留学で成長する生徒多数。宮城学院中学校高等学校の「グローバル×探究」で培う力|中高一貫校

特色ある教育プログラムで次世代を担う子どもを育成する学校を紹介するこの企画。今回は宮城県仙台市の私立中高一貫女子校「宮城学院中学校高等学校」を紹介します。

宮城学院中学校高等学校は1886年に創立された、約140年の歴史を持つ学校です。アメリカの宣教師によって創立された背景から、伝統的に英語教育に力を入れており、現在では探究学習と掛け合わせた国際教育プログラムなど、特徴的なグローバル教育が展開されています。

そんな宮城学院中学校高等学校の教育方針やグローバル教育の特徴、“班”という名称で個性ある活動を精力的に行うクラブ活動の魅力について、校長の平林先生、高校教頭の遠藤先生、中学教頭の丸山先生、入試広報部長の鈴木先生の4名に詳しくお話を伺いました。

情操教育に重きをおく「宮城学院中学校高等学校」の教育

宮城学院中学校高等学校校長の平林先生

▲インタビューにご対応いただいた宮城学院中学校高等学校校長の平林先生

編集部

まずは御校の建学の精神や教育方針を教えてください。

平林校長

本校ではプロテスタント・キリスト教に基づく人格教育を基本に据え、「キリスト教に則った世界の平和を追求する女性の教育」を意味する建学の精神を掲げています。またこの建学の精神のもとスクールモットーに設定しているのが「神を畏れ、隣人を愛する」という言葉です。

このスクールモットーには、神に愛されている者同士として尊重し合い、他者に貢献できる生き方が表現されています。そのため本校では、生徒一人ひとりの個性を大切にする教育により生徒の自己肯定感を高め、同時に他者の個性を理解し尊重する共感性を育んでいくことを目標としています。

編集部

キリスト教に基づく御校の教育方針を生徒の皆さんに浸透させていくために、実施している教育活動はありますか?

平林校長

本校では毎朝の礼拝や聖書の授業、キリスト教に関連する行事などを通じて、徹底した情操教育を行っています。特に中学1年生から高校3年生の全校生徒が参加する毎朝の礼拝では、教員だけでなく代表生徒がお話をする機会を設けているのが特徴です。全校生徒の前で自分の意見を発表する機会を通じて、日頃から物事に対して深く思考し、発信する力を培っていけたらと考えています。また上級生のお話から新たな視点を得たり、他の人の発表の仕方を学んだりする機会にもなっています。

宮城学院中学校高等学校の礼拝堂

▲宮城学院のシンボル的建物である礼拝堂

探究的視点でグローバルな課題に向き合う「探究型国際教育」

宮城学院中学校高等学校の探究学習で発表を行う生徒の様子

▲探究型国際教育の発表を行う生徒

編集部

続いてグローバル教育のトピックに移ります。御校ではどのようなグローバル教育の取り組みを実施されているのでしょうか。

丸山先生

宮城学院中学校高等学校のグローバル教育は、主に探究型国際教育(グローバルスタディーズ)、留学制度、英語教育の3本柱で展開しています。まずはその中の探究型国際教育の内容についてご説明します。

本校の探究型国際教育は2004年、英語の教科書で紹介されていたアフリカのマリ共和国で支援活動をされている村上一枝さんに、当時の本校の高校生が「自分たちもマリ共和国支援に関して何かできることはないか」とコンタクトを取ったことが端緒となっています。その後文化祭で手作りバザーを開催し、その売上をマリ共和国の識字学校建設や井戸の設置に役立ててもらいました。そこで生まれたつながりを発展させ、2014年から「世界に目を向ける」ことを目的とした探究型国際教育が始まりました。

探究型国際教育は中学校・高校の両方を対象に、1年間通じて実施するプログラムです。世界で活躍されている方をお招きして講演いただく「学びと交流のパート」と、SDGsをテーマに自ら調べ、発表を行う「探究活動のパート」の大きく2つに分かれます。

編集部

学びと交流のパートでは、これまでどのような方の講演を実施されたのでしょうか。

丸山先生

探究型国際教育のきっかけとなった村上一枝さんはもちろんのこと、多様な活動を行う方にご講演いただいています。例えば「WFP国連世界食糧計画」という、ノーベル平和賞も受賞している団体で日本人リーダーとして長年活躍された忍足謙朗さんをお招きしたこともあります。またテレビ番組のコメンテーターとしても活躍されるジャーナリストの安田菜津紀さん、アフガニスタンで中村哲医師と共に医療活動にあたった看護師の藤田千代子先生にも、ご自身の体験などを踏まえてご講演いただきました。

講演会には、先ほど言ったWFPに勤める由佐泰子さんや、「ACE(エース)」というチョコレート生産に関する児童労働問題の解消に取り組むNPO団体の副代表・白木朋子さんなど、本校の卒業生にも講師として登壇いただいています。自分たちの直接の先輩から世界に貢献するお仕事の話を聞くことで、在校生にとっても感じ入る部分があるようです。さまざまな方の講演を通じて国際貢献に興味を持つ生徒も毎年出てきており、生徒たちの進路にも影響を与える内容となっています。

編集部

「探究活動のパート」の内容についても教えてください。

丸山先生

探究活動のパートでは、SDGsをベースに中学1年生から3年生、高校1年生、2年生が国際的な問題について検討し、段階的に探究のスキルを身につける活動を行います。中学1年生ではSDGsとは何かというところからはじめ、2年生で職場体験を行い、3年生で学びの集大成としてグループごとにテーマを決めて調べ学習、発表を行います。高校ではSDGsの17の目標から自ら課題を設定し、仮説検証を行い、結論をまとめ発表をするという、中学3年間の内容を踏まえてさらに踏み込んだ内容で実践力を養っています。

探究活動のテーマは生徒主体で設定しており、内容は多岐にわたります。その中でも教育や貧困問題、水の問題などが身近な問題をテーマとして設定する生徒は多いですね。また高校2年生は沖縄に研修に行くため、事前事後学習では沖縄の経済や環境問題といったテーマ設定をする生徒もいます。

そして年度末にはプレゼンテーション発表会を実施し、1年間の学習成果を皆の前で発表します。そこでは違う学年の発表を見ることができるため、先輩の研究内容やプレゼンテーションの仕方などを学ぶ機会にもなっているんです。高校2年生になると、テーマ設定も発表方法も素晴らしい探究が数多く出そろいます。その内容を受けて「自分たちの年にはさらに良いものを」と生徒たちもモチベーション高く取り組んでいるため、研究内容のレベルやプレゼンテーション技術が年々ブラッシュアップされていると感じますね。

中学生から参加できる留学プログラムで、国際感覚を磨く

宮城学院中学校高等学校での留学の様子

▲留学プログラムで現地校の学生と交流を行う生徒の様子

編集部

宮城学院中学校高等学校のグローバル教育の柱の1つである留学制度についてもご説明いただけますか?

鈴木先生

中学校・高校の両方を対象とした留学制度としては、約10日から2週間の期間、オーストラリアかカナダの姉妹校に交換留学を行う短期留学があります。こちらは本校の生徒が集団で1つの学校に通うために、比較的参加しやすい留学機会となっています。

中学校の留学制度として特徴的なのが、中学3年次にニュージーランド約10週間留学に行く中期留学のプログラムです。そちらはニュージーランドの現地校に生徒一人ひとりが配属され、独力で現地での生活を送ります。短期留学に比べて大変な局面も多いことが想定されますが、その分英語力の向上だけでなく、自己解決力や発信力、自立心を育むことができる機会となっています。

高校生の中期留学プログラムは2つあり、1つは中学生と同じニュージーランドへの10週間の留学、もう1つがオーストラリアへの10週間の留学です。オーストラリアも現地の学校に生徒一人ひとりが配属される形のプログラムです。また高校生は中期留学に加えて、公益財団法人AFSの交換留学プログラムを活用して1年間の長期留学を経験することも可能です。

編集部

海外留学を経験した生徒の皆さんに感じる変化はありますか?

鈴木先生

後でご説明するように本校は普段の英語の授業に力を入れているため、現地でのコミュニケーションは比較的スムーズにいっている印象です。実際に私が留学先の生徒の様子を見に行った際にも、現地の生活に溶け込んで生活している生徒の姿を見ることができました(笑)。もちろん最初は戸惑うこともあるようですが、海外の空気を感じて生活するという点で良い経験になっているようです。

留学中というよりも、むしろ帰ってきた後の生徒の様子が大きく変化します。学校内でも、留学を経て帰国した生徒は自分の意見を発信しようという姿勢が非常に強くなるんです。そういう様子を見て、周りの生徒も感化され、引っ張られるような形で学校内での意見交換や交流に活気が生まれています。

実践的な英語力を育む宮城学院中学校高等学校の英語教育

編集部

御校の英語の授業の特徴についても教えてください。

鈴木先生

中学校では、1週間あたりの英語の単位数を7単位と、文部科学省が設定しているカリキュラムよりも多く設定しています。

また英語入試の生徒を対象に「E-Jr.(イージュニア)」という英語に特化したクラスを設けているのが特徴です。E-Jr.では7時間のうち4時間はネイティブ教員、残りの3時間は日本人の英語教員による授業を行います。

通常、ネイティブ教員はALT(外国語指導助手)として日本人の英語教員の行う授業の補助に入る形が一般的ですが、本校では有資格のネイティブ教員2名が常駐しているため、ネイティブ教員単独で授業を実施できるのが強みです。そこではプレゼンテーションやグループワーク、SATライティング、ディベートなど、大学入試レベルの英語力を養成しています。そして日本人の英語教員は検定教科書を用い文法や読解力を丁寧に養成する、という授業構成となっています。

E-Jr.以外のコースでも、英語の授業の時間は同じく7時間です。うち4時間は日本人の英語教員による基礎学習の内容を行い、3時間はネイティブ教員による英会話中心の授業を行います。英会話の時間も多く設けることで、臆することなく英語を使う力を育むことを目的としています。

編集部

高校ではグローバルコミュニケーションコースという英語に特化したコースがあるとのことですが、こちらはどのようなコースなのでしょうか。

鈴木先生

高校のグローバルコミュニケーションコースは、英語に特色を持つ国内外の大学進学を目指すコースです。中学のE-Jr.から引き続きこちらのコースに進学することを想定しています。

グローバルコミュニケーションコースは高校1年生で8単位、高校2年生で11単位、高校3年生で12単位と、他のコースに比べて英語の授業時間をかなり多く設定しています。そして全31単位のうち、25単位でネイティブ教員によるオールイングリッシュの授業を行います。浴びるように英語を聞き、インプットとアウトプットを繰り返しながら、聞く・話す・読む・書くの4技能を中心に、英語を運用する力を養成できるコースです。

文武両道を目指す「宮城学院中学校高等学校」の多彩なクラブ活動

編集部

続いて自慢のクラブ活動というテーマについて伺います。御校ではどのくらいの生徒さんがクラブに所属しているのでしょうか。

遠藤先生

前提として、本校では伝統的にクラブ名称を「部」ではなく「班」と呼称しているため、固有のクラブを指す場合は「~班」と呼ばせていただきます。

宮城学院中学校高等学校では勉強もクラブ活動も委員会活動も、すべて全力で取り組む“文武両道”な生徒が非常に多いのが特徴です。中学校の間はクラブへの加入は必須ですが、加入が任意となる高校でも80%弱の生徒が何らかのクラブ活動に所属して、一生懸命活動しています。

班は大きく文化班・運動班に分かれており、文化班の方が多くなっています。特に音楽系のクラブ活動に所属する生徒が多いですね。

編集部

特徴的な活動を行うクラブをいくつか紹介していただけますか?

遠藤先生

文化班の音楽系クラブの中でも、「弦楽班」には中高合わせて32名と非常に多くの生徒が所属しています。弦楽班はバイオリンとチェロとヴィオラの3つの楽器で、非常に繊細な演奏を行うクラブです。本校の最大行事であるクリスマス礼拝のときに歌うハレルヤコーラスの演奏や、全国のオーケストラフェスタに向けて、仙台フィルハーモニーの管弦楽団の方からも日常的に指導いただきながら日々練習を行っています。本校の敷地内にあるこども園で演奏をすることもあり、子どもたちの大きな歌声と弦楽の音色が響きる光景も見られますよ。

弦楽班では、基本的には指揮者なしでの演奏ができるように指導を行っているのが特徴です。生徒がお互いの合図のもとで呼吸を合わせ、音楽をつくり上げることを大切に指導しているため、アイコンタクトがとてもうまくなっているそうです。

編集部

御校は中学3年次に全員が授業で弦楽を習うなど、音楽に触れ合う機会を大切にされていると思いますが、音楽系のクラブ活動が活発なのはそういった背景もあるのでしょうか。

遠藤先生

そうですね。本校では毎朝讃美歌を歌ったり奏楽に触れたりと、音楽教育を非常に大切にしているため、自然と音楽に親しむ空気は生まれていると思います。たまに讃美歌をハモりながら廊下を歩いている生徒の姿も見ることがありますよ。良い音楽に触れることで感受性が高まり、良い音楽を奏でられるということもあると思います。

宮城学院中学校高等学校の弦楽班の様子

▲弦楽班の練習風景

編集部

運動部で特徴的なクラブはありますか?

遠藤先生

運動部のソフトテニス班は創部4年目と歴史の浅いクラブながら、2024年6月の高等学校総合体育大会の宮城県大会団体戦で準優勝を果たしました。実は優勝した学校は全国大会優勝を果たすほど県内では不動の優勝校ということもあり、実質県内では本校が優勝だと思っています(笑)。

部員も20名に増え、女性コーチのもとで雰囲気良く活動していることが良い実績にもつながっているのではないかと思います。夜21時まで練習しているため勉強との両立が大変な面はありますが、勉強でも好成績を収めている生徒が多く、まさに文武両道の模範となっているクラブです。

宮城学院中学校高等学校のソフトテニス班の様子

▲創部4年で県大会準優勝の実績を残すソフトテニス部

編集部

その他に、文化班・運動班問わずユニークな活動をしているクラブ、実績を残しているクラブがあれば教えてください。

遠藤先生

宮城学院は、敷地内でリスやタヌキ、カモシカに出会うことができるほど豊かな自然の中に広々としたキャンパスを構えています。そんな本校ならではの強みを活かして、自然科学班が活発に活動しています。自然科学班ではサンショウウオの保護活動をしており、つい先日も、3ミリ程度だったサンショウウオの赤ちゃんが5センチになった姿を見せてもらいました。自然の豊かさを守るために、熱心に研究しながら日々活動を行っています。

宮城学院中学校高等学校の自然科学班が育てるサンショウウオ

▲自然科学班が育てるサンショウウオ

遠藤先生

また、放送班は2023年度にNHK杯高校放送コンテスト宮城県大会のアナウンス部門で最優秀賞を受賞し、全国大会に出場した実績を持つクラブです。後輩たちもそんな先輩の姿に刺激を受け精力的に活動し、今年度も数々の優秀な成績を残しています。放送班は毎週金曜日に「MGランチボックス」(MG:宮城学院の略称)という名前の校内放送を実施し、そこではリクエストされた音楽を流したり、そのときどきに合ったトピックを話したりと、お昼の楽しいひとときを提供してくれています。

編集部

自然科学班が熱心に活動されているとのことですが、理系分野に興味を持つ生徒さんも多いのですか?

遠藤先生

基本的には本校には文系の生徒が多いのですが、理系教育にも力を入れています。校内には5つの理科実験室がありますし、その理科室前には教員が趣向を凝らした面白い展示がされているんですよ。そういうところをきっかけにしながら、自然科学班などを中心に、理系分野の興味・関心も高まっているのではないかと思います。

宮城学院中学校高等学校の理科実験の様子

クラブ活動や行事での異年齢交流が魅力

編集部

弦楽班のアイコンタクトのお話やソフトテニス班の雰囲気のお話からも伝わってきたように、御校のクラブには先輩と後輩との良い関係が築かれているんですね。

遠藤先生

まさにおっしゃる通りで、先輩と後輩の「姉妹体験」が得られるというのが女子校の、そして本校ならではの良さであると考えています。

上級生にとっては下級生をサポートすることが本人にとっての成長機会になりますし、下級生にとっては上級生の姿をロールモデルとして設定しやすく、それによって成長の加速が期待できるでしょう。一人っ子も増えている中、異年齢交流が与える双方への相乗効果は大きいのではないでしょうか。

本校ではクラブ活動だけでなく、体育祭や文化祭などでも中高合同で実施する機会が多いため、学年を超えて交流している姿をよく見ます。上級生が下級生に親切に教えている姿は、教員から見ても心温まる風景ですね。

宮城学院中学校高等学校の行事の様子

▲クラブ活動だけでなく、学校行事も中学校・高校合同で実施することが多い

宮城学院中学校高等学校からのメッセージ

宮城学院中学校高等学校の平林先生、遠藤先生、丸山先生

▲左から、丸山先生、平林校長、遠藤先生

編集部

最後に、記事をご覧になって宮城学院中学校高等学校に興味を持ったお子様、保護者の方に向けてメッセージをお願いします。

平林校長

もし本校の教育に興味を持っていただけたのであれば、ぜひ一度足を運んでいただけると嬉しいです。自然豊かな環境、キリスト教の雰囲気、女子校の雰囲気など、実際に足を運んだからこそわかる本校ならではの空気感を感じ取っていただけると思います。

遠藤先生

本校は女子校という環境の中で、のびのびとゆったり過ごせる雰囲気のある学校です。平林校長も言ったように、学校に足を踏み入れてこそ感じられる雰囲気や風土、匂いがあります。ぜひ一度本校に来ていただけると嬉しいです。

丸山先生

宮城学院中学校高等学校は1886年に創立された伝統校ということで、敷居を高く感じられる方もいるかもしれません。しかし140年近く生徒一人ひとりの個性を大切に教育を行ってきたからこそ、生徒たちは皆のびのびと学校生活を楽しんでいます。「百聞は一見に如かず」で、実際にその様子を見ていただくと本校の教育の良さをお分かりいただけると思いますので、ぜひご来校ください。

鈴木先生

丸山先生のいうとおり、キリスト教の女子校というと、規律がしっかりとしていて厳しい学校だというイメージを持たれがちなのですが、実際に見ていただくと、教員と生徒の距離も非常に近く、生徒たちは本当にいきいきと、和気あいあいと楽しく学校生活を送っています。本校の教育や学校生活に魅力を感じる方は、ぜひ来ていただけると嬉しいです。

宮城学院中学校高等学校の進学実績

宮城学院中学校高等学校の図書室

宮城学院高等学校は「総合進学コース」「グローバルコミュニケーションコース」「特別進学コース」の3つのコース制となっており、それぞれの進路希望に応じたきめ細かな指導を行っています。

総合進学コースを中心に数多くの大学への合格実績が生まれており、2023年度には旧帝大の難関校である東北大学をはじめ、上智大学や同志社大学といった全国の難関私立大学に合格者を輩出しています。また宮城学院女子大学への内部推薦枠をはじめ、豊富な推薦枠を活用した進路が実現しているのも特徴です。

■宮城学院高等学校の進路情報(公式サイト)

https://www.miyagi-gakuin.ac.jp/career/report/

宮城学院中学校高等学校の生徒・保護者の口コミ

ここでは、宮城学院中学校高等学校の生徒や保護者から寄せられた口コミを一部抜粋して紹介します。

(生徒)クリスマス礼拝や讃美歌など、キリスト教の学校ならではのイベントがある。生徒や先生の仲も良く、女子校ならではの雰囲気で楽しく学校生活を送ることができる。

(生徒)英語に力を入れており、中学生でも高校生レベルの英語力を持つ子もいる。

(生徒)生徒主体で生徒の希望を大切にしてくれるが、生徒が「やりたい」といったことに対しては先生がとても手厚くサポートしてくれる。

(保護者)学習環境が整っている。特に自由に使用できるスタディモールという学習室が魅力。

(保護者)中高合同でクラブ活動を行っていて、皆で仲良く活動している雰囲気が感じ取れる。

女子校ならではののびのびとした雰囲気や、生徒同士、生徒と教員の仲の良さに魅力を感じる声が多く挙がっていました。教員の指導が手厚く、安心して学校生活を送れるという声があったのも印象的です。

宮城学院中学校高等学校へのお問い合わせ

運営 学校法人宮城学院
住所 宮城県仙台市青葉区桜ケ丘9丁目1-1
電話番号 022-279-1331
問い合わせ先 https://www.miyagi-gakuin.ac.jp/information/contact
公式ページ https://www.miyagi-gakuin.ac.jp/

※詳しくは公式ページでご確認ください