6年で3回の海外留学も。実践学園中学・高等学校が実践する本気のグローバル教育|中高一貫校

ぽてん読者の皆さまに、特色ある教育プログラムで注目を集める学校を紹介するこの企画。今回紹介するのは、東京都中野区にある共学・私立の中高一貫「実践学園中学・高等学校」です。

「豊かな人間味のある、真のグローバル人材の育成」を教育理念として掲げている同校では、2022年にグローバル人材の育成を目的としたリベラルアーツ&サイエンスクラスを新設。言語スキルにとどまらず、幅広い教養や豊かな国際感覚、異文化対応力などを磨くさまざまなプログラムを提供しています。

今回は、そんな実践学園中学・高等学校の教育理念やグローバル教育の特徴、スクールライフの魅力などについて、校長の大木先生に詳しくお話を伺いました。

豊かな人間味のあるグローバル人材を育てる実践学園中学・高等学校

実践学園中学・高等学校の大木校長先生

▲インタビューに答えてくださった実践学園中学・高等学校の大木校長先生

編集部

まずは、実践学園中学・高等学校の建学の精神や教育方針を教えてください。

大木先生

本校の建学の精神は、「学問の習得をとおして、自己実現をめざし、人類・社会に役立つ人材づくりをする」です。これには「世の中のため、人のために尽くせる人間になってほしい」「そのための志を立てて一生学習を続けてほしい」という想いが込められています。

それをもう少し具体化して教育理念として掲げているのが、「豊かな人間味のある、真のグローバル人材の育成」です。人間性に富み、志が高く、正しい道徳心をそなえ、国際感覚に優れた、社会に役立つ人材の育成を目指しています。

もともと本校は、”東京堂教習所”という元書店の、社会人育成のための教育機関が起源となっています。創立後約100年を迎えますが、しっかりした立派な社会人を育成したいという精神は、いつの時代も変わらず脈々と受け継がれているんですよ。

教員や先輩の姿を見て「あいさつ」を大切にする礼儀正しさを学ぶ

「あいさつを大切にします」と書かれた実践学園中学・高等学校の垂れ幕

▲校内の垂れ幕には「あいさつを大切にしている」という教育方針が書かれていた

編集部

実践学園中学・高等学校の校風を教えてください。

大木先生

学校説明会などの場で外部の方によく言われるのは、礼儀正しいということですね。「生徒も教師も言葉が丁寧で挨拶がとても良い」というお言葉をいただくことが多いです。

編集部

先ほど、「あいさつを大切にしている」という垂れ幕がかかっているのを拝見しました。

大木先生

そうですね。教育目標として掲げているような”社会に役立つ人間”になるためには他者と良い人間関係を築くことが不可欠であり、高いコミュニケーション力が求められます。その高いコミュニケーション力を身につけるための第一歩が、挨拶だと思っているんです。

ただ「おはよう」とか「さようなら」と言うだけなら簡単なことですが、相手の表情や置かれたシチュエーションなどを踏まえて、適切な言葉選びや動きをするというのが本校が目指す姿です。「さようなら」ではなく「失礼します」という方が適切なシーンもありますし、声の大きさや会釈の仕方などによって与える印象は大きく異なりますからね。

本校では教師がそれを意識して見せていますから、それを見て生徒が学び、先輩を見て後輩が学ぶといった具合で、自然と学校全体に根付いていっているのだと思います。

「リベラルアーツ&サイエンス(LA&S)」で真のグローバル人材を育成

実践学園中学・高等学校のリベラルアーツ&サイエンスクラスの生徒が授業を受けている様子

編集部

ここからは、教育プログラムについてお話をお伺いしたいと思います。教育理念にもあるように、御校ではグローバル人材の育成に力を入れていると思いますが、特徴的な取り組みについてご紹介いただけますか?

大木先生

本校の中学校は1学年が5クラスほどあるのですが、そのうち1クラスはリベラルアーツ&サイエンスクラス(以下、LA&Sクラス)と呼ばれる、特にグローバル教育に注力したクラスです。

もともとは高校に同様のコースがあったのですが、それが高い成果を発揮したこともあり、中学校のクラスでもはじめてみようということになったんです。2022年にこのクラスを導入し、1期生が今年中学3年生になったという状況です。

主要教科は英語で!言葉で垣根をつくらないバイリンガル人材を育成

実践学園中学・高等学校のリベラルアーツ&サイエンスクラスの生徒がネイティブ講師による授業を受けている様子

▲実践学園中学・高等学校に在籍するネイティブスピーカーは10名!(2024年6月時点)LA&Sクラスではオールイングリッシュの環境が当たり前。

編集部

LA&Sクラスにはどのような特徴があるのでしょうか?

大木先生

LA&Sクラスの一つの大きな目標は、「言語で垣根を作らないバイリンガル人材」の育成です。

英語は大学受験のためにも不可欠な科目ですが、本来は一つのコミュニケーション手段ですから、相手が言っていることを理解し、自分が言いたいことを伝え、社会的に活躍するための手段として活用できるような英語力を磨いていきます。

そのため、LA&Sクラスでは国語以外の主要教科はすべて英語で実施します。英語でさまざまな分野のことを学び、論理を組み立て、説明する力を身につけていきます。

また、英語で会話することを習慣づけるために、ホームルーム前の10分の朝学習時間を活用して、身の回りの出来事や新聞に載っているようなことについて意見交換をするトピックスピーキングの時間も設けています。

中1の段階では「週末何してた?」というような簡単なトピックから始めて、少しずつレベルアップしていって、最終的には難しい社会的なニュースも取り扱うようになります。続けているうちに、将来、英語を使って仕事ができるようなレベルまで上達しますよ。

編集部

中学校に入学したての段階で、ネイティブの先生が授業やホームルームで話している内容をすべて理解するのは難しいような気もしますが、何かサポート体制はあるのでしょうか?

大木先生

授業には日本人の教科担当も参加していて、難しい内容は日本語で補足するようなこともあります。また、担任も日本人とネイティブの2人の教師が務めていますので、ひとり一人の状況を見ながら日本人教師が適宜フォローをしています。

LA&Sクラスは各学年10人前後でクラスを編成していますので、生徒それぞれの状況を把握して成長をサポートしやすい環境にあるんですよ。

3回の海外留学やグローバルリーダーシップ研修など、実践的な学びの機会が充実

編集部

LA&Sクラスには、海外留学のプログラムも用意されているのでしょうか?

大木先生

LA&Sクラスでは、中2から留学プログラムがスタートして、全生徒を対象とする海外研修の機会が6年間で3回設けられています。

まず、中2ではオーストラリアで2週間の語学研修を受けます。

中3ではアメリカやカナダに半年間の留学に行きます。ホームステイをしながら、生徒一人ひとり別々の学校に通うんです。

さらに、高2では約2週間のアジア研修を予定しています。近年はマレーシア、シンガポール、タイなどの東南アジア系の国々も世界的に力を持ってきていますから、そういった国々で様々な国の人々と課題解決に取り組む経験も必要だと考えているんです。

実践学園中学・高等学校のオーストラリア研修の様子

▲オーストラリア研修での様子

大木先生

また、年に1回、カリフォルニア大学バークレー校から戦略的リーダーシップの専門家、Frank Schultz博士をお呼びして実施する「グローバルリーダーシップ研修」の機会も設けています。

ビジネスモデルについての講義を受けたあと、チームで数日間ディスカッションを重ねて、最終的には新しい商品やサービスの提案を行います。

世界トップクラスの大学の授業を生で体感するわけですが、留学を経験した後の高校生はしっかりと内容を理解していますからびっくりしますよ。こうした学びの機会にインスパイアされて、ビジネス系の学科に意欲を持って進学する生徒も増えています。

グローバルリーダーシップ研修でカリフォルニア大学バークレー校のFrank Schultz博士と話す生徒たち

▲グローバルリーダーシップ研修では、カリフォルニア大学バークレー校のFrank Schultz博士から直接学ぶことができる

多様な文化や価値観を理解して柔軟に適応できる力”CQ”を養う

編集部

ほかにも、LA&Sクラスの特徴があれば教えてください。

大木先生

本校では、グローバル人材とはただ英語が喋れるということではなく、「多様性を認め合いながら社会性を発揮できるような人材」であると捉えています。

そこでLA&Sクラスでは、CQ(カルチュラルインテリジェンスクオティエント)つまり、多様な文化や価値観を理解して柔軟に適応できる力の養成を意識して授業や総合学習を行っています。

人の能力を図る指数として、IQ(知能)、EQ(心の知能)というのは言われるようになって久しいですが、最近はこのCQ(異文化適応能力)というのもグローバル人材に必要な資質として注目されています。

外資系の会社などではこのCQを意識して研修を行うところも増えてきているようですが、教育現場でこのCQを取り込んでいる事例は聞いたことがなく、本校のLA&Sクラスならではの特色だと考えています。

編集部

具体的にどのようなことをして伸ばしていくのでしょうか?

大木先生

CQを高めていくには、実際に英語を使っていろいろなことを体験して、人と交流して、社会的なものに触れて、成功したり失敗したりするという体験が必要だと思っています。

例えば留学はその絶好の機会ですが、LA&Sクラスではその留学前後に「CQアセスメント」と呼ばれるアンケート形式のテストを実施します。

これは異文化への興味や知識、文化の違いに対してどう行動するかということを測るテストで、自分のCQ値を知ることで、効果的に高めていくことができます。

年に1回の「実践LIVE」で学びの成果をプレゼン

実践学園中学・高等学校の実践LIVEの様子

▲実践LIVEのプレゼンで、生徒たちの「伝える力」が鍛えられている

編集部

日々の授業や留学の成果を発表するような機会は設けられているのでしょうか?

大木先生

毎年年末に、「実践LIVE」というイベントを開催しています。中高のLA&Sクラスの生徒が一堂に会して、1年間の授業や留学などを通じて得た成果をプレゼンします。

中1の段階では、普段の生活や授業など身の回りのことについて英語でスピーチしますが、学年が上がるにつれテーマも高度化して、「ITをより発展させるためには」といった社会的なテーマも扱うようになります。

高校3年生は大学受験も控えているのでプレゼンは行いませんが、普段取り組んでいる演劇の授業や自己主張トレーニングの授業の内容も取り入れながら、英語劇を行います。

海外での研修の機会を積んだ高学年になると、身振り手振りも含めて主張がとても上手になりますし、ただ英語ができるだけではなく伝える力がしっかりと身についているというのを感じますね。

編集部

立派な先輩たちの姿を見ることで、後輩たちは大きな刺激を受けそうですね。

大木先生

まさにそのとおりだと思います。実践LIVEは準備の段階から学年関係なく一緒に行うので、先輩が後輩にアドバイスをしているような様子も見られますよ。

編集部

普段から縦のつながりはあるのでしょうか?

大木先生

各学年人数が少ないので、縦のつながりは強いです。普段から、英語に自信がない子を高校生が応援するような様子も見られます。

先日は、金融教育を一緒にやっていましたね。アメリカでは小学生くらいから金融教育をやっていると言いますからそれをお手本にした授業を取り入れているのですが、上級生がアドバイザーの役割を担って授業を進めていましたよ。

探究学習を通じて"ローカル"を含めたグローバル視点を養う

編集部

LA&Sクラス以外のクラスでは、どのようなグローバル教育を行っているのでしょうか?

大木先生

一般クラスでも、ただ机に座って英語を学ぶのではなく、グローバルな視点を育てるような探究の機会をたくさん設けています。

ちなみに本校は”ローカル”を含めてグローバルな視点を育てることをグローバル教育だと捉えていますので、まずは日本に対する理解を深め、日本人としてのアイデンティティを育むような活動を行っていきます。

例えば、中1では浅草、中2では鎌倉と京都・奈良を訪れるんです。いずれも日本の歴史や文化が色濃く残っている場所ですからね。

探究学習で鎌倉に訪れたときの様子

▲探究学習では鎌倉に訪れ、日本の歴史や文化を学ぶ

編集部

確かに、海外の人に日本のことを聞かれて、実はあまり知らないなと気付くこともありますよね。自国の文化や伝統を認識しておくことは、海外の方とコミュニケーションをとるうえでとても大切なことですよね。

大木先生

そうですね。高校では、落語や能、歌舞伎など、日本の文化や伝統に触れる「文化芸術day」というイベントもあります。

このイベントでは、「能とはこういうものだ」という理屈を教えるだけではなく生で鑑賞したのちに体験するところまでセットで行います。

舞台に上がって能の所作を教えてもらったりお面を付けてみたりするわけですが、そういう体験をすることで、教科書やインターネットではわからない面白さが見えてくるんです。例えばお面を付けて視野が狭くなった状態でパフォーマンスをする難しさなんかは、実際に体験してみないとわからないですよね。

実践学園中学・高等学校の文化芸術dayの様子

▲文化芸術dayで能舞台に立つ生徒

全員参加のニュージーランド研修をはじめとして、さまざまな留学プログラムを用意

編集部

LA&Sクラスの生徒は、6年間で3回の海外留学を体験するとのことでしたが、一般コースの生徒にも、海外留学の機会は用意されているのでしょうか?

大木先生

はい。まず中3では、福島県のブリティッシュヒルズで1泊の留学体験をします。ここではオールイングリッシュの環境で英語を学ぶとともに、イギリスのマナーや習慣などに触れて国際理解を深めます。

そしてそれを踏まえて、中学3年生の夏には約2週間のニュージーランド修学研修旅行を実施しています。ホームステイをしながら、現地にある姉妹校に通います。

ニュージーランドでは日本のことを紹介するような姿も見られて、これまでの学習の成果で「自国のこと、自分のことをしっかり英語で伝えなきゃいけない」という意識がしっかり備わってきているというのを感じますね。

編集部

ニュージーランド修学研修には全員が参加するのでしょうか?

大木先生

はい。本校では、中学校が発足した約30年前からグローバル化を意識して姉妹校としての交流を開始していて、当時から全員参加で行っています。この時代に全員参加の海外研修というのはかなり珍しかったと思います。

ちなみに、2~3カ月、半年、1年など、さまざまな期間の任意の留学プログラムも用意しているので、希望者はさらに本格的な留学をすることも可能ですよ。

LA&Sクラスの生徒がさまざまなところに留学に行っている様子を見て、ほかのクラスの生徒が「自分もやってみよう」と影響を受けることもあるようです。LA&Sクラスの生徒が、本校のグローバル教育を引っ張っていってくれていて、学校全体によい影響が広がっていると感じますね。

実践学園中学・高等学校でのスクールライフ 

実践学園中学・高等学校の屋上にある「実践の森」

ここからは、大木先生と校内を回りながら、実践学園中学・高等学校の特徴的な施設や生徒の様子をお伝えしていきます!

野菜の収穫や米作り体験も!屋上に広がる「実践の森」

実践学園中学・高等学校の屋上にある「実践の森」

▲屋上にある「実践の森」。生徒が環境問題に関心を抱くきっかけにもなっている

編集部

屋上には緑が広がっているんですね。

大木先生

ここは本校自慢の「実践の森」です。

武蔵野の自然を再現していて、武蔵野に植生する植物がたくさん植えられています。池にはメダカが泳いでいますよ。盛り土をして下に散水用のホースを張り巡らせているのですが、散水や池の水の循環のために必要な電力はソーラーパネルや風力発電で作るなど、エコな環境を作り上げています。

農園もあって、家庭科の授業では、芋、トマト、キュウリ、ナス、柿、栗などさまざまな野菜や果物を栽培しますよ。田んぼもあります。

実践学園中学・高等学校の屋上にある「実践の森」

▲東京都以外にも、環境大臣賞を受賞するなど多方面から評価されている

編集部

実践農園には田んぼもあるのですか?

大木先生

はい。コロナの影響もあって最近は活動が縮小気味ですが、環境プロジェクトという有志のメンバーが田植えをして、米の収穫までを体験することができます。

米作りは簡単ではなくて、水やりに失敗したりスズメに食べられてしまったり、さまざまな難関があって、田植えを始めてから収穫するまでに5年ほどかかりました。そういった失敗体験も含めて、田植えしてから収穫するまでの一連のプロセスがここで体験できるんですよ。

生徒たちがエコな環境に対して興味関心を持つきっかけにもなっていると思います。

自習のために建てられた建物も。充実した自習環境が魅力

編集部

ここは自習室ですか?購買のようなものや、本棚もありますね。

大木先生

ここは生徒ホールです。お昼時はここで食事をすることができます。放課後は生徒が残って勉強をしていますね。

実践学園中学・高等学校の生徒ホール

▲職員室に近いところにある生徒ホール。先生に質問しながら学習する様子も見られる

編集部

門を出たところにあるこの建物は何ですか?

大木先生

ここは、自由学習館と呼ばれる生徒の勉強部屋です。もともとは先ほど見ていただいた生徒ホールが放課後の学習スペースとして活用されていたのですが、定期考査前には満員になってしまうこともあり、もっと良い学習施設を作りたいということで建てられたんです。

先生に質問があるときは生徒ホールを使いますが、黙々と自習をする際には皆さん自由学習館を活用しています。

実践学園中学・高等学校の学習施設「自由学習館」

▲他校では見られない斬新な学習施設「自由学習館」。2013年には日本建築大賞を受賞している

大木先生

中には、窓の方を向くような形でひな壇上のテーブルが並べられていて、外の緑を眺めながら学習することができます。また、6~10人まで入れるような個室もあるので、友達同士で教え合いながら勉強することも可能です。

正門の外にあるので、ここは学校ではありません。自分の勉強部屋に行くような感覚で使ってもらいたいと思っています。

編集部

気持ちが切り替わって集中できそうですよね。とても素晴らしい学習環境が整っているということがよくわかりました!

実践学園中学・高等学校からのメッセージ

実践学園中学・高等学校の大木校長先生

編集部

最後に、実践学園中学・高等学校に興味を持たれた方に向けてメッセージをお願いします。

大木先生

本校には、本当にさまざまな生徒がいます。卒業生の進路を見ても、東大の大学院に入って研究をやっている方、音楽の道で生きている方、スポーツの分野で活躍している方、テレビや舞台で活躍している女優さんなど、本当に多種多様です。

さまざまな個性を持つ子が自分の居場所をしっかり見つけて志を立てて、将来に向かって進んでいける場所だと思いますので、自分の可能性を信じて、ポジティブな気持ちでぜひ本校に挑戦してみていただければと思います。

そして、我々はそれをしっかりとサポートして、応援していきたいと思っています。

編集部

ありがとうございます。インタビューを通して、御校には、生徒の可能性を高めるオリジナリティあふれる教育プログラムがあるということがよくわかりました。

本日はたくさんの貴重なお話をお聞かせいただき、ありがとうございました!

実践学園中学・高等学校の進学実績

実践学園中学・高等学校の正門

実践学園中学・高等学校の合格実績を見ると、毎年安定して早慶上理やGMARCHなどの難関私立大学への合格者を輩出していることがわかります。2024年度の合格実績は、早慶上理10名、GMARCH55名でした。

また、近年は海外大学への合格実績も増えています。2024年には、ノースアラバマ大学(アメリカ)、ゴンザガ大学(アメリカ)、ヘストン大学(アメリカ)、グリフィス大学(オーストラリア)などに進学しており、合計で8つの海外大学への合格者を輩出しています。

■実践学園中学・高等学校の進学実績(公式サイト)

https://www.jissengakuen-h.ed.jp/course/results/

実践学園中学・高等学校に通う生徒の口コミ

実践学園中学・高等学校の校章

ここでは、実践学園中学・高等学校に通う生徒の口コミを紹介します。

文武両道を実践している生徒が多い。生徒ひとり一人のやりたいことを尊重してくれる学校。

生徒がみんな礼儀正しくて明るい。

多種多様な興味や才能を持った生徒が集まっている印象。

LA&Sクラスではインターナショナルスクールさながらの英語環境が整備されている。

全国大会優勝経験があるバスケ部を始めとして、卓球、バドミントン、サッカー等、強豪運動部がたくさんある。

部活動も盛んで、受験勉強以外にも自分のやりたいことを見つけて両立している生徒が多いようです。礼儀正しさを評価する声も複数見られました。

実践学園中学・高等学校へのお問い合わせ

運営 実践学園中学・高等学校
住所 東京都中野区中央2-34-2
電話番号 03-3371-5268
問い合わせ先 https://www.jissengakuen-h.ed.jp/inquiry/
公式ページ https://www.jissengakuen-h.ed.jp/

※詳しくは公式ページでご確認ください