ぽてん読者の皆さんに、いま注目の学校を紹介するこの企画。本記事では、1910年(明治43年)創立という長い歴史を持つ、伝統ある中高一貫の男子校「学校法人巣鴨学園 巣鴨中学校・巣鴨高等学校」について、その理念や伝統行事を中心に紹介しています。
「努力する習慣を身につけることで可能性を大きく広げていってほしい」という教育方針を持つ同校は、大菩薩峠越え強歩大会や巣園祭(文化祭・体育祭)などの各行事を通じて、生徒同士の絆を、そして先生方やOBの皆さんとの繋がりを深めていけることが特徴です。
また、国際教育においても時代をリードする取り組みを次々と実施しています。特に、英国を代表するパブリックスクールであるイートン校でのサマースクールや、国内にいながら超一流の海外講師から学べる巣鴨サマースクールなどは、この学校ならではのプログラムだといえるでしょう。
今回は、入試広報部長であり巣鴨中学校・巣鴨高等学校で30年以上にわたって生徒の皆さんを見守ってこられた大山聡先生にインタビューさせていただきました!
この記事の目次
巣鴨中学校・巣鴨高等学校が掲げる「硬教育」という考え方
▲インタビューに対応いただいた大山聡先生
最初に、巣鴨中学校・巣鴨高等学校の教育方針についてお教えいただけますか?
私たちの教育方針の土台には、「硬教育」というキーワードがあります。当校は1910年に遠藤隆吉という文学博士が創立した私塾「巣園学舎」が元となっているのですが、この遠藤先生が実践していた考え方が硬教育なんです。
硬教育は、努力主義とも言い換えられます。いまの自分のレベルより少し高い目標に対して、努力を続けながら頑張って取り組んでいくことで、失敗も成功も経験しながら、「挑戦の6年間」を過ごしてほしいという想いを込めています。
当時は「軟教育」、つまり子どもたちが理解しやすいような低いハードルを用意して教えていくという方針もあったようです。もちろんそれもひとつの方法なのですが、困難なことにも自ら挑戦していく姿勢がないと、より高いところまで成長していくのは難しいのではないでしょうか。
硬教育という言葉だけを見ると、いわゆる枠にはまったような教育法を想像してしまうのですが、あくまでも主軸は生徒の皆さんのチャレンジを促すことにあるのですね。
もちろんです。そもそも、向かうべき目標も個人によって異なりますし、その過程においてもただテストの結果だけを追い求めるようなことはありません。生徒に対しても「これをやりなさい」という上からの姿勢ではなく、自然に「やってみよう」と思わせるような声掛けや工夫のある授業を実践しています。
巣鴨中学校・巣鴨高等学校が100年以上のあいだ貫いてきたのは、このような「生徒自ら努力をしたくなる」ような学校づくりなんです。
硬教育は「ハードな教育」ではなく、「ソフトに努力を促してハードな目標を達成し、成長してほしい教育」ということなんですね。
伝統ある巣鴨中学校・巣鴨高等学校ならではの行事
▲2時間目と3時間目の休み時間のあいだにおこなわれる「巣園体操」
歴史の長い巣鴨中学校・巣鴨高等学校では、独自の取り組みが多く存在しています。
その一例が「巣園体操」です。ちょうど取材に伺った午前中に、全校生徒が校庭に集まってきたので何をするのかと思って見ていたところ、オリジナルの体操が始まりました。なんと、1966年から今日に至るまでずっと続いているとのことです。
この他にも、伝統の「巣鴨イズム」を次代に受け継いでいくさまざまな行事があるので、紹介していきます。
体育祭を国立競技場で開催!先生も生徒もチャレンジ精神が根底にあり
▲学校側のサポートと生徒たちの努力が、国立競技場での体育祭を成功に導いた
巣鴨中学校・巣鴨高等学校では多くの行事を実施されていますが、なかでも多くの人の心を動かしたようなものをご紹介いただけますか?
近年で一番盛り上がり、みんなすごく感動したのが、学園祭である「巣園祭」のうち体育祭に相当する「Sugamo Sports Festival」です。体育祭自体はもちろん長年続けていますが、2022年度と2023年度は国立競技場で開催しました。
開催のきっかけは、本当に単純だったんです。「コロナ禍で過密状態を避けたいので、広いグラウンドが借りられないかな」と国立競技場に電話をしてみたら、ちょうど空いていて貸してくださるということだったので「やってみよう」となりました。伝統校のイメージがあるかもしれませんが、我々は実はフットワークが軽いほうだと思います(笑)。
競技場側のスケジュールもあるので、毎年実施できるかどうかはわからないのですが、これからもできれば継続していきたいと考えています。
オリンピック会場で実際に体を動かし、運営に携わることができるのは、生徒の皆さんにとっても貴重な経験になったでしょうね。
本当にそう思います。実は、500メートル走のスターターピストルを鳴らしてくれたのは、東京五輪でもその役を担っていた本橋郁子さんという方で、まさに世界仕様の経験ができたわけです。
また、慣れ親しんだ学校ではなく国立競技場で実施するということで、器具の片付けや次のプログラムを知らせるアナウンスなど、全体の進行においても初めてのことばかりでした。生徒や教師だけで完結するものではなく、施設側との連携も含めて、すごくチャレンジングなことができましたね。
当日は受験生や保護者の方々の見学も自由だったので、多くの方にご来場いただけました。「新しいことをまずやってみる」という巣鴨の現在の姿勢をご覧いただけたと思います。
深夜から早朝まで歩き続ける「強歩大会」や冬場の寒稽古で成功体験を!
▲「競歩」ではなく「強歩」。ハードにも思えるが、先生や卒業生が見守るなか挑戦を促すのが巣鴨の伝統
その他に、御校の独自の行事というと、何が挙げられるでしょうか?
「大菩薩峠越え強歩大会」もわが校独自のものなので、ぜひお伝えしたいです。これは、毎年5月におこなっている伝統行事で、全校生徒が深夜から早朝にかけて奥多摩から大菩薩峠を越え、山梨県甲州市の塩山まで歩くという内容です。
歩く距離は学年ごとに異なっていて、中学1年生は20.4キロメートル、高校3年生は34.5キロメートルとなっています。残念ながら新型コロナウイルスの影響で開催できない期間もあったのですが、山岳部や学校OBの協力のもとで全員が一丸となってゴールに向かうのは、なかなか得られない経験だと思います。
▲夜通し歩き続けるという初めての体験。ゴールしたときはみんな大喜び!
暗い夜道を歩き続けるというのは精神的にも体力的にもハードに思えますが、そこにチャレンジして達成してほしいというのは、硬教育の考え方にも通じますね。
おっしゃるとおりです。その点では、寒稽古も当てはまります。毎年1月上旬〜中旬に6日間実施していて、朝6時20分から約1時間、剣道や柔道の稽古で汗を流します。
生徒によっては、朝4時に起きて始発電車に乗って学校に向かうというケースもあります。中学1年生は初めての経験なので最初は戸惑いますが、朝早く起き、始発で人の少ない電車に乗り、寒いなか稽古に励み、クラスメイトと一緒に6日間を乗り越える。そのすべてが生徒たちの達成感に繋がるんです。
強歩大会も寒稽古も、ただ楽しいわけではありません。ときにはつらい思いをすること、失敗することもあるでしょう。でも、失敗を重ねたうえで立ち直って成功に向かうという経験は、社会に出てからも役立つはずです。行事も含め、巣鴨の6年間ではそんな人としての土台を築いてほしいと考えています。
巣鴨中学校・巣鴨高等学校の伝統行事がもたらすものは自身の成長だけではなく、「自分たちはこれだけのことを成し遂げた」という共通の経験を持つことで、一生ものの友達ができるのだろうなと思いました。
巣鴨中学校・巣鴨高等学校の一歩先ゆく国際教育
巣鴨中学校・巣鴨高等学校は、多種多様かつ先進的な国際教育プログラムを用意している点でも、多くの保護者や学校関係者から注目を集めています。
海外および国内での新鮮な体験による学び、そしてオンラインでの特徴ある取り組みについて、お話を伺いました。
英国名門校「イートン校」と「巣鴨」でおこなう2つのサマースクール
学習指導要領の変化からも、コミュニケーションを含めた英語学習の重要性はどんどん増しているように思います。巣鴨中学校・巣鴨高等学校では、どんなプログラムを実施されているのでしょうか。
最初に紹介したいのは、2002年から実施している「イートン校サマースクール」ですね。高校1年生・2年生の希望者が対象で、首都圏の男子校では当校だけがイートン校から参加を認められています。
イートン校はイギリスの伝統あるパブリックスクールで、首相を数多く輩出している名門校です。そこで過ごす約3週間のあいだ、英語および英国文化のレッスンのほか、一緒にスポーツをしたり、大英博物館などで世界史の教科書に載っているような「本物」に触れたりと、価値観が変わるような体験ができます。
実際に、イートン校で強烈な刺激を受けて自分の道を定め、オックスフォード大に進学した当校の生徒もいるんです。また、高校2年からイギリスのパブリックスクールに留学して、そのままイギリスの大学に進むというルートもあり、オックスフォード大学やケンブリッジ大学進学を目指して、イギリスで頑張っている生徒も複数人います。
▲「巣鴨サマースクール」での学びのようす。国際舞台でのリーダー論からミュージカル制作まで内容は幅広い
本当にすばらしい体験ができると思うのですが、日本を離れる期間や費用などの都合上、参加が難しいケースもありますよね。
そうですね。そのような生徒に、もう少しカジュアルに同じような体験をしてほしいという流れでできたのが、「巣鴨サマースクール」です。「イートン校に行くのが難しいなら、向こうの講師の方々に来てもらおう」という、ある種わかりやすい発想により、2017年に巣鴨学園蓼科校舎で始まりました。
このプログラムの特徴は、夏休みの6日間、イギリスのトップエリートから学べることです。たとえば、オックスフォード大学出身で内閣官房で勤務されていて、ブレグジット(※)の真っ只中において政府でEU担当だった方と、オールイングリッシュで「国家のリーダーはどんな資質が必要か」などのテーマで意見交換をしました。
(※)ブレグジット:2020年に起きたイギリスの欧州連合(EU)離脱を指す言葉。
その他にも、現役でミュージカルの音楽監督をしている方と一緒に作品をつくったりと、単なる英語教育を超えた内容になっていると自負しています。
独自のオンラインプログラムも選択可。他校の生徒と一緒に学ぶことも
▲イギリスの各分野のスペシャリストからレッスンが受けられるオンラインプログラム「Double Helix」を主催
巣鴨中学校・巣鴨高等学校では、オンラインでの国際教育も実施されているのでしょうか。
はい。代表的なものが「Double Helix(ダブル・ヒーリックス)」というプログラムですね。各分野の第一線で活躍するイギリス人講師からオンラインで講義を受け、議論などを重ねて「知識」と「高次元の思考」を身につけていきます。
Double Helixはコロナ禍をきっかけにスタートし、当校を中心に女子校を含む他校の生徒も参加してくれています。2022年からはイギリスから先生方をお招きして対面でのレッスンも始めました。いろんな学校の生徒が魅力的なテーマや挑みがいのある課題を前にして英語で交流しているようすを見ると、こうやって国際的に活躍する人物は育っていくのだと感じます。
また、2023年には「Craft Your Life(クラフト・ユア・ライフ)」という取り組みも始まりました。こちらは、約5週間のオンラインプログラムで、英国名門校のライフスキルを学ぶことができるというのが特徴です。
イートン校サマースクールの総責任者だった講師から、「時間をどう管理していけばいいか」など生活全般のことから、「将来のために何をすればいいか」など人生設計の相談まで、幅広いサポートが受けられます。
英語を入り口に生徒の意識が変わり、目標に向かって努力を始める
国際教育によって得られるのは、英語が身につくことだけではないと感じました。巣鴨中学校・巣鴨高等学校の生徒の皆さんは、サマースクールなどの各種プログラムを体験したあと、どう変わるのでしょうか?
先ほどお話ししたようなプログラムを受けた後には、やはり生徒の意識は変わりますね。たとえば保護者や教員が何も言わないのに熱心に英語を勉強し始めたり、レッスンにおいても発言を怖がらず積極的になったりしています。聞いてみると、「英語を知ってたくさん話せば世界が広がるし、友達ももっと増える」と言うんです。
こんなにも変わった理由のひとつには、先生の教え方もあると思います。たとえ少し文法が間違っていたとしても、いちいち指摘せずに「ファンタスティック!」と褒めるところから入るんです。
ある生徒は、英国政府の要職に就いている講師から「君の考え方は優れている。外交官に向いているね」と言われたそうです。すると「外交官になるために、まず東大法学部に進学する」と進路を決めました。実際にEU各国と折衝している人に言われるのですから、やっぱり説得力がありますよね。
英語を学ぶことは受験対策だけではなく、自分の生き方を考えることにも繋がるということですね。
まさにそうですね。単に海外の方と話したいだけなら、スマートフォンの翻訳アプリで実用的なものがすでに登場していると思います。「英語で話す」ことではなく、国際的な知識や教養を持っておくことと、それに基づいて論理的に堂々と意思を伝えることが大事なんです。
海外留学経験があって英語はスムーズに話せるけど、自分の考えを持たず、曖昧な回答にとどまってしまう人。英語は拙いけど、協調性を持ちながらしっかりとした論旨で話せる人。どちらが国際的に通用するかというと、圧倒的に後者です。生徒たちには、将来的にそんな人になってほしいんです。
英語を学ぶのは手段であって、語学を学ぶだけではないということですね。英語を使って世界トップクラスの人の思考法やコミュニケーションの方法を学び、自分の人生を切り拓いてほしいというのが、巣鴨中学校・巣鴨高等学校の国際教育の方針だということがよくわかりました。
巣鴨中学校・巣鴨高等学校の施設とエピソード
▲おしゃれな校舎内のウッドデッキ。新校舎はもともと敷地に生えていた木を再利用した部分も多い
ここからは校内のスポットを巡りながら、「巣鴨中学校・巣鴨高等学校の生徒はどんな学園生活を送っているのか」を大山先生と一緒に探っていきます!
大塚駅や池袋駅から歩いて登校可。真面目に授業に取り組む朗らかな生徒たち
生徒の皆さんはどのような経路で登校されるのですか?
JR大塚駅の北口からは歩いて約10分、ターミナル駅である池袋駅からはだいたい15分くらいかかりますが、その2つが多いでしょうか。20分くらいかかりますが、板橋駅からも問題なく歩けますよ。どの駅からも少し遠いのですが、逆に言うと多くの路線を利用できます。
熱心に授業を受けているようすを、少しだけのぞかせてもらいました。大山先生は、巣鴨中学校・巣鴨高等学校にはどんな生徒が多いと感じていますか?
人それぞれなのですが、個人的には本当に普通の男子中学生・男子高校生たちだなと思っていますね。
歴史ある学校なので、「みんなピシッと真面目にしているんじゃないか」「先生も厳しいんじゃないか」と思っていらっしゃる方がいるかもしれないのですが、そんなことはないです。校内を歩いていても「何やってるんですか〜?」と、良く言えばすごくフランクに(笑)、話しかけてくれます。
▲授業中のタイミングで撮影した図書館。放課後には自習する生徒でいっぱいに
人工芝グラウンドなど、充実した施設でスポーツに励む
巣鴨中学校・巣鴨高等学校のグラウンドはすごく綺麗ですね。
ありがとうございます。都心の学校だと、どうしても大きな運動場を作れないケースもありますが、当校の人工芝グラウンドはその中では広いほうではないでしょうか。体育の授業でも部活でも、いろいろなスポーツに対応できます。
また、ギムナシオン(体育館)やテニスコート、剣道場、野球の投球練習場などの施設で、多くの生徒が汗を流しています。
▲体育の授業中。活気にあふれ、ひとつのプレーごとに歓声が上がっていた
いま、ちょうど体育の授業でソフトテニスをやっていますね。
はい。実は、当校の小野寺(剛)先生は巣鴨OBなのですが、ソフトテニスの元全日本チャンピオンで、国内のタイトルはすべて獲ったという経歴を持っているんです。世界選手権でも3位に入っています。
もちろん入学時点ではほとんどの生徒が初心者なので、小野寺先生がていねいに教えています。一流プレイヤーに接することで、そのすごさを体感できるというのも生徒にとっては大きいですね。
文化系の部活も活発。3月にはフェスティバルも開催
▲文化祭での生徒の演奏風景
グラウンドや体育の授業を見させていただいたのですが、文化系の取り組みも活発なのでしょうか。
もちろんです。普段の部活動もそうですし、文化祭もありますし、加えて3月には「アカデミック・フェスティバル」というイベントを開催しています。
これは文化系のクラブに特化した発表会で、合唱部や歌留多(かるた)部など多くのクラブが自分たちの集大成を見てもらおうと毎年頑張っています。
巣鴨中学校・巣鴨高等学校からご家族・お子様へのメッセージ
最後に、記事をご覧の子どもたちと保護者の皆様にメッセージをお願いします。
シンプルにお伝えしたいのは、巣鴨中学校・巣鴨高等学校ではいろいろな挑戦ができて、それが成長に繋がっているということですね。
日々の授業や行事・大会に向けての練習、ハイレベルな英語のスピーチの場などすべてのシーンにおいて、巣鴨中学校・巣鴨高等学校では挑戦できる機会を設けています。
また、私たちはよく生徒に「努力は裏切らない。仮にうまくいかなくても、努力が無意味だったことは1回もない」と伝えているんです。努力した結果は無駄にならないですし、挑戦を何度も続けられるよう私たちも全力でサポートするので、その気持ちを忘れないでほしいと思っています。
先生方や友達に支えられて挑戦を続ける6年間を経験すると、入学当初から考えられないほど成長していくのでしょうね。
そうですね。そういう意味では、私が3年間担任をして医師になった生徒が当てはまります。最初は成績が抜群というわけではなかったのですが、医学部に入るべく努力をして目標を達成し、今はさまざまな学校行事に同行する医師として参加してくれているんです。
私が少し体調が悪いことを話したら「ちゃんと検査しないとだめですよ。ウチの病院に来てください」ということで診てもらいました。責任感のある社会人に成長したのだと、感慨深かったですね。
このOBはあくまでも一例ですが、当校では学校生活や行事、独自の取り組みなどから、生徒が自分らしく成長するきっかけをつかんでもらえると考えています。ぜひ志望校として検討いただければ嬉しいです。
大山先生にいろいろなお話を伺い、また実際に生徒の皆さんの姿を見て、御校は時代をリードする教育を実践されているのだなと感じました。
「歴史ある男子校」というイメージ通りの行事のなかで育まれる挑戦心、そしてそんなイメージとは異なる先進的な国際教育プログラムで芽生える自立心は、巣鴨中学校・巣鴨高等学校に通う生徒たちの特徴ではないでしょうか。
本日はありがとうございました!
巣鴨中学校・巣鴨高等学校の進学実績
巣鴨中学校・巣鴨高等学校は、東京大学や一橋大学などの国公立大学や、早稲田大学・慶應義塾大学など難関私大を中心に、毎年のように合格実績を残しています。また、医学部や医科歯科系の大学の合格者が多いのも特徴です。
コロナ禍の影響が減った2023年度には、現役で海外大学に進んだ生徒も複数生まれました。ただ、大山先生にお話を伺うと、「なんとなく海外に行きたい」という生徒に海外大学への進学を薦めることはないということです。
「将来○○になるためにこの大学で学びたい」など、本気の想いを持ってもらうように心がけ、その選択を本気でサポートすることが、実績に繋がっているということでした。
■近年の大学合格者数(学校法人巣鴨学園公式サイト)
https://www.sugamo.ed.jp/about/passed_results.php
巣鴨中学校・巣鴨高等学校に通う生徒の保護者の声
ここでは、巣鴨中学校・巣鴨高等学校に通うお子様を持つ保護者の皆様の口コミをご紹介します。
小テストが多いほか、補習の対応をしてくれたり、上を目指したい生徒に課題を出してくれたりと、すごく面倒見がよい!
文武両道の精神が根付いているのが印象的。いろいろな伝統行事も最初は「しんどそうだな」と感じたが、子どもはすごく楽しんでいたし、精神面も強くなったと思う。
先生方が思ったより柔軟。イベントなどでも、生徒のアイデアも受け入れて一生懸命サポートしてくれる。
スマートフォンの持ち込み許可制など校則がしっかりしていて、安心して送り出せる。
校舎が綺麗。木がいっぱい使われているし、広いロッカーが使いやすいということで満足しているみたいです。
全体的に、伝統のある男子校だけに教育方針がしっかりとしていて安心できるという声が多かったです。また、歴史のある学校というイメージとは異なり施設が整っている点や、先生がフランクに接してくれることにも、多くの保護者の方が満足していました。
お問い合わせ
問い合わせ先 | 学校法人巣鴨学園 巣鴨中学校・巣鴨高等学校 |
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