1965年創業。土屋鞄製造所が手掛けるランドセルの「職人のこだわり」に注目!

この記事では、「本当に良いランドセルを贈ってあげたい。でも、どれにすればいいかわからない!」と考えている方に向けて、土屋鞄製造所の製品とその魅力について紹介していきます。

土屋鞄製造所は、1965年の創業以来ランドセルを作り続けてきたという老舗メーカーで、使い心地や耐久性に優れているのはもちろんのこと、職人による修理が6年間無料で受けられるので安心して使えるのが大きな特徴です。

今回は、同社のランドセル事業推進本部に所属する高橋さんと千原さんに、デザイン・機能へのこだわりや購入者の声などを伺いました。いわゆる「ラン活」にお悩みの方は、ぜひ参考にしてくださいね。

▼土屋鞄製造所の詳細

ショップタイプ 実店舗オンラインストア出張店舗※出張店舗の会場一覧は、毎年1月〜2月頃更新
営業時間 店舗により異なる
※オンラインストアの場合は常時購入可能

土屋鞄が作るランドセルには「長く愛せる」ための工夫がいっぱい!

土屋鞄製造所西新井本店に並ぶランドセル

ランドセルを作り続けて約60年という長い歴史を持つ土屋鞄製造所。子どもが小学校に通う6年間、その成長を支え続けるという大きな役割を果たすべく、「長く愛せる」ための工夫を随所に取り入れています。

その中で大事にしているのは、「人生で最初に持つ本格的なカバンだからこそ、本物を提供する」という想い。どんな素材を選ぶかというところから始まり、流行に左右されないデザインを目指すなど、使うほどに愛着が増すようなランドセルを作り続けているんです。

そんな土屋鞄製造所がランドセルに込める想いやこだわりのポイントについて、高橋さんと千原さんにお話しいただきました。

シンプルなデザインと、手作業ならではのこだわりがポイント

土屋鞄製造所の「プレミアムカラー(牛革・チャコールグレー)」ランドセル

編集部

土屋鞄製造所のランドセルを見ていて、まず思ったのは「可愛いだけじゃなくて品がある!」ということです。いったい、どんなコンセプトで製作されているんですか?

高橋さん

ありがとうございます。コンセプトとしては、小学校で長い時間を一緒に過ごすものだから、色使いやデザインなどをシンプルかつ上質にすることで「飽きのこない」ものにすることを意識しています。簡単に言うと、1年生でも6年生でも似合うようなものにしたいんです。

「子どもが使うものだからこれくらいでいいだろう」という妥協をすることはありません。土屋鞄製造所では、150以上のパーツを300以上の工程で、しかもひとつずつ手作業で丁寧に作っています。

土屋鞄製造所のランドセルのアップ

編集部

デザイン面に関して、具体的にはどんなところにこだわりが反映されていますか?

高橋さん

社内では「部屋に置いたときに品のある佇まいにする」ということをよく話しているのですが、ステッチの数や糸の太さを部位によって変えたり、フタの縁に膨らみを持たせることで、パッと見て立体感があり、柔らかな陰影を生み出すような工夫をしています。

土屋鞄製造所のランドセルのアップ

▲場所によって、ステッチの数や糸の太さが異なることがよくわかる。

千原さん

そのこだわりは、製品によっても異なります。ステッチひとつとっても、革の色と変えることでデザインの一つとして成立させているものもありますし、あえて同じ色にして強く主張しないようにしているものもあります。

私たちにとって、ランドセルは大量生産の品ではないんです。お子さんの相棒として、ひとつひとつの製品が美しく見えているかどうか。デザイン段階や製造工程も含めて、そこを考え抜いているというのは、土屋鞄製造所が自信を持って言えるところです。

職人の技術により、6年間使い続けてもキレイなランドセル

土屋鞄製造所のランドセルのアップ

▲ランドセルの角の「菊寄せ」の部分。デザインとして美しく、さらに強度も増している。

編集部

土屋鞄製造所のこだわりは、使い心地や耐久性にもあらわれているのでしょうか?

千原さん

もちろんです。一例を挙げると、擦れて痛みやすいランドセルの角の部分には「菊寄せ」という技術を使って補強しています。これは、角の部分を革で当ててくるんでから、菊の花びらのようなひだを均等に作り、その上からミシンをかけるという方法です。

また、背負ったときにフィットするようテストを繰り返してパーツを選別したり、素材にこだわったりと、丈夫さとデザインを両立させることは私たちのテーマでもあります。実際に、耐久性については社内でしっかりと検査を行っています。

私たちは、お子さんが6年間使用された弊社製のランドセルを見る機会があるのですが、キレイな形を保っているものがすごく多いんですよ。

土屋鞄製造所のランドセルの背面部分

編集部

製作は、1つのランドセルを1人の職人さんが一貫して担当されるのですか?

高橋さん

いいえ、土屋鞄製造所ではチームに分かれてリレー形式でランドセルを形にしていきます。「背中側の縫製担当」などのように、パーツごとに製作担当者が違うからこそ、専門性が上がり高い質のものが提供できるのだと思います。ランドセルの種類によって使用する革の種類が異なりますし、ミシンの癖も1台ごとにわずかに違うからです。

弊社の職人は、その違いを見極めながら、ひとつずつ丁寧に手作業でランドセルを製作しています。だからこそ、安心して長くお使いいただけるランドセルをお届けできているのだと思っています。

軽量化やサイズアップで、変化する小学校生活に対応!

土屋鞄製造所の「RECOベーシック(牛革ハイブリッド・ディープレッド)」ランドセル

▲牛革と人工皮革のハイブリッドにより、優美な見た目と機能性を両立させている。

編集部

先ほど、素材についてもこだわっているとお話しいただきましたが、詳しくお教えいただけますか?

千原さん

もちろん製品ごとに変わってくるのですが、一部のランドセルはフタの部分が牛革、それ以外の部分を人工皮革にした「牛革ハイブリッド」という素材にしています。これにより総重量が約1,290グラム(※)という軽量化が実現できています。
(※)シリーズや素材により異なります。詳細は公式サイトをご参照ください。

高橋さん

近年は教科書がA4サイズで大きくなっていたり、教材のICT化でタブレットを持ち運ぶようになっていたりと、荷物自体がとても増えていますよね。

弊社でも、必要なものが入るようサイズアップしながら、かつ軽くするという企業努力を毎年続けていますし、小学校の生活の変化に合わせてランドセル自体も進化させています。

土屋鞄製造所のランドセルのアップ

編集部

通学時の負担が少なくなるよう、生活に寄り添った製品設計を心がけておられるのですね。その他のこだわりはありますか?

千原さん

ほとんどのモデルのランドセルは、防水加工が施されているので、お手入れも簡単で安心して使っていただけます。

土屋鞄製造所のランドセルのアップ

高橋さん

素材に関して補足すると、150以上あるパーツを作るときは、「半裁」と呼ばれる牛の革全体を半分に切った状態から切り出します。革は決して均一ではなく、お腹側や背中側の違いで強度なども変わってくるので、その見極めが必要なんです。

また、ときには牛同士でケンカしたときの傷や、一見して見逃してしまうようなホクロなどが残っていることもあります。そういった箇所は使わないよう作業時にチェックしているので、安定した品質を保てているのだと思います。

編集部

牛のホクロにまで気を使われているとは驚きました。そうした細部へのこだわりが、土屋鞄ランドセルの高い質へと繋がっているのですね。

土屋鞄製造所がオススメするランドセルとは?

ここまで、土屋鞄製造所のランドセルのこだわりや魅力についてお話しいただきました。では、いま人気のランドセルはどのようなものなのでしょうか。

引き続きお二人にご紹介いただきましたので、商品画像とあわせてぜひご覧ください!

黒と赤以外にもさまざま。土屋鞄製造所の色使いは全世代に人気

土屋鞄製造所西新井本店に並ぶランドセル

編集部

近年、ランドセル売場を見るとものすごくたくさんの種類があって驚くほどなのですが、どんな色が人気なのでしょうか?

千原さん

今はお子さんが自分で「この色がいい!」と選ぶようなケースも増えていて、好みもさまざまです。総合していうと、紫・ピンク・ネイビー・キャメル系など、男女関係なく自分らしいものを選んでいるという印象ですね。もちろん、ランドセルの定番である黒や赤も人気ですよ。

ちなみに、弊社のランドセルは自然から着想を得ていたり、生活に馴染むような色合いをベースにしていたりと、デザインとも重なる品のあるカラーリングを揃えていて、多くのニーズにお応えできるようにしています。

土屋鞄製造所西新井本店に並ぶランドセル

千原さん

実際に私が売場で体験した話なのですが、ある男の子が「赤いランドセルがいい」と言ったところ、そのおじいちゃん、おばあちゃんが「女の子の色だから別の色にしたら?」と反対するケースがありました。

でも、実際にご家族に土屋鞄のランドセルを手に取っていただくと、「赤といっても明るい朱色から茶色が混じったようなシックなものまで幅広いね」とおっしゃっていただけました。赤=女の子というイメージを払拭できたのかなと思います。結果、お子さんにもご家族にもご満足いただくことができました。

これからも、お子さんの好みにもご家族の想いにも対応できるようなラインナップを目指していきたいですね。

人気ブランドとコラボしたシリーズも。時代に合わせて進化中!

土屋鞄製造所の「アトリエ(牛革ハイブリッド・ピーチ・24年入学用モデル)」ランドセルの各部分

▲「ミナ ペルホネン」とのコラボレーションモデル(2024年入学用モデル)。フタを開けると鮮やかな模様が広がり、大人も子どもも思わず楽しくなる。

編集部

土屋鞄製造所では、どのようなシリーズ展開をされているのでしょうか。

千原さん

もともと土屋鞄では男女でご案内を分けることはしていませんが、「RECO(レコ)」シリーズでは特に、性別にとらわれない「自由な色選び」を後押しするというコンセプトを打ち出しています。

高橋さん

また、「アトリエ」シリーズも非常に人気ですね。このシリーズでは、ここ数年続けてファッションブランド「ミナ ペルホネン」とコラボした限定描き下ろし柄が内容にあしらわれたモデルを販売しているんです。2025年入学用のモデルについては、ランドセルだけでなく、ハンカチやレッスンバッグも含めて展開しています。

このモデルの何が素敵かというと、フタを閉じたときはシンプルかつシックな見た目で、フタを開くとパッと華やかな絵柄が広がるんですよね。落ち着いた見た目で長く使ってほしい親御さんと、可愛いデザインでテンションを上げたいお子さんと、ちょうど良い着地点をご提案できているのかなと思います。

編集部

アトリエシリーズのように鮮やかな色使いやデザインが好まれたりと、ランドセルの流行も変わってきているのでしょうか?

高橋さん

そうですね。一例として、最近はフタを開けたときにある時間割入れをなくしているものも多いです。アトリエシリーズも含め、土屋鞄の製品のおよそ半分以上がその仕様になっています。

今の小学校は、「1学期はずっとこの時間割」と決まっているところだけでなく、1ヶ月単位、もしくは1週間単位で授業が変わっていくような学校もあるんです。また、時間割はタブレットなどで見るというお子さんも多くなりました。そんな時代の変化や望まれるデザインの移り変わりに敏感に対応しながら、開発を続けています。

ランドセルは一生に一度の買い物だからこそ、子どもの「好き」を重視

土屋鞄製造所の「ヌメ革(キャメル)」ランドセル

編集部

少し話は変わりますが、ランドセルを選ぶときは何を優先したらよいのでしょうか。もちろん見た目の第一印象で「これだ!」と決めるケースもあるとは思うのですが…。

高橋さん

ご家庭によって優先順位は変わると思います。ただ、通学時間が長かったり、まだ体格が小柄なお子さんだったりする場合、やはり軽いほうが負担が少ないので、人工皮革を使ったモデルをオススメすることが多いですね。

親御さんが口出ししたくなる気持ちも分かるのですが、やはりお子さんの「好き」を大事にしてあげてほしいというのが個人的な想いです。

編集部

ランドセルを選ぶのは、その人にとって一生に一回ですものね。

高橋さん

そうなんです。土屋鞄では、その大切な機会において多くの選択肢をご提供するべく、幅広い商品ラインナップを取り揃えています。そこから選ぶときは、シリーズや機能性というよりは、やっぱり色やデザインから直感で決める方が多いです。

例えば「ベーシックカラー プラス」というモデルの場合、ベースは黒なのですがフタの裏や肩ベルトの一部が水色になっている製品があって、「黒がカッコいいけど青も好き!」というお子さんにひと目で気に入っていただけたことがありました。

また、「一生に一回だからこそ、上質なものを使ってほしい」というご家族の意見も尊重するべく、高級の馬革を使った「コードバン」のランドセルもご用意しています。

壊してしまっても大丈夫!無料で修理対応、代替品の支給あり

土屋鞄製造所西新井本店の外観

▲土屋鞄製造所の西新井本店。工房が併設されているので職人さんの作業風景が見られることも。

編集部

ランドセルは6年間使い続けるうえに、ときには背負いながら走り回ったり、またときには放り投げられたりしますよね。もし傷んでしまった場合、土屋鞄製造所ではどのように対応されるのでしょうか?

千原さん

私どもの製品は、痛みやすい部分にあらかじめ補強したり、擦れやすいところの素材・デザインを工夫したりと耐久性を高くしているのですが、それでも壊れてしまうことはありますよね。

そのようなとき、土屋鞄ではたとえお子様の不注意によって破損された場合でも無料で修理しています。例えば友達とランドセルを引っ張り合ってベルトがちぎれてしまったというケースでも、喜んで修理を受け付けているんです。

土屋鞄のランドセルは職人が手作業で作っているので、破損したときも外部に委託せず自分たちで修理できるのが強みです。直すのに少しお時間をいただいてしまうこともあるのですが、代わりの製品をお渡ししているので、その間も安心して通学できます。

編集部

壊れても直してもらえるのであれば、ご家族もすごく安心ですよね。そのほかに修理に関する条件などはありますか?

千原さん

特にないですね。回数も決まっていないので、破損されたらその度に修理します。また、送料や代替品の貸出料もかからないほか、代替品はできるだけ似たものや同じ系統のモデルをお送りしているので、違和感なく使っていただけます。

このような対応にしているのは、やっぱりお子さんには元気いっぱい土屋鞄のランドセルを使ってほしいからですね。もちろん大事にしていただくのもありがたいですが、壊してしまっても直して使い続けることで、より愛着が湧いて「ひとつのものと長く付き合う」経験をしていただければと思います。

思い出を手元に残す「リメイクサービス」でずっと一緒に

土屋鞄製造所のランドセルリメイクサービスで製作可能な各グッズ

▲ランドセルをリメイクすることで、小学校卒業後も思い出の品を手元に残すことができる。

編集部

小学校の6年間が終わり、いつも一緒に過ごしてきたランドセルともお別れの時。土屋鞄製造所では、そんなときに利用できるサービスがあるんですよね?

千原さん

おっしゃるとおりです。私たちは、6年間使い続けた思い出のランドセルを作り変え、その後も長く愛着を持って使ったり、飾ったりしていただける「ランドセルリメイク」というサービスを実施しています。

編集部

例えば、どんなものに作り変えられるのでしょうか。

千原さん

そのランドセルの革や部品を使って、さまざまな商品に作り変えることができます。例えば思い出の品として残すのであれば、形はそのままにサイズだけ小さくした「ミニチュアランドセル」が人気です。

また、ペンケースやパスケースなど、中学校や高校、それ以降も身につけていて違和感のないようなグッズにされることも多いです。私たちのこだわりとして、品格あふれるデザインや佇まいの良さというところは意識していますので、大人が持っていても様になるかと思いますよ。

高橋さん

先ほどお話しした修理や、このリメイクサービスも、それぞれの職人が手掛けているので、品質は折り紙付きです。土屋鞄では財布やビジネスバッグなど大人向けの革製品も展開していますので、デザイン性の高さについてもご満足いただけるはずです!

■「ランドセルリメイク」のサービス詳細はこちら
https://tsuchiya-randoseru.jp/collections/remake

土屋鞄製造所のランドセルを購入するなら?

ここまで読んできて、土屋鞄製造所のランドセルの魅力は存分におわかりいただけたかと思います。では、手に取ってみたい、ラインナップを見てみたいという場合にはどうすればよいのでしょうか?

購入を検討している方が気になることについて、お聞きしました!

購入方法は実店舗・オンラインストア・出張店舗の3つ!

編集部

土屋鞄製造所のランドセルを購入したいという場合、どのような方法がありますか?

高橋さん

私たちは外部に委託せずすべて自社で販売をおこなっているので、購入いただく方法は次の3つのいずれかとなります。

まずは「実店舗での販売」です。ランドセルの取り扱い店は全国に11箇所あるので、お近くの店舗に足を運んでいただければ、実際の製品を手に取って比較・検討していただくことができます。

次に、「オンラインストア」があります。弊社の公式オンラインストアでご注文いただくことで、ご自宅まで製品をお届けします。お申し込みいただければ事前にカタログも送付しますので、じっくりとお選びいただけますよ。

最後が「出張店舗」です。これは、店舗のない地域を中心に、全国約30箇所で毎年3月から5月に開催しているものです。ホテルやイベントホールの一室を借りて、販売中のすべての製品を展示および販売しています。

出張店舗は事前予約制となっています。ずらっと並んだランドセルを試着しながら選んでいただけますし、楽しみながら選ぶこと自体が思い出になるような体験ができるかと思います。

編集部

ちなみに、いつ頃買うのがベストなのでしょうか。

高橋さん

ご家庭により異なるとは思いますが、多くの選択肢から6年間をともに過ごす相棒を探すわけですから、2月〜4月に下見をしていただくのが確実かなと個人的には思います。

土屋鞄製造所では、「買おうと思ったら売り切れになっていた」という事態をできるだけ防ぐために生産調整をしながら皆様にご案内をしているのですが、申し訳ないことにどうしても売り切れてしまうことがございます。

そういった意味でも、入学のちょうど1年前である春頃に動き出していただくと、いろいろなラインナップから選べるので、よいのではないでしょうか。

■出張店舗の詳細はこちら(会場一覧は毎年1月〜2月頃更新)
https://tsuchiya-randoseru.jp/pages/store-caravan

土屋鞄製造所からのメッセージ

編集部

最後に、土屋鞄製造所のランドセルに興味を持ったお子さん、そしてそのご家族に向けてメッセージをお願いします!

高橋さん

ランドセルは単なるカバンではなく、どんどん成長していく小学校6年間のパートナーですよね。新入学のお子さんに6年後のことを聞いても想像はしづらいと思うのですが、卒業を迎えるときに「これを選んで良かったな」と思ってもらえるよう、私たちはあらゆる工程に想いを込めています。

丸みを帯びた見た目の美しさや品格のあるデザイン、背負ったときの使いやすさや耐久性、一見気づかないようなステッチひとつへのこだわり、そして修理を含めたサポートの手厚さ。手前味噌ながら、土屋鞄製造所のランドセルの品質はピカイチだと自負しています。

ぜひご家族にもサポートいただきながら、納得いただける「お気に入り」を見つけていただけたら嬉しいです。

千原さん

私が土屋鞄に入社して驚いたのは、「自分でランドセルを選ぶお子さんがこんなに多いんだ!」ということです。自分の子ども時代は、与えられたランドセルを使うのが当たり前でしたから。

でも、そうやってランドセルを選ぶと、「自分で決めた大好きなアイテムが身近にある」というのが心の支えになることもあると思うんです。テストで良い点を取ったとき、友達とケンカしたときなど、どんなときでもお子さんに寄り添うように日々の学校生活を一緒に過ごす、そんな製品を送り出したいという思いで、土屋鞄はこだわってランドセルを作っています。

最近では、インバウンドで日本を訪れる海外の方がランドセルに注目し、お問い合わせや購入希望の声をいただくことも増えています。子どものみならず大人も感動するような高い技術を取り入れているので、そういった目線でも私たちのランドセルを見ていただけるとありがたいです。

編集部

土屋鞄製造所のお二人にお話を伺って感じたのは、職人が生み出す自分たちのランドセルへの誇りと、「子どもが使うものだから、良いものを作る」という想いの強さでした。

これから「ラン活」を始める方は、ぜひそのこだわりを実際に感じてみてはいかがでしょうか。高橋さん、千原さん、本日はありがとうございました!

土屋鞄製造所のランドセルの口コミ・評判

SNSでの投稿では、その品質やデザインに満足しているという声や、お子さんの成長のようすとともにランドセルの画像を掲載されている例もあるそうです。「長く愛してくれてありがとう」という感謝、そしてその想いをエネルギーにして次の商品開発に活かしていると、お二人は話されていました。

職人が細部までこだわって作る品質の良さと、子どもも大人もうっとりしてしまうような色とデザイン。それらを実感してみたい方は、ぜひ土屋鞄製造所のランドセルを手に取ってみてはいかがでしょうか。

土屋鞄製造所の基本情報

本社所在地 東京都足立区西新井7-15-5
店舗所在地 ランドセル専門店「童具店」9店舗
大人向け鞄専門店「土屋鞄製造所」16店舗(国内12店、海外4店)
複合店2店舗
(※2023年12月現在)
詳細はこちらから
営業時間・定休日 店舗により異なる
公式サイト https://tsuchiya-randoseru.jp/
問い合わせ https://tsuchiya-randoseru.jp/pages/contact