カリタス女子中学高等学校の校門前の生徒2名

カリタス女子中学高等学校の「複言語教育」と「探究学習」の取り組みとは|中高一貫校

ぽてん読者の皆様に、今注目の学校をご紹介するこの企画。今回取材したのは、神奈川県川崎市にある私立完全中高一貫の女子校「カリタス女子中学高等学校」です。

同校は神奈川県川崎市内初のミッションスクールとして、カトリックのキリスト教を軸とした女子教育を行っています。英語とともにフランス語を学び、複言語教育に力を入れているほか、「総合的な学習の時間」が必修化される以前から探究的な活動を取り入れた教育を行っているのが特徴です。

今回は、カリタス女子中学高等学校が行う独自の教育について、副校長の鷲頭先生にお話を伺いました。

「普遍的な愛をもって人に尽くす人間」を教育ビジョンに掲げるカリタス女子中学高等学校

カリタス女子中学高等学校の鷲頭副校長

▲取材に対応いただいた副校長の鷲頭先生。現在も教壇に立ちフランス語を教えています

編集部

最初に、カリタス女子中学高等学校の成り立ちや教育理念などについてお聞かせください。

鷲頭先生

本校は1961年に神奈川県川崎市に初のミッションスクールとして誕生し、創立65周年を迎えようとしています(取材は2024年6月)。カトリックの女子校で、校名の「カリタス」とはラテン語で「愛」や「慈しみ」を意味します。

1953年、「原爆の落とされた日本の力になりたい」と3人のシスターが、聖マルグリット・デューヴィルの精神が生きる、カナダの「ケベック・カリタス修道女会」から派遣されました。さまざまな困難を乗り越え、1960年に女子教育のための「カリタス学園」を創立してくださったことが本校のはじまりです。

言葉の壁など、さまざまな障害があることを理解してもなお、「誰かの役に立ちたい」という一心で、日本にやってきたシスター方の思いが、本校の建学の精神そのものです。

この考えは、本校の教育ビジョン「普遍的な愛をもって人に尽くす人間」にも通じています。一人ひとりが神様から愛され、大切な存在であることを認識したうえで、自分を大切にするのと同じように他者を慈しむ気持ちをもち、誰かの役に立ちたいと思えるような人になってほしいと考えています。

自発的な奉仕の心を育むカリタス女子中学高等学校の取り組み

カリタス女子中学高等学校の生徒たちのお祈り風景

▲聖堂で祈る生徒たち

編集部

「普遍的な愛をもって人に尽くす人間」を目指すべく、どのような取り組みをされているのでしょうか。

鷲頭先生

本校では、豊かな人間性を育むための取り組みとして、奉仕活動への従事を大切にしています。有志生徒による宗教・奉仕活動のグループ「アンジェラスの会」では、毎週木曜日の放課後に設けている「奉仕活動の日」を中心に活動を行っています。

ただ、いきなり実際の奉仕活動に入るのではなく、徐々にその精神を学ぶところから始めています。例えば、先日は盲導犬ユーザーの方にご来校いただき、目が見えないことでの不自由さや、街で盲導犬を見かけたらどのような対応をとるとよいか、私たちがお手伝いできることは何かなど、中学1年の生徒全員でお話を伺いました。

映像や資料のみで学ぶことも可能ですが、やはり実体験を通して知ることで、生徒たちの真剣度は大きく変わります。

実際に盲導犬が自分のそばを通ったり、白杖を使って歩く姿を眼前で見たり、そういった場面に立ち会うことで、「自分も何か役に立ちたい」という気持ちが自然と湧いてくる経験を大切にしたいと考えています。

「奉仕活動に参加しなさい」と言われて行動するのではなく、自分の中から「参加してみよう」と思う気持ちが自然と生まれる体験を中高の6年間で繰り返し、相手を思い、自分事として考えることが、真の意味で「人に尽くす人間」の育成につながっていくと考えています。

編集部

「アンジェラスの会」の活動以外にも、さまざまなことをされていますね。

鷲頭先生

はい。高校生による東北への被災地ボランティアでは、夏・冬・春の長期休みを利用して希望する生徒が宮城県や岩手県へ出向きます。

東北地方の復興を支援するためのグループ「Petit pas de Caritas」(フランス語で「カリタスの小さな一歩」という意味)が福島の野菜を使った商品開発をしたり、また、バスケットボール部の有志が取り組む「バ・すけっと部」が校内や学校周辺の美化活動やビーチクリーン活動に参加したり、さまざまな奉仕活動を行っています。

これらは本校の奉仕活動の一例です。募金活動や生徒たちの手芸品などを販売するチャリティバザーの開催、クリスマス時期に行う奉仕体験など、6年間を通して、さまざまな奉仕活動に自発的に取り組みます。

英語とフランス語が必修!複言語教育で深まる多文化への理解

カリタス女子中学高等学校のフランス語の授業風景

英語以外にも、フランス語の履修を必須としているカリタス女子中学高等学校。創立の祖となったカナダのケベック・カリタス修道女会がフランス語圏のケベック州にあったことをルーツに、今もなお、語学の習得に加えて生徒たちの豊かな国際感覚育成の一助となっています。

カリタス女子中学高等学校の複言語教育や、そこから広がるグローバル教育について伺いました。

フランス語学習から広がるグローバルな視野

カリタス女子中学高等学校の授業風景

▲教科センター方式を取り入れる同校では、教科ごとの専用教室で授業を行っています

編集部

御校は、フランス語の授業を必修科目として行っているそうですね。鷲頭先生は副校長でありながらフランス語の授業を担当していると伺いました。

鷲頭先生

はい。本校を創立したシスター方がフランス語を公用語とするカナダのケベック州にある「ケベック・カリタス修道女会」の方ということもあり、開校当初から英語とフランス語の複言語教育を行っています。昨今耳にするようになったグローバル教育の先駆けともいえる取り組みを、60年以上前から実践してきたことになります。

中学では第1外国語として英語、第2外国語としてフランス語を全員が学びます。高校では第1外国語としてフランス語を学べるコースもあります。言葉は世界を知るための「窓」。複数の言語を学ぶことで多角的な視点からものを考え、想像力豊かな人になってほしいと思っています。

また、言語学習はその言葉が話されている国の文化や歴史的背景に触れる機会でもあります。つまり、その言語を話す「人」を理解することにつながり、「他者を思いやる」という本校の教育の軸でもあるカトリックの教えに深く通じる部分があります。

編集部

他者理解はグローバル教育にも大きくつながる部分ですね。

鷲頭先生

その通りです。本校では留学生を多く受け入れており、英語圏の生徒だけでなく、フランス語での交流もできるようさまざまな国の生徒を招いています。こういった点でも複言語教育を実施している本校だからこそ、広がりのあるグローバル教育が実践できていると思います。

以前にドイツ人留学生を受け入れた際、生徒たちは最初、楽しそうに英語とフランス語でコミュニケーションを取り合っていました。日本に来て、1か月ほど経ったある日、留学生の彼女が言いました。「私は日本が大好き。日本も日本語ももっと知りたい。英語は私の母語ではない。」

その日を境に生徒たちはドイツ語と日本語を教え合いながら一生懸命コミュニケーションを取ろうとする姿が見られました。英語、フランス語を使う場面は減りましたが、お互いを理解しようとする一歩踏み込んだ国際交流が繰り広げられていると感じた瞬間でした。

勉強としての言語スキルを高めるだけでなく、生徒たちの視野を広げるためにも、カリタスが複言語教育を大切にしている理由がここにあるといえます。

編集部

ツールとしての言語を習得することに加え、実際の交流により視野が広がっていくということですね。

鷲頭先生

生徒のこうした成長をとても大切にしています。大学生になってからも、中高で2つの言語を学んだという経験から、さらにほかの言語を学びたいと考える生徒が多くいます。多言語を学ぶこと、異文化に触れることに対するハードルが低くなっているからだと感じます。

卒業生からは、同じアジアの国の言葉だから中国語を学びたくなったといった声や、フランス語を習得したことで、動詞の変化や名詞の格などの言語構造が似ているドイツ語、イタリア語、スペイン語に挑戦しているといった声を多く聞きます。

複数の言語を学ぶことで、生徒たちの異文化への興味がさらに広がりを見せることを実感しています。

身近な話題からフランス語への興味を引き出す

カリタス女子中学高等学校のフランス語講師

▲フランス語の授業では、週に1時間はネイティブ講師がクラスを担当

編集部

フランス語は日本ではあまり馴染みがない言語ですが、どのように指導されているのでしょうか。

鷲頭先生

中学での外国語の授業は、週6時間が英語、週2時間がフランス語で、どちらもクラスを半分に分けた少人数制で行っています。

確かに英語より馴染みのない言語ではありますが、「ボンジュール」といった挨拶などは聞いたことがある生徒がほとんどです。中1の最初の授業では、よくお菓子を話題にします。

好きなケーキや洋菓子を聞くと、「モンブラン」や「ミルフィーユ」「マカロン」といった言葉があがります。

「ミルフィーユは1,000枚の葉という意味で、幾重にも重なったサクサクのパイ生地を葉に見立てているんですよ」「モンは山、ブランは白、つまりモンブランは白い山という意味です」といったエピソードを交えながら、フランス語を身近に感じてもらうところからスタートします。

中学の3年間は必修、高校では英語とフランス語のどちらかを選択することもできますし、両方をそのまま学ぶこともできます。

編集部

フランス語を第1外国語にしている、または習得に力を入れている学校は少ない印象です。

鷲頭先生

首都圏では本校を入れて5校あります(2024年6月時点)。毎年6月には、この5校で「フランス語フェスティバル」を開催し、日頃の学習の成果を発表し合います。スピーチやフランス語で演じるオリジナル劇などを披露し合い、参加した生徒たちは大きな刺激を受けているようです。

高校で第1外国語としてフランス語を選択し、本格的に学ぶとフランス語で大学受験を突破する実力がつきます。

段階的に深める伝統の探究学習で「将来の目標」が明確に

カリタス女子中学高等学校の探究学習のプレゼンテーション風景

「総合的な学習の時間」が必修化された2019年よりずっと以前から、生徒の興味・関心を引き出す探究的な学習を実践してきたカリタス女子中学高等学校。その実績を生かした多彩な取り組みは、中高の6年間で生徒たちの可能性を大きく広げていきます。

そんな同校の探究学習やその取り組みについてお話を伺いました。

これまでの「探究的な学習」をブラッシュアップした「i-Time」を実践

カリタス女子中学高等学校の図書室

▲約40,000冊の蔵書をもつ図書館は、生徒たちの学びの情報源でもあります

編集部

カリタス女子中学高等学校では、周辺環境を生かした取り組みなど、さまざまな探究学習を実践されていると伺いました。

鷲頭先生

そうですね。本校があるエリアには多摩川や生田緑地(多摩丘陵)などがあり、学びの題材に事欠かない環境です。

例えば、多摩川に生息する生物を調べたり、生田緑地で地質調査から分かったことをまとめたりという「タマロジー」と名付けた理科での取り組みです。また、高1が自分の追究したいテーマをもとに作成する社会科の「年間研究レポート」や全学年が参加する国語科の学芸コンクールなど、40年以上前からさまざまな探究学習を実践してきました。

さらに、「総合的な学習の時間」が必修化されたことで、これらの取り組みを体系立て、中1から週に1時間「i-Time」という探究学習のための時間を設けています。

これにより、中1から高2までそれぞれの学年の教科の学びと社会問題を絡めた取り組みに、「問う」「調べる」「考える」「表現する」「振り返る」のサイクルを繰り返しながら等身大で向き合い、最終的には自分たちの進路につなげていくことが目標です。

活動のなかには「発表の場」を多く設け、中1から何度も問いを立て、調べたり、生徒同士での話し合いから考察を広げたりします。その成果をグループ内だけのものにせず、ほかの生徒たちに向けてプレゼンテーションを行ったり、発表し合ったりすることで共有し、自分とは違う考えに触れ、さらに考える。こうして生涯にわたって探究する姿勢を育みます。

例えば、中1~高3、ときには卒業生や留学生までが参加して毎年1月に行われる「外国語発表会」では、英語やフランス語でスピーチを行ったり、寓話を暗唱したり、探究活動報告するプレゼンテーションや講堂でお芝居を上演するなど、さまざまな内容・形態で発表を行います。

英語やフランス語での発表は、自分たちの考えを母国語以外の言語で表現し直すことで、さらなる気付きや深い理解を引き出すことにもつながります。

こういった取り組みは、一つひとつの課題に時間をかけられる完全中高一貫校だからこそ実践できるのだと思います。中高の6年間を中1から2学年ずつ、3つの段階に分ける形で成長過程に合わせた探究活動を行い、じっくりと自分や社会、自らの将来に向き合っていきます。

自分を軸に身近な課題に取り組む6年間の探究活動

カリタス女子中学高等学校の図書室での探究学習のグループワークの様子

▲グループでの探究活動は図書館などを利用して行われます

編集部

教科や行事などの取り組みを横断する形で探究学習を行っていらっしゃいますね。

鷲頭先生

そうですね。探究学習はキャリア教育を含めた進路指導など、学校生活のさまざまな取り組みと関連付いています。

先ほど奉仕活動についてお話しする中で例に挙げた盲導犬や目の不自由な方との交流も「福祉」や「人権」をテーマに学び、社会が抱える課題について考える中1の探究学習の一貫でもあります。

中1での学びを受けて、中2では自分が将来就きたい職業について調べる個人探究を行い、中3・高1ではグループ探究に取り組みます。そして高2・3では、これまでの4年間の学びをもとに、自分の将来につながるテーマで行う個人探究に挑戦します。

中3・高1のグループでの探究活動は、プライベートで仲が良い生徒以外とも、お互いのスキルを認め合いながら、ひとつの目標に向かってやり遂げる経験を積むことも目的としています。社会に出てからは、さまざまな人と力を合わせて共通の課題に取り組むことがほとんどですから、協働する練習のような意味合いも込めています。

編集部

中3・高1で行うグループ学習での取り組みについてお聞かせください。

鷲頭先生

中3の具体的な取り組みとしては長崎への研修旅行を軸とした探究学習があります。長崎では平和学習だけでなく、フィールドワークを行うグループ探究の意味合いを濃くもたせています。

旅行中には、必ず現地の方と交流をもつことを必修の課題としています。現地の中3の生徒たちと交流する生徒や、原爆資料館の方と話をする生徒、長崎大学の研究室で先生にお話しを聞く生徒がいたり、ステンドグラスなどに興味がある生徒はガラス工房を訪ねたりと訪問先は多岐にわたります。長崎について自分たちが関心をもった分野に関わる方々とコミュニケーションをとることで、事前の学びと事後の考察へつながるグループ探究を行っています。

高1になると、自分たちに直接関わりがある身近な社会問題解決に取り組みます。その課題に対して、16、17歳の自分たちができることはどのようなことなのか、さまざまな調べ学習を重ねながら提案していきます。

カリタス女子中学高等学校の生徒たちの図書館での調べ学習風景

▲探究活動の拠点となっている図書館では、各教科で行われる調べ学習の時間を通して、正しい資料の選び方などの「リサーチ力」も習得します

編集部

印象に残る生徒たちの取り組みはありますか。

鷲頭先生

たくさんありますが、いくつか実例を挙げてみましょう。

マイクロプラスチックによる海洋汚染問題を課題にグループ学習に取り組んだ生徒たちは、ペットボトルのゴミを減らすにはどうすれば良いかを身近な視点から考察しました。

そこでまずは「自分たちがゴミを減らすことからはじめるべき」と考え、学内に給水器を置いて、自販機の使用を控えるようにすればいいのではないかと考えたようです。実際に給水器を導入している大学に話を伺い、ペットボトルゴミの減少量や給水器の使用率などを細かに調べていました。

さらに調査結果などをまとめて提案書を作り、校長先生にプレゼンテーションを行ったことで、実際に学内に給水器が導入されたことは、生徒たちにとって大きな励みになったと思います。

また、校則について調べたグループは、日本と海外での校則の違いや、校則が作られている仕組みなどを、フランスの中高生にオンラインでインタビュー取材しました。クラブ活動がないことや、昼食のとりかたの違い、またそういった違いから生まれる校則の相違点について調べ、異文化理解につなげる探究活動を行いました。

「i-Time」での取り組みはもちろんですが、フランス語と英語の複言語教育やキリスト教教育、さまざまな行事など、学校生活のなかのすべてが絡み合って成り立っているのが、本校の探究学習といえます。

カリタス女子中学高等学校からのメッセージ

カリタス女子中学高等学校の生徒たち

編集部

カリタス女子中学高等学校の生徒の特徴や、学校の雰囲気をお聞かせください。

鷲頭先生

入学当初は引っ込み思案でおとなしい印象の生徒たちもいますが、本校で6年間を過ごすなかで、先輩たちのさまざまな活動や活躍を見聞きし、触発されるようです。

そういった姿を見て、「自分も挑戦してみたい」と考え、行動に移すようになる生徒が多い印象です。先入観をもたず、素直に物事を受け入れる姿勢があります。

「一緒にやってみたい」「私にもできるかもしれない」と思う後輩たちを引っ張っていくリーダーシップのある先輩たちの存在は大きいですね。こちらの想像を超える提案をする生徒もいます。また、少々難題と思える提案にも教員はそれをすぐに否定するのではなく、どうすれば実現に近づけることができるか、ともに考える姿勢があるので、生徒たちも臆することなくチャレンジできるのだと思います。

編集部

最後に、この記事を読んでいる受験生やその保護者に向けてメッセージをお願いします。

鷲頭先生

受験生のみなさん、カリタスではみなさんの可能性を伸ばす機会がたくさんあります。中高時代に失敗はありません。すべて次へ繋がるための経験です。多くの仲間と一緒にカリタスでチャレンジしてみませんか。

本校では、お子様が幸せになることで、さらにその周囲を幸せにしていくような、そんな女性を育てる教育を実践しています。一人ひとりの挑戦を後押しし、たくさんのことにチャレンジできる環境があります。

中高時代は価値観を育む大切な6年間です。卒業してからの長い人生をどのように過ごすか、その指針となる自分なりのテーマを一緒に見つける6年間にしたいと考えております。興味を持っていただいた方は、説明会など、ぜひお子様と一緒に学校へお越しください。生徒と一緒にお待ちしております。

編集部

生徒の希望や挑戦を後押しする校風や、脈々と受け継がれる「普遍的な愛をもって人に尽くす人間」を育てる温かな雰囲気が、生徒一人ひとりに「自分が大切な存在であること」を教え、多様性を認める広い視野をもって社会に羽ばたく女性を育てるのだと感じました。本日はありがとうございました!

カリタス女子中学高等学校の進学実績

カリタス女子中学高等学校の壁にかけられた校章

2024年度は、東京大学、一橋大学、東京工業大学などの有名国公立大学に13人、早稲田大学・慶應義塾大学・上智大学・東京理科大学に46人、GMARCHに87人、日本大学・東洋大学・駒澤大学・専修大学に22人が合格しています。

また、医学部や海外大学への進学者も複数いるほか、有名大学の指定校推薦も豊富で、生徒の多様な進路に対応した進路指導が行われています。

■カリタス女子中学高等学校の進学実績
https://www.caritas.ed.jp/career/achievement/

カリタス女子中学高等学校の卒業生・保護者・在校生の声

カリタス女子中学高等学校の生徒玄関

ここでは、カリタス女子中学高等学校に寄せられた、卒業生・保護者・在校生の声を紹介します。

(在校生)放課後は事前申込制の自習室に参加できるので勉強のサポートとして助かっています。自習室の時間には卒業生が進路や勉強のことについて相談に乗ってくださるので、よく利用しています。

(保護者)無理のない範囲での宿題のおかげで、日々の学習習慣が身についたように思います。海外の学校との交流なども充実しており、英語初心者の娘が学校での勉強だけで英検2級を取得しました。

(保護者)熱心な先生が多く、定期テストの結果を受けた長期休暇中の補習なども充実しています。加えて、放課後や土曜日には希望者に向けた講座があり勉強面でのフォローは万全です。夏季休暇中は主要科目だけなく、水泳や調理実習などの実技科目も含めた多彩な講座が開催され、子どもの興味を引き出してくれます。

(卒業生)部活動はコーラス部やダンス部などが活躍しています。とても活気があり、どの部活動も充実した活動内容になっていると感じていました。中高が合同で練習するので、先輩・後輩とも仲良くなれます。

きめ細かな学習フォローや講座などの充実に評価が集まりました。また部活動や生徒の様子など、学校生活全般に活気があるという意見も多く見られました。

カリタス女子中学高等学校のコーラス部のステージの様子

▲コーラス部とダンス部のステージ。部活動も活発です

カリタス女子中学高等学校へのお問い合わせ

運営 学校法人カリタス学園
住所 神奈川県川崎市多摩区中野島4-6-1
電話番号 044-911-4656
問い合わせ先 https://www.caritas.ed.jp/contact/
公式ページ https://www.caritas.ed.jp/

※詳しくは公式ページでご確認ください