜ばせるために行動できる生徒が多いです。私は2019年度に中高一貫クラスの担任をしていたのですが、生徒たちがサプライズイベントをプレゼントしてくれました。イベントにはなんとスキマスイッチさんが登場し、特別にピアノと歌で「青春」を生演奏してくださったんです。

話を聞くと、1人の生徒が「担任の先生へ感謝を伝えたい」と、スキマスイッチさんが募集した企画に応募したとのこと。呼ばれるがまま音楽室に行くと、生徒たちとスキマスイッチさんが待ってくれていました。サプライズイベントを企画してくれた生徒は、2024年度から国語教員として本校に着任しています。発信力と思考力を身に付けたいお子さま、親御さまは、ぜひ本校にお越しください。

編集部

お話からも、先生と生徒の心理的な距離の近さが伝わってきました。自主的に動く生徒さんたちの姿は、まさに御校が目指されている「行動する哲人」そのものですね。

本日は貴重なお話を聞かせていただき、ありがとうございました!

「千葉明徳中学校・高等学校」の校門

「千葉明徳中学校・高等学校」の外観

「千葉明徳中学校・高等学校」の自然フィールド

「千葉明徳中学校・高等学校」の掲示物

「千葉明徳中学校・高等学校」の掲示物

「千葉明徳中学校・高等学校」の掲示物

「千葉明徳中学校・高等学校」の掲示物

▲左右にスライドすると、学校生活の様子をご覧いただけます

千葉明徳中学校・高等学校の大学進学実績

千葉明徳高等学校の卒業後、ほとんどの生徒が大学に進学しています。2023年度(2024年春)には、北海道大学・東北大学はじめ国公立大学や、早稲田大学・上智大学・立命館大学などの難関私立大学にも合格者を輩出しました。そのほか、中学校・高等学校で培った英語力を活かし、海外の大学へ進学するケースも少なくありません。

2021年からの約3年で、国公立大学の合格者数が約2倍に増加していることからも、先生たちのきめ細やかなサポートとカリキュラムの充実度がうかがえます。

公式:千葉明徳中学校・高等学校「大学合格実績一覧抜粋(過去3年間)

千葉明徳中学校・高等学校:在校生と保護者の声

最後に、千葉明徳中学校・高等学校の在校生・保護者から寄せられた感想を紹介します。

面倒見のいい先生が多く、学習習慣が身につくようにサポートしてもらえる。

全員参加型のスピーチ大会やプレゼンなど、英語の授業が充実している。

校長先生が植物に詳しく、田んぼを耕してくれた。体験を通して心を育ててくれる学校だと思う。

感想では、学習面のサポートや、「話す」を重視した英語の授業を評価する声がたくさん見られました。1分間スピーチやポートフォリオなど、思いを表現する取り組みに満足している在校生・保護者も多いようです。

千葉明徳中学校・高等学校へのお問い合わせ

千葉県千葉市にある中高一貫校(共学)の「千葉明徳中学校・高等学校」の校名表示

運営 学校法人「千葉明徳学園」
住所 千葉県千葉市中央区南生実町1412
電話番号 043-265-1612(代表)
公式サイト https://edu.chibameitoku.ac.jp/

※詳しくは公式ページでご確認ください