未来を切り拓く女性を育成する「三輪田学園中学校・高等学校」のグローバル教育とは|中高一貫校

特色ある教育に取り組む“注目の学校”を紹介するこの企画。本記事では、東京都千代田区にある私立の女子中高一貫校「三輪田学園中学校・高等学校」を紹介します。

自立した女性の育成に余念のない同校では、英語をツールとして活用するための英語教育や、充実した語学研修制度、自発的に学ぶ力を鍛える探究学習など、学習へのモチベーションを高める独自のカリキュラムが豊富です。

また、習熟度別に行う授業やリクルートと提携して行う放課後学習など、学びのサポートが手厚いことも特徴です。

今回は、そんな三輪田学園中学校・高等学校の教育理念や取り組みについて、入試広報部長の上田谷先生と副部長の村上先生に、英語の特徴的なカリキュラムについて、中学教頭の荒川先生にお話を伺いました。

未来を切り拓く力を備えた女性を育成する「三輪田学園中学校・高等学校」

三輪田学園中学校・高等学校の玄関

編集部

まずはじめに、三輪田学園中学校・高等学校の教育理念についてお聞かせください。

上田谷先生

三輪田学園は「徳才兼備の女性の育成」を目標に教育を行っています。徳才兼備とは、「豊かな人間性と高い学力を併せ持っている」こと。明治の教育者、三輪田眞佐子が学園を創立して以来、約140年の長きにわたり受け継がれてきた教育方針です。さらに「徳」が「才」よりも先にあることも重要です。

また、校訓には「誠のほかに道なし」を掲げています。他者に対しても自分に対しても誠実であることが、人として最も大切なあり方、生き方である、と、三輪田眞佐子は教えています。

編集部

そのような女性になるために、三輪田学園中学校・高等学校ではどんな工夫をしていますか?

上田谷先生

カリキュラム、学校行事、特別活動すべてに対して「身につけてほしい力」を設定しています。それらひとつひとつを誠実にこなすことによって、価値観やモラル、他者に寄り添う共感能力などを併せ持った魅力ある人間になれると考えています。

豊かな人間性を身につけ、未来を自分の力で颯爽と切り拓いていけるような女性の育成を目指して、日々生徒たちと向き合っています。

三輪田学園中学校・高等学校のグローバル教育

三輪田学園中学校・高等学校のネイティブ教員が在室するEnglish Lounge

▲ネイティブ教員が在室する「English Lounge」。気軽に立ち寄り会話を楽しむ生徒も多いのだそう。

編集部

中学教頭の荒川先生(英語科)に伺います。英語科の特徴的なカリキュラムなどをお伺いできますか?

荒川先生

本校は、「聞く・話す・読む・書く」の4技能をバランスよく鍛える英語教育に力を入れています。

フォニックスの手法を使って発音を学び、グループワークや発表を通じてコミュニケーション力を磨きます。また、音読の反復練習と暗唱でテキストを日本語に変換することなく英語のまま理解できるスキルを身につけたり、与えられたテーマについて自分の考えや意見をひとまとまりの文章で書くといった練習を中学1年生の早い段階から行ったりもしています。

学力よりも思考力を重視する昨今の大学入試改革に対応しつつ、グローバル社会を生き抜くための実践的な英語を身につけられるように指導しています。

編集部

授業はどのように進められるのでしょうか?

荒川先生

入学時から、英検の成績などにもとづき「Standard Class」「Advanced Class」「Honors Class」の3つに分かれ、自分の英語力にマッチしたレベルの授業を受けることができます。少人数制にこだわっており、各レベルに該当する生徒が多ければクラスを分けて対応しますし、逆にたとえ数人であっても開講します。

ネイティブ教員の授業を受ける三輪田学園中学校・高等学校の生徒たち

▲少人数制で進める英語の授業。レベルにあった内容で授業を受けられる。

編集部

各クラスの授業内容を教えてください。

荒川先生

Standard Classは、大多数の生徒向けの標準クラスです。アルファベット、発音、語彙にはじまり、生徒のレベルに合わせて少しずつステップアップしていきます。

Advanced Classは、中1で英検4級、3級取得者のクラスで、今年は2クラスあります。日本人教員による授業と、ネイティブ教員主体のティーム・ティーチングの授業を取り入れています。海外旅行中の想定で英語で絵はがきを書いたり、朗読劇の練習をしたりと、楽しみながら英語を身につけられるよう工夫をしています。

Honors Classは、中1で英検準2級以上取得者の帰国子女などを対象とした最もハイレベルなクラスです。プレゼンテーションの機会が多く、より実践的な英語を身につけていきます。

三輪田学園中学校・高等学校の中学教頭である荒川先生

▲中学教頭で英語科担当の荒川先生

視野を広げ国際理解を深める「大使館ツアー」

ドイツ大使館で発表する三輪田学園中学校・高等学校の生徒たち

▲ドイツ大使館を訪れたときの様子

編集部

他にも、グローバル教育について特徴的な取り組みがあれば教えてください。

荒川先生

英語科の教員の企画で、ドイツ大使館やメキシコ大使館、ハンガリー文化センターなどを訪問する「大使館などのツアー」を実施しています。各国の歴史や文化、芸術などに触れ、国際理解を深める内容です。

英語圏の大使館でなくても、説明はすべて英語です。適宜日本語の通訳もあるのですが、生徒たちは英語のままだいたい理解できているようですね。

ハンガリー文化センターを訪れた三輪田学園中学校・高等学校の生徒たち

▲ハンガリー文化センターを訪れたときの様子

編集部

さまざまな取り組みを通して、生徒たちはどのように成長していると思いますか?

荒川先生

中学1年生のころから実践的な英語を学んでいることもあって、英語をひとつの科目ではなく「コミュニケーションのツール」として捉えている生徒が非常に多いと思います。私たちも、英語が好きになる仕掛けや、英語を使って新たなチャレンジをしたい生徒のモチベーションを高める工夫を常にしながらカリキュラムを作っています。

卒業生からは、「英語の塾に行かなくても、三輪田の授業だけで受験までしっかりと対応できる力を養えた」という感想もありましたね。

メキシコ大使館で世界文化遺産について発表する三輪田学園中学校・高等学校の生徒

▲メキシコ大使館を訪れたときの様子

リサーチ力を高め、学びをアウトプットする「模擬国連」

模擬国連に参加した三輪田学園中学校・高等学校の生徒たち

編集部

ここからは、再び村上先生と上田谷先生に伺います。ほかにもグローバル教育に関して、特徴的なプログラムはありますか?

村上先生

社会科の教員が中心となって「模擬国連」に取り組んでいます。これは、各国の大使になりきった生徒が国連同様に、国際社会が抱える問題を解決に導くためのスピーチや討論を行うものです。本校では、週に1回のペースで、社会課題に興味がある生徒約30名が放課後に模擬国連の練習をしています。

模擬国連は世界的な取り組みで、各地で定期的に大会が開かれています。本校も2022年、2023年と「全日本高校模擬国連大会」の予選を突破し本選に出場したほか、2023年・2024年の春休みには高校生がタイのバンコクで開かれた「タイ模擬国連」にも参加しました。

タイ模擬国連に参加し挙手する三輪田学園中学校・高等学校の生徒たち

▲タイ模擬国連に参加したときの様子

編集部

放課後の練習の成果が現れているんですね。対象は何年生なのでしょうか?

上田谷先生

現在の対象は中学2年生から高校生です。今年から対象者を中2からに広げて、HUB(模擬国連)を始めました。この模擬国連をやりたいから三輪田学園を選んだという生徒もいるほどなんですよ。

編集部

実際に模擬国連に取り組んでいる生徒たちのようすはいかがですか?

村上先生

とても積極的になったと感じますし、視野が広がっているとも思います。また、大会に参加すると国際問題に興味がある他校の生徒とも関われて、刺激にもなっているようです。

上田谷先生

通常、模擬国連に取り組む学校は国際コースなどもともと英語レベルの高い生徒が多いのですが、本校の場合は最初から英語レベルが高い生徒が多いわけではありません。それでも世界情勢や国の政策をしっかり調べると同時に英語力も磨いて、自分の考えを発信しようとがんばっています。

タイ模擬国連に参加したときには、終わった後も名残惜しくて、海外の生徒と会話を楽しんだという生徒もいましたね。

三輪田学園中学校・高等学校入試広報部副部長の村上先生

▲お話を伺った村上先生

イングリッシュキャンプに海外研修。視野を広げる豊富なプログラム

ロンドンでビッグベンと国会議事堂前で撮影した集合写真

▲語学研修でイギリスを訪れたときの様子

編集部

三輪田学園中学校・高等学校は全員必修の語学研修があるそうですね。

荒川先生

はい。中学2年生の6月に、国内の宿泊施設で泊まりがけで行う「イングリッシュキャンプ」というものがあります。ネイティブ教員と一緒に英語漬けの3日間を送るプログラムで、少人数のグループに分かれて海外の文化を学んだり、日本文化を紹介するプレゼンテーションを作ったりします。

編集部

海外研修制度も豊富だと伺いました。

上田谷先生

はい。希望者が参加できる海外研修プログラムを複数用意しています。中学2年生・3年生ではカナダで10日間ホームステイをします。休日はホストファミリーとショッピングや観光を楽しみ、学校では現地の教員や学生と一緒に語学研修に励みます。

高校1年生ではイギリスの高校の寮に2週間滞在します。1週目は他国の留学生とともに授業を受け、2週目はハリーポッターのドラマプログラムを受講するという本格的なものです。

三輪田学園中学校・高等学校の生徒がカナダでの研修プログラムに参加した時の様子

▲カナダでの研修プログラム時の様子

村上先生

約2ヶ月半の「ターム留学」と、1年の「イヤー留学」から選べるオーストラリア留学もあります。ブリスベン郊外の私立女子校に滞在するプログラムで、留学後は自分の学年に戻ることができます。

また、高校2年生向けにはマルタ共和国での海外研修も用意しています。文化遺産が豊富な同国で、遺跡を見学したりインターナショナルスクールで英語研修を行ったりするほか、アートスクールの授業も受けることができます。

編集部

海外研修を終えた生徒たちからはどんな声がありますか?

上田谷先生

短期にしろ長期にしろ、海外で一定期間過ごすことでとても視野が広がるようですね。英語で会話できたことは大きな自信につながりますし、たとえうまく話せなくても「もっと英語をがんばろう!」というモチベーションになっていると思います。海外の良いところだけでなく、日本文化の良いところにも気付かされたという声もあります。

村上先生

ホストファミリーや語学学校でできた他国の友達と、英語でずっと連絡を取り合っているという生徒もいます。英語というツールを使えば人生が楽しく豊かになるということを、身を持って体験する機会になっているようです。

自発的に学びを深める姿勢が身につく探究学習

三輪田学園中学校・高等学校の化学室

編集部

三輪田学園中学校・高等学校の探究学習について教えてください。

上田谷先生

中学校では、大学のゼミのように複数の専門分野の中から2年間で4つの講座を選びます。講座は「国語科」「数学科」「理科」「情報科」「家庭科」「体育科」など10教科あり、その内容に沿った探究テーマを設定し、週2時間取り組みます

編集部

たとえばどんなテーマがあるのでしょう?

村上先生

芸術科では、iPadを使って作曲をします。専用アプリでリズムやメロディを打ち込み、作詞も行います。もちろん最初はまったく専門知識がない状態でのスタートなのですが、みんな上手に作るので驚かされます。

家庭科もおもしろいですよ。表参道で開催されるファーマーズマーケットに足を運び、出店されている農家さんにインタビューしたり、小麦アレルギーの方のために米粉を使ったスイーツのレシピを考えて作ったりしています。

上田谷先生

理科では、植物ごとのDNA量の違いを調べた生徒がいました。アイデアも実験の手順もすべて生徒が考えたものだったのですが、なんと偶然にもその研究内容とほぼ同じ問題が、翌年の大学入学共通テストに出題されたんですよ。

三輪田学園中学校・高等学校の探究学習に関するポスター

▲探究学習のポスター

編集部

すごくハイレベルなんですね!高校での探究学習はどんな内容なのでしょうか。

上田谷先生

高校では教科の枠を取り払い、生徒自身が興味を持ったテーマについてじっくり時間をかけて探究します。中学校での学びも活かしつつ、文献調査や仮説の検証方法などの基礎を固めていきます。

研究成果は学内で発表するだけでなく、全員が外部のコンテストに応募します。過去には、自分で考えたレシピを料理コンテストに出して、全国で優勝した生徒もいました。

村上先生

2021年には、高校1年生4名のチームが鹿児島県鹿屋市が実施している「第8回かのや100チャレ」に応募し、最優秀賞を獲得しました。鹿屋市が抱える100の課題をいかに解決し地域を活性化させるか考えるアイデアコンテストで、本校の生徒は地域住民と外国人がコミュニケーションを取れるような異国文化カフェを作ろうという提案をしました。

1次予選を通過した8チームが招かれた本選では、スライドを使ってプレゼンテーションを行い、質疑応答にもハキハキと回答していました。審査員の方からも温かなコメントをいただき、とても良い経験になったのではないかと思います。

編集部

大人顔負けの研究を行っていることが伝わってきますが、6年間の学びを通してどのような成長が見られますか?

上田谷先生

自発的に物事を考え、積極的に行動する姿勢が身につくと思います。探究学習では基本的に教員は見守るだけで、生徒は自由な発想で研究を進めていきます。好きなことに取り組めるのでみんなイキイキしていますし、意欲的な姿勢を見せてくれますね。

村上先生

自分の将来を考える機会にもなりますし、実際に探究学習をきっかけに進路を決めたという生徒もいます。好きなことを本気で追求することによって、自分が輝けるステージを見つけて、生きる意欲にもつながっていくと思っています。

学習サポートや設備も充実。三輪田学園中学校・高等学校でのスクールライフ

ここからは、三輪田学園中学校・高等学校のスクールライフについて伺います。

自習や進路相談ができる放課後学習

三輪田学園中学校・高等学校のMIWADA Learning Lounge

▲自習スペース「MIWADA Learning Lounge」。テスト前はほぼ満席になり、追加の教室も…。

編集部

三輪田学園中学校・高等学校の学習サポートはどのようなものがありますか?

村上先生

小テストを頻繁に行って理解度を確認したり、長期休暇中に補習を実施したりしています。また、放課後には本校の談話室「MIWADA Learning Lounge」を開放し、自習をすることもできます。この時間にはリクルート社の社員と本校の卒業生も含めた現役大学生のコーチが来校するので、勉強の質問や、進路相談などができます。中2以上は19:00まで(中1は17:30まで)利用できます。

編集部

どれくらいの生徒が自習スペースを利用しているのでしょうか?

上田谷先生

毎日のように来ている生徒もいますし、クラブ活動がない日に週1〜2回ほど利用するという生徒もいます。家に帰ったらダラダラしてしまうからと、クラブ活動後に寄って勉強している生徒もいますね。

村上先生

試験前は談話室に入りきらなくて、追加で別の部屋を使うこともあります。友達と学び合えるので、モチベーションも上がります。

三輪田学園中学校・高等学校のMIWADA Learning Loungeに関する説明、本棚

▲自習に役立つ情報も掲示されている。

都内有数の大きな講堂に居心地抜群の図書館まで。充実した学校設備

三輪田学園中学校・高等学校の教室で授業を受ける生徒たち

編集部

ICT機器も積極的に取り入れられているそうですね。

上田谷先生

授業ではiPadにMacBook、電子黒板も使っています。この電子黒板は最新のもので、文字が見やすい・消しやすいだけではなく、授業の最後に二次元バーコードを読み取ると、欠席した生徒に黒板に書かれた内容を送ることができます。(現在、この電子黒板は1教室のみです。他の教室はプロジェクターが入っています。)

編集部

すごいですね。他にも特徴的な設備はありますか?

上田谷先生

図書館もご紹介したいですね。蔵書の数は5万5,000冊にものぼり、学校の中でいちばん日当たりがよく景色も楽しめる場所にあるので、ゆったりと読書を楽しめます。実際に本好きな生徒も多いですし、普段本を読まない場合でも「読書」という授業があるので、読書の習慣が身につくようです。

村上先生

中学1年生の授業では、本を読んで紹介用のポップを作るという時間もあります。また、高校生が直木賞の候補作から最も優れていると感じる作品を選ぶ「高校生直木賞」の選考会にも参加しています。あらかじめ、校内の選考会が行われ、国語科の教師も加わって深い議論が繰り広げられます。

本校の代表の生徒が実際の選考会に参加するのですが、そのときの本校の生徒の発言が本の帯に使われたこともありました。2023年も2名の生徒の言葉が選ばれて帯やポスターに記載されました。2024年は、本校代表の高校2年生が全国大会に出場し、しっかり自分の意見を発言していましたね。

三輪田学園中学校・高等学校の図書館

三輪田学園中学校・高等学校の図書館に置かれた本と紹介ポップ

三輪田学園高等学校の生徒の言葉が帯に掲載された2冊の本

三輪田学園高等学校の生徒の言葉が掲載されたポスター

▲図書館や、三輪田学園の生徒の言葉が掲載された発売記念ポスター

編集部

立派な講堂もあるそうですね。

村上先生

はい。本校の講堂は座席が1,100席あります。集会や講演会、合唱コンクールやクラブ発表会などもここで行いますし、映像設備や音響設備が整っているので、プロの音楽家などをお呼びして芸術鑑賞会を開いたり、映画を上映したりすることもあります。

三輪田学園中学校・高等学校の講堂

上田谷先生

体育館も大きいですよ。「体育館棟」と呼ばれる建物に、バスケットボールのコートが2面取れる広さのものが3階と地下の計2フロアあります。一般的な学校では体育館にステージが付属していたりしますが、本校では運動だけに特化したスペースを広く取っています。窓はありませんが、防音効果と、冷暖房完備で天候に左右されずにスポーツができます。

三輪田学園中学校・高等学校の体育館

三輪田学園中学校・高等学校からのメッセージ

三輪田学園中学校・高等学校入試広報部長の上田谷先生

▲お話を伺った上田谷先生

編集部

最後に、記事をご覧のお子さんと保護者の方に向けてメッセージをお願いします。

上田谷先生

本校はとても温かい雰囲気がある学校です。生徒の個性を見守り、伸び伸びと輝けるようにサポートするので、自分の居場所や好きなことが必ず見つかると思います。

校訓の「誠のほかに道なし」にもとづき、学習や行事に誠実に取り組めたかどうか振り返る機会もたくさんあります。たとえ失敗しても、「ここはちょっと頑張りが足りなかった」「次はこういう風にしよう」と次に活かすことで、未来をたくましく生きる力が身につくと思っています。本校で、自分らしく楽しく過ごしてみませんか。ぜひ見学にいらしていただき、三輪田学園を受験校の一つにしてもらえたらうれしく思います。

編集部

バリエーション豊かなグローバル教育や探究学習、生徒を見守る充実したサポート体制がすばらしいと思いました。また、校舎が非常にきれいで、設備が整っているのも印象的でした。何より、穏やかな先生方のお人柄から、生徒に誠実に向き合っておられるようすを感じ取ることができました。

本日はありがとうございました!

三輪田学園中学校・高等学校の化学室にあるドラフトチャンバー

▲設備の充実さも魅力の同校。化学室には学校では珍しい装置「ドラフトチャンバー」も設置。

三輪田学園中学校・高等学校の進学実績

三輪田学園中学校・高等学校の廊下

中学3年生から職業研究や大学研究などの進路指導を始める同校では、国公立大学や有名私立大学などに多数の合格者を輩出しています。また、法政大学、津田塾大学、東京女子大学と高大連携を結んでいるため、同大学の協定校推薦枠を保有していることもポイントです。

2023年度は卒業生177名のうち、お茶の水大学、筑波大学、北海道大学などの国公立大学に6名、早慶上理に8名、G-MARCHに48名が合格しました。また、推薦や統合型選抜を経て、103名の生徒が進学を決めています。

■近年の大学合格実績(三輪田学園中学校・高等学校公式サイト)
https://www.miwada.ac.jp/career/course.html

三輪田学園中学校・高等学校の保護者の口コミ

三輪田学園中学校・高等学校の正門前

ここからは、三輪田学園中学校・高等学校に通う・または通っていた生徒の保護者の声を一部抜粋して紹介します。

娘が「この学校がいい!」と譲らなかったので一緒に説明会へ行きましたが、親も何度も足を運びたくなるような魅力がありました。入学前後の印象も特にギャップがなく、とても満足しています。

落ち着いた伝統校の風格がありつつ、自主性を重んじるところが素晴らしいと思います。学校が生徒を信頼して見守ってくれるため、子どもも楽しく学校生活を送っているようです。

勉強をかなりしっかりやらせる学校です。進度も速く、内容も高度な一方、サポート体制がしっかりしているので安心できます。長期休暇中の補習は希望制と必修がありますが、ほとんどの生徒が受講していると聞きました。

温水プールや冷暖房完備の体育館、床暖房つきの図書館など、施設がとても充実しています。教室もきれいですし、講堂からは靖国神社の緑も見えます。

穏やかで落ち着いた雰囲気といった声が多数見受けられました。また、自主性を重視しのびのびと過ごせる一方で、勉強のサポート体制が非常に充実しており、着実に学習習慣が身につくといった声も多く上がっていました。

三輪田学園中学校・高等学校へのお問い合わせ

三輪田学園中学校・高等学校の制服

運営 三輪田学園中学校・高等学校
住所 〒102-0073 東京都千代田区九段北3-3-15
電話番号 03-3263-7801
問い合わせ先 三輪田学園中学校・高等学校
公式ページ https://www.miwada.ac.jp/

※詳しくは公式ページでご確認ください