特色ある教育に取り組み注目を浴びている学校を紹介するこの企画。この記事では、北千住駅から徒歩1分という立地にある私立の中高一貫男子校「足立学園中学校・高等学校」を紹介します。
足立学園の教育理念を体現するプログラムであり、大きな特徴となっているのが「志(こころざし)共育」です。これは学力のみならず大きな人間力を育むという方針で、自分のなすべきことを見据えて努力し、世のため人のために役立つ人材を育成することを目指しています。
今回は、そんな同校の教育のベースとなる考え方やオリジナルの海外研修、また充実した施設などについて、校長の井上先生と入試広報部部長の相澤先生に詳しくお話を伺いました。
この記事の目次
足立学園中学校・高等学校が掲げる「志共育」
足立学園中学校・高等学校の教育の大きな特徴に、独自の「志共育」が挙げられます。
2018年度に第16代校長に就任された井上校長が定着させたこの教育方針の詳細や、「志」というキーワードに込められた想いなどを最初にお話しいただきました。
「志」を持つことで、自分の意志で努力できる
▲取材に対応いただいた校長の井上先生
足立学園中学校・高等学校の教育方針である「志(こころざし)共育」について、詳しくお教えいただけますか?
「志共育」の取り組みは、私が校長に就任した2018年度に始まりました。ここで言う「志」は、単なる目標というよりは、より大きな「夢」ともいえるものです。生徒自身が心の拠り所となる志を持って、自ら育つ人になってほしいという考えがベースとなっています。
いまの世の中の現実として、私立の学校なら「有名大学に何人進学したか」という価値基準で判断されてしまいますよね。しかし、それは本当の意味の教育なのかという疑問が、志共育の出発点でした。
本校の建学の精神のひとつに「有為敢闘」というものがあります。これは「為すべきことを貫き通す」という意味です。世のため人のために自分が何ができるのかを考えて、そのために努力して希望した大学に入るのがあるべき順番で、単なる数字を優先すべきではないんです。
この姿勢を教育の柱として、中学生なら中学生なりの、高校生なら高校生なりの社会貢献や人類貢献を考えながら、大学を目指していく。そのために勉強を頑張るようになれば、自然と頑張り方の質も上がってくるはずです。
生徒の皆さんが、すぐに明確な「志」を持つことは難しいかもしれないと思うのですが、どのように伝えているのでしょうか?
総合学習の時間などを活用し、具体的なステップとなる授業を6カ年計画で組み立てています。
最初は、生い立ちを振り返り「自分はどういう人間なのか」を見つめるところからのスタートです。その後、いろいろな探究活動を通して社会を目の当たりにし、たとえば「ハンディキャップのある方はこんな場面で不自由だと感じそう」などと、想像の幅を広げていきます。
そういったプログラムを通して、自分という人間がどのように社会の役に立つのかを考えるようになり、我々が4Jと呼んでいる「自尊心」「自信」「自負心」「自己肯定感」も育まれていくんです。
特に昨今は自己肯定感の低下が問題となっていますが、志をしっかりと定めることで自分を肯定でき、ブレずに努力ができるようになると考えています。
政治家を目指し生徒会長に!「自分が周りを良くする」という生徒が目立つ
これまで井上先生がご覧になってきた中で、志共育の特徴があらわれたような生徒さんのエピソードはあるでしょうか。
先日卒業した生徒の中に、私の話を聞いて「世の中に貢献するために政治家になりたい」と宣言した子がいました。彼は最初のステップとして、まず足立学園の生徒会活動を改革したいということで生徒会会長になったんですよ。
スピード感があり過ぎて周りがついてこれないという失敗もあったのですが、「規約を改正するプロセスを変えたい」「校則を生徒主体で作っていける学校にしたい」など、校長室まですごく積極的に伝えてきました。私も結構、忙しかったんですけどね(笑)。
でも、その頑張りを見ていて私も応援したくなりましたし、こうやって自ら動いていく子が出てきたのは大きな進歩だったと思います。今後同じようなケースが増えてくれば、必然的に生徒同士の志が響き合うような学校生活になっていくと思うんです。
実際、6年間を通して彼はとても成長しました。卒業式で答辞を述べていましたが、「世のため人のために行動する意義」というような言葉が多く盛り込まれていて、頼もしさを感じました。
その他の場面ではいかがでしょうか?
修学旅行の準備を通しても、生徒たちの自立心の成長を感じますね。本校では、修学旅行の下見に旅行委員である生徒自身が行ってくるんです。
教員が同行するものの、「どうやったら良い行程になるか」「もっと楽しむにはどうするか」を考えて、生徒が主体となってプランを立てます。立ち寄る場所の選定や施設側との折衝なども、すべて生徒が行います。
それは国内だけでなく海外でも同じです。2023年度は台湾に行きましたが、同じように生徒が中心となってつくりあげた修学旅行でした。
学校の変化は入学試験にも。エントリーシートと面接がメインの「志入試」
▲校内にある、100周年に向けた展示コーナー(1929年創立)。入試方式も含めて変化を恐れない校風が特徴
この「志共育」に関連して、足立学園中学校・高等学校では入学試験も改革されたと伺っています。その詳細についてぜひお聞かせください。
本校では、2020年度から「志入試」という形式の中学受験を始めました。これは、筆記試験は国語と算数の2教科のみで、エントリーシートと親子面接をベースに見させていただくという方式です。
どこの学校でも、「学力が高い子を取りたい」という気持ちは変わらないでしょう。でも、世の中で言う“学力”は“受験を突破する能力”であって、私からすれば大したことではありません。偏差値やテストの点数が、その子の人間性をあらわすわけではないからです。
小学校の時点では塾に行っておらず学力が伸びていなくても、光る子はいっぱいいます。私たちの志共育を知り、「ここで6年間学びたい!」と思ってもらえる生徒に入学してほしい。そんな想いでスタートしました。
志入試を経て入学された生徒たちは、その後どのように成長しているのでしょうか。
もちろん生徒によって異なりますが、アダガクアンバサダー(有志の生徒で組織される、足立学園のアンバサダー)に入ったり、1年生から海外研修に参加したりと、積極的な子が多いですね。
海外研修「アフリカ・スタディーツアー」での経験が生徒を変える
足立学園中学校・高等学校の各種取り組みの中で、独自のものがございましたらお教えいただけますか?
学年や目的に合わせたさまざまなプログラムがあるのですが、ぜひ紹介したいのは「アフリカ・スタディーツアー」ですね。
ある先生の「アフリカでの時間を生徒に体験してほしい」という提案から始まったもので、現時点(2024年3月取材)では過去2回実施し、いずれもタンザニアに行っています。中学3年生〜高校2年生の希望者が対象で、期間は9日間です。
私はその第1回で引率しました。ツアーの中では、「マコンデ彫刻」という伝統工芸を体験したり、現地NGOと一緒に植林活動をしたりしました。日本人が植林活動をするのは珍しいみたいで、現地の国営テレビも取材に来ていましたね。
植物を植えるとき、生徒たちは軍手をしていましたが、現地の人たちは素手でした。そして生徒たちの軍手を見て「欲しい」と言われたので、使ったものを含めすべて渡しました。そんなタンザニアの現状を目の当たりにして、みんないろいろなことを感じたと思います。
アフリカという土地と、そこに住む人々との交流を体験して、生徒の皆さんに変化はありましたか?
すごくありましたね。一緒にいても生徒の成長は眼を見張るほどで、アフリカのことを学んだり仲間の大切さを実感したりする中で、1枚ずつ皮が剥がれていくようにどんどん変化していきました。
たとえば、行きの空港では大きな荷物を抱えて、「不安です」と顔に書いてあるような子がいました(笑)。現地に着いてカメラを向けても、笑顔なんか一切なかったですね。でも、先ほどのプログラムや現地校の訪問などを通して、1日ごとに積極的になっていきました。
日本に戻ってきてからも、旅行委員長になる、生徒会に立候補する、アダガクアンバサダーの募集に手を挙げるなど、何でも「僕がやります!」という姿勢に一変しました。
本校ではアフリカだけでなくラオス研修も行っているのですが、そこでも大きく考え方が変わった生徒がいました。出発前は「ラオスの人が夢を抱けるような環境を作りたい」という志を持っていたのですが、現地に行くと、それは自分の押し付けだったということに気づいたそうです。
彼曰く、「何が幸せかというのは現地の人たちが決めること。自分の考えが浅かった。」ということでした。タンザニアでもラオスでも、価値観を揺さぶられるような体験を通して、参加した生徒たちみんなが大きな成長を見せてくれたと感じています。
現地の人々との交流を通して自分だけの「志」が生まれる
海外での経験を通して、自分が歩む道、目指すべき将来像が定まったような生徒さんもいらっしゃるのでしょうか。
アフリカ・スタディーツアーの2回目で、まさにおっしゃるような出来事がありました。
プログラムの中で、サファリのキャンプ生活も体験したんですが、ある生徒がプールの水を飲んで体調を崩してしまったんです。そこで緊急搬送された病院の医師がアメリカ出身で、その方は自分の全財産をなげうってタンザニアに病院を建てたそうです。そのことを知って、彼は「これはまさに志だ」と衝撃を受けました。
その後、彼は医師や病院で働くボランティアの方たちにインタビューをして、大きな学びを得ていました。そして、「将来ここへ戻ってくるから働かせてほしい」と、しっかり約束したんです。その生徒は、いま「乳幼児の死亡率を減らすためにはどうすればいいか」というテーマの探究活動に取り組んでいます。
将来の幅が広がるという意味では、他では得られないような体験ができるのも大きいですね。タンザニアの学校を訪問したときは、全校生徒約1,400人の前で、うちの子たちが話すような機会もありました。
▲過去の「アフリカ・スタディーツアー」では、セカンダリースクールの生徒の前で芸を披露したことも
向こうからすると日本は遠い国なので、いきなり来られても戸惑いますよね。でも、気持ちを込めて話せば伝わるもので、いつの間にか明るく打ち解けていました。環境が異なろうが、言葉の壁があろうが、「同じ人間なんだ」という感覚を持てたことで、グローバルに活躍する下地ができたのではないでしょうか。
足立学園中学校・高等学校では英語教育にも力を入れていますが、英語はあくまでもコミュニケーションのツールであり、これからの時代は翻訳ソフトなど技術の進化で補うこともできるでしょう。
それよりも、同じ人間としての接し方、コミュニケーションをしっかり取る姿勢がもっとも大事だと思うので、これからもグローバルプログラムなど多くのチャンスを生徒たちに与えたいと常に考えています。
探究学習も重視。先端分野の研究を通して海外に進学した例も
▲図書室の充実した資料を基に、探究学習のレポートを執筆することも多いとか
その他のカリキュラムについても、足立学園中学校・高等学校独自のものはあるのでしょうか。
本校は探究総合の授業にも力を入れています。高校から選択できる「探究コース」では、「課題探究」「進路探究」の2つの軸でSDGsに関連したテーマなど興味を持った内容に取り組み、みんなの前で発表しています。
私も生徒が提出した探究コースの成果発表である2万字の論文を読んでいるのですが、「ここまでしっかり調べて分析しているのか」と毎年のように驚いています。
質も文量も非常に高いので、この論文を活用して総合型選抜や学校推薦型の試験を通して難関校に合格する生徒が増えてきています。たとえば、これまでに東京工業大学や筑波大学など理系トップクラスともいえるような大学にも進学しています。
特に印象に残っているのは、画像認識による自動運転の探究をしていた生徒です。彼はプログラミングまで自分で行い自動運転ラジコンカーを製作して、その探究をまとめた英語の発表が、プレゼンコンテストで金賞を受賞したんです。探究を続けていく中で、「交通事故を無くす世の中を作りたい」という志になっていました。
その後、在学中に構内に自動運転バスを走らせている埼玉工業大学へ学びに行くなど、どんどん取り組みを進め、イリノイ大学のコンピュータサイエンス学科で、自動運転の研究を続けています。探究をとことん深めてチャレンジしていく生徒に対しては、活動資金も含め、学校側でも出来るだけのサポートをしています。
「Microsoft Showcase School」に認定されているICT環境
▲マイクロソフト社から認定校に贈られた幕
探究活動のリサーチや発表などでも活用されていると思いますが、足立学園中学校・高等学校は充実したICT環境も特徴だと伺っています。
そうですね。本校は国内で2校目、中学・高校では初めてマイクロソフト社の「Microsoft Showcase School(※)」に認定されました。
(※)アメリカのMicrosoft本社が認定する教育ICTの先進校
生徒たちはタブレット(SurfaceGoシリーズ)を使用し、Microsoft365等のソフトを使いこなして情報共有や資料作成を行っています。通常の授業でもタブレットと電子黒板を利用して進めていくのが当たり前なので、なくてはならないツールです。Teamsというコミュニケーションアプリを用いて、全校生徒と全教職員がつながっています。
マイクロソフト社の端末やソフトを導入しているのは、実社会に出てすぐ活躍できる人材の育成を目指しているためです。企業が使っているOSやグループウェアのシェアとしては、やはりマイクロソフト社のWindowsやOfficeがトップですから。
▲PC教室。タブレットだけでなくデスクトップPCの操作もしっかり学べる
足立学園中学校・高等学校のスクールライフ
足立学園中学校・高等学校は、4社5路線が乗り入れているターミナル駅である「北千住駅」の東口から徒歩1分と、非常にアクセスしやすい立地にあります。そんな同校の校内を、実際に歩きながら案内していただきました!
明るさと開放感が“映える”、デザインに優れた校内空間
▲校内はコンクリートと木材が調和しており、光であふれているので非常に過ごしやすい
実際に取材で伺ってみて感じたのは、伝統ある学校にもかかわらず校内が非常にオシャレかつキレイなことです。
ありがとうございます。校舎は2007年に建て替えたもので、地下1階・地上6階の構造となっています。生徒に「美しく使おう」という意識も根付いているため、いつもキレイに保たれていますね。
本校のデザインは日本建築士会連合の奨励賞も受賞していて、校内からも校外からも評価が高いです。デザイナーである大学の先生も、教え子の方たちを連れて見学にいらっしゃいました。
この吹き抜けもすごく評判が良いですね。いわゆる“映え”スポットで、学園祭のときには、遊びに来た他校の女子生徒の撮影スポットにもなっているみたいです。
▲ベンチもあり、さまざまな電車が眺められる屋上のウッドデッキ。取材当日はあいにくの雨だった
校庭だけでなく荒川河川敷も利用して、部活動に励む
校庭では今ちょうど部活中ですね。クラブ活動も盛んに行われているのでしょうか。
そうですね。ただ、駅前ということもあって敷地内の校庭はこのスペースだけなんです。歩いて5分ほどのところに、ドラマ「3年B組金八先生」の撮影舞台になっていた荒川の河川敷グラウンドがありますので、そちらで活動することも多いです。
校内では、その他に柔道場、剣道場、体育館やテニスコート、ゴルフ練習場、卓球場、トレーニングルームなどがあり、各クラブが放課後に汗を流しています。いくつかの運動部を除き、基本的には中高合同で活動していますね。
なお、高校のアメリカンフットボール部だけは、つくばエクスプレス「六町駅」からすぐの場所にある東京未来大学さんのグラウンドをお借りして活動をしています。
好成績を残されている部活も多いですよね。
はい。特に柔道部が圧倒的ですね。全国大会で優勝したり、国際大会で金メダルを取ったりしている生徒も多く、卒業生にはオリンピックの最終選考に残っている生徒もいます。
国際的に活躍されているんですね。そういうOBがいると、後輩も気合いが入るでしょうね。
▲文化部の活動も活発。吹奏楽部は、東京都内で有数の実績を残している
3万冊の蔵書を誇る図書室。英語の本の読破や自習に励む生徒が多い
図書室にやってきました。広々としていて、本もすごく多そうに見えますね。
はい。蔵書は約3万冊で、DVDなど視聴覚教材のコーナーもあります。ここにない図書はリクエストを出せば基本購入してもらえるのが、生徒たちにすごく好評ですね。また、男の子が好きそうな科学系の雑誌などは、常に新しいものを紹介しています。
▲英語で書かれたコミック類。慣れ親しんだマンガのセリフを通して勉強できる
あとは、英語関連の図書も多いです。話題になったコミック「鬼滅の刃」の英語バージョンはやっぱり人気ですね。その他、「Oxford Reading Tree」という、単語のレベル別になったブックレットもあります。これらを使って、楽しく多読をして英語を身につけてもらうことも、取り組みの1つです。
なるほど。好きなものや興味のあることが入り口であれば、自然と英語も身につくでしょうね。
▲中学生・高校生ともに利用する大きな自習室
図書室は本を読むほか自習をする場所というイメージがあるのですが、いかがでしょうか。
図書室でも可能ですが、基本的には1フロア下にある自習室を使っています。約300席ほどの広いスペースを確保していて、日曜日やお正月も含めて朝7時から夜8時まで開いていますので、多くの生徒が活用しています。
やっぱり自習は「強制されて仕方なくやる」という姿勢だと効果がないんですよ。ハートに火がついて、自分で「やるぞ」と決意した子は、このような環境を用意するとどんどん努力して伸びていきます。
面白いのが、自習室以外にも職員室前などに学習スペースがあるのですが、そこは有名大学に合格した先輩が使っていたため、後輩たちが「僕も後を継いで合格するぞ!」という感じで使いたがっています(笑)。
足立学園中学校・高等学校からのメッセージ
最後に、お子様の育て方や進路について考えている読者の方に向けて、メッセージをいただけますか?
足立学園中学校・高等学校は、申し上げたとおり偏差値だけではなく「志」を育てることを重視しています。
もちろん努力を重ねて成績を上げていくこと自体を否定しているわけではないのですが、それだけで終わってはいけないんですね。勉強だけでなく、何に対しても夢中になって真剣に取り組める姿勢を身につけているのが、本当に伸びる子だと私は思っています。
これからの中高の学習で大事なのは、「これは必要ない科目だからやらない」というのではなく、すべての教科に興味を持ち経験することだと思います。文系も理系も同じように勉強して、その中で自分の特性を見いだしていく。教育の中に不要なものはありません。
なので保護者の方も、決して選別をしないようにしてあげてください。勉強でもスポーツでも、目の前のどんなことに対しても真剣に取り組んでいく。私はよく言っているんですが、自分がやってきた努力というのは、決して無駄になることはないんです。
ご家庭でも勉強だけしていればいいのではなく、たとえば「自分の食器ぐらい片付けなさい」と言うわけです。そうやって経験させていくと、人間性の部分でも同時に伸びていくでしょう。受験は子どもの努力を引き出すきっかけになると思うので、ぜひ活用してください。
本校には同じような仲間がたくさんいますし、先生達もそういう想いを持って教育にあたっていますので、自分で何でもやっていける人間に育ってほしいという皆さんは、ぜひご検討いただければ嬉しいです。
足立学園中学校・高等学校の「志共育」について熱くお話しいただき、その魅力が十分に伝わってまいりました。本当にありがとうございました!
足立学園中学校・高等学校の進学実績
足立学園中学校・高等学校は、進学希望者の大学合格率が約9割と非常に高い実績を誇っており、2024年度の合格数を見ても早慶上理に45人、GMARCHに95人と、難関大・名門大に進む生徒も数多いです。
その背景には、夏に行われる進学講習や勉強合宿で成績を伸ばしていくだけでなく、OB懇談会や大学見学ツアーを通して進路を明確にしていくことで、モチベーションが上がっていることも影響していると思われます。
井上先生は「進学はゴールではない。大学合格から始まると思ってほしい」と学校説明会などでよく語っているということです。大学だけではなくさらに将来を見据えた「志」を掲げることで、より心に火が点いて勉強に励む。それが同校の特徴だと感じました。
■近年の大学合格実績(足立学園中学校・高等学校公式サイト)
https://www.adachigakuen-jh.ed.jp/career/shingaku.html
足立学園中学校・高等学校の口コミ
ここでは、足立学園中学校・高等学校の在学生や卒業生、保護者の声をまとめました。
足立学園中学校・高等学校の掲げる“志”が、生徒様や保護者の方にしっかりと響いていることが伝わってきます。
お問い合わせ
学校名 | 学校法人足立学園 足立学園中学校・高等学校 |
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住所 | 東京都足立区千住旭町40-24 |
電話番号 | 03-3888-5331 |
公式URL | https://www.adachigakuen-jh.ed.jp/ |