子どもが6年間を通して使うランドセル。近年は色やデザインが多岐にわたり、どれを選べばいいのか迷ってしまう方も多いのではないでしょうか。この記事ではそんな“ラン活”に悩む方に向けて、「くるピタランドセル」の魅力を紹介します。
高いデザイン性と豊富なラインナップで人気の「くるピタランドセル」の中でも一番の特徴は、“くるピタ”の名前の由来でもあるオリジナル錠前です。指1本でくるっと開き、近づけるだけでピタッと施錠してくれるので、力がまだ弱い1年生でも安心して扱えます。
今回は、「くるピタランドセル」を手掛ける株式会社マツモトの商品部部長・竹味さんと商品部マネージャー・瀧澤さんに、ランドセルへのこだわりや魅力、購入後の保証サービスなどについて詳しく伺いました。
▼「くるピタランドセル」の詳細
ショップタイプ | 直売展示場 相談会・直売会オンラインストア |
---|---|
営業時間 | 会場によって異なる ※オンラインストアの場合は常時購入可能 |
この記事の目次
多彩な機能と高いデザイン性を兼ね備えた「くるピタランドセル」
▲くるピタチェンジの錠前
株式会社マツモトは、1948年の創業以来、カバンやハンドバッグほか服飾品の卸売事業を展開している愛知県春日井市の老舗企業です。1964年錠前にマグネットを採用したオリジナルランドセル「まぐちゃん」の販売により大きな反響を呼びました。
現在は、錠前が指一本でくるっと開き、ピタッと閉じられる「くるピタ」の機能を備えた「くるピタランドセル」を主力商品としています。
「くるピタ」だけではなく、独特な錠前のデザインや、錠前を交換できる「くるピタチェンジ」も大人気。ここからは、そんな「くるピタランドセル」の魅力や特徴をお伝えしていきます。
小さな力で開閉でき、閉め忘れの心配もない「くるピタ」
最初に、「くるピタランドセル」の売りである錠前の「くるピタ」について、どんな機能なのか教えていただけますか?
くるピタは、マグネットを利用し指先で軽く触れただけで開閉できる錠前です。ドイツのバックルメーカーFIDLOCK社の独自技術をベースに、弊社が開発した特許技術となっています。小さな力で開閉でき、閉め忘れの心配もないことが好評で、2012年の発売から、今では人気のランドセルブランドに成長しています。
使いやすさだけでなく、デザイン性の高さ、見た目のユニークさも特徴で、子どもたちに興味を持ってもらっています。例えば、男の子向けの場合、ホイール型の錠前、女の子向けはハート型やリボン型があります。
さらに、錠前の回す部分を交換できる「くるピタチェンジ」というシリーズのランドセルもあります。錠前は、三角形やリボン型のものや、ポケモンのモンスターボールやピカチュウ、イーブイをモチーフにしたものから選べます。お子さんの気分や成長に合わせて、付け替える使い方も楽しいと思いますよ。
使い心地とデザイン性を両立した機能となっているのですね。
肩ベルトに低反発クッションを入れて身体への負担を軽減
くるピタ以外のランドセルの特徴についてもお聞かせください。
ランドセルは重たいイメージがあるかも知れませんが、毎年技術開発を進めていて、大幅な軽量化を実現しています。
例えば、教材やタブレットなど重いものを入れて背負っても負担が少ないように、2022年に肩ベルトを改良しました。ベルトの中に厚み10mmの低反発クッションを入れた「楽ピタ」という機能です。
毎日背負うランドセルだからこそ、背負い心地への配慮はありがたいですね。
360度からのライトに反応する反射材を搭載。夜道や悪天候でも安心
子ども安全面にも配慮した設計になっていると聞きましたが、いかがでしょうか?
「くるピタランドセル」は、360度全方向からのライトに反応する反射材を搭載しています。しかも、反射材は、通常のものより強く光を跳ね返す高反射材を採用しています。
暗い帰り道や雨降りの日、地域によっては雪が降った場合など、自転車や自動車から子どもたちの姿は意外と認識しにくいものです。そうしたときに、車の運転者や自転車に乗っている大人の方からも非常に視認しやすくなります。
また、反射材の数を増やした「超ピカ」というシリーズもあるほか、反射材が虹色に光る「レインボースパーク」というシリーズもあります。カッコ良く光るため、特に男の子には好評です。
「くるピタランドセル」の人気のシリーズや価格帯
ここからは、「くるピタランドセル」の人気のシリーズや価格帯について伺っていきます。
男の子には「レインボースパーク」「スピードライン」、女の子には「バービー」「花かざり」が人気
▲男の子に人気、反射材が虹色に光るレインボースパークシリーズ
人気のあるシリーズについて教えていただけますでしょうか?
男の子には、先ほどご紹介した「レインボースパーク」や、軽量化に特化し、スポーティなデザインが特徴の「スピードライン」が好評です。スピードラインも「超ピカ」の機能を備えていて、レインボースパークと同じようにカラフルに光る反射材を採用しています。
いずれもスポーティーなデザインなので、特に活発な男の子に好まれる傾向があります。
女の子ですと、華やかなデザインが特徴の「バービー」や、花の絵が装飾された「花かざり」が人気です。「花かざり」は、肩ベルトを立ち上げて身体にフィットしやすくした「フィットちゃん」という機能もあり、背負い心地も抜群です。
さらには、5万円台からの比較的お買い求めやすいシリーズ「安ピカッ」も、男女問わずお買い求めになる方が多いです。
「レインボースパーク」や「スピードライン」に比べると数は少ないですが、ポケモンをモチーフにしたランドセルもよく売れています。錠前だけでなく、ランドセル全体の色合いやデザインが、ポケモンをイメージしたものとなっています。
ポケモンは世代を超えて長く愛されているキャラクターですから、親御さんにも好評ですよ。
かなり多彩な製品をそろえているのですね。
ラインナップが幅広く、選択肢が多いことも弊社のランドセルならではの特徴の1つだと思います。
平均価格は7万〜7万5千円ほど
色の人気はいかがでしょうか?
女の子は紫系、男の子は黒にブルーが入っているものの人気が高いです。
ただ、2023年頃から男の子でも、メタリックレッドという、エンジっぽい濃い目の赤色の人気が増してきました。ステッチ(縫い糸)に赤を使っているものも人気が出てきています。
ちなみに、御社のランドセルの平均価格帯はどれぐらいなのでしょうか?
平均価格は税込7万から7万5000円ほどです。
ただ、値段を気にされて購入される方はあまりいらっしゃらず、デザインや機能をお気に召した方がご購入されている印象です。
▲花のモチーフが装飾された「花かざり」シリーズ
「くるピタランドセル」の購入方法・6年間修理保証について
▲男の子に人気、軽量に特化したスポーティなデザインのスピードラインシリーズ
「くるピタランドセル」の購入方法について教えていただけますでしょうか?
全国の有名百貨店・量販店にてご購入いただけます。また、弊社のホームページからオンラインでもご購入いただけます。
また、毎年3〜8月にかけては、弊社(マツモト)の東京・大阪・愛知の3ヶ所で展示会も開いています。こちらは予約制になりますので、インターネットかお電話でご予約の上、お越しください。
そのほかにも、3〜6月にはランドセルわくわくフェスティバルに出展し東北から九州の各地で直売会も開催していますので、気になった方は弊社公式サイトをご確認いただければと思います。
購入前にランドセルを試着できるレンタルサービスもあり
ほかにも、購入検討者にとって嬉しいサービスがございましたら、お聞かせください。
「お試しランドセル」という、購入前にランドセルを取り寄せて背負ってみたり、デザインを確認したりできるレンタルサービスがあります。興味のある商品に触れられる機会がないという方にご利用いただいています。
インターネットなどで見た画像と、実物の印象が異なる場合はあると思うので、実物を確認できるのは助かりますね。壊れた場合の修理保証はどのようになっていますか?
修理に関しては、ご入学からご卒業までの6年間、対応させていただいております。糸のほつれやベルトの切れ、金具の破損などは無償で行なっていますよ。
「くるピタランドセル」からのメッセージ
▲取材に対応していただいた竹味さん(左)と瀧澤さん
最後に、ラン活に励んでいる読者の方、保護者の方に向けてメッセージをお願いします。
「くるピタランドセル」利便性はもちろん、耐久性にも定評があります。ランドセル本体はもちろん、錠前の「くるピタ」は通常の錠前と比べても衝撃に高い強度を誇っています。
十分に6年間使い続けていただける製品になっていますので、ご安心ください。ご購入をご検討していただける方は、ぜひ一度、「くるピタランドセル」に直接触れていただければと思います。よろしくお願い致します。
本日はランドセル選びの参考になるお話を聞かせていただき、ありがとうございました。
「くるピタランドセル」の口コミ・評判
「くるピタランドセル」を使用している方からは、どのような声が上がっているのでしょうか。Googleでの口コミも見てみましょう。
使いやすさやデザインが高く評価されていました。お子さん自身が気に入って購入したという口コミも多く見られました。
「くるピタランドセル」の基本情報
本部所在地 | 愛知県春日井市高山町4丁目9番地7 |
---|---|
直売展示場 | ■東京本社会場 東京都中央区日本橋馬喰街2丁目6番10号東京大和化成ビル6階 ■大阪会場 大阪府大阪市中央区博労町1丁目7番2号堺筋トラストビル7F ■愛知会場 愛知県春日井市高山町4丁目9番地7 |
営業時間・定休日 | 会場による/要予約 ※詳細はこちらから |
公式ページ | https://www.kurupita.jp/ |
問い合わせ先 | https://form.run/@kurupita-inquiry |
※詳しくは公式ページでご確認ください